リコーダーアンサンブル感想

 

1組  2組  3組  4組  5組  6組  7組  8組

1組


 僕は今回、吉澤実リコーダーアンサンブルコンサートをお聴きして、
一つ一つのリコーダーの音色が違い、迫力のある曲や静かな曲もあり、一曲一曲聞き入ってしまいました。僕は、ソプラノ リコーダーとアルトリコーダーしか吹いたことがないので、今回の演奏を聴いてプロはさすがだなと思いました。

 中でも一番印象に残った曲は、1077年に作曲された「小鳥愛好家の楽しみ」です。その曲がどうして印象的だったのかというと、吉澤さんが感情を込めて吹いていらっしゃって、まるで小鳥が本当にさえずっているかの様 で、どんどん引き込まれていき、楽しい気分になったからです。他には、「イタリアン・グラウンド」という曲が心に残りました。この曲は、リコーダーとリュートのハーモニーが重なり 、とても素敵な音色でした。たくさんの楽器で演奏するのも凄いけれど、二、三人で演奏するのもまた違って良いなと思いました。

 吉澤さん達は、今までどのくらい練習してきたのかは分かりませんが、一つのことをとことんやり続けることで、こんなにも素晴らしい曲が奏でられ感動を与えられるのですから、努力を惜しまないことが大切だと感じました。僕は今まで音楽にはあまり関心がなく、楽器を弾くことも出来ませんが、江戸取に入学して、木管五重奏や今回のリコーダーアンサンブルを聴く機会を与えていただいて、少し楽器についても興味がわいてきました。僕ならヴァイオリンを弾いてみたいです。

 今回のリコーダーアンサンブルをお聴きして、改めて音楽以外でも一つのことをやり抜くことは大変なことですが、勉強にしろスポーツにしろ、やり続けることに意義があることを知りました。これからの学校生活で一つのことに興味を持ち、その結果が出るように日々努力していきたいです。また、同じように音楽を聴くことが出来たら楽しみたいと思います。



2組


 私は、吉澤実さん達のリコーダーアンサンブルをお聴きして、リコーダーとリュートとヴィオラ・ダ・ガンバの楽器だけできちんとした演奏になっていることや、きれいなハーモニーを生み出していることは、とてもすごいことだと思いました。
 そして、小鳥とリコーダーの演奏では、皆さんととてものびのびと楽しそうに演奏されていたので、聞いているこちら側もそれが伝わり、集中して聞くことができました。

 
音楽は演奏の上手い下手だけではなく、演奏者の心も音に乗って伝わってくるので、弾き方や感情次第で聞き手を引きつける力も違ってくるのだなと実感しました。
 
特に吉澤実さんのリコーダー演奏は、ご本人のリコーダーに対する愛情が伝わってくるものだったと思います。そのような自由に奏でる音色は、すんなりと私の耳に入り、その世界に引き込まれていくような気さえしました。

 リコーダー1つでこれだけ人を引きつけられる事に正直驚きましたが、これも吉澤実さんらの魅力だと感じます。
 他にも、様々な演奏や笛についてのお話をされていましたが、大きさや音色の違いを知ることができ、興味深かったので楽しみながらお聞きすることができました。
 私は、このような本格的な演奏を聞くのは今回で2回目でしたが、やはり何度聞いてもプロの方々の演奏はすばらしいと思いました。

  


3組


 12月11日、吉澤実さん達によるリコーダーアンサンブルをお聴きしました。私は、今までにソプラノリコーダーとアルトリコーダーしか吹いたことがなく、また見たことがなかったので、この日を楽しみにしていました。

 そして、会場に着いた時にそのリコーダーの種類の多さに驚きました。20種類以上もあり、その大きさや形など1つ1つ違ったのです。まず、リコーダー以外の2つの楽器の感想についてです。まず
リュートという楽器についてです。見た目はギターのようでしたが、心が癒されるような今までに聴いたことのない美しい音色でした。ヴィオラ・ダ・ガンバの方は、思っていたよりも柔らかい音でした。しかし、膀胱結石手術の図では、力強い音も聴くこともできました。

 次に、リコーダーについてです。思ったことが3つあります。
 1つ目は吉澤さんの吹き方によって、同じリコーダーでもふるえる細かい音から、強く勇ましい音まで出るということです。それぞれに感情が込められていて、つい聞き入ってしまいました。
 2つ目はリコーダーにも長い歴史があるということです。リコーダーではありませんが、縄文時代や弥生時代の土笛の音を初めて聴くことができて、とても良い経験となりました。 3つ目は先ほども少し触れましたが、種類の多さについてです。大きいものは2メートルくらいあり、小さいものは指の長さくらいでした。
すべてに特徴があり、どれも素晴らしかったのですが、私は小鳥に似た高い音のリコーダーに特に魅力を感じました。様々な種類のリコーダーを見ることができ、その音色まで聴くことができて嬉しかったです。

 最後に、吉澤さんと一緒にきよしこの夜を演奏しました。プロの演奏家の方と演奏できる機会なんて、滅多にないと思います。素晴らしい機会を設けて下さった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。


4組


 僕は、吉澤実さんの演奏を聴き、音で色々なものが表現できるのだなと思いました。
 例えば、「冬、森、シャンソネッタ、テデスカ」は、最初今まで聞いた音楽とはまったく違うと思いました。しかし、
聞いていくうちに、頭の中に薄暗い森の中で小鳥、犬などがいる様子が浮かんできました。楽器の音色で風景が表現できて面白いと思いました。
 また、「膀胱結石手術の図」では、部屋のベッドの上で、男の人が手術を受けて痛みに耐えている姿が目に浮かびました。低い音色が目立ち、不安な感情を表現しているように感じました。僕は、これを聞いて、気持ちを音色で表現することもできるのだなと思いました。

 曲の合間に、笛の紹介があり、中でも、石笛、弥生の土笛、縄文の土笛が印象に残りました。これらは、形が他のリコーダーとは違い、丸いものでした。また、素材もリコーダーが木や金属でできているのに対し、これらの笛は、土や石が材料となっていたからです。音色も、特に石笛は、隙間風のようなさみしげな音がしました。 様々な笛の音を聴きながら、僕は、これらの土笛や石笛は、どんな時に使われたのだろうかと考えました。自分達の先祖が、昔、神様に祈りをささげるために、演奏をしたのかもしれません。

 感情の表現や風景の描写は、文章で伝えることですら難しいことだと思います。しかし今回の演奏を聴いて何百年も前に生きていた人が想像したことが音楽によって再現できるというのはとてもすごいことなんだなと思いました。
良い演奏者は上手に楽器を弾けるだけではなく、表現する力のある人なんだなと思いました。また、今回のような演奏会があれば聴いてみたいと思います。  




5組

 ぼくはこれまで音楽の時間などでリコーダーをやるとき、楽しいと思ったり、もっとやりたいと思ったことがありませんでした。それはリコーダーにあまり興味がなかったからです。しかし、今回吉澤実さんのリコーダーの素晴らしい演奏を聴くことができ、リコーダーが少し好きになりました。

 ぼくが吉澤実さんのリコーダー演奏ですごいと思ったところはたくさんありますが、ここでは2つ書こうと思います。
 1つ目は、
3人の演奏の息がぴったりと合っていたことです。吉澤実さんたちは、始めから終わりまでぴったりと息を合わせていました。ぼくは、たまに音楽でリコーダーを演奏する時があるのですが、ぴったりと息を合わせることができません。ぼくは、そこがすごいと思いました。
 2つ目は、どんなに速い演奏のときでも、しっかりとタンギングができていたところです。吉澤実さんたちの演奏では、急に速くなったり、急にゆっくりになったりしていました。そんなときでも吉澤実さんはタンギングができていました。
ぼくはリコーダーでタンギングが最も苦手です。でもこれからは、吉澤実さんのようなとてもきれいなタンギングができるように努力したいです。

 ぼくは、今回吉澤実さんのリコーダーアンサンブルを聴かせていただいて、学ぶことがたくさんありました。これからの音楽のリコーダーの授業では、吉澤実さんのように上手にできるように努力していきたいです。



6組

 私は小学校の頃に吹奏楽部に所属していたということもあり、とても音楽に関心がありました。そんな中リコーダーアンサンブルをお聴きすることが出来ると知り、とても楽しみにしていました。そして実際にお話をお聴きしてみるとどれも実に興味深いお話でした。いろいろなリコーダーを見ることも出来、普段私達が使用しているアルトリコーダーや小学校の頃に使用していたソプラノリコーダーと見た目の違いや音色の違いを楽しむことが出来ました。

 1曲目のカンツォンという曲では短めのリコーダーを使った演奏をして下さり、私達のリコーダーのイメージとは違う、高く繊細な音色が印象的でした。いつか 、ぜひ私もいろいろなリコーダーを演奏してみたいと思いました。
 他にも小鳥とリコーダーのお話とそれに関連づけた演奏がとても興味深く面白かったです。リコーダーという名前には『鳥に歌を覚えさせる』と『記録させる』という意味があるそうですが、これは実際に鳥用の曲を作成し、鳥に覚えさせたというリコーダーの歴史に関係しています。そのため非常に良く鳥の鳴き声に似ている音色のリコーダーもあり、演奏もとても素敵でした。

 また、永田平八さんのリュート、福沢宏さんのヴィオラとのハーモニーが素晴らしかったです。そして、最後の皆での大合奏。クリスマスも近いということで皆で「きよしこの夜」を吹きましたが、あんなに大人数での合奏は初めてだったので、どうなるのかドキドキしましたが、皆で合奏をするということはとても楽しい、一生の思い出になりそうでした。こんなにも素晴らしい演奏をお聴きし、一緒に合奏までさせていただくという貴重な体験をさせていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。そして、あんなにも上手に皆さんが演奏出来るのは、きっとたくさんの努力をしてこられたのだと思います。そして私もそのことに尊敬の意を抱き、勉学に励みたいと思いました。



7組

 12月11日水曜日に、僕たちは吉澤さん達の演奏を聴きました。まず。始まってからの第一印象は、生まれてから大人になるまで、ずっと音楽が好きで沢山練習していたので、聴いている人の誰もが心をおだやかにさせてくれるのだと感じました。
 さらにもう1つ感じたことがあります。今まで自分は母と兄弟で音楽を聴きに行ったことがありました。しかし、その時はまだ自分自身が幼かったこともありますが、始めの方はある程度聴いているのですが、終わる頃にはもう聴いているのか聴いていないのか分からないような感じでした。しかしこのリコーダーアンサンブルは、始めから最後まで集中して聴けました。

 僕は吉澤さんたちが弾くメロディーや曲に感心しました。その感心する理由がパンフレットのプロフィールを見ても感じました。吉澤さんは、武蔵野音楽大学を卒業し、テレビやラジオ、さらには海外でも活動し、永田さんや福沢さんも音楽専門の大学を卒業しテレビや世界で活動しているそうで、とても立派な人達だなと思いました。

 今、文章を書いていて思ったことがあります。
 1つ目は音楽にもっと接する機会を増やしたいと思いました。
音楽は人の心を落ちつかせたりしてとてもよいことが分かったからです。
 2つ目は江戸川学園取手中には、テレビで活躍している人や、音楽専門の人たちなどとても立派な人たちが毎年のように来ています。そのような大切な機会を1つ1つ大切にしていきたいと思います。


8組

 吉澤実リコーダーアンサンブルのコンサートを聴きました。リコーダーは、小学校の時から親しんできた楽器なのでどんな演奏が聴けるか楽しみでした。リコーダー以外にも、普段見たことがないリュートや、ビオラ ・ダ・ガンバという楽器を聞くことも出来ました。楽器ごとの歴史や特徴を詳しく教えてくださってとてもおもしろかったです。

 演奏してくださったのは明るい曲や静かな曲など様々でしたが、どれも自然に惹きつけられ、体が引き寄せられる感覚を覚えました。私は普段とは違う音色を聴けるのも嬉しかったですが、
普段自分たちが味わえないようなハーモニーを味わえたのもとても良い勉強になったと思います。そして、僕が最も興味深かったのは、リコーダーの種類についてです。コンサートの合間に、たくさんの種類の笛を見せていただきました。一つ一つの音をじっくりと聴き比べられたことは良かったと思います。土笛は、素朴な音がしました。高い音を出す細長い笛もありました。琵琶で西洋の音楽を弾いていただいた時には驚きました。

 いろいろな調べにふれることが出来て、有意義な時間を過ごせました。
最後にアンコールとして、江戸取生全員で「きよしこの夜」を演奏したときは、プロではない私たちでも、中等部生全員が集まればこれだけの音量で透き通った素晴らしい演奏ができるのだととても感動しました。これからもみんなで演奏する機会があればと思いました。
 

「みんなの声」の目次に戻る