卒業生を囲む会に参加して、より受験に対するモチベーションが上がったというだけでなく、受験というものがより現実味を持って迫ってきました。
全体会では、先輩の「追いかけ続ける勇気があれば、全ての夢は必ず実現できる」という言葉と、別の先輩の「納得できる入試がしたい」という言葉が特に心に残っています。何かを追いかけるとき、持っている荷物が多すぎれば、それが邪魔になって、追いつけるものも追いつけなくなります。追いつくためには、荷物をいくつか捨てなければならない、ということになります。しかし、自分の持っていた物を捨てるには、勇気が必要です。僕は、ウォルト・ディズニーの「追いかけ続ける勇気があれば」という言葉の中で勇気とは、物を捨てる勇気なのではないかと思います。追いかける目標を志望校合格であるとすると、捨てなければならない荷物はたくさんあります。例えば俗に言う青春や、趣味・娯楽の時間、風呂に入る時間や食事の時間、プライド等です。この中でも特に捨てるのに勇気が必要なのが、プライドであると僕は思います。自分ができないことを認めるのは怖いことであるし、過去の栄光にすがって心を安定させたいものだと思います。実際、僕もいまだにプライドを捨て切れておらず、半年前やもっと前のよかった模試の結果にとらわれて、見つかった問題点に目をつぶったり、勉強したくないという気持を肯定したりしてきました。このようなプライドを捨てられるだけの勇気を持ち、志望大学合格という目標に、受験日という期間までに追いつけるよう、全速力で走り出したいと思います。
納得できる入試。僕もこういった入試がしたいと思いました。そうでなければ、この江戸川学園取手中・高等学校合わせて過ごした6年間が、何のための6年間だったのか、自分でもわからなくなってしまうような気がしています。納得できる物にするためには、入試本番まで、あきらめることなく全力を出し切ることが絶対条件であると思います。なので、今ここで手を抜いてサボっていては、納得できるはずがないので、頑張っていきたいと思います。また、この言葉が心に残っている理由は、これだけではありません。もう一つの理由は、仲間との関係が、とてもうらやましいものであったためです。その先輩の友達は、先輩が非常に不安になっていて、悩んでいるということを聞いて、あのような心強いメールを送ったのだと思います。そのようにギリギリまで応援し合い、励まし合い、支え合えるような理想的な友人関係を形成することが、本当に大切なことなのだと学びました。この前の体育祭は、そのような関係をつくるためにも、良い刺激になってくれたと思います。
分科会での先輩の話も、とてもためになるようなものでした。今回の卒業生を囲む会は、自分が高3であるということもあってか、今まで以上に心に響く物でした。このような機会を作ってくださった先生方、また忙しい中わざわざ自分たちのために来てくださった先輩方に、深く感謝しています。
「次は自分の番だ」
これが、今の私の心境を表した言葉です。中学3年生の時に初めて参加して以来、早くも4年の時が経ち、4度目となった卒業生を囲む会。毎年この会で先輩方のお話を聞く度に、いつかはやってきてしまう大学受験に対する不安と焦りを抱いてきました。高校3年生となった今、その感情はますます強くなっています。やらなければいけないことはたくさんあるにも関わらず、何から手を着ければよいか分からない、ただ時間だけが過ぎていく日々が続き、そのことが私の焦りに拍車をかけているのです。しかしそのような時、この会に参加し、先輩方からのアドバイスを頂いたことで、これからやらなければいけないことを時期ごとに整理できました。
「各教科の基礎固めは、夏休み前まで」という話は普段からよく耳にしますが、いざ学習計画を立ててみると、教科ごとで見れば理想の計画であっても、一日当たりの実践内容は確実にこなしきれないものばかりになってしまいました。そこで先輩方の体験談をうかがって、今の時期は夏休み以降に行う演習をスムーズに行えるような、最低限の知識を身につけることにしました。具体的には、英語であれば英単語、英熟語を完璧にし、数学であれば基礎解法を定着させることに専念します。そして夏休み中は理数系の応用問題に挑戦し、二次試験を意識した勉強を行おうと思っています。もちろん、センター試験で使用する文系教科の知識の習得も行うつもりです。
アドバイスの中には他にも、センター試験直前期や、センター後から二次試験までの期間の生活に関するものなどがありました。この話は今までなかなか聞く機会が無かったので、とても参考になりました。先輩方の生の声と言うこともあって新鮮さを感じました。このお話をおかげで、受験生らしい入試を視野にいればアバウトな計画も立て始めることができます。
このように考えると、今年の卒業生からのアドバイスは私にとって、最も現実的で刺激的でしたし、私にやる気と立ち向かう勇気を与えてくれたことを深く実感しています。大学受験に対する不安や焦りはまだ消えていないことは事実です。しかしそれに加えて、自分の限界に挑戦できる、受験という貴重な体験を通して、入試本番までに自分がどのくらい成長するのかに対する期待も生まれました。これから通る道は非常に険しいと思いますが、失敗も苦しみも全て、いつかは自分の自信につながるはずです。最初に述べたように、もう次は自分の番です。本番を前にしたとき、はじめは緊張します。しかし自分の力に自信があればあるほど、本番が待ち遠しく楽しみになると思います。その瞬間を味わう日まで、努力を積み重ねて全力を尽くします。
今回の卒業生を囲む会は、感銘をうけたというよりはむしろ崖っぷちまで追い詰められた、という感じがしました。先輩方の覚悟に比べて自分は何て甘かったのだろうという情けなさで、終始泣きそうでした。ですが泣いている時間は無駄なので、これから自分がどうするかをここに書いておこうと思います。まずは学習時間です。質と量を同時に確保するために私が考えたのは、東大の試験時間と同じように勉強するということです。先日、東大模試を受けたときに数学や理科の150分間や英語や国語の120分間はとても長いと感じました。その一方で、長いあまりにこの長い時間をフルに使えていないとも感じました。120分あるいは150分を集中力を維持して問題を解ききれば、もっとずっと成績は伸びるはずだと考えました。そこで日々の学習を2時間単位、科目を絞って時間内に目標の問題をこなし、間に10分ずつ休憩を挟むことにしました。平日にはこれを1コマ、休日には1、2コマ行い移動時間は単語などをやるとすると、平日では6、7時間(課外、紫峰館含め)、休日では12時間ほど勉強できました。しかしこれでも少ないと思うので、日々の生活の無駄な時間を全て勉強に充てようと思います。
次に一緒にがんばれる人をつくることです。2組には目標にしがいのある人が本当にたくさんいて、色々な発想や考えがあり、生活、勉強していて楽しいです。共に教え合ったり、別解を考えあったりできるレベルの人たちと一緒に過ごせることは幸せだと感じます。その一方で、何としてもこの人たちよりも頭がよくなりたい、勝ちたいという思いも非常に強いです。毎回毎回授業や課外で自分ができないことを他人がやっていると悔しくてたまりません。先輩が共に協力し合えるグループをつくるとよいとおっしゃっていましたが、先日、数人に誘ってもらいました。自分にとってとても尊敬できる人たちだったので、嬉しく感じる反面、今のままの自分ではつり合わないと感じ、早くその人たちに追いつけるよう今は一分一秒も惜しいです。勉強したいです。これから一緒に高め合っていこうと思います。
最後に、感謝の気持ちを持とうと思います。高3になって改めて両親のありがたさ、やりたいと言えばどんな添削や指導もしてくださる先生方のありがたさが分かるようになりました。周りを見渡すとこんなに恵まれた環境で好きなだけ勉強できる人は少ないと思います。自分への協力に答えるためにも、自分の夢を達成するためにも努力をしようと覚悟しています。
高校3年生の僕にとっては今回が最後の卒業生を囲む会となりました。今回も先輩方のお話から数多くのことを学ばされました。分科会では東京大学に合格した先輩が来てくださり、合格に至るまで実際に自分が何をしたのかについて詳しい話を伺うことができました。
今回の卒業生を囲む会を通して僕が最も強く感じたのは、合格への道のりは決して1つではなく、自分なりの方法を見つけることが大切であるということです。もちろん必要なことを怠っていては合格を手にすることはできませんが、必ずしも先輩方が皆同じやり方をしているわけではありませんでした。全員がそれぞれ「自分はこのようなやり方で東大までたどり着いた」ということをお話になっていました。ある1人の先輩がその人なりのやり方で受かったからといってそれをそっくり真似したとしても、それで東大に合格するとは限りません。大切なのは自分の好みや性格にあったやり方を見つけ、それを徹底すると言うことです。それができなければ東大には受からず、逆にそれができたら誰にでも東大へ行ける可能性があります。幸いにして、僕たち高3生にはセンター試験まであと7ヶ月、国公立二次試験まであと8ヶ月という時間が残されています。充分に余裕があるとまではいえませんが、確かにそれだけの期間はまだあります。ここでいかに力をつけることができるかで合格か不合格かが分かれます。正しく自分の力を見極め、今、何が足りないのか、何が自分には必要なのかを判断してそれを身につけていく必要があります。今回来ていただいた先輩方は皆その自律学習ができていました。また、東大にいる学生は誰もが自律して学習できているというお話でした。すなわちそれができない人は東大へ行くことができないということです。能動的、積極的に学習できる力を身につけ、必ず東京大学の合格と勝ち取ろうと思います。
東大を目指して学習するに当たり、先輩方は本当に勉強を楽しんでいました。受験勉強はとても厳しく、「地獄」などという表現がしばしば用いられます。長い間勉強を続けていくことは人によってはストレスになったりもすると思います。そのような勉強を楽しんで行うことは実に効率のよいことです。楽しいことならやる気も持続する上に、明らかに楽しんで勉強しているときの方が嫌々勉強しているときより身につきやすくなります。大学受験のように本気で勝負できる機会というのは決して多くありません。仲間と共に楽しんで勉強し、ぜひ受験を最高の思い出としたいです。
先輩方のお話を受け、僕たちも一緒に模試の過去問などを解いて交換し、採点し合うグループを作ることにしました。先に述べたとおり、先輩の真似をするだけで東大に行けるわけではありませんが、先輩の方法を参考に僕たちも学力をつけていきます。そして今回来てくださった先輩方の後を継ぎ、東大に合格しようと思います。
今年で最後の卒業生を囲む会に参加して、まず感じたことは自分が高校3年生であり、残された時間はあとわずかだ、ということでした。今回全体会でお話くださった先輩は、高校1年生、2年生のときにとても勉強したとおっしゃっていました。私はそれを聞いたとき、過去の自分をとても後悔しました。何故あのときもっと真剣に勉強しなかったのだろう。数学の基礎、英語や古文の単語、化学や生物の基本的な知識。やっておけばよかったと思うことは数え切れないほどたくさんあります。しかし、過去の自分はそれらを全ておざなりにして、自分のやりたいことばかりやってしまいました。今になってそれを強く実感しています。どれだけ後悔したとしても、時間を戻すことはできません。そのようなことができたら、私は今まで何度もやっていたと思います。しかし現実では不可能です。だから私は過去の自分がやってこなかった分まで、今、やらなくてはなりません。それはきっと、とても大変なことだと思います。でも、やらなければなりません。自分の行きたい大学に行くためにはやるしかないです。勉強はお金に似ていると思います。働けば働くほど貯まっていきます。しかし、働かなくなればどんどん減っていきます。勉強もやればやるほど自分の知識は増え、逆にやらなくなるとせっかく増えたのに知識も忘れていってしまいます。だから、これからは知識の貯金をして、知識の支出はゼロを目指していきたいです。
分科会では東工大と慶応大の先輩のお話を聞きました。その中でも印象に残ったことは、来年振り返るのはこの時期のことだ、ということでした。私は今、本当に寝る時間さえ惜しむような勢いで勉強しているかと聞かれたら、YESと答えることができません。このままの調子でいけば、後悔するのは目に見えています。私は後悔だけはしたくありません。それを言っていた先輩は、後悔だけはしないようにするということと、今から本気でやればまだ間に合う、とおっしゃっていました。だから、私は絶対に後悔しないために、本気で勉強します。もう一人の先輩がおっしゃっていた「授業中は絶対寝ない」のはもちろんのこと、自習に最適な場所を見つけ、学校にいられない時間帯はそこで引きこもりたいと思います。私が今足りないのは勉強の絶対量です。これからはとにかく量を増やしていって、その上で質も上げていきたいです。
今回の卒業生を囲む会を通して、大学に行きたい、という気持が一層強まりました。筑波大学医学部に行った先輩がおっしゃっていたように大学は思っているほど自由ではないかもしれません。しかし同時に、それでもやはり大学生活は楽しいとおっしゃっていました。私も自分の行きたい大学で、本当の意味で充実した日々を送れるよう、今自分にできる最高の努力をしていきたいです。
僕は6月16日に行われた卒業生を囲む会に参加して、今までの勉強を振り返ってみると後悔することがあります。
今回、オーディトリアムで行われた全体会で話をしてくださった3人の先輩方や、教室で行われた分科会で話をしてくださった2人の先輩の話を聞くと、早い人は中学生の時から、遅くても高校2年生の時から問題集をくり返しやったり、単語帳をくり返しやったりするなど、何かをくり返しやることでの基礎の定着ができています。特に印象的だったことは、定期試験や模試がある度に、その範囲の問題集をやることで、最終的に10周したという先輩がいたことです。これは僕自身も驚きましたし、周りのみんなも驚いているようでした。改めて考えてみると、どんな問題でも、基本ができていないと解くことができません。そして、その基本をつくるには問題集などをくり返し、徹底してやることが必要です。僕は問題集や単語帳を一応やってきていましたが、そこまで徹底してやっていたという訳ではありません。しかし、徹底してやることこそが本当の意味で「やった」といえるものです。そうしてちゃんとした積み重ねのある人が、最終的に合格していける人です。だから、今までの積み重ねが少ないことが僕が後悔したことです。しかし、後悔しているだけでは何も始まりません。受験が始まるまで残り6ヶ月しかありませんが、言い換えれば6ヶ月あります。さらに、そのうち1ヶ月は自由に勉強できる夏休みがあります。だから、今からでも積み重ねを少しでも多くしていけるように徹底した勉強をしていきたいと思います。
受験の始まりであるセンター試験は1月19日、20日にあります。センター試験は点を取れれば合格できるといわれるほど重要なことは言わずもがなです。そんなセンター試験に似せているのがマーク模試です。次にある模試が8月です。11月にあるのがセンタープレテストであるので、やはり8月の模試で結果を出したいところです。4月にやった模試の結果を振り返ると、理系にもかかわらず物理ができていなかったり、英語ができなかったりと改善点がたくさん見つかりました。センター試験もそうですが、1教科が満点でも、他の教科が点を取れていなかったら意味がありません。全教科を満遍なく取る必要があります。そのためには、苦手科目を残してはいけないと思います。まずは、8月の模試で4月にできなかったことをできるようにしたいと思います。
今回、卒業生を囲む会に参加して、自分がいかに甘えてきたかということを知りました。今から、その甘えてきた部分を取り戻すのでは遅いのかも知れませんが、しっかりの目の前にある現実と向かい合って、大学に合格できるように勉強していきたいと思います。
6月16日に夢を語る会がありました。先輩方の成功談を聞くのも今年が最後だと思うと感慨深いものでした。全体会でも分科会でも共通して先輩方がおっしゃっていたことは「自信を持つ」ということでした。私自身は自信が持てない方ですが、この会を通して自分がやってきたことに対しては自信を持てるようになりたいと思いました。全体会で印象に残った言葉は「自分が正しいと思う勉強方法を信じ、貫き通す」でした。勉強はやってもすぐに上がるものではないということはわかっていますが時々「この方法でいいのだろうか」と思い、不安になるときがあるのでこのアドバイスのおかげで安心できました。意外で驚いたことは「長期的な計画はアバウトに立てる」ということです。「アバウトとはどのくらいだろう」と思いながらお話を聞いていると「この時期までにこれをこれ位は終わらせる」という本当にアバウトなものだったので計画をぎゅうぎゅうに詰め込んで嫌にならないようにすることが大切なのだなと思いました。
分科会でのアドバイスで驚いたのは「秋になって過去問を解いたときに心が折れるかも知れないけれど挫けないでください」とおっしゃったことでした。二次を解ける基礎は身につけなければいけないみたいですが皆、最初は解けないからここでそんなに落ち込まなくてもいいというのは重要な情報だと思い、忘れないようにしようと思いました。夏休みの勉強場所は人によって様々で自分にとって最適な環境でやることが大切だ、ということが分かりました。あと受験体験者全員が「夏休みは大事だ」とおっしゃっていたので「夏を制するものは受験を制す」「夏休みは受験の天王山」という言葉は伊達ではないのだな、としみじみ思いました。「この時期にE判定でも気にしない」ということと「志望校のレベルは下げない」という事をきいたとき「やはりそうなのか」と思いました。先生からも聴いていたのですが、どちらかというと半信半疑に近い感じでしたが、体験者である先輩もおっしゃっていたので「最後まで諦めてはいけないのだな」と思ったのと同時に「第一志望に行きたい」という強い思いだけを信じて勉強するという覚悟がすごいと思います。だからこそ受験を乗り越えた者は強くなるのだなと思いました。
受験生となった今、卒業生を囲む会に参加して思ったことは卒業生のお言葉の重みが高1、高2と全く違うということです。高1、高2では受験は遠い未来の話だと思っていましたが高3では自分も体験するであろう現実の話だと感じられたからです。自分が第一志望に合格するか分かりませんが、どうせ体験するなら自分が納得できる結果にしたいと思います。この先、何回も不安になるかも知れないけれど後悔だけはしたくないと思います。
最後の卒業生を囲む会に参加して、私に分かったことは自分に合った勉強法を確立し、それを最後までやり遂げることができる人が大学受験を乗り越え、成功を勝ち取ることができるということです。今回の卒業生を囲む会に来てくださった先輩たちには、それぞれ異なった勉強方法がありました。また、どの先輩たちもその勉強方法が自分に合う勉強方法だと信じ、これをやれば自分の第一志望の大学に合格することができると自信を持って勉強していました。しかし、私にはまだそのような自信というものがありません。先輩たちは夏休みが終わるまでは基礎固めの時期だとおっしゃっていました。今現在、私が日々の勉強でやっている勉強は基礎固めのものがほとんどです。学校の授業で大学の入試問題を解くことがありますが、自主学習の時にそのようなレベルの高い問題は解いたことがありません。しかし、その勉強方法は今回の卒業生を囲む会で先輩たちの話を聞くことで正しいということが確認でき、自分の勉強方法に少し自信を持つことができました。また、私が自分の勉強方法に自信を持てない理由に模試の結果というものがあります。私は高1の時から模試の判定で第一志望にしている大学の判定がE以外だったことがないと思います。先輩たちも受験勉強中に一番つらいことは、勉強しても、それが模試などの結果に反映されないことだとおっしゃっていました。しかし、先輩たちは最後の最後まで自分の勉強方法に自信を持ってやり続けることによって成功を収めることができました。先輩たちは自信を持つことの支えになったものが江戸取の先生方、友達、家族だとおっしゃっていました。どんなにつらい壁にぶち当たっても、先輩たちは、励ましてくれる人、一緒に頑張ってくれる人、いつも見守ってくれる人のために絶対に第一志望の大学に合格するという決意をしたとおっしゃっていました。だから、私もその言葉を信じ、なかなか結果が出なくても自分の勉強方法は間違っていないと確信し、仲間と共に助け合って日々の勉強を続けたいです。また、先輩たちは模試の結果が伸びてくるのは夏休みが明けてから受験の直前までだとおっしゃっていました。これには、前にも述べたように、夏休み中までの基礎固めというものが大きく結果に反映されるということだと思います。夏休みが終わると、本格的に二次対策と言われるものが始まり、基礎固めができている人は本当に直前まで右肩上がりで伸びていくそうです。だから、私も今現在の自分の勉強方法を最後まで貫き、これから迎える夏を一日一日大切にしていきたいです。今回の卒業生を囲む会で私は先輩たちがやり遂げたことを自分もできると決心することができました。今回を気に絶対に第一志望の大学に合格するという決意を持って、これからの勉強に気を引き締めて臨んでいきたいです。
今回の卒業生を囲む会に参加して、今まで以上に大学受験へのイメージを強く持つことができました。今までの卒業生を囲む会は、参加していても実際、大学受験に対するイメージが全く持てませんでした。しかし、いざ自分が大学受験を控える高3になってみると、去年大学受験をされた先輩方の貴重な合格体験記を聞くことができ、非常に良い体験となりました。
僕が一番ためになったと感じたことは、勉強法についてのアドバイスです。もちろん、今年が自分にとって初めての大学受験なので、自分の勉強法や、自分が志望大学に受かるのかなど、心配事がたくさんあります。その中で、先輩方の口から「自分の勉強法を最後まで貫き通す」という言葉が聞けたことは、自分がこれから勉強を勧めていく中で大きな励みになると思います。そして、その言葉を信じて、今のペースを崩さないようにして夏休みまでの勉強を進めたいです。夏休みには部活も引退していて、勉強に専念できると思うので、夏休みは一日に12時間以上勉強することを目標にし、教科ごとにノルマを決めて学習を進めていこうと思います。夏休みは大学受験の天王山と言われるくらい、大事な時期だと思います。だからこそ、そこで自分に妥協することなく、友達と高め会いながら学習を進められたらいいな、と思います。
そして次に今回の卒業生を囲む会に参加して良かったことは、ちょうど自分の部活の先輩が来ていて、受験についての話を聞けたことです。具体的に言うと、数学の学習をこれからどのように進めていけばいいかということや、どの参考書がお勧めか、などということです。このようなことは先ほども言いましたが、去年大学受験をされた先輩だからこそ相談できることだと思います。そして、みんなの前で聞くことができないような、勉強についての個人的な相談もすることができて良かったです。そしてその先輩は、第一志望であった東大を落ちてしまっているので、そういった先輩の経験や悔しさを自分たち後輩が受け継いで、自分たちの大学受験に活かすことこそが、先輩に対しての恩返しであり、それが伝統であると思います。来年は自分も後輩のために、受験の成功談を話せるようにしたいです。
このように、今回の卒業生を囲む会では、色々な収穫がありました。忙しい中、自分たちのために時間を割いてまで来てくださった先輩方の気持ちに応えるべく、自分たちはもっと頑張らなければならないのだな、と強く感じました。そしてこの刺激を忘れることなく、大学受験までの残りの7ヶ月を過ごしていきたいと思います。
今年の卒業生を囲む会は、今までの受け止め方とは違い、本当に内容の濃いものになったと思います。先輩方の話は、とても参考になりましたし、興味深いものばかりでした。また、人それぞれ考えが異なっていて、それも面白かったです。先輩方が通っている大学の良さを聞くと、聞いている自分も楽しくなってきて、大学に行きたいという思いが強くなりました。また、大学の良さ以外に先輩方が今、大学でやっていることについてのお話もたくさん聞けて、自分もやってみたいと思いました。先輩方が話しているとき、輝いて見えます。自分も来年、先輩方のようになることを切望しました。
今回、たくさんの話を聞いて一番感じたことは、やはり大学に行きたいということでした。大学生になったらやってみたいことが山ほどあります。高校生と大学生とでは行動力が全然違ってくると思います。僕がやってみたいことの1つは、アメリカに友達だけで行くことです。これを実行するには英語を話せるようになるというのが絶対条件です。高校生のうちに英語をたくさん勉強しておこうと思います。受験が終わってからやりたいことを、友達とたくさん約束しているので、その約束を果たすためにも受験を成功という形で終わらせたいと思いました。
自分の第一志望は千葉大学工学部デザイン科です。昔からデザイン関係に興味があったのと、やってみたいことに一番当てはまる学科だと思ったので個々を選びました。千葉大学はセンター試験と二次試験の比率が9:11なのでセンター試験がとても重要です。センター試験で750点以上をとることを目標にして頑張ります。今の成績では到底無理なので、今から夏までのこの時期に頑張って基礎をがっちり固めようと思います。そして、夏はしっかり計画を立てて、学習に取り組んでいこうと思います。夏休みの目標は、毎日10時間学習です。自分のクラスで話してくださった先輩は、夏休みに大量の紙を使い切ることを目標にしていたと言っていました。その話を聞いて自分も真似しようと思いました。自分も今年の夏は大量の紙を用意して、使い切れるくらい勉強しようと思いました。
このように今回の卒業生を囲む会は自分にとってすごく大きなものになりました。自分の中で大学に行きたいという気持がまた一段と強くなりました。6年間江戸取にいたことに意味があったと思えるような受験にしたいです。絶対に合格しようと思います。勉強は自分のためにするものだと良くいわれますが、ある人はこう言いました。「勉強は自分のためにやっているんじゃない。自分を育ててくれた両親に恩返しをするためにやるんだ。」この言葉を聞いて頑張らなければいけないと思いました。今回のことを活かして、残りの受験生活を過ごしていこうと思います。
毎年、中学3年生のときからこの行事に参加していますが、どの先輩も輝いて見えます。どの先輩も自信に満ちた顔をしているな、というのがこの4年間を通して感じたことでした。堂々としていて自分を持っている、周りに流されずに努力をしてきたのだろう、とも思いました。自信があるから受験に成功したという方が正しいかもしれません。その自信をつけるためには相当の努力をしてきたはずだと思ってはいましたが、今年になって初めて先輩が受験生だった頃のノートを見たときには、やはりそうだと思うと同時に、その使い込んだ感じや、内容の丁寧さが自分の予想をはるかに上回る努力を物語っていて圧倒されました。自分の勉強の詰めの甘さを感じました。そのノートは先輩の努力の結晶そのものだと思うと、ノートが実際よりもずんと重く感じられました。
今年は1つ上の先輩たちの体験談やアドバイスであり、自分も受験生として聞いていたので具体的なお話が聞けてとてもよかったです。そして特に努力で合格した先輩たちというのが印象的でした。もちろんもともと勉強ができる天才肌の先輩もいると思います。でも、努力がきちんとできる人が一番強いと思いました。人は努力次第で東大に合格できるということが目で見て分かりました。
あと思ったことの1つに先輩たちには妥協しないで頑張るストイックな人が多いということがあります。模試の結果に落ち込む先輩もいれば、数ヶ月前の自分が受けた模試だから、とあまり気にしない先輩ももちろんいます。けれど、どちらの先輩もそこでふて腐れて何もしないとか、割り切ったまま何もしないといったことはなく努力を継続させることは共通していました。色々なタイプの先輩がいますが結局取る行動はとらえ方がどうであれ、一緒なのだと思いました。そして、自分を信じてあげていました。自分のやり方、ポリシーを曲げずに勉強していた、というのはまさにそういうことだと思います。自分を信じられるのはもちろん自信があるからで、その自信は努力からしか生まれないと思います。何もしていないのに自信があるのは危険です。とにかく自信をつけるまでくり返し勉強するしか道はないのだと思います。
先輩がやっていた年間の計画もこれからの自分の計画を立てる上でとても勉強になりました。自分が今明らかに足りていない箇所にどう対処すればいいかも聞けて、とてもありがたかったです。そして自分を管理できる人は強いということもわかりました。自分を知っている人は自分をコントロールできます。健康でいることもコントロールする中に含まれています。まず自分を知ることが大切で、それが合格につながるということがわかりました。
僕は今回、江戸取生活6年間で最後の卒業生を囲む会に参加しました。最初に来てくださった先輩方の紹介がありましたが、とても多くの先輩がいらっしゃってとても感激しました。また、どの先輩も有名な大学に進学なさっていてとても尊敬しました。どの先輩も努力をして受験で成功を勝ち取ったのだな、と実感しました。全体会で1番目にお話くださった先輩は自分のことを努力家タイプとおっしゃっていました。実際に行った勉強量などを聞いても、とんでもない量の勉強をこなしていました。ただ理系の先輩なので僕は数学の問題集ではなく、日本史の教科書を何周もして受験での武器にできるように勉強します。ただ、もちろん文系だからといって数学をあまりやらなくていいわけではないと思うので、センター演習や授業での2次試験問題をこなして万能の文系になります。
2人目の先輩からは、わからない問題にぶつかったとき「なぜわからないのか」「どこまでわかるのか」を意識し図や式で示す、そして構造の再確認をする、というプロセスを学ぶことができました。そして、自分より成績が良い人の勉強法が必ずしも自分に成果をもたらすわけではないということと、自分のポリシーを持つということも学ぶことができました。
3人目の先輩からは、センター試験の成績は直前まで伸び続けると言うことを表した先輩自身の点数グラフを見せていただき、先輩の実際の伸びに驚くだけでなく、自分もセンター試験直前まで対策を怠らないようにしようと思いました。
また全体会の後の分科会では、3つ以上、上の先輩と全体会で話をしてくださった先輩がきてくださいました。どちらの先輩も各科目の学習法に対して細かいアドバイスをくださったり、実際に使っていた添削用のノートや世界史の教科書を見せてくださったおかげでモチベーションを高めることができました。また事前に提出していた僕たちの質問にも丁寧に答えてくださいました。
僕が今回、江戸取生活最後の卒業生を囲む会で得たもの、それは今まで書ききれなかったものもあります。文字には書き表せないものもあります。もし、僕が無事受験を成功で終えていたとしたら、絶対にこの会に参加して後輩たちの気持が少しでも前向きになるように話をさせて欲しいです。そのためにも、この受験を成功で締めくくるためにも、自分のできる最大限の努力をして、限界の自分を見つけ出すくらい頑張ります。そして、そのことを後輩たちに胸を張って伝え、後輩たちもそのようになれるようにしてあげられる先輩になりたいです。
高3になり、受験生として参加した今回の卒業生を囲む会は、今まで以上に先輩方の言葉が心に響きました。
全体会で話してくださった先輩は、勉強は量×質を意識していたとおっしゃっていました。受験日までの時間がどんどん限られているので本当にこのことが大切になると思います。今年からはすき間時間を惜しんで勉強するようになりました。なので時間は充分に取れていると思うのですが、なかなか計画通りに進めることができていませんでした。また、できたつもりになっているだけで、覚えていなかったりしたので、いざテストをしてみると分かっていないところがたくさんありました。高1、高2の間は多少泥臭いやり方であっても時間の確保を大事にしてきましたが、今のやり方を変えようとしなければ、単なる自己満足な勉強になってしまうと思います。なのでこれからの勉強は問題を解いてみて、間違えたところを教科書やノートを使って確認するようにしていこうと思いました。
最近は勉強するほどに自信がなくなっていくという矛盾したような状態が続いていました。それは勉強すればするほど、自分のできていないところの多さに気づいたり、勉強はそんなに簡単にはかどらないのだという気がしてくるからです。問題を解くほどできないところは見つかり、基礎知識をたたき込むだけなのに想像以上に時間がかかりこのままではどこに儲からないような気がしていたからです。不安で押しつぶされそうになっていましたが、先輩方も私と同じように感じていたとおっしゃっていたので、ほっとしました。先輩の話の中に「毎日つらかった」という先輩もいたので、あと1年は覚悟を決めようと思いました。
どの先輩方を見ていても感じたことは、第一志望校に受かりたいという信念を持ち続けていたことです。ある先輩は、大変だったけれど東大以外の大学のことは考えなかったし、落ちるとも思わなかったとおっしゃっていました。それだけ第一志望の合格にこだわって勉強していたからだと思います。私も第一志望校に合格する実力がまだまだ足りないのですが、絶対に諦めないという気持になりました。
先輩方は皆、共に励んできた友達のおかげで合格できたとおっしゃっていました。丸付けを交換してみたり、解説をしあったりなど、仲間を大切にしていたからこそつらい受験生活も耐えられたとおっしゃっていました。私の周りにも心強い仲間がたくさんいます。一緒に登校している友達は合格するまで何浪しても受け続けると言っていました。私も妥協することなく強い気持ちで受験に臨みたいと思います。
クラス内でセンター試験へのカウントダウンの掲示も始まり、あと200日とわずかになりました。高3になって「さあ、頑張ろう」と思うのもつかの間、もう6月です。そして、私たちは今、最大の正念場である「夏」を迎えようとしています。この大事な時期に、同じ道を歩んだ先輩方からお話を聞かせて頂いた時間は、とても貴重でした。そして、さらにやる気が出ました。お忙しい中、江戸取まで来てくださった先輩方には、本当に感謝しています。
まず、この会に参加して感じたことは、今からでも頑張れば受かる、ということです。この前、高3になってから初めてのマーク模試の結果がかえってきました。結果は、書いた志望校、すべてE判定。もう本当に最悪の結果です。相当に落ち込みました。一時期は、両親にもかなり色々と言われ、頑張るどころかもう勉強する気さえ起きなくなってしまったときもありました。でも今は、そんなことはありません。むしろ、やる気に満ち溢れているくらいです。なぜなら、今回来てくださった先輩も同じような経験をしていたからです。その先輩は「でも、どんな状況にあっても諦めないことが大切。絶対に諦めない」と力強くおっしゃっていました。確かにこういった言葉は色々な場所で耳にします。しかし、私と同じような状況にあった先輩が自信を持っておっしゃった言葉なので、私はそれを聞いて本当に救われたような気持になりました。と同時に「今から本気で頑張れば大丈夫だ」とも思いました。全体会では、ある先輩が「自分を信じて」とアドバイスしてくださいましたが「自分なら大丈夫」と信じて勉強すればおのずと自信もつき、結果も自然についてくることでしょう。もうダメだ、なんて思わず、今は我慢、自分はできる、と信じて頑張ります。
とは言っても、何をどう頑張ればよいか、それを見極めることが最も重要です。私の場合、今の時点では、語彙が全体的に弱いです。英語にしても、古典や世界史、生物にしてもそうです。その語彙力をいつまでにどのようにレベルアップし、定着させるか。今一度、自分の弱点をしっかり見直し、計画を立てたいと思います。そして実行に移していきたいです。
これからセンターまでの時間は、本当にあっという間に過ぎていくと思います。7月には校内模試、8月には再びマーク模試、と模試もいよいよ目白押しになってきます。限られた時間の中でどう勉強していくかがこれからの鍵になるでしょう。私には毎日ピアノの練習も欠かせないので、時間の使い方には常に気をつけようと思います。大学受験を乗り越えることは将来の第一歩を踏み出すこと。自分を信じて、全力で頑張ります。
卒業生を囲む会に参加して、私は高校3年生としての自分はどうあるべきなのか、考え直さなくてはならないと痛感しました。
まず自分の学習時間が圧倒的に少ないということに気づきました。私は、平日の学習時間は、多くて6時間くらいです。しかし、分科会に来てくださった先輩は平日は8時間、どんなに少ない日でも5時間、とのことでした。私は、その話に衝撃を受けました。自分がいかに時間を確保していないかを思い知らされました。自分の生活を考えて見ると、確かに何もしていない時間があります。例えば学校に残って学習をして家に帰ってからお風呂に入るまでの時間や、お風呂から上がって寝るまでの時間です。その時間に勉強できるだろうと思ってはいましたが、実行はしていませんでした。わずかな時間でも少しずつ積み重ねていくことが重要であるのだと今回の卒業生を囲む会に参加して実感しました。また私は比較的、朝に勉強するタイプです。私は朝学習に7時からではなく7時40分から参加しています。7時から参加していない代わりに毎日、電車の中で勉強をするようにしています。
次に、私は自分自身の努力不足を感じました。私はまだ勉強できるはずだと思いました。私は、自分が決して要領よく、器用に勉強できるタイプだとは思いません。地道に少しずつコツコツとやっていかなければ結果は出ないタイプだと思います。私の友達の中には、要領が良いために効率よく勉強できる人もいます。しかし、私は要領よくできません。時間もかかる上に、なかなか吸収することができません。時々、諦めたくもなります。半ば諦めてしまっているからこそ、今の自分は中途半端な努力をしているのだろうと思うのです。しかし、中途半端な努力ではどうにもならないのだと感じました。今回の卒業生を囲む会に来てくださった先輩方は、相当な努力をなさったから大学に合格されたのだろうと思いました。私も、諦めてしまっていないで、努力をするべきだと感じました。たとえ、要領が悪くなかなか結果に結びつかないとしても、自分を信じて勉強するべきであると思いました。
最後に、私も現役で大学に受かって来年、卒業生を囲む会に出たいと思いました。高校を卒業してからも後輩や先生方に会いたい、という気持ちもあります。しかしそれ以上に、私が先輩達のお話で今までの自分を考え直したように、少しでも後輩に影響を与えられる人になりたいという思いがあるからです。まずは目標である第一志望の学校が定まっていないので、定めたいです。自分の未来を自分で決めることには多くの不安があります。不安からただ逃げてしまうのではなく、目標に立ち向かっていく勇気も持ち努力していきたいです。
6月16日の土曜日に卒業生を囲む会がありました。去年、卒業した先輩方がたくさん来てくださっていろいろなお話をしてくださいました。
まずホールで行った全体会では、3人の先輩がお話してくださいました。3人の先輩のお話をまとめると、勉強は「質×量」で「何をやるか」「どうやるか」というものを考えて、自分がこれと決めたものに関して極めて、一番大事なことは「自分が大事と思ったことを貫く」ということだと教わりました。私は高2のときよりは努力していると思います。けれどもまずやる量が全然足りていないと思います。それはわかっているのですが自分の意志がまだ弱く「今日はいいや」と妥協してしまうところがいっぱいあります。特に休日になるとなおさらです。これはまだ自分が受験生だという自覚がないからでは、と思いました。なのでちゃんと自分が受験生だという自覚を持ってこれから勉強量を2倍、3倍、4倍……と増やしていきたいと思いました。
また私のクラスには早稲田大学商学部に受かった先輩と千葉大の教育学部に受かった先輩が来てくださいました。2人とも数学が得意であったということだったのでとてもうらやましいと思いました。私はまだ進路のことで悩んでいます。周りの人はみんな決めているのに、私だけ決めていないためものすごく焦っています。数学ができれば国立を受けたいと思うのですが今の数学UBの成績では到底受けられるようなものではありません。それならば私立を目指して国語・英語・日本史に絞ってやった方が受かる可能性が高くなると思います。けれどもまだ決めかねているので夏までには決めなければ、と思っています。また、早稲田の先輩のお話がとても印象的でした。先輩は「苦手科目をなくすのが大事。得意科目を伸ばすことも大事だけれど、苦手克服が大事だよ」と言っていました。私は中学校の頃から英語が苦手で大嫌いになりそうでした。しかし今の先生に会ってからは苦手意識はあるけれど勉強することが苦ではなくなってきました。ものすごく嫌いで見たくもなかった長文問題も少しだけ解けるようになってきました。なので英語はこのまま頑張っていけばいいと考えていますが、残るは数学UBです。数UBというよりも数学全部が苦手で、昔できていたものが今はできないという状況です。前に書いた通り量が少ないからだというのもあるし、わからない所をわからないままにしてしまったという受験生にとって最悪なことをしていて、今とても大変な状態です。先生や友達に聞いてやっていますがまだまだ足りないと思います。自分の夢を広げるためにも、これから本気で死ぬ気で頑張ろうと思います。
今回の卒業生を囲む会に参加する上で、今までと自分の中で大きく異なる点がありました。それは、今年自分が高3生、すなわち一番受験に近い身で今回の卒業生を囲む会に参加するという点です。そのような心構えで今回の会に参加することができたので、これから夏を迎え、その先の受験に臨む上での重要なステップを踏むことができたと思います。最初は全体会から始まり、そこで3人の先輩方から学習についてのアドバイスを頂きました。その3人の先輩はそれぞれ違うことをおっしゃっていましたが、3人の先輩方に共通していたのは「どうしてもこの大学に入る」という確固たる信念、「目の前のことに本気で取り組む」というたゆまぬ努力、「自分の周りの人たちと協力する」という素晴らしい協調性をそれぞれの先輩方が持っていたということです。僕は今回、この3点について感じたことを書きたいと思います。まず自分が持つべき確固たる信念について、これはすなわち自分の将来をデザインしてこれから進む道を決めるということだと思います。しかし、それには当然自分の意志で決定した以上、責任が生じてきます。僕は、自分の将来を設計するのはもちろんとても大切なことだと思いますが、それ以上にそれに伴う責任の方が重要なのではないかと思います。この責任は当然自分に対する責任ですが、その決定を応援してくれている家族や先生、さらには友人に対する責任でもあると思います。だから「どうしてもこの大学に入学する」という確固たる信念が生まれてきて、それを最後までしっかりと持ち続けていくことができるのだと思います。次に2点目として「目の前のことに常に本気で取り組む」という絶え間ない努力について、これはこれから先の受験生活において最重要の位置を占めるのではないかと考えています。まず、これは当然のことですが、努力をしなければ受験を突破することは不可能です。それも中途半端な努力ではなく、本気の努力です。逆に本気で努力すれば大学に合格できると思います。では、どのようにして本気の努力を続けるためのバロメーターを見つけるか、ということですが、それはやはり先輩方がおっしゃっていた目の前の小さなテストを決して無駄にしたりはせず、常に本気で準備をして取り組む、ということだと思います。そのような準備をして受けた試験で得点を上げることができれば、それは大きなモチベーションになり、自分に対して与えられるプラス面が限りなく大きくなります。そして、他にもクラスのためにする清掃活動等も本気で取り組むのも重要です。そうすることで周りによい影響を与えると思います。今回先輩方が僕たちに教えてくださったことを心に刻み、これから先の受験生活につなげていこうと思います。
6月16日、「卒業生を囲む会」が行われました。この行事には中3の時から参加していて今年でもう4度目ですが、やはり学年が上がっていくほど自分のこととして真剣に聞けるようになること、また、来てくださったのが32期生という、江戸取入学以来、常に何事においてもすぐ上にいらっしゃった先輩方ということで、今年が一番大きな刺激を頂くことができたと思います。
全体会、クラス会を通して印象的だったのは「一人一人の決意」「生活のメリハリ」「チーム力」です。まず「一人一人の決意」ですが、これはお話を聞くことができた全ての先輩方の、全ての行動から本当に強く感じました。気持の作り方、ノートのまとめ方、扱った問題量…どれをとっても皆さん合格できたのは納得できました。私も33期の1人として、自分自身の決意をしっかり固めたいです。
そして「生活のメリハリ」はこれからどんどん時間が足りなくなっていく中でとても重要だと思います。「シャワーだけにしておいて風呂の時間短縮」「食べ物でも飲み物でも何でもいいから勉強のスイッチをつくる」「開けたら落ちる箱をつくって気を散らすものを収納する。でも決めた息抜きは守る」などなど、参考になるものがたくさんありました。私もメリハリを意識して生活します。
最後に「チーム力」ですが、クラスの人に感謝して壇上で目を潤ませる先輩がとても印象的でした。他の先輩方からも「一人では合格できなかった」「みんながいたから頑張ることができた」などという声があり、「センター会場でもみんなで場を和ませた」「黒板に出席カレンダーをつくって休み中も集まって勉強した」など様々なエピソードを聞かせて頂きました。「学校が受験勉強に最良の場所である」ということを共通認識にできるのは、当たり前のようで、本当はとてもすごいことだと思います。先輩方の素敵な「チーム力」を引き継いで、私たちも「33期生」「3年9組」という最強のチームとして受験を闘い、みんな一緒に勝利したいです。
「卒業生を囲む会」に参加することで「頑張ろう」という気になるのは強さは色々であっても毎年ありましたが、今年は始めて「私もこうやって江戸取に帰ってきて、後輩たちの力になれるような人になりたい」という気持ちを感じました。「先輩方の努力が後輩の糧になる」。この素晴らしい伝統がずっと続くといいな、と思います。そして私もその歴史を担う一人になりたいです。来年そうなれるように、お忙しい中来てお話ししてくださった先輩方に感謝して、それを指標にしつつ、受験目指して一生懸命、努力していきます。