1組 |
クラシックというと私は「堅い」というイメージをもっていました。そして、今回のコンサートを聞く前はクラシックを面白おかしく演奏するとは言ってもそれほど期待していなく、今まで自分が思っていたクラシックと大差ないものだろうと思っていました。しかし、実際見てみると、クラシック・バスカーズの2人はクラシックの名曲をアレンジし、愉快な表情、身振りを交えた演奏で私達を笑いに包んでくれました。 |
1組 |
クラシックをあれほど楽しく聞くことが出来たのは、このコンサートが初めてだったと思います。知っている曲に色々なアレンジが加わっていて、聴いていて新鮮で、とても面白かったです。「笛とアコーディオン」の二重奏を
聞くのも初めてでした。 |
2組 |
私は、今回のクラシック・バスカーズの演奏に関して、開演前、楽しそうだなという気持ちもありましたが、それよりもまず、どんな演奏なのだろうという気持ちが強くありました。というのも、今回使われている楽器は、普段あまり目にしない笛や、名前は聞いたことのあるものの、実際演奏を
聞くことはあまりないような楽器であるアコーディオンだったからです。 |
2組 |
私は今回「クラシック・バスカーズ」を聴いてる間、自らの内に何時の間にか芽生えていた「クラシック」というものに対する取っ付きにくく、どこか堅い印象を与える枠が取り払われたような感覚がしました。三十種類以上の笛を巧みに操るマイケルさんと陽気にアコーディオンを演奏するイアンさん。その二人が奏でる音楽には曲一つ一つの間に隔たりはなく、様々な楽器が多彩に使いこなされていました。また演奏の中で二人のコントによって起きた会場を賑やかにした笑いに音楽は静かに聴かなくてはならないという固定概念を打ち破られた感じがしました。私は今回のコンサートで先に書いたような衝撃を受け、また彼らの、音楽に「笑い」を取り入れるという斬新な発想に私は感嘆しました。既存の物に対して新しい考え方や視点を取り入れる事でこんなにもユニークでユーモラスな物になるのだという事を感じました。このことは私達が必要としている「柔軟な発想」ということに繋がると思います。この柔軟な発想は学習において大切であるということはさることながら、将来の自分の仕事の場において大きな意味を持ってくると思います。現代において人間のライバルになるのは他者ではなくてコンピュータとなりつつあります。コンピュータに仕事を奪われる事は今の情報化社会において珍しい事ではありません。そんな万能機械に対抗出来るのは人の柔軟な発想から生まれたアイデアだけだと思います。だから今回「 クラシック・バスカーズ」の演奏を聴いて、そのようなアイデアを自ら生み出せるようになりたいと思いました。 |
3組 |
私はクラシック・バスカーズの二人の方の演奏が始まってすぐ、「面白い!」と思いました。今回の演奏会はいつものような緊張感が全くなく、ユーモアの溢れる素晴らしい演奏で、一緒に楽しむことができました。今まで私はクラシックというと少し抵抗があるような気がしていましたが、クラシック・バスカーズの二人の演奏はとても親しみやすく、私の音楽に対する見方を変えてくれました。また、演奏を聴いて驚いたことがたくさんありました。一つはリコーダーなどの私も学校で使っていたような楽器で素晴らしい演奏をしていたことです。今まで私はリコーダーというと小学生や中学生が使う簡単な楽器だと少し馬鹿にしていたかもしれません。しかし、実際に演奏を聴いて、どんな楽器も素晴らしい演奏ができるのだということを実感しました。リコーダーの演奏では、指の動きがとても速く、リコーダーでこんな曲も演奏できるのかととても驚きました。もう一つの驚いたことは、とてもたくさんの種類の笛を演奏していたことです。見たことのある楽器もあれば、よく知らない楽器もありました。笛といっても種類によって音色や音の高さが違っていて面白いと思いました。今回の演奏を通して、これからもっと音楽に親しんでいきたいと思いました。 |
3組 |
今回はクラシック・バズカーズという笛とアコーディオンのパフォーマンスを見ました。笛は、かなり多くの種類が使われていて、それぞれが異なる音を出していて、とても楽しむことができました。特に、角を使った笛や傘の柄のような笛や、クリスマスのオーナメントのような笛がとても印象に残りました。笛を演奏していたマイケル・コプレイさんは30種類以上の笛を駆使されるそうで、とても驚きました。今回のパフォーマンスでは、自分が一度は聴いたことのある、有名な曲ばかりで、とても親しみやすく、何よりその曲を面白おかしく演奏した、愉快なステージがとても面白くて、とても楽しむことができました。今まで自分はどうしても「クラシック音楽はあまり興味がない。」という考えを持ってしまっていたのですが、実際に演奏が始まると、どんどん引き込まれていくのを感じました。今までそういう勝手な考えで 聞く音楽を限定させてしまったことがとても、もったいなく感じられもした。今回のような演奏会を見にいくことはほとんどないと思いますが、自分の興味がない所にも積極的に関わっていくことは、心豊かな人間に成長していくためには必要なことだと思いました。このような機会を与えて下さった方々に感謝したいと思います。 |
4組 |
今回のコンサートは、笛とアコーディオンという珍しい組み合わせのステージでした。様々なパフォーマンスが盛り込まれ、聞き馴染みのある曲が多く演奏されました。クラシックというと少し堅苦しいという印象を持ってしまいがちですが、曲にアレンジが加えられていたり、いろいろな工夫が施されていたりして最後まで楽しめました。見たことのない笛が沢山登場し、それぞれ特徴的で美しい音色を響かせていました。また、信じられないほど素早く指を動かし、難しい高音域を軽々と吹いていることに感動しました。それに、温かみのあるアコーディオンの音は穏やかで聴き入ってしまいました。このコンサートは、奏者も聴衆もホールにいる全員が楽しみ、明るい雰囲気に包まれているように感じました。よく耳にするボレロという曲と違って、今回聴いたボレロは愉快な演出があり、多くの楽器が用いられていて一度きりの特別な曲に感じました。これは今まで聴いた中で最も楽しく、ずっと聴いていたいと思いました。 |
4組 |
今回クラシック・バスカーズの演奏をお聴きして、とても楽しかったと感じています。ただ演奏してくださった曲が楽しい曲であったということではなく、演奏していたお二方がとても楽しそうでした。そして聴いていた私もとても楽しくなり、会場全体が一つとなって楽しめたと思います。私も人前で演奏をしますが、演奏中は全然楽しむことができません。楽しむ以前に「間違えたらどうしよう」や「失敗したらどうしよう」と考えてしまいますが、バスカーズの二人からは全くそのようなことは感じられませんでした。音楽は音の一つ一つを楽しめば楽しむほど、国なども関係なく一つになることができると感じました。また、音だけの表現だけでなく、顔の細かい表情や体の動きなどを加えるだけで、その曲の雰囲気が伝わってきました。どのように表現をするか、どのようにしたら聴いてくれる人に雰囲気が伝わるか、そして楽しませることができるか考えるだけでも大変なのに、バスカーズの二人は表現豊かでとても素晴らしいと思いました。 |
5組 |
僕は最初この演奏会を「クラシック」という名前から、堅苦しいというイメージを持っていました。しかし、今回の演奏を聴いてそのイメージが大きく変わりました。 |
5組 |
今回は、クラシック・バスカーズの演奏を楽しみました。聞く前は、笛とアコーディオンだけでの演奏はどのようなものなのか全く分かりませんでした。聴いてみると、笛にはたくさんの種類があり、それぞれ色々な音を出していて、アコーディオンを弾きながら歌ったり踊ったりなどしていてとても楽しい演奏でした。モーツアルトのトルコ行進曲やラヴェルのボレロなど私達もよく知っている曲を演奏していても、印象が異なっていました。クラシックというと堅いイメージがあるのですが、面白く親しみやすい演奏でした。またただ演奏しているだけでなく、表情をころころと変えたり踊ったりしているのは楽しめました。マイケルさんは何種類もの笛を使ってい、とてもすごいと思いました。なじみのあるリコーダーから牙のような笛など見たこともないような笛まで使っていました。とても不思議な音の笛もありました。その隣のイアンさんは色々な事をしていて面白かったです。普段はなかなか 聞くことの少ないクラシックですが、このようにアレンジされた形で聴いてみて興味をそそられました。これを機会として今回演奏された曲や、その他のクラシックも聴いてみようかと思いました。とても心に残る演奏でした。 |
6組 |
私が思うクラシック音楽の良さは、「多様性」です。同じ作品を演奏するとしても、演奏者や指揮者のそれぞれの解釈によって、全く違う作品に聞こえます。このようなクラシック音楽の味わい深さをクラシック・バスカーズによって、改めて感じさせられました。また、他のオーケストラにはない、親しみやすく、聞いている人を楽しませることが出来る彼らの音楽には、言葉では上手に表現できませんが、何らかの人の心を動かす魅力が隠されているように思いました。 |
6組 |
クラシック音楽とほとんど無縁の私にとって、正直クラシック音楽は聴いていても眠くなるだけでしたが、今回のクラシック・バスカーズの演奏を聴いてクラシック音楽に対するイメージが変わりました。第一に、演奏中に面白さを取り入れている点です。一般的なオーケストラで演奏されるクラシック音楽は退屈してしまう人が多いか知れません。しかし二人が演奏するすべての曲の所々に笑いが盛り込まれていて退屈することがありませんでした。むしろとっても面白かったです。また、笑いだけではなく二人の楽器演奏もとても素晴らしかったです。アコーディオン奏者のイアンさんは口を使ってバイオリンの弦をはじく音を出していました。本当に弦をはじいているような音が出ていて驚きました。アコーディオンは一般的なオーケストラにはない楽器です。しかし、伸びのある音色はとても新鮮で耳に残りました。約40種類の楽器を弾くことができるマイケルさんは演奏中に何度も楽器を変えて様々な音で私達を楽しませてくれました。また、フルートやリコーダーなど有名な楽器に加え世界中の様々な楽器を使って演奏していました。どれも初めて見るものだったので視覚的にも楽しむことが出来ました。私はそんな二人の演奏は何十人といるオーケストラの演奏よりも価値があると思いました。 |
7組 |
バスカーズというグループ名を聞いたのはこの度は初めてでした。二人組のグループで名門のケンブリッチ大学出身と知ったときは驚きでした。勉学に優れていて、更に芸術にも優れているという方でした。ステージの台の上には様々な楽器が置いてあり、それらはどのような音色を響かせるのかという興味をそそるものでした。演奏が始まると、二人の生きはピッタリと合っていて私達を魅了しました。次々に会場中へと響き渡る多様の音色は言語という壁を越え、私達の心に届くもののようだったと思います。二人の仲の良さ、息の合いようはだれもが気づいていたはずです。演奏しながら会場の観客を笑わせるというパフォーマンスは余裕があるからこそ出来る物だと思います。ではその余裕はどこから生まれてくるのか、それは日々の努力だと思います。まず自分が扱う楽器を使いこなし、そして二人で息を合わせて美しいハーモニーを響かせる。これはお互いの心が通じ合わなければ出来ないことです。音楽に限らず、チームスポーツでも同じことがいえると思います。 |
7組 |
今回は、イギリスからやってきた二人組のオーケストラであるクラシック・バスカーズの演奏を聴きました。モーツァルトといった有名な音楽家達が作ったクラシック音楽を、このようなくだけた演奏で
聞くのは初めてだったので、どのように演奏するのか、とても興味がありました。 演奏が始まると、どの曲も一度は聴いたことのある有名な曲でした。それが、いつもとは違うユーモラスな雰囲気で演奏されていて、私はその奇妙で愉快な演奏の虜になりました。クラシック・バスカーズの演奏は、原曲のイメージを残しつつ、今までなかったユーモアが味付けされた斬新な編曲と演奏であり、私のクラシック音楽に対するイメージを一変させるものでした。今回のコンサートを 聞くことによって、私のクラシック音楽に対する視野が広がったと思います。 最近の音楽というと、人気のアーティストが歌うラブソングなどが主流で、若い人たちの間では、クラシック音楽を好む人は少なくなっています。そのような中で、楽しく愉快にクラシック音楽を 聞くことができるクラシック・バスカーズの演奏は、若い人たちの目をもう一度クラシック音楽に向けさせる良いきっかけになると思います。もっと多くの人に彼らの演奏を聴いて欲しいと思います。私も機会があればもう一度クラシック・バスカーズの演奏を聴きたいと思います。最後に、学校でこのような楽しく愉快な音楽を聴けたことに感謝いたします。 |
8組 |
私は今回初めてクラシック・バスカーズという人々を知り、始めて彼らの演奏を聴きました。誰もがそうだとは思いますがまず思ったことは2人の演奏の様子がとてもおもしろく、楽しかったということです。「クラシック」という言葉を聞くと連想するものは大勢の楽器を持つ人が真剣な面持ちで演奏し、また観客も静かにそれを鑑賞している様子です。しかしクラシック・バスカーズのふたりは全く逆のことをしていました。重々しいクラシック音楽をおもしろく軽快な音楽のように演奏して観客もそれに合わせて笑ったり歓声をあげたりしていました。演奏をしながら小道具を使用して変な動きを加えたりしていました。そうすることで「クラシック」だけど「クラシック」とは別物のようになっていました。私はクラシック音楽については詳しくはないのですが、今回演奏された曲は必ずどこかで聴いた音楽でした。そのような音楽をもっと親しみ深く感じるようになりました。このふたりの手にかかってしまえば途端にどんな人達でも全員が楽しめるような音楽に変化していくだろう、と思いました。まさにエンターテイメントとして確立されていました。彼らの音楽をもっと聴きたいと強く思えるようなすばらしい演奏会でした。 |
8組 |
クラシック・バスカーズと聞いてクラシックとついているので、自分はオーケストラ楽団だと思っていました。曲目もどれも聞いたことがあるものでしたが、どんなものなのかと楽しみにしていました。いざ聞いてみて、良い意味で裏切られました。色々な楽器が次から次へと入れ替わっていって、それぞれの笛の音を楽しむこともできましたし、曲の中で出てくる小道具もとても楽しませてくれました。特にボレロは、普通に聞いたらいくら楽器が増えていて音が大きくなっていくとはいえ、単調な曲調で聞き飽きてしまうようなものですが、それをたった二人という、楽器の数を増すということも簡単にできない人数で、こちらが飽きる暇が全くないほどに次々と楽器を変えていき、最後には同時に複数の楽器を演奏することで、二人だけのはずなのに、オーケストラに負けない迫力と、それ以上の面白さを感じました。オーケストラのしっかりとした演奏もいいですが、こういった愉快な雰囲気で聞く音楽もいいなと思いました。今までに聞いたことがないような愉快なクラシック演奏で、普段と違う面から曲を聞くことができてとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。是非ともまた聞いてみたいと思いました。 |
9組 |
今回のコンサートの演奏はとても魅力的なものでした。演奏された曲は誰もが一度は聴いたことがあるような有名な曲ばかりで、いろいろな種類の笛の音や、普段あまり
聞く機会のないアコーディオンの音がとても新鮮で、今までに聴いたことがある曲が新しい曲であるかのように感じられました。また、演奏中の二人の表情が非常に豊かであり、息の合った掛け合いをしていて、見ていてとても面白かったです。アコーディオンを演奏していた人は動きが面白く、非常に印象的で自然と笑いを誘いました。真面目に演奏している時とのギャップがあり、観客を魅了する術に長けていると感じました。 |
9組 |
こんなに心躍る演奏は初めてでした。今まで、静かに安らかな気持ちで耳を傾ける演奏は何度も聴いたことがありましたが、今回の演奏は一風変わっていて、終始笑顔が絶えませんでした。言語が通じない中で、様々な表情や音の強弱などを使って物事を表現していたのは、本当に素晴らしいと思います。特に印象に残っているのは、二人が互いの音色で張り合っていたシーンです。すまし顔で高音を吹いてみせるイアンさんと、顔を真っ赤にしながら鍵盤に指を走らせ、しまいには自分の声を使って張り合おうとするマイケルさんとの掛け合いが最高に面白かったです。まるで、海外のポップなアニメーションを見ているようでした。 最高だったのは、掛け合いだけではありません。演奏も、たった二つの楽器で奏でているのが嘘のように壮大で、感動しました。一番前の中央で聴いていると、奏でられている音の力強さがビリビリと伝わってきて、曲のテンポが高速になるたび、客席がどよめいていました。また、やはり驚かされたのが、楽器の数です。民族楽器から子供用のおもちゃまで、本当に多種多様な管楽器が登場して、耳を休める間もありませんでした。次々と色々な音色が飛び交って、本当に楽しいひと時となりました。今回は貴重な機会をありがとうございました。一度でファンになってしまいました。ぜひ、また見たいです。 |
10組 |
今回のコンサートで私が感じたことは、音楽の世界というのは凄く広いのだなということ、つまり、音楽の可能性とも言えるものです。最近は、震災の影響もあり、「音楽が日本を元気にする」という文句で、音楽番組が良く放送されています。そして、確かに音楽を
聞くと元気になり、それは歌詞からくるものだと思っていました。それで、
クラシックはどうなるかと思っていたのですが、とても面白くて元気の出るものでした。一番大切なのは、人を元気にしようとする気持ちなのだと感じました。 そして楽器の種類の多さや、それぞれに魅せ方があることも分かりました。リコーダーも音をふるわせたり、一息で長く吹いて見せたりするなど、さまざまな魅せ方があることに気づきました。そして組み合わせ、パート分け次第で、音楽はどんな風にも変わります。そしてこれからもさまざまな視点を持つ音楽家たちが新たな音楽を生み出し、人々に元気や希望を与えるともいます。今回、素晴らしいコンサートを 聞くことができたことはとても貴重な機会となりました。 |
10組 |
今回のクラシック・バスカーズのコンサートを聴いて感じたことは演奏する楽器や演奏するメンバーによってさまざまな世界観が生まれるということでした。以前に鑑賞した日本のフィルハーモニー交響楽団では、多くのメンバーがさまざまな楽器を使用して演奏していましたが、今回のバスカーズのコンサートではたった二人で、しかも笛とアコーディオンだけであれほどの演奏ができているということは素晴らしいことだと思いました。笛の種類もその音色も多種多様でバラエティに富んでいました。また、アコーディオン奏者のイアンさんとリコーダー・プレーヤーのマイケルさんの愉快で即興的なステージは聴いている人の心を引きつけて飽きさせない魅了がありました。そしてその即興的なステージは敷居の高いイメージのあるクラシック音楽を親しみやすくさせ、身近なものに感じさせてくれました。更に演奏された楽曲はコマーシャルなど、どこかで耳にしたことのある馴染みの深い者ばかりだったことも引きつけられた要因の一つだと思います。 |