1組 「気付いたこと」

 夏期勉強合宿に参加したことを振り返って、本当にすばらしい環境で勉強を行うことができた、というのが率直な感想です。周りに誘惑するものなどなく、暑さからもシャットアウトされている状況で、思い思いに勉強ができました。
 勉強面において、気付いたことが二つあります。1つ目が、自分は思っていたよりも出来る、そしてまだまだがんばれる余地はある、ということです。今回の勉強合宿を経て、ここまでの時間を集中できるということをとても感じました。二つ目は、予定を自分に合うように作ることの難しさと、予定通りに進ませることの難しさです。計画を念入りに立てても、実際に思い通りにうまくいかないことを、改めて知りました。
 最後に、この合宿で感じたことは、クラスメートの大切さです。1人だけでは誘惑に負けてしまうことがあっても、周りに同じような人たちがいれば、がんばれることをより強く感じました。勉強を皆が一生懸命取り組んでいること、僕もやればできることを知って、とても有意義な合宿でした。

             

1組 「仲間と共に」

 私達高等部34期生は今回が初めての勉強合宿でした。中等部3年生の時に勉強合宿に行っていなかったため、講義を含めた11時間の学習がどれ程大変なのかあまり分かれませんでした。1日目が終わって、これからの数日間11時間以上の勉強を集中して続けられるのか少し心配になりました。しかしその日以降の2、3、4日目まで講義、自学習ともに集中して取り組むことが出来ました。正直、2、3、4日目の午前中の110分が2コマの自学習はきつい部分もありました。しかし、同じクラスの仲間が必死に勉強している姿を見ると自分も頑張らなくてはいけないと感じました。そして、自分が頑張っている姿を仲間が見て仲間が頑張れば、これこそまさに切磋琢磨だと思いました。今回の1日11時間以上の勉強は今後に必ず生きてくると思います。この努力は今後、受験勉強で辛くなった時にきっと自分の心の支えと成ると思います。この仲間と共に努力した経験を生かして高等部3年生になる準備をしていこうと思います。

 

2組 「多くの人に支えられて」

 今年は、私にとって初めての勉強合宿が行われました。合宿に行く前は正直不安で一杯で、無事に乗り切れるか心配でしたが自習をしているうちにだんだん楽しくなり、合宿が終わった今は、参加して良かったと思っています。今回の学習では自分が多くの人に支えられていることを実感しました。食事の前に部屋で待機する時間が多かったのですが、部屋の窓から外を見ると旅行会社の方や先生方が外で弁当が届くのを待ってずっと立っていて、到着したら走って荷下ろしをしている様子をみて感謝の気持ちでいっぱいになりました。自習の間の休み時間で友人と話をすることで次の自習のときも頑張ろうという活力をもらうことが出来ました。食事前の部屋での待機時間で部屋のメンバーと英語の授業の予習をしていたときは、本当に中身の濃い一時間でした。もちろん合宿の費用を用立ててくれた両親にも感謝しています。今回合宿に参加して自分はこれだけの時間勉強ができるのかということが 分かり、自信につながりました。合宿は、そこで得たものを生かせるように成って初めて成功したといえると思うので、まずは夏休みをしっかりと過ごし、合宿をそして夏休みを成功させたいです。

         

2組 「切磋琢磨を改めて思う」

 今回の勉強合宿で私は「切磋琢磨」について学ぶことができました。受験は個人戦でなく団体戦です。志望校が全員東京大学である私たち2組の生徒は、同じ目標に向かい皆戦っています。入学当初から「切磋琢磨」についてはたくさんのお話がありましたが、今まで実感することは難しかったです。しかし、今回の勉強合宿ではっきりと切磋琢磨がどういうものか分かりました。今回の勉強合宿では日常の朝学習とは違い、「皆が揃って同じ時間を過ごす」ことがポイントになっており、集中力が切れて睡魔に襲われる等の効率低下の原因が降りかかってきますが、周囲を見渡すと本気の友人がいます。そのことが、「みんなやっているんだから、自分もやらなければ」という起爆剤になり、やる気を起こすことができました。これにより、努力を積み重ね合うことにより、真価を高めることができます。これが切磋琢磨だと改めて思いました。
 「持つべきものは友」というフレーズがありますが、受験生の必須事項であると同時に、今いる私の友人皆に感謝する必要さえあると感じました。
 また、今回の勉強合宿では1日11時間30分勉強しましたが、この合宿での勉強は、高校3年生の一部を体験したに過ぎません。なので、この合宿での勉強時間に満足してはいけないのです。まずは夏休み中の勉強にこの経験を生かしていきたいです。最後にこのような機会に巡り会えたことを感謝しなければと思います。

 

3組 「本当の意味での勉強」

 僕は部活のため、2日目の夜からの参加となりました。しかし、その1日と半分ほどの時間でクラスメートは驚くほど変わっていました。眠くなったら自分から立って勉強をする、という行動をしていました。先生方から話は聞いていましたが、まさか本当にそうなっているとは思いもよりませんでした。今まで勉強に対してはあまり熱心でなかった僕の友達も、自習が始まって30分ほど経つと起立して勉強をしていました。最初は立って勉強するのは恥ずかしいと思っていましたが、僕も自然に行っていました。
 3日目は1日の全日程を始めてこなすこともあり、かなり体力を消耗しました。しかし、最後の110分の自学習は疲れていたものの、自然と集中することができました。それは何故かを考えると、本当の意味での勉強というものができたからではないかと思いました。やらされる勉強から、自分から勉強をしたいと意識が変化したため、一番辛い時間の勉強も自然と集中できたのだと思います。
 この勉強合宿で自分が学び得たもの、それは本当の意味での勉強、そして自分にはそれが身に付いていないこと、この 2つだと思います。これまでのやらされる勉強から、自分からやる勉強への転換、これが僕の課題となるでしょう。自分からやる勉強というのは楽しいものでした。今後の生活でこれを身に付けられるようにしていきたいです。そして、約500日後の受験で第一志望校に合格しようと思います。

         

3組 「受け身の学習から脱却する」

 いざ勉強を始めると不思議と眠気は訪れませんでした。むしろ苦手としているのに普段あまり時間の取れない教科の勉強をしていると、忘れていたことや新しく知ったことを頭に刻みつける作業がとても心地よく感じられたほどです。それでもやはり夜などは集中力を欠き手が止まってしまうこともありました。そんな時には視界の端に映る、眠気に負けまいと自ら席を立ち勉強に励むクラスの仲間を見て、奮起したものです。もし 1人で勉強していたらと考えると、集中力を欠いたまま手をずっと止めていたかもしれません。
 合宿後、2日間休みが与えられました。それまでの私の休日の過ごし方は、昼頃に起きてテレビを見始めたりと不規則なものが多かったのですが、合宿のおかげなのか、合宿中の起床時間に目が覚め、以前は訳もなく手にしていたケータイにも触れず、ただ何もせず過ごすことがどうにも苦しく感じられて、合宿中に使用していた教材を進めていました。クラス全員で共有していたあの集中した空気を思い出せば、勉強は決して辛くはありません。
 合宿がもう少し続けばいいのに、と思うのが本心ではありますが、あの場は用意された環境であり、用意された日程の中で勉強していただけです。受け身の自習である感は否めません。これからの学びは自分で用意した環境の中で、自分で課したノルマの中で行わなければなりません。ライバルは自分であり、仲間は共に勉強する人なのです。

 

4組 「仲間を大切にする」

 私は、初めての勉強合宿を通じて、高3の受験勉強はこんなにも大変なのだと思いました。 1日に11時間も勉強したのは中学受験ぶりのような気がします。私は普段眠くなったらすぐ寝てしまいますが、勉強合宿中はみんなが頑張っているから寝てはいけないと思えました。また、とても眠くて耐えられなくなったときは、自ら立ち上がり乗り切ることができました。そして、勉強しかやることがない中で、休み時間や入浴の時間などがとても楽しいものでした。そのことから、やはり仲間は大切であると改めて感じました。何事も辛いことは、 1人ではなかなか乗り越えることができません。ですが、仲間や自分を支えてくれる家族や先生方がいてくれることで乗り越えることができるものはたくさんあると思います。私はこの勉強合宿を終えて大変なことはたくさんありましたが、参加できて良かったと思いました。また仲間を大切にしたいと改めて強く思いました。5日間ありがとうございました。

         

4組 「良い経験となる」

 今回の勉強合宿では、今までとはひと味違うような学習に対する姿勢で臨むことができ、良い経験になりました。そのようにいろいろなことがあった合宿でしたが、その中でも特に印象深かったことがいくつかあります。1つ目は弱い自分についてです。勉強をしていてほんの少しだけでも休みたくなってしまうことが数回ありました。普通に生活しているときには、そういう弱い自分は出てきませんが、身体的、精神的に辛いときになると、弱い自分はここぞとばかりに表面にでてきます。大切なことは、そうなってしまった時こそ自分を信じ弱い自分に克つことだと思います。そして、そこに自分という人間を 一歩前へ成長させるための鍵があると思います。勉強合宿という普段と全く違う環境で、このように考えることができるようにもなりました。2つ目は、受験勉強についてです。勉強合宿の 1日の勉強時間は高3の受験生とほとんど同じだと思います。正直、結構辛かったですが、高3になったつもりで頑張りました。自分もいずれこのような生活が日常になると考えたら、この勉強合宿のスケジュールをものともしない集中力と体力が必要だと感じました。また、この合宿では常に高い目標を目指し、頑張ることはとても充実しているということにも気付けました。この勉強合宿で学んだことを活かしていきたいと思います。

 

5組 「自分の成長」

 自分はこの合宿に参加することで2つ大きく成長することができたと思っています。
 1つ目は忍耐力です。1日の学習時間がかなりあるこの合宿では否が応でも忍耐力が身に付きました。これからの受験勉強で我慢することができなければ、成功させることは難しいと思います。これは受験勉強に限らずすべてのことにも言えることだと思います。
 2つ目は自分の勉強スタイルの確立です。自分はこの合宿を通じて、自分に合った学習スタイルを見つけることができました。自分の性格の欠点は飽きやすいというものだったのですが、いくつかの教科を連続的に学習することでその欠点を回避でき、休憩時間を少なくし、楽しく勉強することができるようになりました。今後もこの学習スタイルは続けようと思います。
 自分はこの合宿で大きなものを得ることができました。それは何にも変えることができないほどすばらしいものです。
 しかし得ることができなかったものもあります。それは達成感です。今回の合宿はトラブルがあり、予定よりも1日早く終わらなければなりませんでした。達成感というものは大変であればあるほど大きなものとなります。それを得ることができなかったのが少し残念です。

         

5組 「自分の変化」

 今回の勉強合宿の直前に、私は不安と期待の感情を勉強合宿に対し抱きました。不安というのは、やはり今回の勉強合宿が、初めての勉強合宿であったということで期待というのは勉強合宿を行うことで自分がどのように変化していくかというものでした。勉強合宿において、私が中心的に勉強しようと思ったのは数学と英語でした。睡眠時間、食事、入浴以外の間の学習というものは実質初めてでした。授業のある学校生活と違い、ほぼすべての学習内容を自身でセットし行うというものは、大変であり、また楽しくもありました。今回の合宿では、一緒に勉強をしていたクラスメイトの存在がとても支えになりました。自学習中どうしても眠くなってしまったときなどに、ふと隣を見たり、聞こえてくる「カリカリ」という音に何度も励まされました。受験は団体戦だという言葉をこの合宿中で耳にしましたが、その言葉の意味が身にしみた瞬間でした。短期間のなかで学べたことを忘れずに、この夏しっかりと勉強に励みたいと思います。 

 

6組 「集中力の重要さ」

 私はこれまでに1日10時間以上も勉強した経験が無いので、1日の勉強時間を聞いたとき、まるで気が遠くなりそうな思いでした。また、私は日頃から集中力に欠けることが多く、そんなに長い間自分が集中していられるか、と不安な気持ちでした。しかしその反面、どれだけ自分が机に向かって勉強できるだろうか、自分の限界はどこなのだろうか、と自分自身との戦いに挑戦してみたい気持ちもありました。そこで、私は自分の精神面を鍛えることを1つの目標としてこの合宿に臨みました。
 勉強をして感じたことは、予想より時間がたつのが早かったことです。普段の授業や自習において、私は時間はなかなか過ぎない、と思っていました。なので、1日10時間以上も勉強することを聞いたとき、自分には越えることが難しい壁が立ちはだかったように思えました。勉強合宿では、苦手な教科でもある数学を勉強時間のほとんどに費やしていましたが、問題を解いている間に、15分・30分・1時間、と気が付けばあっという間に時間が過ぎていき、それだけ自分は集中していたんだな、と日に日に少しずつ自信がつくようになりました。改めて集中力の重要さを理解できました。
 この勉強合宿で得たものを次に生かせるように、これから努力を積み重ねていきたいです。

         

6組 「新しい自分になる」

 受験まであと約1年半にせまった私たちはこの夏、夏期勉強合宿に参加しました。「夏を制する者は受験を制す」という言葉もあるように、受験生にとって夏休みをどう過ごすかで結果が変わってしまうほどとても大切な時間です。だから私はこの夏、勉強に力を注いで新しい自分になろうと決めていました。その一歩目として、勉強合宿を納得できるものにしようと考えていました。だから、「本当に時間いっぱい集中してできるだろうか」という不安もありましたが、「どれだけ自分の力を伸ばすことができるのだろう」という楽しみもありました。ついに合宿が始まると、すごく集中している自分に驚きました。周りを見れば、同じようにクラスメイトも皆、顔を上げることもなく一生懸命学習に取り込んでいて、この合宿に対する意気込みの強さを感じました。2日目からは、1日11時間学習することに成ります。けれどさすがに途中で集中力が切れそうになったり体が疲れたりしました。でもそんな時、「みんな同じように、苦しいけれど頑張ってるんだ」と思うと、私も頑張ることが出来ました。一人じゃないんだと思える、この環境があったから諦めずに取り組むことができたのだと感じました。この勉強合宿は、これらの学習において考え直すとても良い機会と成りました。この経験を生かして夏休みは学習に励みたいです。

 

7組 「勉強は団体戦」

  卒業生を囲む会で先輩がおっしゃていたのが、先生方が何かでおっしゃっていたのか、どちらもだった気がしますが、「勉強は団体戦だ」という様な言葉を、私は今まで何回か聞いたことがありました。今回の合宿では、その言葉を本当の意味で理解できたと思います。合宿2日目の午前中の学習は、まだ体が新しい環境に慣れていなかったのか、激しい眠気に襲われ、今にも負けてしまいそうでした。しかしその時、クラスメイトの頑張っている姿が目に入り、何か持ちこたえることが出来ました。この様な体験をした人は、先輩方や今回一緒に勉強合宿に臨んだ友人の中にも多くいると思います。私も、自分の勉強についてだけではなく、自分の合宿中の勉強に対する姿勢が、誰かの勉強に対するモチベーションを、少しでも上げることが出来ていたなら、とても嬉しいな、と思いました。合宿は中断という形で終わってしまい、残念でしたが、夏休みの勉強を始めるためのスイッチにすることが出来たと思います。

         

7組 「決意する

 勉強合宿に参加して、私は様々なことを学び、実感し、また決意することができました。私が学んだことの1つ目は、勉強の楽しさです。元々勉強は嫌いではありませんでしたが1日に11時間半も勉強をして、案外勉強づくしの生活も悪くない、寧ろ楽しいと感じ、前よりも勉強が好きになりました。流石に毎日これだけの勉強時間を確保するのは難しいことだと思いますが、1日に11時間半勉強するのが可能だと知ったことは、大きな力になると思います。2つ目に、自分の課題を知りました。私が合宿で取り組んだ参考書でも、基礎の部分が出来ていないと思う場面が多くありました。自分の苦手な部分や弱い分野を克服すれば学力が伸びることは明らかですし、特に基礎に抜けがあると安定した成績に結びつきません。だからこの夏は基礎を完璧にし、苦手を克服することに重点を置いて、学習を進めていきたいです。
 また、今回の合宿は予定日数よりも少ない日数で終わるという、恐らく異例の合宿だったと思います。仕方のないことですが、できることなら予定通り最後までやり通したかったです。でも、ここで消極的にならず、「これはチャンスだ」と思うことにしました。逆に考えれば、合宿を最後までできなかったことへの焦りや悔しさがあるので、その焦りを活かすことができます。「勉強合宿の日数が少なくて残念だった34期」ではなく、「日数は少なかったが、短期間で勉強への姿勢を変えることができた34期」と言われたいです。本当に「変わりたい」と思って本気で頑張れば、何があっても「変われる」はずです。だから本気で「変わる」ために頑張ろうと思っています。

 

8組 「自分に勝つ」

 今回の勉強合宿では、多くのことを得ることができたと思います。これまで生活してきた中で、111時間勉強するというのは味わったことのない経験でした。そして己の精神を鍛えることもできたと思います。勉強合宿中に自に負けてしまえばまったく意味のない時間を過ごすことになってしまったと思います。しかし、僕は眠気という誘惑に負けそうになった時、そこで立ち上がり、自分を目覚めさせ再び学習に集中することができたと思います。「自分に勝つ」という強い精神力がなければ、志望大学の受かることはできないと思います。なぜなら全国の受験生が「絶対に合格させる」という強い思いを持っているからです。そんな中、自分に対して甘い態度で接してしまう人が強い思いを持っている人に勝てるはずがありません。その差で結局合否が決まるのではないかと思います。
 勉強合宿では自学習の時間が多くあったので普段していない勉強をすることができました。その中で思ったのは自分の英語のレベルの低さです。文法書を使っての学習をしていましたが、どの分野でも穴だらけだということがわかりました。そして英語は毎日やらなければ意味がないということがわかりました。
 僕は今回、最終日まで合宿を行うことができなかったのが残念でなりません。先生方がおっしゃっていたようにこの状態で終えてしまうというのはかなり大きなことだというのは僕にもわかります。しかし、この短い日数の中でも吸収できたことはありました。夏期休暇中は毎日部活ですが部活がある日でも最低
時間は学習時間を作りたいです。この夏は自分に厳しく努力していきたと思います。

         

8組 「全力で励む」

  僕はこの勉強合宿を通して今までサボってきた自分からの脱却をしようという強い思いを持って望みました。そのせいもあってか、やはりこのような結果になってしまったのは、とても残念でした。しかしその中でも得たもの がありました。2日目はこの合宿で唯一の660分11時間30分の自学習でした。普段は土日ですらそんな時間は勉強しないので正直どうなることかと思っていました。しかし、11時間を苦に感じることも少なく乗り切ることが出来ました。また今回の合宿では、いつも睡魔などの自分の集中を欠くことにも打ち勝つというのも目標にしていました。一日少ない勉強合宿でしたが意地でも負けないという気持ちを持って耐え抜くことができました。具体的な学習については、この勉強合宿ではとにかく文系として最も重要な科目である英語と自分が苦手としている古典の2科目のみを勉強しました。25日からの4泊5日を振り返ってみてやはり、もっと苦しくなるまで自分を追い込み自分の限界に挑戦したかったです。ですがまだまだやることがあって自分の限界を自分の力で突破してやるぞと思える良いスタートの機会にすることができて良かったと思います。この夏は勝負の夏だと思っているので今回のこの合宿で少しでも学んだことを最大限に生かし、全力で励みたいです。

 

9組 「仲間の存在」

 5泊6日の間ずっと勉強しかやらない夏期勉強合宿は、行くまでは本当に憂鬱でした。しかし、当然行ったら嫌でもやらなくてはならないので、「仕方ないから」頑張ってみようという意気込みで臨みました。しかし、いざ合宿に行ってみると自分が想像していたものとはまるで違いました。やると決めて持って行った教材に一生懸命取り組んでいると、日程はあっという間に過ぎて行きました。このようにして夏期勉強合宿を乗り越えられたのは、自分の努力ややる気だけではなく、仲間の存在が大きかったと思います。自分の集中力が切れた時に周りを見回してみると、いつもは居眠りしがちな仲間が立って勉強していたり、一生懸命に鉛筆を動かしていたりする姿にとても刺激され、自分もやらなくてはという気持ちにさせられました。僕一人だったら心が折れていたかもしれません。自分一人で乗り越えたというより、2年9組のクラスメート全員でこの合宿を乗り越えたのだと思います。今回の勉強合宿で、自分の限界と自分はどれだけ勉強しなければならないのかがわかりました。長いようで短い受験までの1年半、今回の勉強合宿で得た学習する習慣を生かし、そこで固めた信念を曲げずに努力し続け、自分の夢に向かって進んで行きたいです。最後になりますが、今回の夏期勉強合宿が成功したのは、先生方は僕達を一生懸命サポートしてくださったからだと実感しました。先生方ありがとうございました。

         

9組 「同じ時間を共有することの大切さ」

 私は今回の勉強合宿を通じてたくさんのことを学びました。学習内容についてはもちろんのこと、学習に対する姿勢や考え方も変わりました。1日目、まず私は重たい気持ちを抱えていました。なぜ拘束されてまで勉強をしなくてはならないのか、眠くなるに決まっているじゃないかと思いました。しかし、学習を始めると思ったよりもはかどることに驚きました。途中、行き詰まって顔を上げると担任の先生が見えました。隣を見ると、友達が皆、一心不乱に勉強をしていました。それを見た私は、自分もこうしてはいられないと思い、負けじと頑張ることができました。休み時間や部屋にいる時などは、友達とお互いに励まし合いました。夜の110分学習では、もうすでに勉強が楽しくなっていました。皆で同じように頑張っているのだと思うと、勉強する手は止まりませんでした。しかし、本当に辛いのは2日目からでした。前日から引き続き取り組んでいた教材に飽き始め、眠気が襲ってきました。そのような中で、寝ないように立ったりしゃがんだりして、学習に取り組みました。後ろを向くと、他にも立っている人がいて、一緒に頑張っているのだ、一人じゃないのだと思うことができました。そして気付けば、弱音を吐く人は誰一人としていませんでした。この勉強合宿によって、私はクラス全員で学年全体で同じ時間を過ごしながら勉強するということが、いかに自分自身を高めてくれるかということがよくわかりました。

 

10組 「経験から自信へ」

 私は今回の夏期勉強合宿に参加するにあたって、まず1つの目標を立てました。それは、夏休みが終わった直後にある期末試験で、高得点を取り、両親、そして先生方を見返し、この夏の成果をみせつけることです。私がこの目標を立てた理由は 2つあります。先ず1つ目は、夏期勉強合宿の少し前に行われた三者面談です。目の前に広げられた紙を見て最初に私が感じたこと、思ったこと、やはり、「ひどい結果だ」「このままじゃ絶対にだめだ」ということでした。過去の合格者のグラフや偏差値と比較すると、そこには何枚、何十枚もの厚い壁があるように思います。とても悔しく、自分に腹が立ちました。先生は前に「後悔だけはするな」とおっしゃっいましたが、後悔せずにはいられなかったのです。「後悔先に立たず」とは、まさにこのことだなと思いました。そんなことを考えていたときに三者面談で両親や先生がおっしゃった言葉には、 私をやる気にさせるだけの十分なパワーがあったのです。2つ目は、周囲の友人たち、そしてクラスメイトの「頑張ろう」という言葉と、その友人やクラスメイトたちの存在です。私は正直この夏期勉強合宿に参加したくないと最初は、思っていました。しかし、そんな時に友人は「そんなこといわないで、せっかく勉強にきちんと向き合えるんだから頑張ろうよ」といってくれたのです。このときに私は友人の存在が自分の中でとても大きいものなんだと実感しました。夏期勉強合宿で私たちが宿泊していたホテルは大自然に囲まれ、とても美しい所にありました。学習に取り組む私たちは最適な場所だったと思います。素晴らしい環境があったからこそ、普段では考えられないような学習時間をこなせました。途中で少しアクシデントもあり、例年よりも 1日短いものとなってしまいましたが、この夏期勉強合宿に参加したいという経験は、これから大学受験という、おおきな壁を乗り越えていく私たちの自信へと変わっていくと思います。この合宿に参加することが出来て、本当によかったです。

        

10組 「集中力の凄さ」

  今回、このような合宿に参加できて本当に良かったと思います。合宿に参加して気づけたこととして、1つ目は、集中して行えば 1日に多くの量の勉強ができるということです。自分にはこれくらいの量を1日にやれば十分という量があって、勉強合宿でもそれくらいでいいという思いがありましたが、それは間違いでした。自分は集中すればもっと多くの量を1日にこなせることが分かりました。今までは甘えた気持ちで勉強してきました。ものすごくもったいないことをしていたことに気づけたことがこの合宿で気づけた1つ目です。
 また自分にはやらなければいけないことがたくさんあって受験まで時間があるようで実はそれほど残されていないということにも気づきました。この合宿ではセンター試験の過去問やマーク模試の過去問、更にはセンターレベルの問題集を解いていきました。本番のセンター試験では最低でも8割といわれていますが、自分は全く届いてはいませんでした。自分が今どれだけ勉強が足りていないのか、自分は焦らなければ生けない立場であることを自覚することができました。ここから高2の冬のマーク模試までが勝負だと思います。自分には本当に時間がありません。残っている日々を一日一日全力で取り組み志望校に現役で合格できるように頑張りたいと思います。このような気持ちにさせてくれた先生方に感謝しています。