1組

 日本語が通じない、見知らぬ異文化の土地に来たとしても、最低限のことだけ知っていればなんとか生きていくことができるんだと気づけたことは、わたしを自信づけ精神的に成長させてくれたように思います。この行動に参加できて本当によかったです。とは言っても、ガイドさんや先生方や友達の力を借りた部分がほとんどでしたが、日本を出たことがなかった自分にとって大きすぎるほどのインパクトと感動を与えてくれたし、その中でした失敗は二つ目の異文化を経験する時に必ず役に立つものだと思っています。
 バンクーバーでは、自然の大きさと、自然と調和しながら生活するバンフの人たちの努力を知りました。また新しく高速道路をつくったかわりに、動物たち専用の橋や地下道を沢山作ったり、町中や道路の端にも日本やバンクーバー市内に比べ、ごみが少なくきれいに整備されていたように思います。
 一生のうち一度は医療の足りない国でボランテイアをするという夢がかなう日までに、もっと積極的に異文化に触れ、自分から現地の人と話、今回の修学旅行を上回る経験値を積みたいと考えています。

1組 

 カナデイアンロッキーを始め、氷河や滝など日本での普段の生活では決して触れることのできない空気、土地、森林を肌で感じました。国立公園内では「リス」や「鹿」などの動物が、人間の生活している場所の近くで生息していることだけでも僕にとって大きな驚きでしたし、バンフの人々も自然と共生しようとする意識の強さにも驚きました。
 バンクーバーでの自主研修では、多分一人の力ではあの様な都会の街を歩くことはできなかったかもしれないと思いました。集団として行動することで何か安心感がありました。それと同時に班員やC隊に迷惑をかけない様に行動しようと心掛ける事が出来ました。更に時間厳守、挨拶などの江戸取生としての基本をしっかり行おうと常に高い意識を持つ事も出来ました。
 今回の修学旅行は本当に多くの方々の力があったから4泊6日を最後まで楽しく安全に過ごせたのだと思いました。まずは僕達の近くに常にいた先生方です。4つのクラスを僅か5人で引率し、僕らの安全や健康を第一に考えてくださいました。それを見て僕自身も出来るだけ先生方に迷惑をかけないようにと思って行動しました。他にはKNTの方々やツアーガイドさんにおいても気遣いで僕らを楽しませてくれました。このように本当に多くの人々の力があり今回の修学旅行が成功したのだと実感しました。

 

2組

 私は今回のカナダ修学旅行で本当にたくさんの事を学ぶことが出来ました。カナダの3、4日目はカナダの自然の雄大さに圧倒されました。一番印象に残ったのは、シャーレ・アサバスカ氷河です。私が想像していたものとは全く異なり、見渡す限り山と大きな雪の塊で、別世界に来たような感覚でした。私達が行ったときは少し吹雪いていてとても寒かったです。また、ロッキー山脈の大きさはとても迫力があり山頂の方にすこし雪がかかっているのはとても神秘的でしばらく目が離せませんでした。途中木々があり周りの景色が見づらいところがあったが、ガイドの方が、観光客が見やすいように木々を伐採するようなことはしないというのを言っているのを聞いて、地元の方の自然を守ろうとする気持ちはすばらしいと思いました。
 私はこのカナダ修学旅行に参加できて本当によかったと思っています。他では経験する事の出来ないようなことを経験できて本当に意義のある修学旅行でした。この修学旅行で経験したことは一生忘れません。これらの経験を糧にして次に活かしたいと思います。

2組

 「カナダに行ってみたい」と思い始めたのは、小学6年生だった僕が、江戸取を受験しようと決めた時からです。実際に僕が江戸取に入学することが決まってからは、カナダとはどのような国なのだろうかと想像を膨らませていました。このように、僕にとって「カナダ修学旅行」に参加することは夢でした。だから夢の地を自分の目で見て、肌で感じられた5日間は僕の最高の宝物です。
 カナダ修学旅行を通して、僕は人間的にも大きく成長できました。それは、「価値観の変化」です。以前は日本という小さい枠の中で考えていたことが、世界という大きい枠で考えられるように成りました。例えば英語についてです。今までは、英語を話せることはすごいことだと思っていましたが、今は、英語は世界共通語であるから話せることが最低条件であると考えるように成りました。また、友達が流暢にカナダ人と話している姿を見て、僕も英語を上手に話せるようになりたいという気持ちが芽生えて、英語の勉強に対する意欲がとても増しました。だからこれからは英語を今まで以上に頑張って行きたいです。
 僕がカナダ修学旅行へ参加し、笑顔で家へ帰ることが出来たのは、先生方や、旅行会社の方々が僕達を全面的にサポートしてくださったおかげです。僕の下手くそな英語に親切に耳を傾けてくださったカナダの人々のお蔭でもあります。そして、家族も色々な面で助けてくれました。数多くの人々の助けがあったからこそ大成功出来たと言うことを忘れずに、今回の経験を生かして自分をより成長させていこうと思っています。
 Thank you  very much.

 

3組

 初の海外ということになった今回の修学旅行で、私は自分の中に新たな視点をつくることができたように思えます。例えばカナディアン・ロッキー。例えば氷河の美しい青色グレイシャーブルー。例えば真っ白に輝く凍った湖。それら全て、話に聞いていたものですが、まさに百聞は一見に如かずというような心持ちです。特に山を覆う雪なんかはかつて人が踏み込んだことがないようにも思わせるほど純粋に白く、日本で見るような、車や人が通った後に残る灰色の、ぐちゃぐちゃしたそれとは全く異なったものでした。これらの自然があるがままの状態で保存されているのはひとえに、カナダの方々の自然を畏れ 、敬い、愛する気持ちが強かったからだろうと推測しています。日本の美しい自然と呼ばれる場所に思いをはせてみると、有名になるにつれ観光客が増え、それと比例するように自然破壊「ごみのポイ捨てや草木の持ち出し」などが行われ、問題としてテレビなどで取り上げられています。もちろん、観光客が汚していった自然を元に戻す背景には地元の人々の努力があると思うのです。日本では地元の人、観光客というように区切られている感を否めませんが、カナダでは国民が一丸となって自然を守ろうとしているように見えました。
 カナディアン・ロッキーから離れたバンクーバーでの自主研修の最中も、現地で暮らしていると言うおばあさんが「カナディアン・ロッキーはもう見たの」と声をかけてくださったこともよく覚えています。カナダの人々はカナダの自然に愛着と誇りを持っています。昨今 、観光名所での生態系、自然破壊も国民全体でどうにか当たれば解決に結びつくのではないかと思いました。

3組

 4泊6日のカナダ修学旅行は天気に恵まれて事故なく無事に終えることができました。今回、僕が素晴らしい経験をできたのは多くの方々のサポートがあったからだと思っています。まず、修学旅行という場を用意してくださった学校の先生方、旅行プランを立ててくださった近畿ツーリストの皆様、資金面の援助などをしてもらった両親に感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました。
 交流会では同い年のイギリス人とバディを組みました。本物の英語に触れて気づいたことがあります。自分が話すことは通じているみたいでしたが、相手が何を言っているか聞き取れないということです。発音が上手過ぎて自分の知っている単語と違うものに聞こえてしまうのです。この交流会を通じて正しい発音の英語を学ぶことが新たな目標になりました。
 今回の修学旅行では本当に貴重な経験をさせていただきました。この経験を今後の学校生活に生かして大学受験に向けて勉強に励みたいと思いました。

 

4組

 「英語をしっかり話すことができるのか。」という思いで始まった修学旅行でした。でもそんな不安がどこかへいってしまうほど楽しい修学旅行でした。「交流会」では、私達のバデイは「RIA」という子で、とても明るく、話しかけやすい人で楽しく会話することが出来ました。聞き取れない言葉があってもジェスチャーや相手の顔を見たら大体理解することが出来ました。私が扇子をプレゼントしたら、とても喜んでもらえて嬉しかったです。言葉よりも、相手に伝えようとする気持ちの方が何倍も大切なことなんだと思いました。でも自分の気持ちをより正しく伝えるために、英語をもっと話せるようになりたいと思いました。
 カナダの修学旅行を終えて、一番良かったと思うのは日本で見かける外国人を特別に思うことがなくなったことです。今まだは話しかけられないようにと無意識の間に避けていました。でも今は、見かけても特に避けるようなことはなくなったように思います。これは、自分にとってとても大きな変化だと思います。カナダはとても楽しい所でした。機会があったらまた行きたいと思います。

4組

 バンクーバーの学校交流では自分が持っている英会話能力を全て出し切りました。学校で習っていることがこんなにも現地の方々にも通じることが分かり、英語は勿論、受験のも必要ですが、それ以外のもっと大事なコミュニケーションの手段の一つであるということが分かりました。また、現地の方々を見ていると、授業では積極的に発言をし意見を述べていました。見習う点の一つであると思いました。バンクーバーの街並みを直接体験できた自主研修では前の交流会があったせいか、不安や緊張などは全くありませんでした 。バンクーバーはバンフとは反対に高層ビルの連なりでしたが、緑の街と呼ばれるほど木々もたくさんあり、海も間近に臨んでいました。あの光景はおそらく一生忘れることはないでしょう。
 今回のカナダ修学旅行は挨拶、5分前行動の再度認識はもちろんのこと、日本では味わうことのできないことを学び、価値観が一変した修学旅行でした。大学に入ったらバンクーバーに留学したいと切実に願っています。この様な経験ができたのは周りの先生方や現地の皆さんのおかげです。とても感謝しています。

 

5組

 カナダに向けて出発したのが、まだ昨日のことのように感じられるほど、充実した6日間でした。広大な土地と豊かな自然に恵まれたカナダで、最高の友達と作った思い出は一生の宝物です。6日間の思い出は、作文用紙が何枚あっても書き尽くすことができません。
 思い出の中で特に印象に残ったことが2つほどあります。第一に、広大で美しいロッキー山脈です。カルガリーへ向かう飛行機の中で現地時間の朝を迎えて窓を開けると、そこにはただただ雪をかぶった壮大なカナ ディアン・ロッキーが広がっていました。長い間、山以外の景色は見えませんでした。それだけ広く長い、美しい山脈が広がっているんだ、ということを身をもって実感しました。さらに、バンフの街は、どこから見ても、山に囲まれていて、まるで天空にいるようでした。第2に、クロウフット氷河やアサバスカ氷河にいったことです。大きな氷の塊が、何百メートルもの厚さで広がっている光景には感銘をうけました。しかし、この美しい氷河も、地球温暖化の影響を受けていて、どんどん面積が小さくなっているようです。今回の氷河に行って、「こんなに美しいを、地球温暖化で失っては絶対にいけない」と思うようになりました。氷河の美しさは、自然を守ることの大切さを教えてくれました。
 この6日間は、とにかく本当に楽しかったです。クラスの友達との仲はより一層深まったし、英語でコミュニケーションを取ることは難しいけど楽しかったです。

5組

 カナダには広大な自然がありました。1つはどこまでも続く大山脈です。バスの窓からは大きな山々がいくつも連なり、人を圧倒しているようでした。また、大氷河にも行きました。雪上車に乗って向かった場所は、雪の厚さが300メートル程あるらしく、その数字を聞いた時はとても驚きました。
 また、僕がカナダ修学旅行で楽しみにしていたことに、現地の高校を訪問して、同年代の人と触れ合う、ということがありました。僕達のバディは女の子だったので、最初は少し不安がありましたが、向こうからたくさん話しかけてくれたので、良い雰囲気で過ごすことができました。はじめは、相手の言っていることに答えるのがやっとだったのが、時間が経つにつれて自分のほうから話しかけられるようになったのが良かったと思います。
 バンクーバーでの自主研修の時間を6時間も取ってもらったので、時間にゆとりを持ちながら有意義な時間を過ごすことが出来ました。街がとてもきれいだと感じました。緑が多くて、建物もきれいでしたし、道も広かったです。将来住めたらいいなと思いました。

 

6組

 今回の修学旅行は、私にとって2回目の海外旅行だった。しかし前回は家族旅行だったので今回の修学旅行とは訳が違った。自分のことはしっかり自分で管理しなければならないから、楽しみである反面、不安もとても大きかった。色々な人と触れ合い、たくさんの貴重な経験をした今回の修学旅行。普段あるいは日本では経験ようなことばかりだったので、私にとって貴重でとても意味のあるものになった。
 カナダは特に、面積世界第2位という広大な国なので、スケールがとても大きかった。それだけでなく、外国で4日間も過ごしたことは、自分を成長させる1つの良い機会になったと思う。英語を頑張って勉強しようという意欲も、以前より何倍も増えた。また、もっとたくさんの国について学んで、実際そこに訪れて観たいという気持ちにもなった。
 わたしを修学旅行に行かせてくださった親、先生、旅行会社の方々など全員に感謝するとともに、今回得たものを、今後活かせるように生活していきたい。

6組

 今回のカナダ修学旅行を終えて、自分は日本と海外の国々との違いを改めて認識しました。日本の常識が海外では通用しないこともあります。また、言語も違うので、自分が言っていることが相手にうまく伝わって、理解するのが難しくなります。海外に行くと、このようなことが起きて、パニックに陥る人もいると思います。しかし、日本という国にずっと住み続け、自分の一生を終わらすのはもったいない気がします。日本という狭い国に留まり続けるなら、海外の国々に行って、いろいろな人々と交流したり、観光を楽しんだりして、自分の教養を高めた方が、自分の人生を素晴らしいものにすることができます。これからも、海外に行く機会がまたあると思います。その時は、カナダ修学旅行で学んだことを思い出して、積極的に参加して自分の人生を良いものにしたいと思います。

 

7組

六日間に渡るカナダ修学旅行は天候に恵まれ、毎日体調も良好で素晴らしいもものとなりました。
 カナダでは、まず、その広大な自然に驚きました。見渡す限りロッキーの山々が並んでいて、まるで自分が絵本の中に入り込んでいるような感覚でした。また、現地の人がカナダの自然や野生動物をとても大切にしていて、それらを誇りに思っているんだなと感じました。道路の端に柵を立てるなど、動物のことを一番に考えていることに感動しました。また、動物が何気なく民家の庭で草を食べている光景にはとても驚きました。それだけ動物たちが人間に恐れを抱いていないんだなと思いました。
 次に、カナダでの文化の多様性を感じました。カナダにはヨーロッパ系の人はもちろんおこと、アジア系の人がたくさんいたことに気づきました。そのため、市内研修のときなどにお金を払うとき、私が慌てていると優しくどれを出せばいいのかを教えてもらいました。また、慣れない英語で話をしているときも、微笑みながら私が話すのをちゃんと聞いてくれて、正しく話すことができたときには誉めててくれたりもしました。このことは、私にとってとても心に残っています。多民族国家であるからこそ、どのような人にも丁寧に接してくれるんだなと思いました。

7組

バンフは、小さな町で、高い建物がない見晴らしの良い所でした。現地の人はとても優しく、僕達に話しかけてくれました。僕は、バンフでホットドッグを食べたのですが、初めて英語を使って買い物をした経験だったので、とても嬉しかったです。
 バスから見るカナデイアンロッキーは、険しくも綺麗で素晴らしい景色でした。レイク・ルイーズなどの見学地の景色は素晴らしかったけれども、それ以外の山々が連なる風景は、どれも日本では見ることが出来ないものだなと思いました。アサバスカ氷河は、一面真っ白で、とても寒いところでした。

 

8組

       私が一番に思ったことは、感謝という気持ちです。修学旅行に行かせてくれた両親、私たちの親のような存在になり全ての生徒に目を向けてくださった先生方、私たちが楽しめるように色々と計画をしてくださった旅行会社の方、わかりやすく丁寧にカナダのあらゆることを教えてくださったバスガイドをしていただいた方、その他にもバスの運転手の方やホテルの方々など、感謝すべき人がたくさんいます。まわりの方々のおかげで修学旅行を楽しめたと思っています。「ありがとうございました」と心から感謝しています。
 最も私が海外に行って感じたことは、英語でした。私は中一の時から英語が苦手で、今も結構苦戦していますが、海外では英語が全てです。日本語で話しても全く伝わらないのは当然です。交流会をした時、ジェスチャーなどをして伝えるのがやっとでした。それでもちゃんと話を聞いてくれて、交流できて嬉しかったですが、自分の英語の能力のなさに腹が立ちました。今までは、将来海外なんて行かないし、英語なんてどうでもいいのにと思っていましたが、英語で会話できるようになりたいというように気持ちが変わりました。英語は世界共通の言語だと思うし、英語で会話している人はかっこいいです。まわりの人がよく言っている「英語だけはちゃんとやっておいた方が良い」という理由が分かりました。
 今回の修学旅行でさまざまなことを感じることができました。海外だと、考えさせあれることがたくさんあります。この感じたことを忘れずに、将来につなげていこうと思います。修学旅行はもう一生ありませんが、すごく楽しかったです。良い思い出になりました。

8組

       僕は今回のカナダへの修学旅行で、たくさんの思い出と経験を得ることができました。
 自主研修などで、とても充実した時間を過ごすことができ、クラスの友達との団結力なども高まったと思います。
 特に朝の集合の時などは、クラスの皆で互いに起こし合い、五分前集合をしっかりと行うことができました。過去にも研修旅行など、クラスの皆で旅行することはありましたが、これほど互いに声を掛け合い、起こし合っていたクラスは初めてだったと思います。
 また、五分前集合の他にも、あいさつなどもしっかりと行うことができたのではないかと思います。
 「あいさつ」や「五分前集合」などは江戸川学園取手高等学校の生徒としてはできて当然なのだと思いますが、修学旅行が始まったばかりの頃は完全にはできていなかったので、今回の修学旅行を通じて、当然のことを当然として行えるぐらいには成長できたのではないかと思います。
 このように今回の修学旅行を通じて、江戸取生としての自覚という意味でも、雄大な自然に触れるという意味でも、とてもいい経験になったと思います。
 ですから僕は今回の修学旅行に関わった先生方や現地の方、友だち、そして何より両親に感謝をすると共に、修学旅行で学んだことを今後に活かせるようにしていきたいと思います。

 

9組

    6日間修学旅行でカナダへ行き、大自然を見て、現地の人々と触れ合い、多くのことを学ぶことができました。この修学旅行は今後生きていく上でとても役に立つ収穫が多くあった、良い経験となりました。私は今回初めて海外へ行き、自分の世界が広がった気がしました。
 
現地の学生との交流はうまくコミュニケーションをとれるか不安でしたが親切に接してくれたのと、同世代だったおかげで話題も広がり、楽しくそして実りある一日とすることができました。市内自主研修では班の人と協力して研修し、しっかりと見て回ることができました。バンクーバーは都会で、色々な国の人が街にいて、人を見ているだけでも世界が広がった気がしました。
 この修学旅行を通してカナダの大自然に触れ学んだことも多くありましたが、集団行動をする上で一人一人がしっかりと自覚を持った行動をすることの大切さというものも知りました。一人の行いが全体へ影響を及ぼすし、全体がまとまれば自然と結果もついてくるものだと思いました。食事の時、乗り物に乗っている時、施設にいる時、あらゆるシーンでその場に応じた挨拶や態度が必要となり、学校にいる時以上に集団としての力が試されましたが、6日間かけてみんなと行動を共にするうちに身についたと思います。これを普段の生活に活かして、修学旅行に行った意味をよく考えたいです。

9組

 カルガリー空港行きの飛行機から大きな雪のかかった山をたくさん見ました。カナダの上空から見た山は、日本とは比べものにならず、辺り一面雪のかかった山々が広がっていました。これから見ていくカナダの景色は相当素晴らしいものであると思い、期待が膨らみました。
 バンフでは、「絶景」と呼ばれるような素晴らしい景色を堪能しました。フードウーズやレイク・ルイーズや雪上車から見たシャーレ・アサバスカ氷河など今まで見たことがない景色が広がっていました。どこまで行っても白の世界で本当に感動しました。自分の想像の遙か上を行くカナダの自然の雄大さには感動させられっぱなしでした。
 交流会では自分の英会話能力の低さを痛感する場となりました。バデイの話す英語は聞き取れるものの、その意味を理解するのに時間がかかり、返答も単語だけだったりと会話のテンポに間に合うことがほとんどできませんでした。バデイに申し訳ない気持ちと自分の能力の低さを知り、悔しい気持ちで一杯でした。外国人とコミュニケーションをとれることができる喜びを感じられるような英会話能力を絶対に身につけたいと思いました。
 今回の修学旅行では驚きや感動の連続でした。自分が見たことないものはまだまだあるのだと思い、世界の広さを実感しました。貴重で素晴らしい経験をたくさんさせてもらいました。近い将来またカナダに訪れ、次回こそは英語でコミュニケーションをしっかりと取りたいです。

 

10組

 今回のカナダ修学旅行では私にとって初めて体験することや学ぶことがたくさんあり、充実したものだったと思います。特にカナダに着いて二日目に行われた現地の高校生との交流会では電子辞書やパソコンなどの便利な機械を使わずに自分たちの持っている英語力のみでバデイと会話をしました。私たちのバデイは日本人にも分かりやすいように簡単な単語を使ってゆっくりと丁寧に話してくれたのですが、たとえ相手の言葉を理解することができてもそれに対する答えをうまく自分の言葉で伝えることができず、とても悔しい思いをしました。この悔しさをバネに帰国した今日からより一層英語の学習に力を入れていきたいと心から思いました。
 またカナダはとにかく自然が豊かで、カナデイアンロッキーのような堂々とした広大な自然からクロッカスの花のような小さく凛とした自然まで本当にどこを見渡しても日本で見ることのない風景が今もまだ鮮明に脳裏に焼きついています。特にロッキー山脈は日本では見ることのできない山脈だと思います。日本の山といえば一年を通して青々とした山肌が印象的で、高さもそれほどなくのどかな山が多いですが、カナダの山はどれも雪を被っていて白く鋭い山ばかりでした。そんな山の麓にある綺麗に輝く白い雪に覆われた湖も日本では見ることのできない絶景でした。どこを見ても素敵な景色で溢れているカナダの土地を羨ましく思いました。
 今回の修学旅行で日本とは何もかも異なる文化を身を以て体感し、自分の人生にとてもプラスになったと思います。これらのことを今後の学生生活の中で活かしてゆき努力を忘れることなく過ごしていこうと思いました。

10組

 今回の修学旅行は、高校一年生時の研修旅行がなくなってしまった自分たちの学年にとって、初めての学校という集団で動く旅行でした。さらに自分は、日本ではない場所である「海外」に行くことが初めてであったので、期待と不安が混ざり合った旅行でした。
 一日目、最初の飛行機移動の時、自分はパスポートケースが金属探知機に引っかかってしまいました。このときに、外国に行くということは、「規律」を徹底して初めて実現するのだということを学び、同時に、江戸川学園取手の「規律」を守るというポリシーは、社会を生きる上では当たり前に、確実に実践していかなければいけないのだと再確認しました。
 カナダに到着し、まず感じたことは、日本との気候の違いです。温暖湿潤気候である日本では、日差しが強いと日陰でも蒸し暑いのに対して、湿気が日本より少ないカナダでは、日陰に入ると程良い涼しさを感じることができました。教科書や資料で知識として知っていたことを、実際に自分の体で体験できたことに感動しました。
 二日目、現地の学校の訪問はもう経験することはできないであろうイベントでした。向こうの学生たちはとても積極的で、彼らと過ごした数時間は、普段使わない英会話の能力を活用できる良い機会でした。
 三日目、四日目もバンフで過ごし、五日目で日本に帰国して、修学旅行は終わりました。
 自分にとって初めての「海外」修学旅行は、多くのことを見て、感じ、考えた、忘れることはないであろう大切な思い出となりました。