「卒業生を囲む会」    感想文

1年1組 Aさん
 私が今回の卒業生を囲む会に参加して、初めに感じたことは去年の卒業生を囲む会とまったく雰囲気が異なっていたことです。中等部3年生の時に、初めて卒業生を囲む会に参加して、とても刺激になりました。そして、高等部に進学して卒業生を囲む会に参加してみると、周囲の雰囲気も卒業生の雰囲気も違っていました。去年は中等部3年生だけでの参加でしたが、今年の全体会では同じ会場に上級生である高等部2年生や3年生がいることで独特の緊張感を感じることができて、とても良い刺激になったと思います。また、全体会で「先輩方への恩返しは先輩方の実績を超えること」というお話を聞き、その通りだと思いました。先輩方がいたからこそ、今の江戸取があるのだと思います。その先輩方に恩返しをするこということは、私たちが先輩方の実績を超えて後輩につなげていくことだと強く思いました。私はこれから先の江戸取の未来をより良いものにするために貢献できる江戸取生になりたいと思います。

今回の卒業生を囲む会で、卒業生からのお話をお聞きして学んだことは二つありました。

一つ目は、「高一の勉強法」についてです。高一の時は、定期試験や到達度試験、模擬試験に全力をかけるということが本当に大切だということを学ぶことが出来ました。私は試験の中でも到達度試験は比較的力を抜きがちな試験でした。しかし、到達度試験に対しても全力で臨める人が最終的に自分の力を発揮できる人だと思います。どんな試験も自分の実力を知ることが出来るとても大切なチャンスだということです。到達度試験や授業中の確認小テストなど与えられた貴重なチャンスを一回一回大切にしていきたいと思いました。また、定期試験や模擬試験は大学受験の推薦入試においてもとても大きな影響力を持ちます。高一のときから定期試験や模擬試験を疎かにしたら、二年半後にとても大きな後悔をする状況になってしまうと思います。そうならないためにも高一の大切な時期から定期実力試験や模擬試験を大切にしてしっかりと勉強をしていきたいと思います。

二つ目は、「生活のスタイル」についてです。「自修時間の確保」や「朝学習の活用」が大切だということを改めて学ぶことが出来ました。私は、あまり自修時間が確保できていないと反省をしています。授業で学んだことで終わりにしている状況にあります。そのような勉強スタイルでは自分の力として身に付きません。授業で学んだことを自分の中で噛み砕き、消化して自分のものとすることによって、初めて自分の基礎力になるのだと思いました。その為にも自修時間がどれだけ大切かということを今回、改めて感じ取ることが出来ました。また、どの先輩方も口をそろえて言っていたことが、朝学習の大切さです。大学入試を成功している先輩方は、しっかりと朝学習から集中して勉強に取り組んでいたということが分かりました。朝学習の時間は、みんなにとって非常に貴重な時間です。クラスみんなで呼び掛けあって朝学習をすることができたならもっとより良いクラスになるのではないかと思いました。

今回の卒業生を囲む会で学んだことをしっかりと自分の生活に活かして、勉強に取り組んでいきたいと思いました。
1年1組 B さん
 卒業生を囲む会に参加して、僕が思ったことは次の二点がありました。

 まず一つ目は、「仲間の大切さ」です。どの先輩方も級友たちとの良き交流をとても大切にし、お互いに精神的にも支えあうことができていました。僕はやはり、良き仲間は非常に大切であると思いました。大学受験まで、これからまだまだ長い時間があります。その中で、課題も増えてきて、紫峰舘での学習量が増加し、身体的にも精神的にも厳しくなっていくと思います。今まで色々な先輩方や先生方のお話を聞いてきて、これを一人で乗り越えていける人は本当に少ないと思います。そして、僕には一人で乗り越えていく自信はまったくありません。しかし、幸いなことに、僕の所属している一組には、良きライバルであり、素晴らしい良き仲間でもある友人がたくさんいます。さらに、先生方も非常に頼りになるし、僕たちの心が浮ついている時には、しっかりと安定した気持ちにさせてくれます。また、最近感じたことは、「良き仲間がいるからお互いに頑張れる」ということです。寝不足であったり、疲れていたりするときは、本当に勉強をすることが嫌になって、すぐにでも、楽をしたいと思うことが良くありました。しかし、周りを見渡すと、一生懸命に努力をしている級友が身近にします。そこで、「自分も負けてはいられない」という負けず嫌いな自分が出てきて、気持ちを入れ換えて、また新鮮な気持ちで勉強に取り組むことができるのです。これから長い間一緒にいる級友とは、何度も意見がすれ違ったり、トラブルが起きたりする時もあると思います。しかし、どんなことがあっても仲間を失うようなことにはならないように、少しずつ気を配って、これからも良きライバルであり、そして、かけがえのない仲間として共に学校生活を送っていきたいと思いました。

 二つ目は、今の学習がとても大切だということです。話を聞いて、今僕たちがやっている内容がそのまま大学受験に直結することが分かりました。今までやってきた中で僕が実際に後悔をしたことは、試験を解き直さなかったことです。試験直前まではできるだけ頑張って勉強をしたけれども、試験で解くことができなかった問題を試験後に修正し、しっかりと正しく身に付けておくことを行ってきませんでした。今更、後悔をしても遅いのですが、この後悔をこれから二度としないように、心に深く刻んで、今後に活かしていくつもりです。今の勉強は以前よりもずっと難しくなって、本当に大変です。しかし、ここで努力すれば自分の夢に一歩近づけるのだと自分に言い聞かせ、今を大切にしていくことが僕たちにとって必要不可欠なものだと強く感じました。

 卒業生を囲む会では、毎年とても大切なことを得ることが出来ていると思います。先輩の話を聞くだけで、自分の将来に対してこんなにいろいろな事を深く考えることができました。このような行事に参加することができてとても良かったです。

 

1年2組 C さん
 私は卒業生の方々からお話を聴くことで、自分の志望校が決まりました。それは東大です。なぜ東大にしたのかというと私は自分が将来何をやりたいのかがまだ決まっていないからです。私はいくら考えても、自分に向く仕事が思いつかず、途方に暮れていました。しかし今回、田中えりか先輩が、東大には「進振り」という制度があり大学2年生の時に自分の行きたい学科を希望でき、希望者の中から成績順で希望が通る、と仰っていました。このお話を伺って、私は東大に行って、東大に入った後に自分の進路を決めたいと思いました。今すぐ自分の進路を決めてしまうと、自分の可能性を狭めてしまう可能性があります。私のクラスにいらっしゃった先輩に、医科コースから東大文系クラスに進路を変えた先輩がいました。その先輩は今、マネージメントについて学んでいらして、「自分に経済は向かないと思っていたけれども、今はとても面白いと思う」と仰っていました。私もこの先輩みたいに悔いのない進路を選択したいです。だからこそ、東大に行きたいと思いました。東大は日本で一番難しいと言われる大学です。しかし東大は京大のように複雑な応用問題は出題しません。どちらかと言うと、東大は基本的な問題を出題します。そのため、基本をしっかりと理解していなければ東大には入れません。だから、私は基礎をしっかり固めようと思います。具体的には、数学では体系問題集を繰り返し解こうと思います。さらに、中村先輩が仰っていたように、間違えた部分だけ問題集の解答を書き込むのではなく全て書き込んで記述の書き方を覚えようと思います。

 また英語は、どんな大学でも入試で使う科目であり、さらに将来就職するときにも必要となるかもしれない科目です。だから今のうちから基礎力を磨く必要があります。具体的には、トレジャーの今習っている部分の音声を何回も聞くことです。英語の読解とリスニングは関連していて、読解の知識だけでなく英語を聞き取ることのできる「耳」を身につけることが重要だ、と言われています。だから、文法はエクステンシブをやりつつ、毎日ネイティブの音声を聞き、英語に耳を慣らそうと思います。そして、大学受験に向けて毎日勉強していく中で、自分に合った、そしてやりたいことを見つけていきたいと思います。そのためにも江戸取で仲間達と切磋琢磨して自分を磨いて行きたいです。

1年2組 D 君
 僕は今回の卒業生を囲む会に参加し、自分の目標について再確認しました。クラスに自分が最も尊敬している先輩である貝塚先輩が来てくれました。そして、京都大学の話や、高校時代に何をして過ごしていたのかなどを聴くことができました。そして、やはり京都大学しかないという気持ちになりました。貝塚先輩も、やはり高一の時には京都大学に入ろうと決めていたそうです。目標を決めるのが早いということは、努力できる時間が多いということです。遅く決めた人と比べて、かけられる時間が違ってきます。僕も早めに決めたのだから、その分努力しようと思いました。

また、自分が京都大学を志望していることについて、改めて考え直しました。去年から、理科で化学を習うようになり、化学がとても好きになりました。そして、将来は化学に関する職業に就きたいと思うようになりました。また、大学でも部活としてアメリカンフットボールを続けたいと思っています。よく「京大のアメフト部は厳しい」と聞きます。自分を成長させるには、厳しさが必要だと思います。自分は厳しい環境でより強くなりたい、そう思って京大に入りたいという気持ちが生まれました。そして去年の春、貝塚先輩が京大に入ったことを知り、部活を続けながら京大に入るなんてすごいと思いました。また、やればできるのなら、自分もやろうという気持ちにもなりました。僕はこの気持ちを再確認し、自分がこの先何をしなくてはならないのかを思い出しました。これからも自ら立てた目標を忘れずに、努力し続けようと思います。

 全体会では、東京大学と筑波大学の先輩方が話をしてくれました。大学は甘いところではないということ、けれども、楽しいところだということをおっしゃっていました。ただ楽しいだけでは堕落した生活になってしまい、だんだんと駄目な方へと向かっていってしまいます。また、勉強だけやっていたり、部活ばかりやっていたりするのもよくないと思っています。「文武両道」という言葉を他の人・先生方から言われ、自分でも道徳のノートやLHRノートに書いてきました。今までを振り返ってみると、「武」はできていても「文」はできていません。両方を着実にこなしていくことで、自らを成長させることができ、周囲からも一目置かれます。自分の目標は京大に入ることです。部活も適当にしたくはありません。今の低迷中のチームを盛り上げたいとも思っています。僕は、勉強でも部活でもトップを目指し、努力を続けていきたいと思います。

 

1年3組 E さん

卒業生を囲む会に参加して、自分の考えが甘いということを感じました。今回の卒業生を囲む会では、今年卒業した先輩方が来て下さいました。中には、知っている先輩もいて、私もこういう風になりたいと思いました。しかし、先輩方のお話しを聴くうちに、今までの自分の考え方、やり方のままだったら、先輩方のようになれないだろうということが分かりました。

 全体会でお話をお聴きした中で、もっとも印象深かったのは、全員が「努力した」と自信を持って仰っていたことです。特に最初にお話しをしていただいた田中先輩は、「自分は努力家だ」と言い切っていて驚きました。なかなかそのようなことは言えません。でも田中先輩ははっきりと、そう仰っていました。きっと、私が想像する以上に努力したのだろうと思います。一年で体系問題集を十周してしまうような勉強をしていたなんて、私の何倍勉強していたのだろうと思ってしまいました。私は普段次の日の授業までの予習や宿題に追われて、自分からの勉強をできていません。ずっとこれからもこのような生活が続いてしまったら、田中先輩のような努力家の人に負けてしまいます。少しずつでも、そういう人との差を縮めていかなければと焦りました。高一の時から、コツコツと勉強することは本当に大切だと思いました。

 また、全体会の後の分科会では、筑波大学、東北大学、慶應義塾大学に進学した先輩がクラスに来て下さいました。先輩が「大学は今までの人生の中で一番楽しい」と仰っていました。私は全体会で、これから辛くても努力しないと大学には行けないという現実を見せられて、焦っていたので、辛い先には楽しいことが待っていると思うことができて、気持ちが少し楽になりました。大学は、辛い受験時代があるからこそ楽しいのだろうと思いました。また、高一から勉強しておけばよかった、と言うお話もありました。自分がもっと上にいけなかったのは、高一のときに遊んでしまったからだということでした。高校生の時に、やり切ることができなければその後ずっと後悔するのかと思うと、今からやらなくてはいけないと強く思いました。

 私は今回の卒業生を囲む会で、自分はまだまだ足りないということが分かりました。先輩方のお話をお聴きして、自分の勉強は勉強にもなっていない、量が全然足りないということが分かりました。高校に入学してから、もう三ヶ月が経ちますが、早く今までの考え方や、やり方の甘さを変えて、三年後に「努力した」と自信を持って言える自分になっていきたいです。

1年3組 F 君
 卒業生の先輩が、忙しい中をわざわざこの卒業生を囲む会のために来て下さり、貴重なお話をしてくださりました。最初に全体会で3人の先輩が卒業生代表として学習アドバイスの話をしてくださいました。一人目は東京大学理科T類に合格された田中えりか先輩からお話を聴きました。最初に、東大に入って良かったこと、悪かったことを話してくださいました。先輩のお話は実感がこもっていて、東京大学のことをより深く知ることができました。その後に、高1から高3にかけてどういった勉強法をしてきたかについて教わりました。今僕にできることは、定期テストや模試といった規模の大きい試験だけでなく、日頃の小テストなども手を抜かないことだと思います。

二人目は、東京大学文科V類に合格された荒井先輩からお話をお聴きしました。勉強というのは質と量で、時間をかけて何をどうやるのかが重要だと仰っていました。なぜ分からないのか、どこまで分かっているのかを自分できちんと見極め、効率よく時間を無駄にすることがない勉強法を習得したいです。

三人目は、筑波大学医学部医学類に合格された中村先輩からお話を伺いました。意外なことに先輩は医科コースだったにもかかわらず数学が苦手になってしまったそうです。しかし先輩は諦めず、添削指導を受けられたということでした。そんな先輩の姿に僕は刺激を受けました。先輩は大学受験の直前までどこに願書を出すか迷っていたそうですが、友人からの「納得のできる入試にする」との言葉で第一志望の筑波大学に願書を送ったということをお聴きして僕も悔いのない大学受験にしたいです。そのためにも、先輩が仰っていた「大学に行きたいのならまず勉強する」「得意科目を作り、それを中心に勉強することで効率を上げる」そして「直前まで諦めない」この3つを実行し続けたいと思います。

この全体会の後、クラスに3人の先輩が来て下さり、質問に対して丁寧に答えてくれました。大学のサイトや雑誌をみただけでは分からない大学生活のことを生で聴くことができて良かったです。

江戸取は規律ある進学校として、厳しいところもあるけれど、社会に出てからとても役立つと聴いてきました。今回来て下さった先輩方も、とても3ヶ月前まで高校生だったとは思えないほど堂々としていて、自信に満ちあふれていらっしゃいました。今回の卒業生を囲む会は大学受験について考え直す良い機会となりました。大学受験まであと2年半となりましたが、先輩方のアドバイスを活かして、先輩方のような立派に胸を張れるようになりたいと思います。

 


 

1年4組 G さん

私は今回の「卒業生を囲む会」に参加し、先輩方の貴重なお話しを聞いて大学受験に対する意識を更に高めることができました。そして、「私もこんな風になりたい」と刺激を受けました。先輩方のお話をお聞きして思ったことは、現役合格された先輩方は皆江戸取の授業や生活を第一にして受験を乗り切ったということです。それから、高い目標を持つ仲間と共に切磋琢磨して辛い受験勉強を乗り越えてきたということです。受験を乗り越えるためには、お互いに支え合っていく仲間の存在がとても重要なのだと改めて感じました。

私にはまだはっきりとした将来の夢がありません。今興味があるのは法律関係の仕事や文章を書く仕事です。どちらも小学生の頃から漠然と憧れていた職業でした。特に、法律関係には強い憧れがあります。しかし、まだ自分の進路を確定したわけではないので、高一の段階では自分の選択肢を広げることにつとめていきたいと思います。

大学に進学するにあたって、私は経済的な面で極力親に負担をかけたくありません。ですから、親孝行のためにも国立の大学を目指しています。もちろん、今の私の成績ではほど遠いことだと分かっています。しかし、先輩もおっしゃっていたように、目標は妥協せずに高く持っていたいです。その目標に向かって努力することで、それに値する成果があらわれるのだと思います。

今の自分の課題は、まず苦手科目を作らないようにすることです。その日に学習した範囲はその日に消化して、次に進める状態にしていきたいです。また、分からないところは積極的に先生に質問して完全に納得した状態にしていきたいと思います。毎日のやるべきことを真面目にこなしていくことが大切だと思います。また、私は部活をやっているのですが、まとまった時間がとれない分、自分で時間の使い方を工夫して少ない時間でも有効活用していきたいです。高三になった時に、「もっとやっておけば良かった。」と後悔しないように毎日を過ごしていきたいです。そして、高一の夏休みは自分にとって有意義な時間を過ごせるようにしていきたいです。自分の苦手な部分に時間を費やし、他の人と差をつけられるようにしたいです。また大学の情報を収集したり、見学に行って自分の進路についてゆっくりと考える時間にしたいです。

今回の「卒業生を囲む会」で、勉強に対するモチベーションがとても高くなりました。この気持ちを忘れず、もうすでに受験勉強は始まっているのだという意識を持って有意義に毎日を過ごしていきたいです。

1年4組 H 君
  僕は今回の卒業生を囲む会を通して、この高校一年生という大切な今の時期をどう過ごせばよいか、またこれからどうしていくべきなのかについて考えました。

 まず、僕がオーディトリアムでの東大や医学部に合格した三人の先輩から聞いたお話の中で、特に印象に残ったことは、高三の時の大学受験のための勉強をしている時が一番楽しかったということです。僕の今までの高三の時期に対するイメージは、きつくてつらい勉強に耐えるというものだったので、先輩のお話は自分の想像とは正反対のものでした。部活もできなくて、ただひたすら夜九時まで勉強をするのは、正直途中でくじけたり嫌になったりするのかと思っていましたが、今回の卒業生を囲む会の先輩方のお話を聞いて、少し安心しました。

 次に印象に残ったのは、勉強は量と質を掛け合わせたものであるということです。そして高一の今は質よりも量に目を向けて、勉強すべきだということです。確かに、高三になって大学受験が近づいてから多くの問題を解き始めるのでは手遅れであり、高一の間に基礎を固めておくことが大切だということを改めて感じました。

 また体系問題集を十周することや、解答そのまま写すこと、自分で解きながらその過程を記述することなど、実践的なアドバイスをもらい、やはり東大や医学部に現役で合格するためにはそれ相応の努力が必要であり、自分も大学受験のためにいまからこつこつと準備し始める必要があると思いました。

 きっと大学受験は自分が想像しているよりもだいぶ近くまで迫っているのだと思います。受験まであと三年弱しか残っておらず、抜け落ちている分野なども多々あり、とても不安です。今までみたいに、苦手なところを見ないふりをするのではなく、夏休みの間に分からないところを補完しておきたいと思いました。

 次に分科会で卒業生からの勉強法や大学を志望した理由を聞いて、最初に痛感したのは、日々の授業の大切さです。やはり勉強の根本は授業にあり、それをしっかり吸収して応用できるかがとても大切なことです。また僕はまだ志望大学は決まっていませんが、この先夢が見つかったとき学力的に無理だということにならないよう、精一杯努力して、できるだけ上を目指していきたいです。

 今回の卒業生を囲む会を通して、今までよりも大学受験というものを身近に感じるようになりました。今回の先輩方のアドバイスを生かし、受験に向けて努力していきたいです。


 

 

1年5組 I さん
 私が今回卒業生を囲む会に参加して一番感じたことは危機感です。中等部の時には得意な教科は授業をしっかり受けてさえいれば良い点数は取れていました。しかし、 中間実力試験の結果を見て中等部の時と同じでは無理だということを実感しました。最も心に残っていることは教育実習に来られている小村先輩が話してくださった「それなり」という言葉です。この言葉は中等部時代の私の学習とほとんど同じだと思いました。大して努力することもく、それなりに勉強して、それなりの成績をとって満足していたのだと思います。先日の中間実力試験も結局、「それなり」の勉強でした。だから成績も中学のときと同じか、下がった科目ばかりでした。7月の校内模試では順位も出ます。3年後の大学受験を後悔しないためにも「それなり」という言葉を自分の中から追い出すようにしたいと思います。そして、一つ一つの試験を大切にして準備するようにしていきたいと思います。いろいろな先輩方のお話を聞いたことで今まであまり知らなかった大学の様子や魅力を知ることができました。もともと夢や目標があやふやで教育学部に進学したいと思っていただけの私は、本当に進学したいという大学はまだありません。ですからもう一度、進路について真剣に考えなければならないと思いました。私はまだ自分の勉強法が確立されていません。先輩方に教えていただいた方法や先生方に勧められた方法を参考にし、早く確立したいと思います。勉強は量と質が大切だと何度も言われているようにもっと効率の良い勉強を心掛けていきたいと思います。今日やるべきことを優先順位に基づいて考えるのが私は苦手でよく失敗します。先輩がお話しされていたようにアバウトな計画を立てて自分が苦手な所やなぜ間違えたのか、どこが理解できていないのかということを見つけることを意識して勉強するようにしていきたいと思います。標準学習時間もクリアしなければなりません。試験一週間前ですら学習量が少ないと感じています。学校に残って勉強したり、家でも同じように勉強できるように努めていきたいと思います。江戸取で学んで受験に成功した先輩方の話はとても参考になりました。話を聞いただけでなく、それを今後に生かしていきたいと思います。
1年5組 L 君
今回の卒業生を囲む会に参加してまず感じたことは不安でした。卒業生を囲む会に呼ばれるのは勉学に人一倍励んで難関大学に合格した先輩方です。その経験談をお聴きして参考になった反面、自分はこのままでよいのだろうかという不安を感じました。江戸取での生活の半分を折り返し、大学受験やセンター試験というものを身近に感じるようになってきました。だから自分も変わらなくてはなならいという気持ちが強まりました。何を変えなくてはならないのか、それは意識です。大学に行くのは、自分の叶えたい夢、自分が目指す職業に就きたいという目標を達成したいからです。難関大学には生半可な気持ちでは合格できません。ですから今まで怠けていた自分を変える覚悟を決めます。また自分が卒業生を囲む会に臨む姿勢も向上しました。大切な機会であるという意識が強まったのだと思います。先輩方の話を聴くのは大変貴重な機会であると実感しています。またこうして作文を書くことでさらに自分自身を向上していこうという気持ちが増しています。今まで先輩方の話をお聴きしても反省するだけでそれを改善していませんでした。先生方にも日頃から授業の予習、復習が大切だと言われ続けていたにも関わらず、不十分にしていたのは何とも情けないです。反省したことを改善するため頭で理解しただけでなく、実践していきたいと思います。

 


 

1年6組 K さん
 私は卒業生の先輩方の話をお聴きしてこれから三つのことに気を付けて勉強していこうと思いました。一つ目は自分が正しいと思ったことは貫くということです。周囲に流されず、自分のペースを乱さないようにしていきたいと思います。私は今まで社会に対して苦手意識を持っていました。定期実力試験では平均点に届かないのは当たり前で正直赤点でなければいいという考えていました。しかし、今年からは苦手意識を無くしたかったのでノートのまとめ方を変えてみました。結果は平均点には届かなかったものの中等部の時よりもよい点数でした。これからも点数を伸ばしていきたいと思います。二つ目は学習計画をアバウトに立てるということです。今までいつからいつまで問題集を何ページやるというようにきっちりと決めていましたがいつも計画倒れになっていました。せっかく計画を立ててもその通りに実行しなくては意味がありませんし、やる気も失せてしまいます。限られた時間の中でいかに効率良く勉強するかで学力の伸びが変わってきます。先輩方がおっしゃっていたようにアバウトに計画を立てて実行していこうと思います。三つ目は高校1年生のうちに各教科の基礎をしっかり固めるということです。学年が上がるにつれて学習内容も高度になっていくわけですからこの1年生のうちに基礎力をつけておきたいと思います。とくに数学は今一つ基礎力が定着していません。理科三科目はすべて基礎科目としてのものですからしっかり定着させていきたいと思います。先輩方が話しておられた大学生活はとても楽しそうです。夏休みにはオープンキャンパスに積極的に行きたいと思います。そして、3年後自分に合った大学に入学し、充実した大学生活を送れるようにするためにも今から努力し、高校3年の時には納得できる受験ができるようにしっかり学力をつけていきたいと思います。
1年6組 L 君
 高校に進学すると考えなければならないのは刻々と迫ってくる大学受験についてです。この卒業生を囲む会で学んだこととして、まず一つ目は努力は怠ってはならないということです。多くの先輩方は高校1年生のうちから目標に向けて自学自修に取り組んでいたとおっしゃっていました。今からその努力を怠っていたら自分の目標など達成することなどできません。4月の研修旅行の目的の中に「自学自修の確立」がありました。自学自修とは自分の目標、大学受験に必要な要素だということが分かります。また学習内容や質に注意しなければなりません。一番重要なのは授業にいつも集中することと課題や試験に向けての勉強を怠ってはならないということです。二つ目に学んだことは受験を乗り越えていくためには友人や先生方との協力が必要であることです。受験勉強は精神的に大変つらい状況にあってもクラスの友人や先生方の支えにより、それを乗り越えられるというお話が印象に残りました。つらいということを超えて、楽しい。僕もそういう気持ちで受験勉強に取り組みたいです。周囲の人たちとの関わりも繋がりを大切にしていかなければならないと思います。特に友人とはお互いに励まし合い、切磋琢磨していきたいと思います。一人よがりの勉強にならないようにしていきたいと思います。大学に合格するだけでなく、大学で自分のやりたいことを見つけ、自分の将来に向けての勉強をしていかなければなりません。この高校生活、そして次の大学生活を充実させるためにも努力していきたいと思います。

 

1年7組 M さん

卒業生を囲む会には約50名の先輩方が来られていました。どの先輩も良い大学に進学していて、素晴らしいと思いました、そして、今回先輩方から色々な話をお聞きすることができたので、今後の参考にさせて頂きたいと思います。

まず、一点目に、勉強は、質×量だということです。1日のうちに、勉強の出来る量は、限られています。私は部活をやっているので、どうしても帰る時間が遅くなってしまいます。とはいえ、睡眠時間を減らすと体調不良になってしまいます、だから、勉強の質が大切になってくると思います。どうやったら、勉強の質を上げていけるか、これから研究していきたいと思います。

次に、受験は団体戦だと言うことです。大ホールで話をされていた先輩の一人は、受験勉強を振り返って、話をしていて、泣きそうになっていました。それほど、クラスの人たちは、みんないい仲間だったのだと感じることができました。みんなで頑張ることはいいことだと思います。一人では頑張れないことも、みんながやっていれば、頑張ることができます。クラスと比べると、規模の小さな話ですが、今回の中間試験はそれに近いものがありました。高校生になって友達が突然塾に通い始め、たくさん勉強をするようになりました。それを見て、私も勉強しなければと思うようになりました。試験前は、朝から晩まで一緒に勉強しました。一日中勉強していれば、嫌になることもあります。しかし、隣で頑張っているからこそ、私も頑張ろうと思えるようになりました。自分一人では頑張れないことも、友達となら一緒にがんばれます。その友達に分らないことを教わることもあります、一緒に勉強することが広まると、もっと良いクラスになるはずです。何年後かに、あのクラスは良かったと振り返られるクラスにしていきたいです。

最後に、自分が自信を持てるまで勉強することです。私は今回の試験で努力すれば成績が上がるということがよくわかりました。しかし勉強を辞めてしまうと、成績はすぐに下がります。今回の試験をまぐれで終わらせたくはありません。勉強をやれば結果は必ずついてきます。大学受験のために、一回一回の試験や模試を大切にして、これからも成績を伸ばすつもりです。いや絶対に伸ばしたいと思います。成績が上がれば、自信も付いてきます、私は今まで成績上位者を見て、あの人は頭が良いから上位にいて当たり前だと思っていました。しかし、成績上位者であればあるほど努力しています。私ももっと努力したいと思います。正直、特に英語は3年間しっかり勉強できなかった分を補うのはとても大変で後悔しています。中学生の頃にしっかりやっていれば良かったと思います。夏休みをどう有効活用するかが今後に関わってきますので、私は自分ができる範囲で目標を高く持ち、勉強していきたいと思いました。

1年7組 N 君
 僕はこの卒業生を囲む会に参加して自分に何が足りないかを知ることができました。その一つが勉強量です。卒業生の先輩は勉強は質×量だとおっしゃっていました。いくら時間
かけて勉強しても質を伴わなければ意味がないし、また質の良い勉強をしたとしても量をこなさなければ学力は向上しないということ
です。どのように勉強していけばよいのかということについては、集中して臨むということだと思います。時間だけならいくらでもかけられます。勉強に集中するということは簡単なことではないということです。難関大学に合格した先輩方は手を抜くことなく、努力されてきたから合格できたのだと思います。僕は部活動に入っているので帰りが遅くなる日があります。高校1年生の平均的な勉強時間は大体3〜3.5時間くらいです。部活動のある日は多少少なくても部活動のない日はその分勉強時間を増やし、尚かつ集中して取り組むことが効果の上がる勉強だと思います。一日一日を大切にしてしっかり勉強計画を立てた上で臨みたいと思います。今回の卒業生を囲む会では勉強に対する姿勢の在り方や甘さに気付くことができました。また苦手科目の効果的な勉強法や大学受験に臨む際のメンタル面の管理の仕方等、将来、自分の役に立つことをたくさん聞くことができました。卒業生の皆さんは各々難関大学に合格され、本当に立派だと思います。僕もこれから必死に勉強して目標とする大学に合格できたら今度は僕が後輩にその体験を伝えたいと思います。

 


 

1年8組 O さん

私は卒業生を囲む会に参加し先輩方のお話をお聴きして、時間の使い方や勉強方法など大変多くのことを学ぶことができました。また、二年半後の大学受験に向けて、文理選択や学部選択への意識を高めることができました。

前半の全体会ではまず竹澤先生のお話をお聴きしましたが、竹澤先生のお話の中で私にとって最も印象的だった言葉は、「意志あるところに道はできる。退路を断つ覚悟で夢をつかめ。」です。私は竹澤先生のこの言葉をお聴きして、大変感銘を受けました。小さくても目標があれば、その達成に向けてするべき事が自ずとあらわれ、努力を重ねることへのきっかけになるということを学びました。また自ら逃げ道を閉ざすことが、夢実現への大きな一歩になるということにも気付きました。しかし、私にはまだ将来に向けての具体的な目標がありません。ですから、今後江戸取で高校生活を送る中で進路についての視野を広げ、私自身に最適な進路を決定できると良いと思います。そして目標が定まったら、その実現に向けて努力をしていきたいです。

続いて、三名の先輩方のお話をお聴きしました。東京大学や筑波大学といったレベルの高い大学に合格・進学されたとお聴きし、漠然とですが、心の底から憧れを覚えました。卒業生の皆さんはそれぞれの大学の特色やキャンパスライフ、受験に向けての勉強方法についてお話しをしてくださいました。私がお聴きして感じたことは、どの卒業生の勉強方法も、まず基礎を固めることから勉強を始められていたということです。基礎ができていないと応用はできないということは、世間一般的にもよく言われていることですが、卒業生の口から改めてお聴きしやはりその通りであると感じたため、今後の自主学習にもそのことを念頭に置いて取り組みたいです。

後半は各クラスに招かれた卒業生の先輩方が、高校生活の過ごし方や勉強方法について、さらに詳しいお話をしてくださいましたが、中でも川上先輩のお話が興味深かったです。私は高入生クラスに所属していますが、川上先輩も高校一年次は高入生クラスに所属していたとお聴きし、その点で川上先輩の勉強方法は私にとってとても参考になるものばかりでした。先輩は、普段の勉強では確実な基礎力を身につけることに重点を置き、それをきちんと自分のものにするという地道な努力をコツコツと積み上げることが大切であるとおっしゃっていました。また受験勉強に関しては、そのスタートが早ければ早いほど良く、自分の努力次第でいくらでも結果は変えられるともおっしゃっていました。私は入学して以来、平日4時間・休日7時間学習を続けてきましたが、それはただ、ひたすら思いついたことから手をつけるというような効率の悪い勉強方法でもありました。また具体的な目標が定まらない中での勉強は、モチベーションが上がらず、あまり集中力が続かないことも多々ありました。しかし、この卒業生を囲む会に参加したことで刺激を受け、頑張りたいという気持ちが以前にも増して強くなったので、自分自身で納得のいく受験ができるよう、今後は勉強方法を見直し、効率よく努力を積み重ねていきたいです。

1年8組 P 君
 今回初めてこの行事に参加しました。江戸取の卒業生は進学実績がとても良いので、とても楽しみにしていました。全体会では東大生のお話をお聴きしました。東大生は自立していると聞きとても勉強になりました。両親の話を聞いていると、自分で物事を考え自立している人が社会でも役に立つ存在になるのだと思います。頭のよい人が必ずしも東大や難関大学に合格するわけではないと思いました。また、勉強のアドバイス等もお聴きしました。高校一年生では、定期試験や到達度試験、模試という一つ一つのテストをしっかりと一つずつ全力で乗り越える事が大切だと改めて思いました。その他とても自分のためになることをお聴きして、勉強になる部分が多くありました。

 次に、教室ごとに分かれ、間近で卒業生のお話をお聴きすることができました。勉強の面では、一番印象に残っている言葉が一つ一つの小テストを満点が取れるような勉強をしていくということです。小テストを全力で取り組んでいくことで勉強の下積みができるということを学びました。単語テストやその他の小テストに全力を尽くしていきたいと思います。また一つの問題集を完璧にするということも学びました。僕の中学時代を振り返ってみると様々な問題集に手をつけていました。自分に合った参考書を選んで、効率の良い勉強をしていきたいと思います。

次に、勉強に対する精神的な面では、地道に努力することや、粘り強く取り組んでいくことが大切だと学びました。一日の決められた時間の中で、平日4時間、休日7時間を定着させ、粘り強く勉強していきたいと思います。

最後に、高校一年から大学に対する意識を持つことはとても大切だと思いました。江戸取に入学したからには、国立大学を第一志望として、日々の勉強を頑張りたいと思います。夏休み等を使い、オープンキャンパスに積極的に参加していきたいと思います。高校受験の時のような学校の選び方では大学受験では通用しないと思います。大学受験は自立の一歩であると僕は思います。高一の間にしっかりとした目標を設定していきたいと思います。

今回の卒業生を囲む会で様々なことを学びました。勉強のアドバイスや気持ちの面でのことを先輩から聞くということは、なかなか得られない経験だと思います。今回の経験を今後の生活にどう活かしていくのかが重要です。思ったこと、感じたことをそのままにせずに自ら行動していきたいと思います。その経験が自分の成長の源になるとよいと思います。江戸取の卒業生となった時に、自分の経験を後輩たちに話すことができるような先輩になりたいと思います。

 


 

1年9組 R さん
 初めて卒業生を囲む会に参加しましたが、様々な話を聞くことができ、自分たちの2年7ヶ月後に控えている大学入試につなげていけたら良いと思いました。先輩の話を聞いて、先輩方がやってこられた勉強の仕方は私の知っていることばかりでした。つまり、勉強の基本が先輩方はできていたということです。基本を大切にしてきたからこそ志望校に合格できたのだと思います。前回のLHRでも「基本を大切に」という内容がありましたが、まさしくその通りだと思いました。「毎日コツコツ勉強すること」「計画を立てること」「量と質を大切にすること」などどれもよく言われることばかりです。どの先輩も特別なことや高度なことをしていなかったのだと思いました。大学受験は当たり前のことをいかに継続出来るかに尽きると思いました。また、先輩方のお話から、今まで全くわからなかった大学の雰囲気を少しつかむことができました。勉強は大変ですが、大学生になると友人、先輩との関係が密になり、毎日の生活がよりいっそう楽しめるようになると思います。筑波大学の敷地が私の予想よりもはるかに広いことも一つの発見でした。

 分科会では三人の先輩方がクラスに来てくださいました。どの先輩も角屋先生のおっしゃったとおり「努力型」だというのを先輩方のお話から感じました。勉強方法を工夫したり、努力することを継続したり、古文や英単語を繰り返し覚えたりと、それぞれの先輩方が独自の勉強法を考えて取り組んでおられたことがうかがえます。先輩方がおっしゃった「自分で勉強する環境を整える」というのもLHRの内容とリンクすることだと思いました。定期試験の準備を本格的に行う期間には学校で勉強する時間を増やそうと思います。それは家では集中できないときは学校で勉強すると先輩方がおっしゃっていたからです。休み時間や放課後を上手に利用したり、朝、登校する時間を早めたり、工夫して学校で勉強する時間を増やしたいと思います。また、きちんとした朝型の生活にしたいと思いました。それは、朝、起きることができてもまだ眠いことがあり、夜遅くまで勉強しても効率が悪く、しかも悪循環になってしまうからです。分科会に来ていただいた宮澤先輩のお話から、日中に効率よく勉強して夜はぐっすり寝ることも必要だと思いました。先輩方の話を聞いて、なるべく早く大学のオープンキャンパスに足を運び、様々な大学を見てみたいと思います。大学はどこも同じようなものだと思っていましたが、先輩方のお話を聞いて各大学によってそれぞれ特色があるのだと思いました。

 今回の卒業生の方々のお話で共通していたことは「努力し続けること」でした。毎日コツコツ勉強を続けることはどの先輩も当たり前のように実践されていました。目標を高く設定し、それに向けて勉強することは私にとって大きな教訓となりました。今回先輩方に教わったことを今後の自分の勉強に吸収し、上手に実践できればよいと思います。先輩方のアドバイスを無駄にしないようにしっかりとした学校生活を送っていきたいです。

1年9組 S 君
 卒業生の先輩方からお話を聴き、とても勉強になりました。そして、僕はこの卒業生を囲む会によって大きく心境が変化しました。それは「努力を重ねれば良い大学に行けるかも知れない。」ということです。全体会、そして分科会の先輩方のお話でも、先輩方は大変な猛勉強をされたとおっしゃいました。「努力すればできる」ということを今回強く感じることができました。実際の努力とは勉強をするということです。つまり、自分に合った勉強法を見つけることが不可欠になると思います。今回、来ていただいた先輩方のお話を聴いていると、先輩によって勉強法が異なっていたということがわかりました。例えば、長期的な計画を立てたり、数学では意識の問題としてノートに解答の過程を全て丸写しをしたりと様々な勉強法があることを知ることができました。自分自身、高校に入学してまだ自分の勉強法を確立できていないと思うので大変参考になりました。

 先輩方は勉強法の他にも「目標」を持つことが大切だとおっしゃっていました。将来の目標となる進学したい大学など何か目標を持ちたいと思います。僕は、外国の文化に興味を持っているので外国語の学部に進学したいと思っています。その目標は失うことなく持ち続けていきたいと思います。

 高一では、高二、高三で少しでも余裕のある生活を送るために今から勉強する習慣をしっかり身につけDBや古典の用語などの基礎を完璧にしたいと思いました。そして、定期試験、校内模試、駿台模試に全力で取り組み、入試への足固めとしていきたいと思います。僕は部活もやっているので時間を無駄にすることの無いよう生活のサイクルを組み立てたいと思いました。

 受験を乗り切るには精神力も必要となってくると先輩方はおっしゃっていました。全体会である先輩が勉強は辛かったが楽しかったとおっしゃっていました。僕はまだ勉強が「楽しい」とは思うことができませんが、仲間と共に高め合いながらわからない問題を解決していくと楽しくなっていくのかなと思います。そして、何回も演習を繰り返し、精神的に自信がついていけば、受験に勝てると思います。僕の大学受験までは、あと二年半ですが、今からでも少しずつやれることはしっかりやっていきたいと思いました。先輩方、たくさんのためになるお話をありがとうございました。