体育祭感想文

1年1組 A さん
 私は今回、江戸取生としては四回目、高等部生としては始めての体育祭を最高の形で迎えることができました。それは、高校生が中心となって行う応援団に所属することができました。個人やクラスだけでなく白色という一つの大きなチームの一員であることを強く感じた上で参加することができたからです。応援団の練習は一ヶ月前から始まりました。今年は一週間程練習する日が少なく、それに加えて1組の医科コースは紫峰舘などで多忙になるということが重なり不安も多くありました。しかし、それらを理由にして練習に参加することができないという安易な妥協は絶対にしたくありませんでした。その為に私は朝、昼、放課後の少ない時間でもできる限り応援団の練習には積極的に参加すると共に。いつもクラスの人をできるだけ練習に参加するように誘うこともしました。最終的には、他のクラスと比較してもとても多く参加してくれる人が多く30名を超える人が応援団に参加してくれました。練習に参加する人が少しずつ増えてきて、毎日が本当に楽しく感じることができました。そして、ついに体育祭の前日を迎えました。この日の練習はみんな掛け声も踊りも揃っていて、とても気持ちが良かったです。最後に応援団の全員で円陣を組みました。このとき、私はこの最高のメンバーで踊ることも明日の本番で最後になるのだと考えたら、少し悲しくも感じました。

 待ち焦がれていた、体育祭の本番の日です。「みんなスター」という意味の最後の曲まで白組一丸となって踊りました。踊っている間は、楽しい。その一心でした。結果としては白組は4位でした。正直悔しいと思いました。しかし、それはそう思えるほどに努力をしてやり切ることができたからだと思います。最後には涙も流れてきました。まさか高一からこんなにも感動的な体育祭になるとは思っていませんでした。これもここまで強く牽引してくれた団長を始めとする先輩方のお陰だと思います。100名を超える応援団をまとめ上げ、一つのチームとして発揮させてくれました。また、その一員となれたことを私は本当に嬉しく思いました。本当に有難うございました。今年度の体育祭は、白組というチームとその力で最高な行事として幕を閉じ、一生忘れることができない最高の思い出となりました。

1年1組 B 君

私は高入生で、今回初めて江戸取の体育祭を経験しました。私は公立中学校出身なのですが、その時の体育祭と比べると桁外れにスケールが大きく、熱気に溢れたものでした。なにより応援団というものが新鮮で、最初の体育祭なので初めてのことは進んでやってみようという思いもあり、私も参加しました。応援団員は体育祭の何週間も前から自主的に集まり、体育祭を盛り上げるために汗を流し、練習をしました。特に高校3年生は今回が最後ということもあり、下級生をリードし、悔いのないように頑張っていました。私たち後輩の目にもその姿がしっかり焼き付いています。

 私は医科コースに入っていて、よく担任の先生に言われることがあります。それは「勉強ができるから素晴らしいのでなく、勉強もできるからすばらしいのである」という言葉です。私はこの言葉を胸に、中間テスト一週間前の体育祭というハードスケジュールの中、テストに向けた勉強をする傍ら、体育祭ではクラス対抗リレーに参加するなど自分ができる競技には極力参加しました。よく医科コースは勉強しかしていないから運動は駄目だと思われがちですが、クラス対抗リレーでは決勝に進み5位に入ることができました。体育祭後に発表された、クラス別順位でも1年生で2位という好成績を残せました。これは単に運動の得意不得意ではなく、どれだけ全力で体育祭に臨んだかという、クラスの団結の結果だと私は思います。江戸取生のすごいところは、行事に全力を尽くし、それを理由にして勉強を怠らないことだと私は改めて実感しました。これからも江戸取生としての自覚をしっかり持ち、学校生活を充実させていきたいと思います。

 


1年2組 Cさん

今回の体育祭では、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。高等部になって初めての種目である騎馬戦では、高三の先輩方と作戦を練って、敵の大将騎馬を倒しに行きました。残念ながら、私たちの騎馬は負けてしまいましたが、学年を超えて戦えるのはとても楽しく、団結力も生まれたように感じました。私にとって今回一番の思い出になった競技は、クラス対抗リレーでした。中等部の時も参加しましたが、高等部では予選を勝ち抜かなくてはならないため、とても不安でした。体育の時間に何度か練習をしていましたが、当日はたくさんの人が歓声を送る中で走るため、とても緊張しました。しかし、今までの練習や他のリレー選手を信じて走ることができ、2位という成績を残すことができました。緊張した中でも2位になれたのは、クラスの皆や同じ色の人、先輩、後輩など様々な人の応援があったからだと思います。この他の種目も多くの人に支えてもらい成し遂げることができました。結局私たちの色は負けてしまいましたが、チームやクラスの応援と団結力からはたくさん学ぶところがありました。今回の体育祭で私は大変有意義な時間を過ごせました。これから、この体育祭で学んだクラスやチームでの団結力を学校生活全般に活かして行きたいと思います。とても素晴らしい体育祭で、特にリレー選手であった私にとっては一生記憶に残ると思います。

1年2組 D君
 今回の体育祭は高等部に上がって初めてのものだったので、とても新鮮な体験ができ、たくさんの思い出を作ることができました。各色のダンスによる応援披露はその内の一つです。去年までは高校生の先輩方が踊っているのを見て楽しんでいるだけでした。しかし今年からは皆を盛り上げる側です。そして同じクラスの友達が踊っている姿は本当に素晴らしかったです。体育の時間や放課後などいつも練習しているのを知っていたので、更に素晴らしく見えました。本気で努力をしていれば、輝くことができるということを知りました。その他にも、クラス対抗リレーで1年2組が2位という好成績を残したことや、棒引きでは皆が団結して優勝できたことが嬉しかったです。最終的に総合の結果では最下位になってしまいましたが、今回の体育祭では勝ち負けや順位よりも大切なことを学びました。それは、「全力で挑む」ということです。皆で真剣に頑張れば、それだけの友情が得られるし、心の底から楽しむことができます。新しいクラスになってから二ヶ月も経っていませんが、1年2組は一つにまとまり、団結力も強くなったと思います。これからも友達と協力し、何事にも全力で取り組んで楽しんでいきたいと思います。

 


1年3組 E 君

高等部に進学して初めての体育祭は、団結のすばらしさを実感する体育祭となりました。僕は綱引きと棒引きしか出ませんでしたが、応援を頑張りました。 僕は中等部時代、体育祭には何となく参加していました。練習の時の応援の熱気に押され、当日は先輩方の声に負けないように大きな声を出して応援しました。そして、青組の1人として、勝利という共通の目標に向かい、全力で競技に臨みました。本当に青組全体の一体感を覚えました。棒引きは、青組が最下位でしたが、青組の団結力は示せたと思います。高等部男子綱引きは、青組が2位でした。他の競技は応援しながら観戦しました。全力で競技に打ち込み、相当疲れているにもかかわらず、最後まで力を振り絞って取り組んでいる姿には感動しました。 応援に力を入れた体育祭でしたが、10点差で赤組に負け、準優勝に終わりましたが、今までで最も楽しめた体育祭でした。数日間、声が枯れてあまり声が出せなくなってしまいましたが、大きな達成感を覚えました。勉強も、懸命に取り組めば同じように達成感が得られると思います。今後の学習に活かしていきたいと思います。体育祭が時の経つのが早く感じられたように、勉強も夢中になると時の経つのが感じられると思います。 僕たち35期生には大学進学という共通の目標があります。同じ志を持つ仲間と共に、これから努力していきたいと思います。

1年3組 F 君

5月26日に、体育祭が行われました。晴天の中、「勝利」という1つの大きな目標に向かって、6学年が一丸となって競技に臨みました。高校生になって初めての体育祭で、応援団に参加しました。中等部の三年間、高校生の先輩方を見て、その姿に感動したからです。僕も先輩たちのように、感動を与えられたのではないかと思います。それは、朝、昼、放課後と毎日の練習を頑張ってきたからです。残念ながら青組は3位となりましたが、今回の先輩たちと共に過ごした時間は忘れることのない貴重な時間だったと思います。青組の高3の先輩方は医科コースで、大学受験という大きな壁を目の前にしていながら後輩である僕たちのために休日の時間を割いてくれました。青組の団長は、とてもすばらしい方です。団長はまったくダンスの分からない僕に対して優しく教えてくれました。団長には特に感謝しています。 今年から追加された新種目の千メートル走ですが、今回僕は、この競技に参加しました。もともと、障害物競走でしたが、諸事情によりなくなったそうですが、正直走りたくありませんでした。千メートル走は1位にはなれませんでしたが、青組は千メートル走で1位でした。 今回、体育祭を高等部生として参加して、高等部では、高3生の熱い思いが直に伝わりました。高3生の体育祭に対する思いはとても強かったです。 色別対抗のリレーでは、自分のクラスの2人が代表として出ました。残念ながら3位に終わってしまいましたが、とても盛り上がりました。 来年は高校2年生になり、さらに先輩方の思いを継いで頑張りたいと思います。

 

 
1年4組 G さん

私は中学生の頃から江戸取に通っているので、私にとって今回の体育祭は江戸取で参加する4回目の体育祭でした。私はチアリーダー部に所属しているので、体育祭の一番初めに全校生徒の前で応援披露を行いました。私たちはこの応援披露のために約2ヶ月間練習を積み重ねてきました。発表する前は今までの練習の成果を発揮できるかどうか不安で緊張しましたが、本番では見ている人が知っている曲の時は歌い、曲に合わせて手拍子を取っているのを見てとても嬉しく思いました。私は自分自身が楽しく踊ることはもちろん、見ている人にもこの楽しさを届けられるように精一杯踊ることを目標にしていたので、踊っている私たちと見ている人たちとが一体となり、体育祭を盛り上げることができて良かったと思います。

 今回の体育祭では、高校3年生の先輩方が自分たちの競技でないときにも後輩の応援に励み、優勝を目指して頑張っている姿を見て、先輩方の体育祭に対する熱い思いが伝わってくると共に、先輩としてあるべき姿を学ぶことができました。私は高校1年生なので今年は先輩方にリードして頂きましたが、2年後は自分たちが学校全体をリードし、体育祭を盛り上げる番になるので、今回の体育祭で学んだことを忘れず、江戸取の体育祭の伝統を継承できるようにしたいです。また、今回の体育祭を通じて今まであまり関わったことになかったクラスの友人と交流することができたので、クラスの親睦が深まったと思います。これから行われる紫峰祭等の行事では、今回の体育祭で得たクラスの絆を大切にし、クラス一丸となって取り組んでいきたいと思います。紫峰祭などの行事だけではなく、日々の生活においてもお互いが切磋琢磨し合い、向上していけるようなより良い関係を築いていきたいです。

1年4組 H 君
 今年の体育祭はとても充実した内容でした。100メートル走で昨年勝った人に今年はスタートで差をつけられ、1位を取られてしまいました。僕はスタート前も不安で、その人は「絶対に1位になる」と強い気持ちで臨み、それがスタートの差となったのだと思います。何事も強い気持ちと自信を持つことが大切だと思いました。来年は勝ちたいと思います。面白かったのは棒引きで僕たち高1生は体格で勝る高3年に蹴散らされ、歯が立ちませんでした。高3生は今回の体育祭が最後ということで手加減は一切してくれませんでしたが、高3生の熱い思いが伝わってきました。応援については、応援団長の先輩、他の校3生の先輩方のすさまじいまでの気迫に僕も絶対優勝するという強い気持ちで臨みました。準優勝だったのは悔しいですが、来年は優勝できるように頑張りたいです。先輩方の熱い思いを引き継ぎ、来年はもっと充実した体育祭になるようにしていきたいと思います。 

 


1年5組 I  君
  僕は、5月26日に、江戸取に入学してから4回目の体育祭に参加しました。僕は中学三年間で一度も優勝したことがなかったので、参加する種目は少ないですが、その分1種目1種目に力を入れ、少しでも組の優勝に貢献できたらなと思っていました。開会式、チアリーダー応援披露が終わると、最初の種目として、100メートル走が行われ、級友と近くで見ていました。その中で、中等部生の頑張りや同級生、先輩方のレベルの高い競走によって自然と気持ちが高ぶっていきました。
 100メートル走が終わった後、他の組の友人の所に行って応援に力を注ぎました。そして、自分が参加する最初の種目、棒引きの時間になりました。中等部生の頃に先輩方の競技を見ていたたため、競技の激しさは想像していましたが、実際に参加してみると想像以上でした。競技中は叫び声が聞こえたり、掴み合いのようになったりしていて、「これが高等部の体育祭か・・・」と圧倒されました。
 次の参加種目までは観戦、そして応援していました。ロープジャンピング、クラス対抗リレーでは参加している級友の応援や応援披露では雰囲気にのって大声を出したり、教職員リレーでの先生方に驚愕したり、友人の普段見ることができない、一生懸命な姿を見ることができたり、体育祭を楽しみました。特に、参加種目である綱引きや騎馬戦ではどちらも優勝し、級友や先輩方と喜びを分かち合うことができました。結果競技と応援部門ともに優勝することができ、とても充実した体育祭となりました。
1年5組 J 君
  2012年5月26日、前日の雨にも関わらず、よく晴れた空の下で体育祭を行うことができました。前日の雨で、グランドの状況も心配でしたが、当日は暑いくらいに晴れ、体育祭を行うには何の問題もありませんでした。
 僕はロープジャンピングの縄を回す役を望みました。はじめは楽な仕事だと思ってその役を引き受けました。しかし、実際にやってみるとなかなか大変な役でした。また、縄を回す2人の息が合っていないと誰も飛べなくなってしまうので、責任重大な役でもありました。練習では、縄を上手に回すことができなかったり、途中で縄に引っかかるなどの失敗があったりしました。本番で最下位になってしまったらどうしようと思うことも多々あり、練習をした日は必ず筋肉痛になるまで頑張りました。
 ロープジャンピングの本番では跳ぶ方も回す方も上手くいき、見事2位なることができました。1位になれなかったのは惜しかったですが、練習では40回しか跳べなかったのが、71回という結果は残すことができたことは奇跡としかいいようがありません。皆の「1回でも多く跳びたい!」という思いが、この奇跡のような結果を生んだのだと思います。             

 


1年6組 K 君
僕は今回の体育祭で二つの大きなことを得ることができました。一つ目はクラスの友人と団結して行うというすばらしさを体験したことです。個人競技や応援披露には参加しませんでしたが、クラスの席から一生懸命、応援しました。また棒引きは参加し、とても楽しかったです。僕の所属する赤組が優勝しました。また赤組は応援の部門でも優勝することができました。優勝したことはもちろんうれしいですが、皆で一致団結゛できたことがうれしいです。二つ目は何かに向かって努力することの大切さを知ったことです。これは体育祭のことだけでなく、普段の勉強においても同じことが言えると思います。皆で団結して、取り組むことが自分にも周囲にも良い刺激を与え、良い方向にクラスが活性化していきます。今回の体育祭で得たことを他の学校行事や普段の勉強にも生かしていきたいと思います。
1年6組 L  君
5月26日、土曜日に体育祭が行われました。気温自体はあまり高くありませんでしたが2000人余の生徒、先生方、父母が集まったグランドは熱気に包まれていました。今年の応援団のダンスの完成度は昨年に比べると、今一つの感がありましたが、いざ始まると応援の声があちこちから響いてきました。最初から全力で飛ばしているようで少し心配しましたが、その心配は無用でした。「パーリラ、パーリラ」といつもの応援の声が力強く聞こえてきて、体育祭が終わるまであっという間でそれだけ充実感のある体育祭でした。終わってみるとうれしさというよりむしろ寂しさがこみ上げてきたのですが、自分が所属していた赤組が優勝したことを知るとうれしさにすぐ変わりました。先輩方の後に続き来年も体育祭も全力で取り組みたい と思います。    

  


1年7組 M さん

今回の体育祭は、私達中入生にとっては、高校入学後初めての体育祭で、種目が増えたり、応援団に参加できたりとたくさんの新しいことに挑戦でき、充実感に満ちた体育祭になったと思います。また、四月当初は、まだ江戸取りの生活に慣れていなかった高入生も、もうすっかり慣れて、優勝という目標に向かって、一緒に協力し合うことができたと思います。クラスのロープジャンピングでは、みんなが声を出し合いながら、必死に跳んでいました。応援席のクラスメートや同じ色の先輩方も一緒になって応援していました。リレーや他の競技においてもたくさんの応援が飛び交っていました。高校生、中学生の区別なく、応援に取り組んでいました。

騎馬戦が終わってから、大将騎馬に乗っていた応援リーダーの先輩が駆け寄って来たときには、みんな泣いていました。応援披露の時は、本当に一つになれたと感じました。今回、黄組は3位という結果でしたが、私達もみんな一生懸命やりきれたと思います。学年を超えて、自分たちの組を全力で応援し、そして競技に取り組みました。今までの体育祭でこんなに一つになって応援したことはありませんでした。体育祭が終わってから、教室では、みんな口々に「こんなに楽しかった体育祭は初めてだ」といっていました。中学生から高校生になり、今まで受動的だった体育祭に、主体的に参加できるようになったからだと思います。中学生の頃の応援は、応援団の人に、言われてやっていましたが、高校生になると中学生を引っ張っていく立場に変わりました。そして、応援団に参加することで、高校三年生の先輩達のために、立派な体育祭にしようという想いを共有することができました。

1年7組 N 君
 僕は、今回の体育祭を終えて、中学生と高校生の違いを実感しました。

これまで中等部時代に3回、体育祭に参加してきました。高校生になって出場する種目が変わるだけかなと思っていましたが、実際には高校三年生が中心となって、体育祭を盛り上げていこうという意識が、一番大きな違いであると実感しました。高校三年生は、学校生活最後の行事ということもあり、応援にとても熱が入っていました。応援では、毎朝応援団長を中心として一生懸命応援の練習をやっている様子を見ているうちに、最初は積極的でなかった僕も、先輩方のために頑張ろうという気持ちになりました。また、中学生の時は、クラスや同じ色の同級生と練習することはあっても、応援練習で他の学年の先輩と混じって練習することはほとんどありませんでした。今年は、どんな種目に参加する時でも、先輩方が暖かい声をかけてくれました。先輩の体育祭に対する熱い想いが伝わってきました。応援披露では惜しくも優勝を逃してしまいましたが、黄色の応援の心意気は伝わったと思います。特に騎馬戦は、チーム一丸となって戦いました。相手チームの所に単独で突っ込んでいった際は、相討ちになったり、相手の守りが手薄になったところへ味方の騎馬が一斉に駆けつけて戦うなど団結心を示せたと思います。2回戦目では相手の守りが堅くて、もたもたしているうちに、自分たちの大将が倒されてしまうという結果になってしまいました。来年こそという気持ちが強くなりました。何もせずに終わると言うことがないように、来年は自分たちが後輩に声をかけてチームとしてまとまって戦えるようにしたいと思います。

 


1年8組 O さん

 私にとって今回の体育祭は、とても心に残るものとなりました。それには三つの理由があります。一つ目は、体育祭実行委員として、クラスTシャツのデザインを考えたことです。中学校の時は、クラスTシャツを作らなかったのでとても新鮮でした。みんながどのような反応をするかとても不安でしたが、「かわいくできたね。」などと言ってくれたので嬉しかったです。二つ目は、応援団として活動したことです。私は、ダンスを行うと聞いたときに、「私でもできるのだろうか」と心配になりました。しかし、応援団の先輩方や友達が支えてくれたおかげで、自分に自信が持てました。当日の応援披露の時に緊張していると、ある先輩が、「楽しんでダンスをしよう」と言ってくれたので、緊張がほぐれました。結果は悔しいものとなってしまいましたが、みんな精一杯やったので、悔いはありませんでした。応援団に参加して良かったです。

 三つ目は、クラス対応リレーです。予選の時に一位通過で、応援していた私たちもとても興奮しました。決勝レースが始まった直後にアクシデントがあり、ビリになってしまいました。しかし、その後、私たちのクラスの第一走者の前を走るランナーたちが続けて転倒して、二位にまであがりました。その時私は、「お願いだから一位になって」と念じていました。最終走者の時に一位に上がってゴールした時、私たちはとても喜びました。自分たちのクラスが、一位になれるとは思ってもいなかったので、とても嬉しかったです。 今回の体育祭は、高入生にとっては初めてのことばかりでしたが、私にたくさんの感動を与えてくれました。また来年もすばらしい体育祭にしていきたいです。

1年8組 P さん

僕が今回体育祭実行委員に立候補した理由は、何かみんなの役に立つことをしたかったからです。入学式後はクラスのために何もできていなかったし、みんなをまとめるのが好きなので、委員を務める決意をしました。でも実際にやってみると、いろいろ大変であると気付きました。種目に出る人を決める時には、クラスの人達がなかなか耳を傾けてくれず、みんなをまとめることの難しさを実感しました。 体育祭前は、クラスのまとまりは今一つでしたが、終わった後は雰囲気が変わりました。みんなで種目に出ている仲間を応援したり、協力して、騎馬戦や長縄をやったり、クラスTシャツにメッセージを書き合ったりしたことで、連帯感が生まれたような気がしました。いろいろ改善点はありますが、この経験を来年の体育祭に活かしたいと思います。体育祭前の体育の授業で、体育祭はいつも応援団と応援席の一体感がないと言われましたが、今年の黄色組に関しては、そんなことは全くなかったと思います。結果的に負けはしましたが、とても充実感がありました。 今回の体育祭、そして前日までやっていた応援練習で、3年生の先輩方の体育祭にかける熱い思いを感じました。体育祭直前1週間の昼休みの応援練習では、たった10分くらいしか時間がありませんでしたが、3年生の応援団の先輩方は声を嗄らして大きな声で黄色組の私たちに指導していました。本番の時も一番必死に応援していて、優勝した組や 他の組の人達も泣いていました。それだけ、高校生活最後の行事である体育祭への思い入れが強いんだと感動しました。僕は体育祭実行委員という仕事をやって、いろいろなことを学べました。僕は来年以降も体育祭を盛り上げるために実行委員の仕事を続けたいと思います。

   


1年9組 Q さん
 体育祭を終えて、まず思うことは、黄色組が優勝はできなかったけど、みんなが協力していたから良かったということです。クラスの中でも応援団に参加している人がたくさんいて、ゴールデンウィークの課題などもたくさんあったのに毎日一生懸命練習している様子を見て、責任感が強いのだなと思いました。クラスメートのそういう姿は励みになりました。応援はどの色も盛り上がっていて、応援披露も迫力がありましたし、入場前に先輩が声をかけてくれて士気を高めてくれたり、勝ったときは同じ色のみんなでウェーブをしたりしたのも楽しかったです。

 私はロープジャンピングに参加しましたが、普段の練習をしっかりやっていたので、学年で第三位という好成績を残すことができました。ロープジャンピングの練習まではクラスの男子とはあまり話をすることがありませんでしたが、体育祭の当日にみんなのチームワークを発揮できたことは良い思い出になりました。 応援席では、自分の出ていない競技の応援をクラスメートと一緒にやりました。みんなと一緒に応援するのも楽しかったです。また、同じTシャツをクラスで作って着るというのも形に残っていいなと思いました。 体育祭の途中で虹を見ることができましたが、前日まで雨が降ったり止んだりしていた天気のおかげかと思いました。野外で見る虹は美しかったです。みんなと見られたことも体育祭の思い出の一つになりました。私たち高入生にとっては今年の体育祭は初めてのことだらけでしたが、3年生はこれで学校行事が最後と聞きました。私たちもあと2回しか体育祭はありません。来年も今年に負けないくらい楽しく、いい思い出になる体育祭になるよう、練習や応援をがんばりたいと思います。

1年9組 R 君

僕が体育祭実行委員と、体育係の役職を選んだのは、中学のときから体育が好きだからという理由です。江戸川学園取手高校に入学し、初めての体育祭を終えて、最初に思ったことは生徒みんながとても楽しそうだったということです。また、みんながんばっていて、迫力があるなと思いました。江戸川学園は勉強を大切にしているので、最初は体育祭もあまり盛り上がらないのではないかと思っていましたが、予想以上に競技も応援も盛り上がっていて、見ていてとても楽しかったです。また、どんなレースを見ても、多くの選手がとても 足が速く、そのことにも驚きました。 体育祭で驚いたことのもう一つは虹を見られたことです。武居先生のアナウンスでその存在に気づき、とても感動しました。周りのクラスメートも喜んでいて、嬉しかったです。 僕は、体育の授業で騎馬戦の上になりましたが、それは「強そうだから」という理由でした。騎馬戦では、1回戦は負けてしまいましたが、2回戦は大将騎馬が一瞬の隙を突かれて帽子を取られてしまい、作戦負けだったなと思いました。負けたのは悔しかったのですが、敵の騎馬もすごい形相で向かってきて、迫力があり、参加して楽しかった です。 棒引きでは、2,3本自分の陣地に持っていくことができました。結果はあまり良くありませんでしたが棒引きも楽しかったです。綱引きは、黄色組が2試合とも負けてしまって悔しかったです。 応援は、各色ともにかけ声や踊りがぴったり合っていて、まとまっていたと思いました。どの色も大勢が一斉に動いていて圧巻でした。 初めての体育祭でしたが、また来年も今年よりも盛り上がれるように団結してがんばりたいと思います。来年の体育祭も今から楽しみです。