去る4月14〜16日の2泊3日、山梨県南都留郡鳴沢村にある富士緑の休暇村で高等部1年の研修旅行が2年ぶりに実施されました。この研修旅行は高等部における学校生活の出発点として位置づけ、「規律ある進学校」の生徒として、「基本的生活習慣」を実践を通して体得し、今後の学校生活に対する姿勢作りを目的としています。そして、将来、この35期生の生徒たちが「心豊かなリーダー」として世界で活躍する人材に成長していくことを願い、大きな5つの目的を掲げて臨みました。 |
挨拶の励行 |
●私が今回の研修旅行で一番成長できたことは「挨拶」です。江戸取に入学してから3年間、事ある毎に挨拶については指導を受けてきましたが、今、振り返るとただ機械的に行っていたことに気付きました。相手の目を見ながら心を込めてしなければ本当の挨拶とは言えません。相手に対したときに、挨拶をするべきなのかどうか迷い、挨拶の声が小さくなり、自分で挨拶をしたつもりでも挨拶を返してもらえないことがありました。今回の研修旅行で相手の目を見ながら、心を込めて挨拶すると自分の心が軽くなり、明るく前向きな気持ちになりました。改めて挨拶は相手に自分の気持ち伝えるだけでなく、自分をも変える力があるものだということが分かりました。自分の励みにし、自信に繋げていきたいと思います。(1−4中入生女子) ●公立中出身の私にとって江戸取の挨拶の指導は正直驚きました。研修旅行から帰った後、近所の人に出会った際、自然と大きな声で挨拶したところ、近所の人がびっくりして「大人になったわね」とおっしゃってくださいました。すごく嬉しい気持ちになりました。そして、こんなにも挨拶とはすごいものなのだと生まれて初めて知りました。ただ挨拶をすれはよいと思っていた私は本当に未熟だったと気付かされました。江戸取がなぜ挨拶を重視しているのかが研修旅行を通じて学びました。今後の学校生活に生かして将来、社会に出ても恥ずかしくない立派な大人になりたいと思います。(1−8高入生女子) ●私は中学時代、挨拶についてはしっかり心掛けてきましたが、江戸取ではそれまでの挨拶の仕方ではだめだということが分かりました。声の大きさや挨拶する際相手に対する姿勢が違ったからです。私はもう一度挨拶の仕方を見直そうと実践しました。しかし、いざやってみると大きな声を出すことが恥ずかしかったり、数分前にすれ違った先生に改めて挨拶することをためらったりとなかなか上手くできませんでした。そこで私は中入生の挨拶の仕方をよく観察しました。中入生の挨拶は声も大きく、姿勢もしっかりしていて聞いていてとても爽やかでした。いつでも変わらない挨拶はとてもすばらしいと思いました。私は中入生と同じ挨拶ができるように真似ながら実践しました。おかげで 気持ちのよい挨拶の仕方を身に付けることができました。(1−9高入生男子) |
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時間厳守 |
●江戸取では5分前集合が原則です。時間を守ることは江戸取だけでなく、社会においても基本的な大切なルールです。今回の研修旅行では5分前集合ができないときが何度かあり、注意、指導を受けました。そういう中、最終日の朝、学年全員が宿舎の前に整然と揃ったときは充実感で一杯でした。社会に出ても時間を守らない人は周囲から信頼されず、活躍することなどできません。私は高等部に進学してから将来のことをよく考えるようになりました。学力だけでなく、社会のルールをしっかり守れることが大切だと実感しています。その最も基本的なことが時間厳守だと思います。今後も学校生活の中で実践し、身に付けていきたいと思います。(1−1中入生女子) |
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真の友人関係を築く |
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自学自修の習慣の確立 | |
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伝統の継承 | |
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自覚を深め、変化した点 | |
●この研修旅行で変化した点は、自分はもう江戸川学園取手高等学校の生徒であるという自覚が芽生えたことです。モスグリーンの制服を纏い、通学していてもどこかでまだ中学生であるような感覚が残っていました。しかし、この研修旅行で校長先生の講話や担任の先生のLHR、学年部長の先生の講話をお聴きして、もう私は江戸川学園取手高等学校の生徒なのだと実感しました。本校生として恥じないよう勉強や部活動に励み、礼儀を重んじて学校生活に臨みたいと思います。また医科コース生として3年後に医学部に合格できるよう頑張りたいと思います。そして、将来、社会に貢献できる医師になるという決意も新たにしました。 (1−1高入生女子) ●この研修旅行を終えて、僕が決意したのは「諦めない心を持つ」ということです。僕は心が弱く、自分でやろうと決めたことをなかなか最後までやり通すことができず、簡単に諦め、後で後悔することが多くありました。この研修旅行を通じて、改めて自分をこれを機に変えていかなければならないと強く感じました。今後は何事に対しても「覚悟して臨む」ことを心していきたいと思います。学習面においては、苦しくても全ては自分のためであるし、努力した分だけ自分に返ってくるものだと思います。今後、友人とお互いに高め合いながら、学校生活を充実したものになるよう努力していきたいと思います。(1−1中入生男子) |
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