3年1組女子
私の将来の夢は、「薬剤師」になることです。薬剤師は、調剤・医薬品の供給をしたりする職業です。
私が薬剤師になりたいと思った理由は、薬というものを通して人の役に立ちたいと思ったからです。私は、どちらかというと引っ込み思案で、友達や家族の役に立つことに喜びを感じます。薬剤師は、陰で支えるサポーター役だと私は思っています。薬剤師という職業は私の性格にもあっていると思います。だから、私は薬剤師になりたいと思いました。
薬剤師になるために、今から5つのことを実践していきたいと思います。
1つ目は、学力をつけることです。私の一番の不得意科目は英語です。単語を覚えて、問題集などを繰り返し解くなどして文法も定着させたいです。リスニングもあまりできていないので、リスニングの練習もしていこうと思います。また8時前登校をして、朝読書や朝学習にも積極的に参加していきたいと思います。今までは8時前登校が全然できていなかったので、頑張りたいです。授業の予習・復習もしっかりとして、学習内容を身につけたいと思います。学習時間も、決められた時間は最低とれるようにしたいです。苦手な分野もあきらめずに取り組んでいこうと思います。
2つ目は、人を思いやる心を持つことです。相手の立場や気持ちを理解することで、良い人間関係を築くことができると思います。人を思いやる心を養うために、本をたくさん読んでいこうと思います。たくさんの本と出会うことで世界観を広げたいです。
3つ目は、信頼関係を築くということです。お互いに嘘をつかずに信頼しあうことが大切だと思います。相手を信頼しなければ、相手から信頼されないと思うので、信頼していこうと思います。自分がされて嫌なことは相手にしないようにしたいです。また、注意しあえることも、信頼関係を築く上で大切なことだと思います。友達の意見を尊重したりして友達と良い信頼関係を築きたいと思います。
4つ目は、コミュニケーション力をつけるということです。自分の考えを正確に伝えられることが大切だと思います。誤解されることも、誤解することもなくなると思います。他人の考えを理解できるように努力していきたいと思います。
5つ目は、何事にもあきらめないことです。失敗を恐れないで、挑戦し、あきらめないことが大切だと思います。今までは、無理だと思ったら、あきらめていたことがたくさんありました。でも、これからはあきらめないで頑張ろうと思います。
これからは学校を充実させ、夢・目標のために一生懸命努力していこうと思います。
1組女子
今回、夢を語る会で代表生徒の話を聴いて改めて自分の夢を考え直しました。今回の代表生徒は皆、しっかりとした夢と覚悟、夢を実現させるために必要なことがわかっていました。とてもすごいことだと思います。私もアナウンサーになりたいという夢を持っています。今回夢を語る会に来て下さった先輩の中にアナウンサーである長島瑞穂さんがいらっしゃったことは、アナウンサーを目指す私にとっても嬉しいことでした。長島先輩の話をお聴きして、さらにアナウンサーという職業の魅力を感じることができました。アナウンスの勉強だけでなく、法律の勉強もなさっていたこと、アナウンスの仕事を通して様々な人々、場所との出会いがあること、自分の時間を大切にしていることなど、私も色々なことに興味がわきました。自分の目指す職業の魅力を、その職業に実際に就いている方からお話をお聴きできたのです。とても貴重な経験をさせていただきました。やりたいと思える仕事に就くことができるということがとてもうらやましく思いました。しかしそれは、先輩方が夢を持って努力を続けてきた結果なのです。ですから私は、先輩方のように自分の仕事に誇りを持つことができるような立派な先輩になることも夢の一つです。そのためには、成田みことさんの話の中にあったように、自分が今できる、やるべきことをしっかりこなすことが大切なのだと改めて気が付くことができました。例えば勉強や部活などで
経験したことが、いずれ社会に出たときに必要になるかもしれません。また、学校生活で学ぶものは勉強だけではありません。代表生徒の三人が言っていたように、どんな職業でも「人間性」と「覚悟」が必要であると思います。江戸取生としていつも心がけている「あいさつ」は社会人としてだけでなく、人間として絶対にできなければならないと思いますし、学校生活で学ぶ人間関係はこれから先、大切であることに変わりはありません。
今、私はアナウンサーという職業に就きたいと思っていますが、もしかしたら、この夢は私が高校生、大学生へと成長していくうちに変わっていく可能性も充分にあると思います。きっと迷うこともあると思います。自分の学力や成績、資格や実績が自分のなりたいもの、やってみたいことが実現できるほどに達しているのであれば、心配することはないのです。ですから、やはり今自分ができることは学校生活の中で学び、経験し、身につけていくことです。また、大学進学が当たり前となっている今、勉強し、名のある大学に入ることはとても重要です。私は、常に自分の将来を考えて行動していきたいと思います。今回は仲間の夢と先輩方の今と夢を知ることができたとても貴重な時間でした。私も負けないように頑張ります。
3年2組女子
私は今回の「夢を語る会」を今までと違った気持ちで聞きました。中1や中2の時はこれといった夢が定まっておらず、自分はこんな不安定に生きていて大丈夫なんだろうかという感じでした。そう思いながらあっという間に中3になり、もう高校生になろうとしています。私はこの事にとても焦っていました。周りにはすでに夢を決め、成績も良い友人がたくさんいます。私はまるで置いて
けぼりにされているような気分でした。そのため今回の夢を語る会をきっかけにやりたいことを見つけられればという気持ちで聞いていました、様々な人達の夢や目標を聞き、振り返ってみるとみんなそれぞれの夢に向かう道筋が明確でした。そしてそこから逆算して、その夢を叶えるために今やるべきことをしっかりと考えていました。自分の同級生や後輩が、しっかりと夢を持っていることを改めて認識し、やりたいことを探さなければ間に合わないと衝撃を受けました。
そんな中ふと思い出したのが社会の授業で教わったポマトという植物のことです。ポマトに強く興味を抱いた自分を思い出し、家に帰って調べてみました。するとポマトは細胞融合によって作られたジャガイモとトマトの雑種で、最初は未来の植物として注目されていましたが不十分で不完全なできだったので、役に立たない失敗作として消えていったという事実が分かりました。これを知ったとき私はとても悔しくなりました。ポマトは素晴らしい植物です。もしこれができあがったら近い未来に起こるであろう食糧問題に対し、様々な役割を果たすことになります。そのような可能性を秘めたポマトが失敗作として消えていってしまうことがかわいそうでたまりません。今私は完成された立派なポマトをつくり、ポマトの名誉を回復させたいと思っています。
そして、ポマトの他にも貧困な土壌でも大いに育ち、活躍する面白くて便利な野菜を作ってみたくなりました。現在植物の改良研究は日進月歩で進んでいます。私達にとって身近な作物は「稲」だと思います。品種改良のおかげで、農家にも消費者にも嬉しいお米がたくさん作り出されています。私はそれを見ながら、
作る側も食べる側も嬉しく、そして美味しく面白い作物を作ることができればとても幸せだと思います。
以上を踏まえて、私は生物学、中でも遺伝学という学問について勉強をしたいと思っています。作物の改良という夢のため、私は今できることを考えました。面白い、特徴的な植物について調べてみるのも良いと思います。自分で野菜を栽培するのも尚良いと思います。しかし、背伸びしてあれこれ手を出すより、今の勉強を完璧にして
、植物について、生物についての知識を憶えていくことが先決です。私は理科や数学を苦手と意識しています。夢の為にも苦手で終わるのではなく、日々の学習でできることを少しずつ積み重ね勉強していきたいと思います。
3年2組男子
今年で3回目となった夢を語る会。今回は僕たち3年生が最高学年であったため、同級生1人、後輩2人の発表でした。
僕には入学当初からこれだという夢がありません。夢を見つけることの大切さは様々な機会に聞きますので、1つでもきっかけを見つけられるように、夢を語る会には普段と違う引き締まった気持ちで参加をしています。今回の夢を語る会も中1、中2の後輩の発表を聞いて、その夢の大きさと良さ、それぞれが自分の夢について自信を持って語っていることに圧倒されました。なによりも夢を叶えるためには現時点でどのような能力が必要で、今後どのような点を伸ばしていかなければならないかなど、明確な短期目標を設定し、それを発表するという点が
素晴らしいと思いました。心に思っている人ならまだ他にもいると思いますが、それを自分の言葉で書き出して大人数の前で発表する、これはとても勇気のいることです。それをこなした後輩を僕は尊敬します。
そして一番心に残った発表は同じ中学3年生の発表です。将来演劇を通じて感動を届けるのが夢だといっていました。僕は以前、演劇部の演劇を見に行ったことがあります。そこで本当に感動させられました。そのときの演劇は友達について行っただけだったので、それほど期待していたわけではありません。しかし、いざ始まると集中して魅入ってしまいました。そこでは発表してくれた同級生が役になりきり、自信を持って演技をしていました。僕はこのときの記憶と、夢を語る会の発表を合わせて多くの学ぶものがあったと思います。
僕の現時点での夢は弁護士になることです。夢を語る会の発表者達のように明確な夢ではなく、職業の本を見ていて格好良い仕事だなと思った程度の漠然としたものです。今後は自分の夢をはっきりとしたものにしていく必要があると思います。夢の実現のために必要なことを考え、短期目標をつくり常に意識する、これだけで普段何気なく過ごしている毎日も大きく変化すると思います。自分の中で夢を明確化するとともに、夢に向かって準備をしていかなければなりません。
また、どんな職業でも必ず学力が必要になります。今回話をしてくれた卒業生の方々も表現は違えど勉強の大切さを語っていました。僕も今のうちからこつこつ勉強し、成績を右肩上がりにできるよう努力していこうと思いました。
今回夢を語る会に参加し、僕は少し成長できたと思います。
3年3組 女子
私の将来の夢は、国際連合で働くことです。理由は二点あります。
一つ目は、受験勉強で貧困に苦しむ人々の存在を知り、その人たちの助けをしたいと思ったからです。現在、多くの発展途上国では急激に増加する人口に食料の生産が追い付いていないそうです。毎年世界にいる人々の二倍以上を養うことができる量の食料が生産されているにも関わらず、貧困問題は生じてしまいます。またアフリカやアジアなどでは生まれた子供の十人のうち一人が一歳になる前に亡くなってしまうと言われています。それは貧困が原因で十分に栄養を取ることができなかったり、病気になったとしても正しい手当が受けられないからでしょう。さらに経済格差が広がり、貧しい生活をしなければならない家庭が増えているため、親から見放されて路上で暮らすストリートチルドレンも多いそうです。こうした私たちの生活とは違う生活をしている国があることを知り、日本などの先進国もアフリカなどの発展途上国になってしまう理由があるのではないか、と思っています。
二つ目は、九州の修学旅行で原爆や戦争の恐ろしさを知り、世界にある紛争や核兵器をなくしたいと思ったからです。紛争が起こすものの代表として難民が挙げられます。戦争や宗教、政治などの国の問題によって難民が生まれます。しかし多くの国々では難民を認定するための審査が厳しく、受け入れる施設が少ないという理不尽な問題もあります。緒方貞子さんは、「人間は誰もが重要な存在であり、難民に敬意を払い、受け入れる必要がある」と述べました。苦しい生活を強いられている難民に援助を送るだけではなく、このような人々が一日も早く祖国に帰れるように努力していく必要があります。
また第二次世界大戦後、アメリカとソ連を中心とする核兵器の開発競争が行われ、世界には数万発の核兵器が存在しています。その一部が使われただけで人類は滅んでしまうそうです。核拡散防止条約や包括的核実験禁止条約などで核兵器を開発することや、それを譲り渡すことが禁止されましたが、核兵器に関係する問題は少なくありません。核兵器以外にも人を無差別に殺傷する兵器が製造されて使われています。対人地雷やクラスター爆弾など子供を含む多くの人々が被害を受けています。このような兵器を廃止し、さらには戦争や紛争そのものをなくしていくことができるかどうかは、これからの世代がかかえる大きな課題と言えるでしょう。
アメリカのオバマ大統領は「核兵器を使用した唯一の国であるアメリカは核なき世界を追求する」と演説しました。アメリカは核兵器を使用した国として、日本は戦争で被爆した国として、世界平和を訴え続けることは果たすべき国際的な責任です。
3年3組 男子
僕は、夢を語る会に参加して、自分の夢について真剣に考えることができました。僕の将来の夢は「外国で世界中の人々を助ける仕事」です。僕がこの夢を選んだ理由は二つあります。
一つ目の理由は、がんで親戚がなくなったときに、「このような人を助けたい」と思ったことです。その親戚とは仲良くさせてもらっていただけに、亡くなったときにはとても悲しい気持ちになりました。僕は、病気と闘う人を助けて、少しでも悲しい気持ちにさせないようなことをしていきたいです。このことをきっかけに、自分の夢に関する様々なことを調べてみたところ、世界中では様々な病気と闘っている人がたくさんいて、毎年たくさんの人がなくなっていることが分かり、その中には、まだ現代の医学では治療が難しい病気にかかっている人や、治療方法は分かっているのに、医者の数が足りておらず、結果的に救えなかった人たちも数多くいます。僕は医者になって、そのような人々を救えるようになるために努力していきたいです。
二つ目の理由は、今年の修学旅行で訪れた「立命館アジア太平洋大学(APU)」での外国人留学生との交流です。僕は、九州修学旅行で貴重な体験をたくさんしましたが、その中でも特に印象に残ったAPUでは外国人留学生
とコミュニケーションを取るといったとても良い体験をさせていただくことができました。僕は、僕たちの班の担当だった外国人留学生から「外国は日本と違い医療が進んでいないために様々な病気でたくさんの人が亡くなっている
」という話を聞いたときに、僕が医者になって世界中でたくさんの人を助けたいと思いました。また、担当の留学生は、自分が日本に留学した理由は、日本に来て学んだことを故郷の発展に生かしていくためだとおっしゃっていました。僕はこの外国人留学生のような素晴らしい思想を持った人になりたいと思います。
また、僕はどうしたら外国で人を助ける仕事に就職できるのかということについて考えました。まず僕は外国で働くためには十分な英語力を身につける必要があると思います。僕はまだ十分な英語力を身につけることができていないので、他の授業に比べて英語の授業はより一層集中して受け、十分な英語力を身につけていきたいです。次に医者になるためには医学部に行かなければいけません。医学部に行くためには良い成績を取らなければならない、良い成績を取るためには授業を集中して受けたり、家庭学習をしっかりやらなければならない、と逆算してみると、今やっている勉強をしっかりさせることが一番大事だと思います。これからは今までよりもしっかり勉強していきたいです。
最後に、僕は将来の夢に向かって、今から自分にでもやれることをやっていきたいです。
3年4組女子
私の将来の夢は、医者になることです。なぜ医者になりたいのかというと、この職業は人の命を救い病気や怪我を治すことができるということと、今日日本では医師不足が進んでいるということです。もし、日本の医師不足が進んでしまったら、病気が蔓延し、大けがをしてもどうすることもできないでしょう。人間にとって健康であるということは、とても大きなことなのです。
さて、医者になるために必要なことは、高い学力があるということと、人間性がよいということです。高い学力を付けるということは、医者になる過程でも、なった後でも必要不可欠です。まず高い学力がないと医学部に入れません。そして医師国家試験にも受かりません。人間性がよくないと、患者さんと
よいコミュニケーションを取れませんし、関係が良くなくなってしまいます。
では、高い学力とよい人間性を持つにはどうすればよいのでしょうか。まず、高い学力を付けるためには、自分のやるべきことをしっかりと見極めて、努力することです。ですが、医学部に受かるために必要な知識は膨大にあるわけであり、それをいっぺんにやろうとするのは、無理です。
そこで、中間的な目標を決めたいと思います。その中間的な目標とは、中間試験・期末試験・校内模試・Z会模試でよい成績を取ることです。私の考える「よい成績」とは、どの科目でも8〜9割取ることです。そのために必要なことは、ちゃんと宿題をし、試験範囲をマスターすることです。試験範囲をマスターするためには、1ヶ月前からちゃんと予定を立てることが大切です。
どの教科でもそうですが、私は答えを丸暗記せず、なぜこの答えはこうなるのかと疑問を持ち、分からないところはそのままにせず、友達や親、先生などに聞くようにしています。これは今後も続けていこうと思っています。私に今欠けているのは、時間に対する認識だと思います。「まだ間に合うだろう」と思っていて、結局間に合わないということが多いです。ですから、私はこれから時間に敏感になるよう心掛けていこうと思います。
3年4組男子
僕は将来、企業の企画職に就きたいと思っています。企画にも色々ありますが、一番興味があるのは商品企画です。企画職に就きたいと思う理由は、自分たちで考え出したものが多くの人の目に触れたり、利用されたりするのは、とても達成感があり、素晴らしいことだと思うからです。
企画職に求められるスキルは、コミュニケーション能力、スケジュールを管理する能力、文章力、経理の目などがあると思いますが、どれも、今の僕には足りないものです。夢を実現するためには、その夢と現在の自分との距離を認識することが必要だと思います。そして少しでもその距離を縮めるために、今から努力していくつもりです。
コミュニケーション能力については、日常生活において、自分の意見を言うべき時にしっかり言い、相手の意見もよく聞く、ということを心掛けることで、高めていきたいと思っています。
一番問題になりそうなのは、スケジュールを管理する能力です。僕の普段の提出物の状況は最悪で、いつも期限に遅れてしまいます。これは企画職にとって致命的な問題です。企画は、未来を見据えていなければならないので、スケジュールの管理ができないようでは不可能です。今のうちからサボったり後回しにしたりする癖がついてしまうと、今後相当苦労すると思います。「提出物を1回出さないたびに、自分の能力が低下している」という意識を持っておきたいと思います。
大学では、経済学と社会心理学を学びたいと思っています。どちらも文系ですが、経済学に関しては数学の力も必要です。数学は苦手なのですが、しっかり勉強していきたいと思います。「努力すれば、夢は叶う」という意識をしっかり持ち、将来に向けて自分の能力を高めていきたいと思います。
3年5組女子
私の夢は、女医になることです。そして、私は将来病気の研究、特に乳癌の研究をしたいと思っています。私が女医になりたいと思った理由は、主に2つあります。一つ目は、父が医師なので、幼い頃からその姿を見て、影響を受けたからです。時々、父の仕事の話などを聞いては、「私もお父さんみたいな仕事がしたいな」とよく思ってきました。二つ目は、「余命一ヶ月の花嫁」を読んだことです。この本によって、乳癌の恐ろしさを知り、少しでも乳癌の治療の発展につながる研究をしたいと心から思ってきました。
このような理由から、私は女医になりたいと思い、目指しています。医師になりたい!と思うこと自体は小学5年生くらいからただ漠然と思っていた部分もあるのですが、この江戸川学園取手中学校に来て
初めて明確な理由ができ、目標が定まりました。しかし、その夢を実現するためには、医学部入学試験合格という、大きな壁が私の前に立ちはだかっています。医学部入学試験(特に国立の医学部)に合格するのは、並大抵の難しさではないと聞いています。特に、国立の医学部に合格するためには、東大に入れるくらいの学力が必要だそうです。東大に合格できる力・・・私はそれまで東大に入るなんて考えたことがありませんでした。東大なんて、全く雲の上の存在であり、私のような者が立ち入るべき領域ではない、と。しかし、その考えは、医学部合格のレベルを聞いて、覆されることになったのです。そして私が今、目指しているレベルは東大合格と同じであり、私はそれを目指さなくてはならないのだ、と実感させられました。とはいえ、東大合格なんて途方もない大きな夢、私には大きすぎて、まだよく分かりません。実際に模擬試験を受けたこともほとんどないですから、自分のレベルもいまいち把握できていません。江戸取に入る前に、医師になりたいという夢を、ただなんとなく思っていた頃と同じように、今は東大合格レベルに達する、という目標を、ただ漠然と達成しようと思っています。しかし、目標をきちんと定めたからには、絶対に達成したいです。そのために、普段から授業をしっかりと聞き、勉強を五教科欠けるところなく、勉強というものに喰らい付くような気持ちで、取り組んでいきたいと思います。そして、自分の全国でのレベルがまだ認識できていない分、高校生になり結果が出た時に、好成績を修められるように、勉強していきたいです。
そして「東大に合格できるレベル」を目指して、3年後、絶対に医学部に合格し、夢の女医になりたいです。
3年5組女子
私には脚本・演出・役者の全てをこなすことができる演劇の専門家になるという夢があります。もともと小学生の頃からドラマなどを見ていて漠然と演劇に関わることへの憧れを抱いてはいましたが、憧れが夢へと変わるきっかけとなったのは友人に誘われて軽い気持ちで入部した演劇部の存在があったからです。演劇部員として活動し、自分たちで作品を一から練り上げていく中で、一つの作品にどれだけの情熱や想いが込められているのか、また実際に表舞台に立つ役者だけではなく、その影でどれほど多大な裏方のサポートがあるのかを実感することができたのです。演劇の魅力の一つは、役者・裏方・観客が一体になって劇の世界を作り上げ、作品を完成させることにあります。私はそうした空間に身を置くことに強い喜びを感じています。そして何より、様々な形で演劇に携わる中で「演劇の持つ力」に気づくことができたことで、私の中にはいつしか、将来は演劇に携わる仕事をしたいという思いが芽生え始めました。
演劇には喜劇、悲劇にとどまらず、様々なジャンルが存在しますが、そのすべてに共通するのは観客に対して「伝えたい何か」があることです。それは例えばニュースなどのように単に起こった事実を報道するだけでは届かない、観る側の心の深い部分にまで響くものです。演劇は、確かに架空の世界を描くものですが、そこには、現実世界を超えたリアリティを持って観客に迫り、伝えることができる「真実」があると私は信じています。それは人間の理性・論理的な部分にではなく、直観的・感情的な部分に訴えかけるからこそ届くものです。そうした演劇にしかできないことを私は追求していきたいのです。
また現代社会には、自らが抱えている悩みや苦しみを誰にも表現できずにいる中高生や、なかなか新しい一歩を踏み出す勇気を持てずにいる人たちが数多くいます。そうした人たちに、今自分が閉じこもってしまっている殻を突き破ってほしい、逃げずに立ち向かう勇気を持ってほしい、私はそう考えています。その気持ちを、演劇を通して伝えていきたいのです。
その夢を叶えるために私は早稲田大学文学部に進学したいと考えています。早稲田大学の卒業生には演劇に携わっている方が数多くいて、演劇博物館があるほど演劇と強い結びつきがあり、深い造詣を身につけることができます。また早稲田大学の演劇サークルには長い歴史があり、多くの演劇人を輩出しています。そうしたことから、私は早稲田大学の文学部で演劇史や現代演劇について学び、サークル等で実技を習得していきたいと考えています。
そのために今は江戸取での学校生活を充実させ、夢の実現に向けて日々努力を重ねていきたいと思います。
3年6組男子
今年も夢を語る会で自分と同い年または年下の三人からそれぞれ違った夢を聞きました。毎年僕はそれを聞く度に自分の夢についてより深く考えさせられます。
僕はこの十五年自分の生きてきた人生の中で何回も違う夢を持ち、そして何度も夢を変えてきました。幼い頃や小学生の時の夢はまだ非現実的なもので、どうやったらその夢をかなえることができるのかとは
考えず、ただ自分のあこがれの職業だとかふとした思いつきなどで言う夢などが多かったです。しかしもう中学生になり、そして来年度からは高校生になります。進路を決める時期も近づいてきています。もうそろそろ自分は何になりたいのかよく考えて、どうすれば良いのか調べて自分の実力と照らし合わせて慎重に考えていかなくてはいけないと思いました。
僕の夢は去年とあまり変わらないですが、スポーツ関係の仕事をやりたいと思っています。なぜスポーツ関係の仕事をしたいと思ったかというと、僕は小さいころからスポーツをしていて、今も江戸川学園取手中学校の陸上部に所属しています。陸上に限らず、スポーツは大好きです。なので、高校を卒業したとしてもスポーツを続け、社会に出てもスポーツに関係のある仕事をやり、一生スポーツに関係のあることをしていきたいと思います。しかし、スポーツ関係の仕事といってもとても抽象的でわかりにくいので、具体的に例に挙げるとスポーツプロモーター、スポーツライター、スポーツインストラクター、リハビリトレーナー、監督、コーチ、スポーツジャーナリスト、体育教師、プロのスポーツ選手、スポーツ審判員などがあります。スポーツ関係の仕事を大きく三つに分けると、「実際に競技をする人」「スポーツについて人に教えたり、情報を発信する人」「スポーツ選手を裏で支える人」に分けられます。
まず、「実際に競技をする人」ですが、これは誰でもなりたいと思ってなれるものではないです。しかし、頑張るだけの価値はある仕事だと思います。プロ野球選手やサッカー選手はスカウトされたり入団テストを受けてプロの道へと進みます。他の競技は実業団やクラブチームに入りそこで活躍するということになります。
次に「スポーツについて人に教えたり、情報を発信する人」ですが、これは体育教師やコーチ、スポーツジャーナリスト、スポーツライターなどがあります。中でも体育教師やコーチなど人に指導する職業には資格が必要になります。体育教師になるためには大学へ進学し、教職に関する科目を所定の単位数修得し、教員免許を取得して教員採用試験に合格しなければ体育教師にはなれません。
最後に「スポーツ選手を裏で支える人」ですが、これはスポーツプロモーター、リハビリトレーナー、スポーツ審判員などがあります。スポーツ審判員はそれぞれのスポーツ連盟の公認審判員にならなければいけません。リハビリトレーナーもスポーツに関すること学んだ上で資格をとる必要があります。
このようにスポーツ関係の仕事にも色々な種類があります。この中からどれを選ぶかによって、今後の進むべきところは違ってきます。ですから、慎重にあせらずに考えたいと思います。
3年6組女子
私は夢を語る会に参加して、自分と同じ学年や下の学年の後輩が、夢を持ちそれを達成するための目標が明確に決まっていることに、心から感激しました。しかし、それと同時に少し不安になりました。夢もなく行きたい大学もわからない自分は、大丈夫なのかと感じたからです。すぐにこれといった夢は見つからないとしても、自分が何に興味があるのかを意識的に生活してみることで、これから見えてくる世界が変わると思います。
今、一番興味がある職業は、建築関係の仕事です。私の父は建築家なのですが、若い頃に作った模型や設計図を今でも大切に保管しているのを見ると、自分の仕事が好きな人なのだと思います。建築家以外にも、インテリアデザイナー、インテリアコーディネーターなどにも憧れを抱いています。モデルルームなどを見ていると、この部屋が自分の部屋だったらどれだけ幸せだろうと思うし、広告などでおしゃれな部屋を見るたびに幸せな気持ちになることができます。友達のお母さんがインテリアデザイナーなのですが、その子の持っているストラップなども全て手作りで、うらやましいといつも思います。家は、生きていく
上ではなくてはならないものですが、その中でも便利さやデザインを追求していくことで生活が豊かになります。人の暮らしに関わる仕事は、その分責任も大きいと思いますが、とてもやりがいのあることだと思います。
では、こういった職業に就くには、どのような能力を身につければいいのかと考えてみました。第一に、発想力、ひらめきが大切だと思います。デザインや便利さは、今までにないオリジナリティーが
欠かせません。普段の生活でも、人と同じ事をしているだけでなく、自分で考え行動をする、意志をしっかり持つことから、そういった力をつけることができると思います。またひらめきは、基本的なことを知っているからこそ発展して生まれるものだと思います。今は新しいことよりも幅広い分野から多くの知識を吸収していきたいです。第二に、数学を好きになり得意になることです。建築家になるのなら、細かい測量技術や高い計算力が必要だと思います。また、立体図形を多く使うため、計算だけでなく幾何の学力も身に付ける必要があります。このように、数学が好きでなければやっていけない仕事といっても過言ではないとおもいます。
私は、今回建築関係の仕事に重点をおいてきましたが、他にも惹かれる職業がいくつかあります。強くなりたいと思う職業はまだ発見できていませんが、それだけ魅力的な職業がたくさんあり、何より自分で職業を選べる幸せを感じるべきだと思います。これから少しでも好きなものができたら、追求していきたいです。
3年7組女子
私は今回夢を語る会において先輩方のお話をお聞きして自分の夢が定まったと思います。私は、今まで「アナウンサー」という仕事を夢として持ってはいましたが、決定するというところまではいきませんでした。なぜなら、アナウンサーという仕事に対しての不安などがあったからです。私はインターネットなどで調べたり、普段テレビでアナウンサーを見るということはありましたが、今回のように実際にアナウンサーとして仕事をしている人にお会いしてお話を聞くという機会はなかったので、自分に向いているのか、自分に出来るのかなどといった不安がたくさんありました。また、他の職業と迷うこともありました。しかし今回長島さんのお話をお聞きして、心から絶対になろうと思いました。まず、長島さんのアナウンサーとしての経験から、私は今のうちからたくさんのことを行っておかなければいけないと思ったことがあります。まずは語彙力を高めるということです。私は普段の生活において語彙力が少ないと思います。国語などで文章を読んでいても知らない単語が多くあります。また、
国語だけにとどまらず、テレビを見ていて意味がわからない単語や聞いたことのない言葉なども多く出てきます。そのため、まずはそこから直していこうと思います。そのために私は読書をする本の量、時間を増やしていこうと思います。中一から中三にかけてどんどん朝の読書の時間が減ってきています。これからもどんどん減っていくと聞いています。なので、今の内に読書時間を確保しようと思いました。私は語彙力を高めるということはコミュニケーションを高めて聞く力をつけることだと思います。聞く力を高めるということで相手のお話していることをよく理解することが出来ると思います。
次に、人前で話をするという力を高めるということです。アナウンサーとはテレビを通してたくさんの人に伝えるという仕事です。なので、その聞いて下さっている方々すべてに理解して頂かなければいけません。そのためには、やはり伝わりやすい伝え方をして言葉の言い方をかんがえていかなければいけないと思いました。それは今取り組んでいる総合学習の授業で身に付けることができると思います。私は今年三年生になってから、総合学習の授業では聞いているクラスメートが聞きやすいように大きな声で、そしてはっきりと言うように努力してきました。しかし、今回の夢を語る会でこれだけでは足りないと思いました。そのため、これからは国語で使う文章を声に出して読むということを行っていこうと思います。また今回総合において大ホールで発表するという機会を頂きました。なので、この大きなチャンスを無駄にせず、しっかりと発表しようと思います。
私は絶対に夢をかなえるために、今できることをたくさん行っていこうと思います。
3年7組女子
私の将来の夢は医者になることです。両親が薬剤師なので小学生の時から医療関係の仕事に憧れを抱いていました。ただ、小学生の時はこれになりたいというような明確な夢は持っていませんでした。昔、あるドクターに密着したテレビ番組を見ました。そのドクターは「患者さんの笑顔を見ればどんなに大変でつらくても大丈夫。ありがとうという言葉が一番嬉しい」と言っていました。とてもやりがいのある仕事だとその時に思ったことを覚えています。この学校に入学してから総合学習の時間や夢を語る会などの職業について調べる機会がありました。その際に、過疎化地域での医師不足や産婦人科医、小児科医の不足が問題になっていることを知りました。医師不足が救急患者のたらい回し、病院の閉鎖などを招いており、助かる命も助からないことがあると知り、衝撃を受けました。直接携わって人の命を助けたいと思うようになりました。
医者は人の命に関わるとても責任が大きくて大切な仕事で、患者さんの治療をしながら研究をしたり、24時間体制での対応、休日診察や夜間診察にあたったりハードで体力も必要になります。また、医療は日々進歩しており、最新の医療を学び、現場で応用する必要があります。年齢、性別の異なる患者さんや看護師などの現場のスタッフと円滑にコミュニケーションをとらなければいけません。大変ですが、とてもやりがいのある仕事だと思います。
私は患者さんの立場で考え、不安になっている患者さんや家族に気配りができ、寄り添い力になれる医者になりたいです。また、患者さんに信頼されるような医者にもなりたいです。
当然、医者になるためには学力が必要です。今の私の学力では医学部へ進学するのは難しいと思います。学年があがるにつれ段々内容が難しくなり、5教科をバランス良く勉強するということができていません。高等部に進学するとさらに科目数が増えます。私は集中力が切れやすく休憩をとると他の事を始めてしまい勉強がはかどらないことが多いです。最近はテスト前にはなるべく集中しやすい図書館に行って勉強するなど心がけています。部活の日以外の時間を効率よく使うことが大切だと思います。また、2月にはZ会模試や校内模試など、これまでの学習内容が定着しているかどうかの確認のテストがあります。このテストで出来なかった分野を中心に、高校生になる前にきちんと内容を復習しておきたいです。
テスト前だけで集中的に勉強するのではなく、普段からこつこつ勉強することを心がけていきたいです。また、医者に関しての知識を深めていきたいと、今回の夢を語る会を通して思いました。
3年8組女子
文章を読むのが好きで、物語の世界に入り込むのが好きで、小さいときから本が大好きでした。小学校の頃には、自分でノートに物語を書いていました。
夢を語る会で卒業生と在校生の各3人ずつが自分の夢に関して発表していました。それを見て私は、ただただ輝かしいようにしか感じませんでした。夢を持つことは、素晴らしいことだと思います。そのための目標に向かって努力を惜しまずに前に突き進んでいる力があるからこそ堂々と掲げることができるのです。私にはそんな力は無いと、夢から逃げてきました。
発表者にはそれぞれ目標があり、その上に大きな夢がありました。卒業生の方々は夢を叶えることが出来たにもかかわらず、その上を目指し続けていました。私には理解しがたいことでした。しかし私にはようやく気付いた事があります。それは、人それぞれやりたいことがあり、好きなことがあり、それを夢にしているだけの事だということです。だから夢に向かって頑張れるのだと思いました。
私は本が大好きです。だから本に関わる仕事をしたいです。だからと言って小説家などではなく、本の出版や編集の仕事に就きたいです。これを私の夢にします。
黒いインクで印刷された文字を載せた紙を1ページずつめくるという簡単な動作と共に目で読み感じ取ることが好きと言ってくれる人のために、そして自分のためにも私は本の仕事を夢にしたいです。そのために、もっと言葉をたくさん知って文系に進みたいです。たくさんの本に触れたいです。たくさんの知識が身につけられるよう努力したいです。
3年8組男子
僕は12月に行われた夢を語る会に参加しました。そこでは各学年の代表の生徒には夢を、卒業生の先輩方には今の職業について語っていただきました。世の中のことを知るにつれて、夢は変わっていくものです。僕も今までに将来の夢
がいろいろと変わりました。小学生の時から中学2年生だった頃までいろいろな夢を持っていました。その夢は陸上選手になる夢と教師になる夢です。陸上競技の選手になる夢を持ったきっかけは小学校5年生と6年生の時に土浦市東部地区陸上記録会に参加したことです。その記録会に向けて練習に取り組む中で陸上が好きになっていきました。大会で競うことも陸上が好きになる要因になりました。教師になる夢を持ったきっかけは、教師を主人公にしたテレビのドラマや漫画などの影響を受けて「教師ってかっこいいな」と思い教師になりたいと思いました。
僕の将来の夢はまだ見付かっていません。陸上競技の選手になる夢や教師になる夢を捨てた訳ではありませんが、これから成長して行くにつれて新たな夢を見つけることが出来ると思います。本気でなりたいと思える夢を見つけようと思います。そのためには視野を広げる必要があります。僕が知らない職業は世の中にまだたくさんあると思います。新聞や本に目を通して様々な知識を取り入れていきたいと思います。江戸取の授業やイベントを通じて様々なことに興味関心を抱くことが出来ると思います。著名人が面白い講話をしてくれます。面白いと思った話については自分で更に調べてみて新たな発見があったりします。これからの生活の中で様々なことに関心を抱き、本気でなりたいと思う職業を見つけたいと思います。
3年9組男子
僕には中学1、2年の間ずっと医者になりたいという夢がありました。確かに僕には医者になりたいという思いは強くあり、病気で苦しんでいる人をたくさん助け、難病で助かる見込みがないと言われた人々に生きる希望を与えられるような人になりたかったです。このように、僕には医者になって多くの人々を助けていきたいという夢がありました。
そして、3年生の夢を語る会を経て僕には新しい別の夢が出来ました。それは、エンジニアです。しかし、人を助けたいという思いは全くぶれてはいません。実際に人を治療は出来ずとも、間接的でも開発した医療機器で人を助けられたらいいと思っています。そして、僕にはもう一つ別の夢があります。それは、日本だけではなく外国にも活躍の場を広げるという事です。日本で培った自信と技術を持って、外国の企業に入って活躍したいということです。これからの社会は、必ずグローバル化の波がやってきます。僕らの世代が今後、社会を動かしていくことになります。その時代の流れの中で僕は、日本だけでなく世界へ活躍の場を広げ、人のためになるものをたくさん作っていきたいと思いました。そのためには、まず目標を立てないといけません。そして、僕はこの冬休みの中で目標を決めることが出来ました。それは、東京大学の理科一類か東京工業大学に入るということです。そのために僕は中間、期末、校内模試、Z会模試等のテストで校内順位が100位以内に入ることも目標にしました。2学期の中間実力試験において、5教科総合の順位がこれまでで最低の順位をとってしまいました。良い感じで順位が上がってきたところでの成績だったので、とてつもないショックを受けました。しかし、くよくよしている暇はありません。そして、ついこの間あった三者面談を通して、こつこつと時間をかけ、粘り強く、自分に厳しく勉強をしていかないといけないということを思い出させていただきました。今の僕にはこつこつとやるという習慣が身についていません。それは、自分が自分に対して厳しくないという証拠だと思います。自分に対して強くなることが、自分に対して厳しくなれるための近道だと思います。勉強合宿で1日11時間ほど勉強できたことも自信に持って、今後勉強に精進していきたいです。
江戸取での学校生活からは、本当に多くの事を学び取ることができ、それらを自分のものにして、将来の自分に一歩でも近づいて、夢は大きく、そして、現実のものになるように日々の努力を怠らないようにしていくことを心に決めて、残りの学生生活を過ごしていきたいです。最後にまとめとして、自分の夢が実現できるように、「心力・学力・体力」の向上にがんばっていきたいです。
3年9組女子
私の将来の夢は、小児科医になって貧しい国々にいる子供達へ医療ボランティアをすることです。私が小児科医になろうと思ったきっかけは二つあります。一つ目は、私は幼い頃から体調を崩しやすかったため、小児科にかかっていました。そのときに診察してくださった先生がとても優しかったので、私も先生のように小児科医になって私のように体調の悪い子供達を治してあげたいとずっと思っていたからです。二つ目は、小学4年生の夏休みに親戚の人がアメリカのボストンに仕事の関係で住んでいたので、遊びに行ったときに、親戚の人からこのような話を聞きました。「ボストンには日本人の小児科の先生がいらっしゃらないので、中国人の小児科の先生に英語で症状を伝えながら診察してもらわなければならない
。」私はこの話を聞いて、将来小児科医としての資格が取れたならば、アメリカのボストンに行って小児科医の仕事をしよう、そして一人でも多くの日本人の子供達の体調を見てあげようと思いました。そうすれば日本人のお母さん達も安心して病院にかからせることができるのではないかとも思いました。
また、私は小児科医として活動するだけでなく、世界中の貧しい国々の子供達に医療ボランティアをもしたいです。このきっかけは私の叔父です。私の叔父も海外で医療ボランティアをしていました。そのため叔父は、私が幼いときから海外での医療ボランティアの話の話を詳しく話してくれました。私はその話を聞いて、私も将来医師になれたら海外でボランティア活動をして、叔父が見た元気の出る子供達の笑顔を見てみたい、たくさんの子供達の命を私の出来る限り救ってあげたいと思ったからです。
中学1、2年生までの私の目標は、高等部に上がったら医科コースに入ることでした。昨年の十二月に医科コースの面接があった今、目標としていることは次のステップである、医学部受験をして合格することです。これまでは江戸取の
24期生内での戦いでしたが、大学受験となると国内、外の同じ年齢の人々または浪人生の人達など何万人もの人達を戦わなければなりません。そのような中で勝ち抜いていくためには、ずば抜けた学力がなければなりません。また、土台となるしっかりとした基礎知識もなければなりません。これらの高校生活を今まで以上に頑張って勉強していかなければなりません。そして3年後、志望大学に合格して笑って江戸取を卒業できるようになりたいと思います。医学部で6年間勉強して、小児科医となり、医療ボランティアとして必ず活躍します。
|