藤嶋昭先生講演会 中3感想文 |
1組
今回、藤島先生の講話をお聞きして分かったことがあります。それは、基礎をしっかりすることです。先生のお話の中にピラミッドについてのお話がありました。ピラミッドは今から四千年以上前に立てられたエジプト国王の墓です。その大きなピラミッドが今でもしっかりと立っているのは、ピラミッドの土台である基礎がしっかりしているからです。基礎がしっかりしていなければ、あの大きな建物は時の流れに負け崩れてしまいます。さらに先生は、今が大事であるとおっしゃっていました。中学や高校で習うことが、これから生きていく中の基礎となっていくと改めて分かりました。しっかりと基礎を身につけておかないと、難しい問題に挑戦した時応用が利きません。今のうちに基礎を身につけておけば、定期試験や模試などの直前に慌てて単語などを覚える必要はありません。ですから、僕はこれから基礎をしっかりと身につけるために、毎日憶えなければならない英単語や漢字をしっかりと憶え、基本的な数学の問題などもしっかりと解けるようにします。 「身の回りの当たり前の出来事に対して何故そうなのかという思いを持つことが大切」僕は、この言葉が今回の講演会で最も印象に残っています。僕は今回の講演会をお聴きして、普段の物事に対する考え方、見方が変わりました。
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2組
藤嶋先生は、今回の講話の始めに身の回りの不思議について話してくださいました。空はなぜ青いのか、夕日はなぜ赤いのか、雲はなぜ白いのか。普段当たり前と思っているこんなことに、光の性質や色が見える仕組みが隠れているというのは本当に凄いと思います。またこのような話を聞くと、身の回りの様々なことに好奇心をもって、何故か、どうしてかと考えることが重要だと改めて思います。藤嶋先生のお話に、蜘蛛の糸についての研究をなさっている研究者の方についてのお話がありましたが、身の回りの現象を新鮮な目で見ることで見えてくることは本当にたくさんあると思います。
私は今回の藤嶋昭先生の講演会をお聞きして、次のようなことが印象に残りました。
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3組 |
4組 藤嶋先生は様々な発見を行っていると知り感心しました。特に酸化チタン光触媒の超親水性という特徴を活かして、ビルの壁面に触媒塗装を施すことは素晴らしいと思います。危険をともなうビルの窓ふきの仕事も必要なくなりますし、良いことだと想います。 また、藤嶋先生がたくさんの本を書いていらっしゃり、教科書の作成にも携わり、たくさんのことに挑戦されている点も、素晴らしいと思います。「偉人は集まる」ということは、藤嶋先生の周りについても当てはまるのだと思います。僕も友人とそのような関係になりたいと思います。 そして今回は、生きていく上で大切なことについて最も深く考えてみました。まずは「集中力」です。勉強をしていく上でとても大切なことです。しかし僕は集中することがあまり得意ではありません。ですから、うまくめりはりをつける工夫をしようと思います。 次に、本を読むことについてです。僕は本がとても好きです。しかし、文学作品はあまり読んでいません。これからはできるだけたくさんの本を読みたいと思います。 最後に、基礎が大切であるということです。ピラミッドと同じく、全てのことはまず基礎からです。これは当然僕たち中学生にも言えることであって、まずは知識を身につける必要があります。これからは何事についても基本をおこたらず、抜けがないようにしたいと思います。 僕は元から理科が好きで、今年に入って成績が伸びました。そのため、今回のお話はとても楽しく、勉強になりました。そして、興味を持つことができました。大学で理科の勉強をしてみるのも良いと思いました。藤嶋先生を見習って頑張りたいと思います。 今回は藤嶋昭先生の講話をお聴きしました。藤嶋先生は光触媒について研究をなさっているそうですが、研究を始めたきっかけは、みんながやっていたからというものだとうかがって、とても驚きました。藤嶋先生のような優れた方は、子どもの頃からその研究が好きで始めたものだと思っていました。始めたきっかけは何にせよ、藤嶋先生は、今の光触媒の研究が好きになったとおっしゃっていました。やはり、何かを達成するためには、そのことを好きにならなくてはできないのだと思いました。 また、先生が最初に論文を提出した時は、多くの研究者に疑問視されたそうです。しかし、そのことを本多健一先生と共にはね返し、実験を積み重ねて今に至るそうです。その時、先生に向けられた非難は並大抵なものではなかったと思います。そういう非難をはね返すのはとても苦しく、厳しかったと思います。私はそのような経験をしたことがありませんが、藤嶋先生が、自分の意志を貫き、他人に何と言われようとも曲げなかったのだろうということは想像できます。ですから、研究が認められたときの喜びは、言葉では言い表せないぐらいの喜びだったと思います。私も自分の意志を貫き、そのような経験をしてみたいと思いました。 先生の研究はどれも時代を変え、未来を作る研究ですが、私が一番感銘を受けたのは、「曇らない技術」です。私は水泳をしていますが、使っているゴーグルが水中ですぐに曇ってしまいます。ゴーグルが曇ると、ベストな状態で泳げずに後悔します。そのため、「曇らない技術」で水泳のゴーグルをぜひ作ってもらいたいと思いました。車のサイドミラーには既にその技術が使われているそうですが、そのおかげで事故が減少すると思います。先生の技術はとても人の役に立つ技術です。私も人のためになる仕事をしたいと思いました。
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5組
私は今回藤嶋先生のお話をお聞きして、私が一番心に残ったことは光触媒についてです。旺文社の化学事典によると「光を吸収することにより触媒能を発揮する物質」といったようなことが書いてありました。藤嶋先生の言う酸化
チタンの他にも、酸化亜鉛があることを知りました。光が当たるだけで水素と酸素を発生させる反応速度が増大するというのは、素晴らしい発見だと思いました。その酸化チタンの光触媒反応に利用できる光はどのようなものでなければいけないのかと興味があり、質問をしようかしまいか迷っていたら
、聞きに行けなくなってしまいました。自分自身で調べてみたところ、波長がほぼ400ナノメートル以下の紫外線に限られているそうです。これは、太陽光中に約3%、蛍光灯の中には十分存在しているらしいので、日常生活への応用が可能だということを知ることができました。また、藤嶋先生は本を読もうということをお話してくださいました。本はとても素晴らしい物だと思います。人間の記憶はしばらくすると忘れてしまうけれども、本に書かれてあることは残ります。それに知識を得ることができます。読書はやはり大切なので、これからも続けていきたいと思います。今回、藤嶋昭先生のお話を聴くことができて本当に良かったです。これを機会にまた別の本にも手を出していこうと思いました。 |
6組 私は今まで「光触媒」という言葉は何度も聞いたことがありました。その多くは実生活など身近なところです。ですから今までごく普通に何も考えずに「光触媒」の技術を用いたものを使っていました。しかし、今回の講演会で「光触媒」は奥深いものだということがわかりました。 「光触媒」というものは、ビルや車のミラー、鏡など普段良く使われるものに使われているため、奥深さなどにはまったく気がつきませんでした。しかし、 その効果として、汚れを付着しにくくしたり、殺菌作用があると聞き、正直とても驚きました。私は今まで高度な技術というとそこまで身近に使われていないと思っていました。なので「光触媒」のような高度な技術がこんなにも身近に使われていると思うと、日本の最先端技術は改めてすごいと感じました。最先端技術の中には、目に見えないものもたくさんあります。そのため、それから受ける恩恵に気付きません。それはこのことに限ることではなく、身の回りにはたくさんあると思います。このことから、今の世の中は最先端技術に支えられていると言っても過言ではないと思います。一見、何も役に立たなさそうなものが社会を支えていると思うと、科学の奥深さに改めて感心しました。 最先端技術というのは、いろいろな人が開発、改良することによりできます。私は、その人たちがいるから今の生活があることを自覚し、これから生きていきたいと思います。 今回、藤嶋昭先生による講演のテーマは、「身の回りには面白いことが多い」というものでした。藤嶋先生がおっしゃっていた「空が青い」ということは、僕からすると、毎日見ている当たり前の風景です。しかし、それを藤嶋先生は面白いことだとおっしゃっていました。このように、普通の人からすると当たり前のことでも、面白いと関心が持てれば、藤嶋先生のように立派な研究者になれるのだと思いました。 また、藤嶋先生の講演でもう一つ心に残っていることは、読書は大切だということです。僕は、あまり本を読むほうではありませんが、確かに本を読むとたくさんの知識が得られます。ですから、これからはいろいろなジャンルの本を読むことで、いろいろなことを学んでいきたいと思います。 最後に、これから理科を学ぶにあたって、今回の藤嶋先生の講演で学んだことを生かしていきたいと思います。 |
7組 私は、今回の講話で一番始めに出てきた色と光の関連の話に興味を持ちました。光があることによって私たちは色の判断ができます。そしてそれは、ごく当たり前のことだと思います。しかし、そのような些細なことにも目を向けるからこそ光触媒というものを発見することができるだと思います。光は日常に多く存在し、人工的に作り出すこともできるものなので、資源としてとても豊富です。多くある資源の新しい使い方を生み出すことは、光の有効活用をしていて、利用価値が高いと感じました。この発見によって、 例えば建築物にあまり汚れがつかなくなれば洗剤の使用量が少なくなります。そうすると石油の使用量が減り、石油資源のためにも役に立つことになります。小さな発見がここまで大きくなると思うと、とても誇りに思います。 将来、理系で研究者を目指そうとするならば、身の回りのことに関心を向けて疑問を持つべきだと思いました。また、この発見から論文を作り、周りの研究者に納得してもらうには、多くの実験をして諦めない我慢強さと、一緒に手伝いをしてくれる研究員とのチームワークなども大切なのだろうと思いました。私自身、将来は先生のように一つの疑問に向かって研究をしたいと思っていました。しかしそれは数十年間研究し続けてようやく結果となったものです。今の自分はまだまだですが、集中力を高めるということは研究だけでなく、成績の向上にも十分必要なので、まずそこから早く身に付けたいと思いました。 僕は今回のお話をお聞きして印象に残った点が三つあります。 まず一つ目は、身の回りには興味がわくことが多くあるということです。先生の挙げられていた例の中でも、くもの糸の粘り気が夏でも維持されていることが解明されたことについて、僕は未だわかっていないことは身の回りにあることを実感させられました。これからは一つ一つの細かい身の周りのことに対して注目し、不思議に思ったことについてはどんどん調べて行きたいです。 二点目は、周りの雰囲気の大切さについてです。ダヴィンチやミケランジェロといった芸術家達も同じフィレンチェ出身と言うことには、その町の独特な雰囲気が大いに関係があるというお話でした。このことはクラスにも通じることです。例えば、クラスメート同士が互いに勉強について相談したり、規律を正していくことによってクラスの「雰囲気」を良くすることができると思います。それは切磋琢磨という言葉に凝縮されています。これからは「切磋琢磨」を頭に置いて、自分だけでなくみんなで協力しあって精神、学問で向上していきたいと思います。 三点目は基礎を固めることが大切だということです。数学や英語に代表される教科の勉強は、中学校で習う分野が大学受験勉強に向けての基礎となる部分です。その部分をしっかりと固めておかなければ、それ以後応用されたものを習ったとしても身につけることができません。「基礎は大事」という言葉を忘れずにこれからの学習に励んでいきたいと思います。 以上の三点は何も今だけ大切なことではありません。社会に出て大人になった後も好奇心を大切にし、組織を切磋琢磨させることで向上させ、物事を考える上での基礎を大切にしていきたいと思います。 |
8組
今回、東京理科大学学長の藤嶋昭先生が「身の回りには面白いことが多い」という題名でご講話をしてくださいました。藤嶋先生の講話の中で私にとって最も印象深かったのは、題名にもなっている「身の回りにはおもしろいことが多い」というお話です。藤嶋先生のお話の例にあった空の色のように、
私たちの回りには普段は当たり前すぎて何とも思わないけれども、よく考えてみるととても不思議で面白いことがたくさんあります。この話を聞くまで、空の色はなぜ青いのか考えたことはありませんでしたし、青いことを当たり前だと思っていたので疑問に思いさえしませんでした。私がこれまで当たり前のように感じてきたことにも、
様々な背景があるということがとても印象に残っています。 |
9組
藤嶋先生はとても面白いお話をしてくださる方でした。また理科の楽しさもよく分かる講話でした。藤嶋先生ははじめに身近に存在する不思議なことなどを理科で詳しく教えてくださいました。それは空が青い理由や夕焼けが赤く見える理由、葉の色などどれも必ず身近に存在しているものでした。僕は空が青い理由を知らなかったので、良い知識が増えたと同時に理科のすばらしさも実感できました。
僕は藤嶋昭先生の講演をお聞きして、良い本を読むことはとても大切だと思いました。本を読むことにより、人の価値観や教養は深まっていくと思います。実際に、藤嶋先生が大学に本を寄贈し、質問をした江戸取生に対して本を贈るのを見て、藤嶋先生がいかに本を読むことが大切だと思っているのかが分かりました。僕は、これからも本をもっとたくさん読んでいきたいと思います。 |