「 紫峰祭 感想文」
 1組 

 
 私は、今回紫峰祭実行委員を務めました。理由は、実行委員関係の仕事が好きで、中等部最後の紫峰祭を成功させたいという気持ちで希望しました。しかし、思っていたよりも大変なことがいくつかありました。一つは、みんなの意見をまとめて考えることです。一人一人違う考えを、どうすればより良いものにできるか、とても悩みました。悩めば悩むほど、まとまった時は嬉しかったです。自分の意見よりもすごく良いものができたことが何回もありました。二つ目は、みんなの都合が合わないことです。大掛かりな作業はたくさんの人手が必要ですから、準備が遅れてしまうことがありました。屋敷のからくり「回転扉」がその一例でした。それでも、成功させられたので良かったと思います。また、毎日残って作業してくれた人もいれば、数回しか残らなくてもその時は一生懸命手伝ってくれた人もいました。一人では出来ないことは沢山あります。力をあわせて、心をあわせて作業することでよいものができあがったと、私は思います。当日、私は忍者になりすまして宣伝の仕事をしました。自分達の成果をお客さんにみてもらいたかったので、恥ずかしさ等の気持ちは感じませんでした。声をあげて宣伝したので、最後は疲れ果ててしまいましたが、宣伝の効果もあり1400名以上の方が見学に来てくださったので、本当に嬉しかったです。実行委員という仕事は、大変な仕事かもしれませんが、みんなをまとめて成功させた時は、人一倍の達成感に満ち溢れます。今回も、始めはしっかりできるか不安でしたが、当日には達成感しかありませんでした。今後もこのような仕事に勤めて、今まで以上の達成感を得ていきたいと思います。
 

 
 私は3年1組のメンバーで研究発表をすることができ、良かったと思いました。今まで3回、研究発表をしましたが今年が一番良かったです。理由は来校者に楽しんでいただくことができたからです。中1・2の時、模造紙や装飾は完璧でしたが来校者の楽しんでいる姿はあまり見られませんでした。それは自分たちだけで満足して「来校者に楽しんでもらう」ということは考えていなかったからです。しかし、今年は「来校者にどうしたら楽しんでもらえるか」ということを第一に考えることができました。私が出口の受付でクイズの採点をしていると「ここ楽しかったね!」と言っているのをよく聞きました。それを聞いて私はとても嬉しく思いました。また、達成感がありました。
 私は今年、初めて紫峰祭実行委員を務めました。私は実行委員らしいことはほとんどできませんでしたが、貢献することができたと思います。また私は人前で話をするのが苦手で、もう一人の実行委員に任せきりでしたが、影で支えることができたとおもいます。 1組は団結力がすごいと思いました。女子だけでなく男子も協力していて、力作業も問題なく進みました。また部活が忙しくて、放課後に残れない人でも家に帰ってから作業してくれる人もいました。全ての人が自分の得意分野を生かし、協力し合うことができました。多くの意見の対立もあり、うまくいかないこともありました。体力も奪われヘトヘトになりながらも皆、頑張り、やりきることができました。今年の紫峰祭は一番きつかったですが、一番楽しい紫峰祭でもありました。素晴らしい紫峰祭にすることができ、良かったです。
 

 


 

 

 

 2組

 
 今回の紫峰祭は昨年とは違い、部活の屋台が無かったので、自分のクラスのことが十分にできたと思っています。また自分のクラス内だけでなく、他のクラスの発表や校内の装飾、大ホールでのコンサートや劇を観ることができました。そういう意味では今回の紫峰祭が今までの中で最も充実していたと思いました。僕のクラスでは紫峰祭直前になるまで、一部の人を除いて緊張感や焦りといったものが感じられなかったと思います。しかし他のクラスの3年8組や3年9組の進み具合を見て、みんなの雰囲気がどんどん締まってきて、危機感を感じるようになり始めました。紫峰祭直前になると、部活で何か催し物をする人以外は、ほぼ全員が放課後教室に残って紫峰祭の準備をしていました。そうして無事紫峰祭を迎えることができました。今回の紫峰祭を通して、クラスメイトの団結力が強くなったと思っています。そして、みんなで一緒になって一つの大きな行事を終えることができました。
 また他のクラスや校内装飾、大ホールでの吹奏楽部のコンサートや演劇部の劇はとても素晴らしかったです。校内装飾ではもの凄く高い位置に装飾があったり、階段には下から見ると一つの大きな絵になるように貼ってあるものもありました。また他のクラスではどれも目を見張るような展示で気を惹くようなタイトルでした。残念なことにすべてのクラスを回ることはできませんでしたが、とても満足できました。
 今回の紫峰祭が中学生として最後の紫峰祭でした。僕は今回の紫峰祭が最も悔いのなく終えることができて良かったと思います。高校生になった自分たちがどのようなことをができるのか、他の所からどのような発表をするのか、今から楽しみです。

 
 僕は今回の紫峰祭を通していろいろなことを学び、いろいろなことを楽しみました。僕は今まで中学1年生、中学2年生、中学3年生と3年連続で紫峰祭実行委員に任命されていますが、今年もうまくクラスをまとめることができず1つのことを団結して実行する際の難しさを改めて学ぶことができ、とても幸運だったと思います。2012年度、僕が中学2年生の時2日間合計で40人ほどしか招くことができなかったのに対し、今年は1000人近く招くことができ、とてもうれしく思いました。これは当然自分だけの力ではなく、クラスメイトや担任の先生の大きな協力があってこそできたことだと思います。今年度で中等部としての紫峰祭は最後ですが、この3年間で得ることができた経験は高等部でも必ず生かせると思うのでこれからも紫峰祭実行委員になったときはもちろん、ならなかった時もいままでの経験を生かしクラスを引っ張っていきたいと思いました。
 

 

 

 


 3組

 
 今回の紫峰祭はとても充実していました。しかし、紫峰祭の準備を始めたばかりの時は、ほんのごく一部の人しか手伝ってくれなくて、このままで紫峰祭をちゃんと迎えられるのだろうかと心配でした。でも、みんなだんだんと協力し始めてくれて、結果無事、紫峰祭を迎えることができました。紫峰祭当日は、いろいろなところを回ることができて、とても楽しかったです。自分のクラスでは、お客さんもある程度入り、ダンスの研究発表の時には、お客さんも多くとても盛り上がりました。頑張って練習してよかったと思います。他のクラスも本当にすごくて、楽しかったです。
 紫峰祭は、江戸取が一丸となって行う素晴らしい行事だと思います。私が一番印象に残っているのは、第一体育館で行われた先輩のライブです。学年関係なしにみんなで盛り上がることができたと思います。一緒に飛び跳ねながら歌うのがとても楽しかったです。屋台ではどの部活も一生懸命働いていて、楽しそうに売っていました。全部食べたわけではないですが、どのお店も美味しかったです。私もバドミントン部のから揚げの宣伝を頑張りました。そのおかげで黒字で終わることができました。
 中等部の研究発表は、どのクラスも工夫をして、お客さんを楽しませるために頑張っているのが伝わりました。高等部の研究発表は中等部のよりレベルアップしていて、より楽しそうでした。劇は完成度が高く、たくさん練習したのだろうなと思いました。内容もユーモアたっぷりで、面白かったです。模擬店も、美味しかったです。ですので、来年私が高一になったら屋台やクラスのことも積極的にやり、先輩方のように、素晴らしい紫峰祭にしたいと思います。

 
 僕は今回紫峰祭実行委員での参加となりました。中一、中二とはまた違う気持ちで取り組むことができました。自分の役職のほかに全体的に少しは貢献できたのではないかと思います。やはり自分が書いた模造紙を見てくれたり、 作ったゲームやってくれたりするととても嬉しかったです。それと同時に通り過ぎられたりしてしまうと僕は「まだまだだな」と思いました。
 また僕は高校生や自分よりも下の学年の研究発表も見学しに行きました。どこの学年もびっくりする仕掛けや面白い展開やゲームなどがたくさんあり、とてもびっくりしました。たくさんの反省点や参考にすることがたくさんありました。それぞれの学年にそれぞれの良さがありました。その中でも特に良いと思ったのは高校一、二年生です。いくら素晴らしい模造紙やゲームがあっても来る人には限りがあることを実感しました。模造紙やゲームのほかにゲームみたいなストーリーを含ませ、演劇のようなこともしていました。ヒロインの方々はそれぞれユーモアがあり、とても楽しむことができました。特に高校二年生は最後の紫峰祭ということで、とても気合が入っているということが客観的に見てわかりました。紫峰祭が終わった後に胴上げをしているクラスを見て、僕たちもこういう風になれたらいいなと思いました。
 紫峰祭には高校三年生の先輩や卒業された先輩方の姿も多く見られました。改めて紫峰祭は素晴らしい行事だなと思いました。僕は来年、紫峰祭実行委員であろうとなかろうと、後輩や来校者や先輩方に驚かれるくらい最高の紫峰祭にできるように頑張りたいです。

 

 

 

 

 4組
 
 

 僕は、この紫峰祭に参加したことで、大きな達成感を得ることができました。それは、事前の準備でも、当日の活動でも、それなりに尽力してきたからだと思います。もちろん、僕よりも力を入れていた人はたくさんいます。それでも、「自分で新しいものを創り上げてゆく」という活動に対する魅力や、当日の自分の役割に対する責任感などを味わうことは充分にできました。僕は普段の生活において、自分自身の果たすべき役割に対する責任感を忘れていたように思います。紫峰祭は、自分の責任を再度自覚する良い機会になりました。
 正直な所、自分は紫峰祭のことを、「面倒くさい」「煩わしい」と思ってしまっている所がありました。しかし、他の人たちが懸命に活動している様子を見て、「自分もこのままではいけない」という気持ちになりました。「学校」という社会に対する、自分自身の責任を感じるようになったのです。その責任を果たすことに、やりがいを感じることができました。
 さらに、高等部も含めていろいろなクラスの発表を見て回ると、どのクラスもレベルが高いことにとても驚きました。そして、自分のクラスを訪問してくれた人たちが笑顔になっている姿を見て、とても嬉しい気持ちになりました。
 僕たちはこれから高等部に進学し、あと2回、紫峰祭に参加することになります。今回の紫峰祭を通じて、分かったこと、感じたことを大切にして、来年以降の紫峰祭を創り上げ、楽しみたいと思っています。


 
  私たちは、紫峰祭を成功させることができました。期間中、私はほとんど屋台の仕事にかかり切りでした。来校者がとてもたくさんいらっしゃって、大盛況だった分、とても仕事は大変で、その点では正直なところ、楽しいものではありませんでした。しかし、それだけ厳しい仕事が終わった後には、心の中が達成感に溢れていました。ひたすら焼き鳥を焼き続け、4500本が完売した時には、部員全員が笑顔になり、「大変だったけれど、やってよかった」と心から思いました。
 ただ、屋台の仕事が忙しかった分、クラスの活動にはあまり参加できませんでした。それが大きな心残りです。しかし、私たちには、まだ来年・再来年の紫峰祭が待っています。来年は、終わった時の達成感だけでなく、紫峰祭中の楽しさも存分に味わいたいと思っています。自分のクラスの仕事にも積極的に参加し、また、他のクラスの発表もゆっくり見学したいものです。何もかもというのはどうしても難しいですが、高等部卒業までに、最大限紫峰祭を味わい尽くしたいと思っています。
 心残りはあるものの、「今年の紫峰祭は成功だった」と思うことができたのは、来校者の方々のおかげだと思っています。2日目は雨が降ったにもかかわらず、多くの来校者がありました。その来校者が紫峰祭を楽しんで下さって、私たちに笑顔を見せて下さいました。その笑顔のおかげで、充実した気持ちになることができました。紫峰祭2日目は、帰ったらすぐに寝てしまい、翌日もほとんど寝て過ごすことになりました。それでも、「来年は、さらに頑張りたい」という気持ちでいっぱいでした。

 

 

 


 5組

 

 10月6日、7日の2日間にわたって江戸取では文化祭が行われました。私のクラスの5組では「音楽」について調べました。平成の最近のアーティストから昭和のアーティスト、そしてクラシックも、歴史的な作曲家についても調べました。平成班、昭和班、クラシック班、装飾班、クイズ班の5つの班に分かれて活動していました。平成班ではジャニーズやK−POP、ロックなど、幅広く調べ、昭和班では昔のアニメ、売り上げランキングを調べ、クラシックでは手作りの楽器、ヴァイオリンなどを作りました。クイズ班も曲を編集したり、景品もたくさん作ってくれました。装飾班には、外の装飾をすばらしく綺麗にデコレーションしてもらい、教室内の装飾も素敵に仕上げてくれました。ただ、装飾班とは一度だけ意見がぶつかったことがありました。それは教室のレイアウトでした。どこをどういう配置にするか、パネルの使い方はどうするかなど、結構ぶつかり合って、言い合いにもなりました。しかし、逆に言い合えたからこそ、お互いの意見を理解し、それを尊重しあうことができたからこそ、より良い発表ができたのだと思います。そして、 男子も女子もわだかまりなく取り組めたと思います。今までぎこちなかったものが、みんなで楽しく準備している姿を見ても、実際自分も話をしていても、とても嬉しく感じました。
 私たちのクラスは3号棟3階で、中3が一クラスしかなくて、お客さんに来ていただけるのかとても心配だったのですが、たくさんとは言えませんが、それでもきて下さる方たちがいて、本当に嬉しく思いました。
 今回の紫峰祭では、自分の意見を主張することや、それだけではなく他者の意見も尊重することの大切さを学びました。みんなで楽しく且つ真剣にできて、実行委員として誇りに思います。担任の先生を含めて、3年5組の38人は永遠に不滅です。

 

  10月6日(土)、7日(日)に紫峰祭が行われました。僕のクラスは当日までに準備を終えることができるかどうか分かりませんでした。けれども、みんなで協力して準備をし、無事に紫峰祭を終えることができました。
 紫峰祭を無事に終えることができたのは、クラスのみんなの一人ひとりの協力する気持ちがあったからだと思います。特に僕の所属したクラスの装飾を担当する班では、自宅での調べ学習が少なく、準備することを全て学校で終えなければならない、ということもあったので、紫峰祭の二週間以上前から、ほぼ毎日、班員全員が放課後に教室に残って作業をしました。班員が全員協力してやったからこそ、意味があったと思います。一方、部活の発表や模擬店の準備などで放課後に集まれなかった、個人的な事情によりできない人もいました。けれどもそんな中、「クラスのために」「いない人の分まで」といった気持ちがクラスの多くの人が持っていたと思います。中には、部活があるにも関わらず、クラスの作業をしてくれたり、部活が休みの日に積極的に作業をしてくれた人もいました。しかし僕は紫峰祭前日の準備の日に、自分の仕事をすっぽかしてしまいました。そんな勝手な行動をした僕に、「戻ってきて一緒に仕事をしよう」と声をかけてくれたクラスメイトもいました。後になって、クラスで団結しているときに、勝手なことをしてしまった申し訳なさとクラスメイトの優しさを感じました。
 最後に、僕は自分の仕事をした時と、さぼった時の両方を経験して、クラスが紫峰祭に向けて一致団結していこう、という気持ちが日に日に強くなっていったと感じました。また、友情も紫峰祭の準備や紫峰祭を通してとても深まったと思います。これからは通常の授業に戻るので、浮き足立たずに 平常心を保ちつつ、またクラスの団結心は今まで以上になるように、これから残り半年をクラスで過ごしていきたいです。


 

 


 6組

 

私は、紫峰祭を終えてたくさんのことを学びました。皆で何かを成し遂げることの難しさと、その先にある達成感です。私は紫峰祭実行委員として、クラスの皆よりも一歩前に立って、皆の意見をまとめたりしました。やはり、団体で行動するということは自分の思い通り物事が進まないことが当たり前です。自分はこうしたいけれども、相手の考えの方がいいかもしれないと従っていったり、自分の考えをどうしても伝えたくて意見を述べたりすることがいかに難しいかということを紫峰祭実行委員として経験できました。また、紫峰祭間近の放課後は男女ともに下校時間まで残り、展示物の作成に力を 注いでいる姿を見て、私は「絶対に紫峰祭を成功させる」という決意をしました。そして紫峰祭当日、六組には好調にお客さんも来場し、シフトも円滑にまわり大きなトラブルもなく終えることができました。楽しそうに模造紙を見て下さるお客さんを見て、「クラス全員で頑張って良かった」と思いました。今回の紫峰祭で私はクラスで何か一つの事を成し遂げる難しさを学び、それを乗り越えた後の達成感を感じ、学ぶことができました 。

 

 私は、今回の紫峰祭を通してたくさんのことを学ことができました。 その中でも特に印象に残っていることは、友達やクラスメート達と協力することで大きな事ができるということです。私のクラスの研究テーマは海賊でした。最初は、何をするのか分かりませんでしたが、クラスのみんなで意見を交換しあっているうちに全体を見ることができるようになり、自分がしなければ行けないことが分かり、みんなと一緒に作業ができました。そのため、今回の紫峰祭で話し合うことの重要性についても学ぶことができました。今回学んだことは、今後の学校生活でも役に立つことばだと思います。これからの大きな行事として、修学旅行や球技大会もあります。今回学んだことをこれらの行事でもしっかりと活かし、より良いものになるように努力していきたいと思います。


 

 

 7組
 

 私は今年、紫峰祭で実行委員を務めました。最初の志望理由は、計画して紫峰祭をみんなで作っていきたいということもありましたが、それよりも紫峰祭で先生に注意されないようにしたいという気持ちの方が大きかったです。ですが、クラスのみんなと七月の下旬辺りから計画していくに連れて、先生に注意されないようにするという気持ちよりも、みんなで協力して紫峰祭を完成させようという気持ちがどんどん大きくなっていきました。今まで話をしたことが無かった人も、元から仲が良かった人も、クラス全体でまとまって一つの物を作っていけたことが、楽しくもあり嬉しくもありました。中でもやはり一番嬉しかったことは、紫峰祭当日にいらっしゃった来訪者の方々の言葉でした。私たちが研究してまとめた模造紙を一枚一枚丁寧に読んで下さり、感想などを言って下さったことは本当に嬉しかったです。模造紙の他にもクイズが面白いと言って一日に何度も足を運んで下さった方もいました。自分たちの作った物で色々な人が興味を持ってくれたり、笑顔になってくれたりすることはとても気持ちが良かったです。それだけでなく、話をしたことが無かったクラスメイトととも新しい発見がありました。あと半年ほどになりますが、このクラスで色々な場面で協力しあって学校生活を送りたいです。

 

 僕は、今回の紫峰祭で友達と協力し合って一つのものを作り上げていくことの大切さを学びました。紫峰祭というと学校のメインイベントの一つです。中学生はそれぞれのクラスで一つのテーマについて一生懸命調べます。この「一つのテーマについて調べる」ということが大切なのではないかと思います。皆で意見を出し合い、話し合うことによってクラスの誰もが納得するようなテーマを決めれば、皆がやる気になって良いものを作ろうという気持ちになるのだろうと思います。そして、ただ一つのテーマについて調べるだけではなく、誰が何をするのか何をどうすればより良い研究発表になるのか、この二つについても話し合うことが必要となります。そうして一人一人が役割を持つことによって、協調性や責任感も生まれてきます。そして、皆がつくった模造紙や作品を教室に設置すると、すごく達成感が生まれます。しかし同時に「お客さんが見に来てくれなかったらどうしよう」という不安も生まれてきます。紫峰祭当日には、自分たちの教室にたくさんのお客さんが来てくれました。とても嬉しい気持ちになりましたし、一生懸命頑張って良かったと感じました。紫峰祭では、普段あまり感じることのない責任感、そして完成したときの達成感を感じることができました。紫峰祭は普段学ぶことのできないことを学ぶ「学びの場」なのだとぼくは思いました。



 

 

 

 8組   

 

 私にとって、この中等部三年間の紫峰祭の中で、今年が一番楽しかったです。何より、私のクラスは準備に取り掛かるのが早かったため、とても余裕を持って紫峰祭を迎えることが出来たことが 良かったと思います。正直、準備をさぼってしまう人もいたり、作業が思うように上手く進まずに困ってしまうこともありました。しかし、結局は皆でカバーしあい、協力し合いながら頑張ったからこそ最高のものに仕上がったのだと感じています。
私は当日、クラスで受け付けや呼び込みなどの仕事を担当していました。受付では、ゲームの点数を暗算で素早く計算しなければならなかったため、計算力が鍛えられた気がします。教室の入り口に立って呼び込みをしていた時、帰り際に直接私に声をかけてくれるお客さんがたくさんいました。「おもしろかった。」「楽しかったよ。」「ずっと頑張っているね。」と言うような言葉で、どれもこれも嬉しい内容ばかりでした。そして、何時間も連続で立ち続けて声を張り上げていた私にとっては疲れが吹き飛んでしまうくらいでした。自分たちのやっていることが褒められている、楽しんでくれている、そしてしっかり見てくれていることが実感できました。もう、自分の仕事が楽しくて仕方なかったです。きっと、お客さんたちが楽しんでくれたのは、私たちも接客を楽しんでやっていたからだと思います。加えて、笑顔でいるようにも心がけていました。だから、笑顔のおかげでもあると思います。「笑顔はやっぱり凄いな」と思いました。クラスの団結力や結束力が強まり、お客さんにも楽しんでもらえて、今年の紫峰祭は大成功です。とても充実した二日間を過ごすことができました。そして、このクラスで出来る行事は残り少ないので、皆にとってもいい思い出となったと思います。
 

 

 僕は中等部最後の紫峰祭で、様々なことを学びました。
1つ目は、努力の大切さについてです。今年の紫峰祭で、僕たちはオバケについて研究発表をしました。今回の紫峰祭の準備では、普段あまり関わりを持たない男子と女子が力を合わせて取り組みました。その結果、僕たちのクラスは好都合とは言えない場所でしたが、2日間で1000名を超える方が訪れて下さいました。それは僕たち3年8組の皆が協力して毎日準備した努力のおかげだと思います。
 2つ目は接客についてです。僕は紫峰祭で目玉移しというゲームの接客を担当しました。教室の中でただ座っているだけでは、来校者は僕の担当する目玉移しのところには来てくれませんでした。クラスの友達に「声をかけないとお客さんは来ないよ」と言われてしまいました。最初はスムーズに言えなかったけど、何度も声かけを繰り返しているうちにゲームのルールも上手く説明できるようになりました。とても嬉しかったです。次からは来校者に楽しんでもらえるようによく考えて接していきたいと思いました。


 

 

 9組
 
 
 今回の紫峰祭は中等部最後のものでしたが、大変な面もあった分、楽しい面もたくさんありました。特に楽しかった出来事で印象に残ったものは、準備に必要なものの買い出しです。学期末休業日の3日間のうち2日とも同じクラスの友人に会って買い出しに出かけました。お互いにあれがいい、これがいいという風に買う物が全然決まらず、言い合いになりながらも決めるのが、紫峰祭が終わった今となっては楽しかった思い出だと思います。もう1つ印象に残ったものは、学校で放課後、みんなでワイワイ話したり、学食で買ってきたものを教室に持ち帰って食べたりしながら準備をしたことです。クラスメートとは割と勉強合宿の時に仲良くなったのですが、紫峰祭準備でそれ以上に仲が深まったと思います。ですから、11月にある九州修学旅行はとても楽しみです。また、作るのに最も長い時間をかけ、そのうえ大変だったのが教室の廊下側の入り口、出口に作ったアーチ状の煉瓦風装飾です。それぞれ大きさの異なった段ボールを全て同じ大きさに切りそろえるところから始まって、それを組み立てて、入り口の縦の長さにあわせて、そこから茶色い模造紙を貼るという作業はとても面倒なものでした。途中で間に合うかどうか心配になったりもしたけれど、きちんと形になってよかったと思います。今回の紫峰祭は、中等部3回の中でも特に1番楽しくできました。次の高校1年生での紫峰祭でも気を抜かずに頑張りたいです。


 
 僕は今年紫峰祭実行委員としてうまく自分の責任を果たすことができなかったかもしれないと反省があります。それでも今年の紫峰祭がうまくいったのは、クラスのみんなが団結して紫峰祭の当日を迎えることができたからだと思います。今年は夏の間勉強合宿があって学校で話し合える機会が少なく、夏休み前に決まったテーマを模造紙に書く内容を分担しただけでクラスの見取り図も決まっておらず、僕はとても心配でした。しかし、夏休みが明けてほとんどの人が模造紙を書き終わっている状況を見て驚きました。期末試験が終わると全員が模造紙を書き終えている状態でした。しかし僕はこんなにたくさんの模造紙をどうやって使うのか、こんなに実際に使うのか分かりませんでした。「クラス全体の完成図が分からないのに企画をしたら統一性のないものになってしまうのでは」と思いましたが、紫峰祭前日準備日までの期間でデザイン班のがんばりで外装が出来てきたり、福笑いの準備も進んでいきました。その他の準備も着々と進んでいました。
 僕の「顔のからくり」を作る企画は一ヶ月前から計画されていたのに、材料や作り方が全く分かりませんでしたが、いろいろと調べ、学期末休業日から作成を自分たちでやっていくのはとても楽しかったし、やりがいもありました。簡単な仕組みだったけれども、意外に作るのが難しかったです。そのため、完成したのはあまりスムーズに動かず少し残念な結果に終わりました。一生懸命作ったので、とても悔しかったです。
 今年の紫峰祭で、僕は自分の責任をしっかり果たしているとは言えなかったかもしれません。でもクラスのみんなが一致団結していたので、クラス発表はうまくいきました。今年の紫峰祭は、中等部最後で、来年からは演劇や模擬店もできるようになります。そういうときに、後悔しないように、自分の責任をしっかりと果たしたいと思います。

 


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