紫 峰 祭 中2生の感想 

盛り上がった紫峰祭

 2年1組 女子  

 江戸取では、今年も紫峰祭をとても盛り上げることができました。去年よりもたくさんの方々にお越しいただきました。
 今年の紫峰祭で2年1組は、「リカルの定理」というものをやりました。主に知覚や磁力、光・電気、化学、空気についての実験やそれぞれ調べた模造紙を貼ったりしました。紫峰祭に向けて、毎日一人ひとりが放課後に準備をがんばりました。みんなで協力して模造紙を何枚も書き、実験もそれぞれの班で考えて準備することができました。私は知覚の班で、「パブロフの犬」やいろいろな錯覚などについて模造紙に書きました。その中でも、実際に、「ビックリキューブ」や「エイムズの部屋」や「メビウスの輪」というものを作って、外来者の方々に見ていただきました。触覚の実験では、冷水と室温ぐらいの水とお湯を用意して実際に実験をやっていただきました。2年1組では4階の1番奥の教室なので、お客さんはあまり来ないかもしれないと思いましたが、実際にはとても多くの方々に来て頂きました。外来者の方々がとても楽しそうに実験をしているのを見て本当によかったと思いました。
 私は他の組や学年の教室もたくさん回りました。どの教室もとても面白くて装飾もきていでした。クイズなどがある教室もあり、景品もすごい物がたくさんありました。高等部の教室では劇をやっている所もあったので見に行きました。とても面白かったです。
 今年の紫峰祭もとても盛り上がって楽しく行えたと思います。みんなと協力してクラス発表もしっかりできたと思います。来年の紫峰祭でも今年と同じように頑張っていきたいと思っています。

紫峰祭を通して得たもの

 2年1組 男子 

 私は紫峰祭を迎えるにあたって、一年生のときには得られなかったものを得られる紫峰祭にするという目標を持って準備等にあたりました。
 昨年は模造紙の作成にかける日数が多く、プレゼンテーションが疎かになってしまったということを記憶しています。このプレゼンテーション能力は現代社会で重視されています。将来的にさまざまな場面で役立つ能力を磨ける場である紫峰祭という行事を単に学校行事と捉えてしまうのは非常に惜しいことだと考えました。そこで今回の紫峰祭準備では、模造紙の内容や完成度よりも、プレゼンの質にこだわり続けました。どのように発表すれば、来校者の方々、本校の生徒に理解していただけるか、年齢の違いに対し、どのように臨機応変に対応すればよいか、といったことを班内で意見を交わして実践し、うまくいかない場合は指摘し合って修正していきました。
 このように綿密な作業を繰り返していくことで、昨年は得られなかった準備段階での充実感、達成感を得ることができました。
 人に何かを伝えるということは非常に難しいことです。自分が思っていることを相手にも完全に理解してもらうためには、少なくとも伝える側の人間がその内容について深いところまでわかっていなくてはなりません。私は当日は班長としてローテーション時間のほとんどに入って、あまり多くのクラスをまわることができませんでした。しかし、その中でも他のクラスの外装や内装、模造紙の善し悪しよりも、プレゼンテーションを特に気にしながら拝見していました。丁寧に説明をしてくれる人もいれば、そうでない人もいました。あえて何人かに質問したところ、戸惑ってしまう人が多数でした。これらのことから、発表内容について細部まで調べて理解しておくことは伝える側の最低限の義務であると認識しました。
 プレゼンテーション能力は様々な場面で役に立ちます。私の就きたい職業でもプレゼンは大切です。この能力を身に付ける機会を提供して下さっている先生方、そして毎年来校して下さる一般の方々、保護者の方々に感謝しなければならないと思いました。その期待に応えられるように今年の反省点、良かった点を活かして来年の紫峰祭をより良いものとなるように努力していきたいです。

協調性

 2年2組 女子

 私は、紫峰祭で「友達と協力することの大切さ」を知りました。特に、準備や片付けの時にそれを実感しました。今年は、紫峰祭準備の時間が一か月ほどしかありませんでした。もし私一人で準備をしていたら、とても大変だったと思います。でも、クラスの友達と協力したからスムーズに準備も片づけもできました。これからも何事も協力することを大切にしていこうと思いました。
 また、高等部も中等部も各クラスとも発表が素晴らしかったです。特に研究発表がよかったと思います。来てくれた人を楽しませたりするための工夫がいろいろされていて、本当に感動しました。
 私は、紫峰祭準備の時に模造紙をあまり書かず、他のメンバーに大変な思いをさせてしまいました。紫峰祭は、その当日だけではなく、準備や片付けも行事の一部です。だから当日だけ楽しんで準備等をきちんとやらないのはよくないことだと思います。 来年は、もっと多くの人ときちんと協力し、助け合ってきちんと準備や片付けをしたいと思います。
 「協調性」は、今だけでなく、これからの人生においても非常に大切なことだと思います。だから、私はこれからきちんと協調性のある人になれるようにしていきたいと思います。

経験の力

 2年2組 男子

 今年の紫峰祭も、去年と同様に楽しく行うことができました。
 僕は去年よりも多くの研究発表を見て回り、時々なるほどと思うような新しい知識を得られましたが、そのどれもが密度の濃いものであり、非常に充実した、来校者を満足させるに足る内容だったと思います。
 中一生は活気にあふれた宣伝により自分たちのクラスへ来校者を呼び、中二は一度経験したことで慣れたのか、より落ち着いた雰囲気の宣伝、それでいてかつてよりも向上したクラス内の環境を作り出していました。中三以降は学年が上がるにつれてレベルアップを重ねて、今までの経験を生かした活動をしていました。
 模擬店については、経験不足のためか失敗しているように見える部分もあり、注文されたものをなかなか作れずに長時間経ってしまうといったことも見られましたが、これを通して大きく成長できたところもあったのではないかと思います。こういったチームワークを必要とする経験はいずれきっと役立つでしょう。
 紫峰祭はいつもと違うことを僕たちに体験させてくれます。普段は授業や部活など、「自分たちですること」が多いですが、こういった「学校全体ですること」の二日間は僕たちに心強い経験の力を与えてくれたと思います。

協力することの大切さ

 2年3組 女子  

 私は紫峰祭で協力することの大切さを改めて感じました。一人で大きな目標を達成すると達成感があります。しかしそれを複数でするともっと大きな何かが得られるのではないかと思います。人は友達の多い少ないが大事なのではなく、どのような付き合いをしているのかが大切なのではないでしょうか。付き合いが浅いからといって協力できないわけではないと思いますが、ある程度関わりのある相手ならば達成感よりも大事なものが見えてくるはずです。
 紫峰祭では普段のように先生方の指示で動くのではなく、自分たちで考えて行動します。自分で選択をするというのはそれを間違えた時に、責任を負わなければいけないので私は深く考えてしまいます。しかし、すばやく決断しなければいけない時もあります。今回、私には決断力が欠けていることを改めて感じました。だからすばやく正確な判断ができるように対策を考えていきたいと思います。
 欠点を補うことで人は成長できます。自分の欠点を見つけるためには経験が必要不可欠です。私はこれから様々な挑戦をしていき、早く自立したいです。
 今年の紫峰祭は他のクラスの研究発表をたくさん見て回れたので来年の文化祭はこれを参考に、さらにすばらしいものにします。2日目の天候は雨でした。ですが去年の来場者数を上回ったとお聞きしました。これは私にとって嬉しいことです。ありがとうございました。

紫峰祭を通して考えたこと

 2年3組 女子

 私は、紫峰祭を通して考えたことが二つあります。一つ目は友達の優しさです。私は吹奏楽部に入っています。吹奏楽部は紫峰祭当日も演奏する予定があったので練習で忙しく、放課後などあまり準備に残れませんでした。また、紫峰祭前日の一日全部が紫峰祭の準備の時も、午前中大ホールでリハーサルがあってクラスの準備に参加できませんでした。それでも友達に「今日部活あって準備できないんだ。ごめんね。」と言うと、「大丈夫だよ。頑張ってね。」と言ってくれました。こんなに大変な時に文句ひとつ言わず、笑顔で送り出してくれてありがたいなと、思いました。また、わたしももっと優しくならなくてはと思いました。
 二つ目は、小学生からの成長です。私が通っていた小学校には「秋祭り」という文化祭の小規模バージョンのようなものがありました。その秋祭りはお化け屋敷や迷路などをやるようなものでした。しかし、江戸取の学校の紫峰祭は、お客さんを楽しませるというのは同じですが、小学校の頃とは違って個々で調べものをし、自分達で材料を買ってきます。そして、大きなものを作ったりゲームを考えたり景品を用意したりもします。また、調べたものに対して説明をしたりと、準備して終わりではなく準備したものを使って表現しようという所があると思います。そういう自己満足で終了ではなく、さらにお客さんを楽しませようとするところが、私は成長したと思いました。
 私は、この二つのことを通して、いろいろ考えられて良かったなと思います。また、これを来年の紫峰祭に是非活かしたいと考えます。

 

心豊かなリーダーへの自信

 2年4組 女子

 私達2年4組は紫峰祭をより良いものにするために様々な準備をしてきました。その中でもめてしまうこともありましたが、その甲斐があて良い紫峰祭を作ることが出来たと思います。そして江戸取全体でも良い紫峰祭を作ることが出来ました。
 では江戸取生のモチベーションは何だったのでしょうか。私は江戸取に入学して2年間であることを学びました。それは江戸取の制服を着ている以上、一人一人が江戸取を代表する生徒だということです。だから江戸取生がもし他者へと迷惑を掛けてしまったら、それはその人個人の責任ではなく江戸取全体の責任です。このモチベーションがあるからこそ、規律ある進学校として名を揚げることができるのだと思います。個人個人が江戸取生として恥のない行動を取ることが大切だと改めて思いました。
 私はいつも物事を「やるならとことん」するように努力しています。物事を中途半端にふざけながらやるより、一生懸命とことんやった方が後味も良く、良い思い出が残るからです。今回の紫峰祭ではこれを証明する、素晴らしいものになったと思います。紫峰祭が終わったことを理由に気を抜かず、気を引き締めて、次の期末テストで良い結果を残したいです。もしその結果が良かったならば何事にも一生懸命になれる心豊かなリーダーへの自信へと繋がるはずです。 

同じ目標に向かう大切さ

 2年4組 男子 

 僕は紫峰祭を終えていろいろなことを感じました。
 まず、紫峰祭の準備の時です。僕たちの班では、もぐら叩きの台を作りました。初めは台の影も形もなかったけれど、班員で頑張りながらやっていくと、台の形ができました。出来たときは、達成感とみんなで同じ目標に向かう大切さを感じました。この達成感は今まで感じたことのないやりがいを感じることができました。また、皆でやっていけば、最初は無理だと思ったことでも諦めずにできるんだと分かりました。そして、皆で作れて良かったと思いました。その後も台の装飾の絵を自分たちの考えで描いていきました。そして最終的に良い物ができました。
 紫峰祭の前日の終日準備の時のことですが、午前中は、先生に言われたことをやるだけで、自分達で能動的に動くことができていませんでした。しかし、それではいけないと反省し、午後からは周りのことも考え、やらなければいけないことをやりました。そしてクラスでいい準備ができて良かったと思いました。周りのことを考えて行動するということはこれからも実行していきたいです。
 紫峰祭中は、お客様を楽しませることができたのではないかと思います。また皆で協力しあえた点がとても良かったです。これからもこうしてクラス全体で協力していきたいと思います。

人を迎えるという気持ち

 2年5組 女子 

 私が今回の紫峰祭を通じて感じたことは、仲間との協調性の大切さです。今まで私がクラスの仲間に対して抱いていた思いはとても明るい性格であるということでした。
 今回の紫峰祭の準備では、最初は全員の足並みがなかなかそろわず、準備に参加しない人もいました。私はこのままでは紫峰祭までに終わらないのではないかと思っていました。しかし紫峰祭の日が徐々に近づいて行くにつれて、放課後の準備する人が増えていきました。しかもその人達が紫峰祭を成功させるためにとても熱心に取り組んでくれている事が分かりました。そして今まであまり進んでいなかった紫峰祭の準備も早く、さらに質がよい展示物が出来上がっていき、紫峰祭当日には私が準備を始めたときに、出来上がりについて予想していたものよりも、もっと良いものが完成していました。私はそれを見てクラスの仲間がやるときはやるということを知り、それを通じて仲間との協調性は仲間との友情などを深めるという力を知り、仲間との協調性はとても大切なことであると知りました。
 私がもう一つ紫峰祭で得たことは人を迎えるという気持ちです。私が江戸取に入学する前に紫峰祭に来たとき、私はとても楽しく見学することができました。なぜそのように楽しめた理由を考えてみたところ、先輩方の人を迎え入れるという誠意があったからだと思いました。私も先輩達のような誠意を持って紫峰祭を行い、今回来て下さった人たちに、私たちの展示物を気持ちよく見ていただき、私たちがこの紫峰祭のために行ってきた熱意などを知ってもらいました。そして私が見に来たときのようにとても楽しく見学していただけたのではないかと思いました。こうした誠意によって毎年行われている紫峰祭を成り立たせていると感じました。こうしたことは社会に出た後にも役立つものだと思いました。この二つのことを来年の紫峰祭にも取り入れ最高の紫峰祭にしていきたいと思います。

実際の社会生活でも必要なこと

 2年5組  男子 

  今回の紫峰祭は自分にとって学ぶことが多くありました。それは紫峰祭をやっている最中だけでなく、準備の段階からも多くのことを学ぶことができました。しっかりとした準備をしなければ紫峰祭を成功させることはできません。しっかりとした準備をするには、紫峰祭の班の中における班員との協力や連携が不可欠です。このような同じグループの仲間との協力は実際の社会生活でも必要なことだと思います。
 例えばある会社で企画を立て実行に移したとき、一人でも協力しない者や別のことをしている人がいると、その企画が大きく遅れたり、場合によっては失敗に終わってしまうこともあります。紫峰祭においてもこのことが当てはまるということは、言うまでもありません。シフトをやらないで他のことをやっていればお客さんは自然と減ってしまうからです。しかし今回の紫峰祭は、班の中で協力して準備を進めることができましたし、それぞれに役を分担して自分がやるべき事を判断して成し遂げることができました。私の場合はディズニーの物語についてのクイズ作成し、パソコンに打ち込んで印刷するという仕事でした。友達の意見や先生の意見を伺い、また自分でも判断してパソコンに打ち込みましたが、エクセルにあまり慣れていない自分にとっては思っていた以上に大変な作業でしたが、何度も吟味して満足のいくものが出来たときは達成感に満ちていました。
 私は今回の紫峰祭で協力して一つのことを成し遂げることの喜びと大切さを学ぶことが出来ました。紫峰祭を通じて学んだことを忘れずに、これからの学校生活を充実したものにしていきたいと思います。

 

クラスが一丸となった紫峰祭

 2年 6組 女子 

 いよいよ紫峰祭が始まりました。私にとって紫峰祭は毎年、一番楽しみにしている行事です。
 今年、私達のクラスでは「ディズニー」について研究発表を行いました。準備の段階では他のクラスに比べて遅れて始めましたが、休日にも学校に来たりして準備が完成した時には、”これだけのことを自分達が全てやれたんだ”と感動しました。今回、私は紫峰祭実行委員という重要な役割に就きました。装飾などのデザインや配置などを考えるのは大変でしたが、皆と相談しながら準備に取り組んでいくことがとても楽しかったです。
 当日、お客さんがたくさん来てくださるかすごく不安でした。また、私は部活のシフトも入っていてあまり教室にいられなかったので、お客さんが楽しんでくださっているのか、どのような状況なのか心配でした。しかし、その不安や心配とは裏腹にお客さんも千人以上来てくださり、また、楽しんでいってもらえたのでとても嬉しく、満足しています。何より、クラス全員が一丸となって一つのことを成し遂げ、結果的に成功し、すごくいい思い出になりました。
 正直、装飾などがきちんと終わるかどうか不安だったのですが、素晴らしいものが出来て、それが自信につながりました。来年は今回学んだことを活かして、もっと良いものをお客さんに見て楽しんでいただきたいと思いました。
 

個性の多様性

2年6組 男子

今回の紫峰祭では様々なことを学びました。
 その一つは協力することの大切さです。僕のクラスはディズニーについて調べたので、量が多く、とても一人では調べきれない量でした。段ボールで作ったシンデレラ城、ムービーの作成なども一人では作れなかったものです。ですが協力することでそれらはできるようになりました。協力すると言っても、クラス全員が取り組んでいかないと成し得なかったことだと思います。
 二つ目は、お客様が来る喜びです。僕のクラスは紫峰祭の一日目と二日目を合わせて700人以上の人が来てくれました。こんなにお客様が来てくれたのは、一つ目に述べたことをやった成果だと思います。それがあったからこその喜びだと思います。
 三つ目は、個性の多様性です。この紫峰祭の準備の時に、やはり去年と同じくもめ合いがありました。原因は個性の違いにあったと思います。でも個性の違いがあるからこそ、一人では考えつかなかった発想が生まれ、より良いものにしていくと思います。だから満足のいく研究発表ができたし、お客様が来てくれたのだと思います。
 最後は努力することの大切さです。模造紙、装飾、展示物などのものは協力し合い、全員が努力したことによって出来たものだと思います。やはり何事においても努力は必要だと思いました。このことは勉強する時にも大切だと思います。
 今年の紫峰祭で学んだことは来年のクラスでも活かしていきたいです。今年の紫峰祭は大成功だったし、良い思い出になりました。

 

実行委員として働いて分かったこと

 2年7組 女子 

 私は今回の紫峰祭で実行委員として働きました。実行委員はクラスの研究発表をより良く円滑に完成度の高いものにするために、クラスメイトの意見をまとめ、装飾や内装などを考え、お客さんにどのようにしたら喜んでもらえるかを考えることが仕事です。私が今回担当してみて感じたことは、深く文化祭の準備に関わることで、多くの人とふれあうことができ、今まで以上に友情が深まったことや、クラスの友達とも話す回数が増え協力して仕事をしたので、より絆を深めることができたということです。
 文化祭のテーマを決めるところからクラスで話し合いが始まり、最初は一人一人の意見がバラバラで、これらをどのようにまとめていったらよいか、私を含め他の実行委員の生徒と悩みました。ただ、話し合いを重ねていくうちに、意見が少しずつまとまり形になっていくことを、実行委員という責任のある立場にいることで実感することができました。
 私は紫峰祭では受付の仕事を主に担当しました。受付はお客さんにシールや景品のミサンガを手渡すことが主な仕事です。受付で常に来てくれたお客さんに嫌な気持ちにさせないように、笑顔を忘れることなく、コミュニケーションをとることに努めました。接客業の難しさと楽しさを味わうことができとてもよかったです。
 今回の紫峰祭を通じて、責任ある立場にいたこともあり、とても貴重な経験をすることができました。これらの経験を活かして、来年度はもっとよい展示ができるように頑張っていきたいと思います。

文化祭を通して学んだこと

 2年7組  男子

 紫峰祭では様々な人と関わることができました。今まであまり話したことのなかった人や元々仲の良い人とは更に仲を深めることができ、とても良かったです。
 準備の段階では、各班の進行状況はまばらで、当日までに間に合うのか不安でしたが、前日準備までのわずかな時間を割いて、アンケートの集計・ミサンガ作り・模造紙作りをしてくれたクラスメイトや見えないところで協力をしてくれた人など、多くの人の力で何とか間に合わせることができました。
 前日準備の時も机・椅子・ロッカーの移動や配置、教室の内や外の装飾、花紙を使った花作りなど協力して行うことができました。紫峰祭当日までに装飾を含めてうまく展示することができ、正直とても心配していましたが、クラス全員で一致団結して行うことで、完成することができることが改めて分かりました。当日は微調整も含めて、周りの掃除や展示物の補強などで、多くの友達が朝早くから登校しているのにも驚きました。
 クラスの友達の中には、部活の模擬店の仕事・バンドの発表・委員会の仕事等、クラスの仕事以外にも多くの仕事が入っているにもかかわらず、誰一人シフトを破ることなく、責任感を持って、しかも楽しみながら仕事を行うことができました。 今年の経験を活かして、来年も更によいものができるように力を注いでいこうと思いました。

クラスの結束力

 2年8組 男子

 一年間の中で様々な学校行事がありますが、それらの中でも紫峰祭は体育祭と同じようにクラスの団結力が試されるものだと思います。私は新学年に上がったときから、こういった学校行事が始まっているのだと考えています。初めて顔を合わせるクラスメートと自分の考えなどを共有し合い、分かり合う。そうすることでクラスとしての形ができあがり、また団結力が高まっていくのだと思います。そして体育祭や体験学習などの学校行事を経験していくことでクラスの結びつき、結束力を高めました。こういった中で、次の大きな学校行事である紫峰祭はこれまでにどれだけクラスの結束力を高めることが出来たかが試される行事だと思います。
 本番も重要ですが、私はそれ以上に準備の段階がクラスの結束力を高める上で重要なものだと思います。一つの目標を決め、それに向かってクラス内でクラスメートと協力し、準備を進める。社会で生きていく上で必要とされる要素がたくさんあります。それを学び、友人間の友好を深め、クラスの結束力を高める。紫峰祭などの行事はこういったことを学ぶことができるものだと思います。
 
これらの学校行事で学んだこと、作り上げたものをバネに次へと繋げていきたいと思います。

今から楽しみな来年の紫峰祭

 2年8組  男子

 今年のクラスのテーマは「未来予測」でした。このテーマを提案したのは自分自身で、特に自分が興味を持っている学問分野だったので、とても楽しみでした。しかし、クラスの全員が自分と同じように興味を持っているわけでもないので、正直なところ成功するかどうか不安でした。
 今回自分自身がクラスの研究発表で特に良かったと思えることは、準備の出だしが早かったことと、模造紙や展示物、景品などが充実していたことです。それとともにクラスの繋がりが強まったことも良かったと思います。一緒に行う作業を通して、今まであまり話さなかったクラスメートと話し、その人のもつ様々な面を見て、友情を深めることが出来ました。今回の紫峰祭でクラス全員が結束力を高めることができたのは、とても大きな進歩だと思います。
 昨年、今年と2年間の経験を生かして、来年の紫峰祭では中学校生活で最高のものにしたいと考えています。紫峰祭は僕にとっての生き甲斐といっても過言ではないので、今から来年の紫峰祭が楽しみです。


 

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