体験学習を終了して

 2年1組 女子  

 二泊三日の体験学習が終了しました。私たち中等部25期生は、昨年の研修旅行が東日本大震災の影響で行けず、校内研修になりました。私たちは研修旅行がなかったので、体験学習は研修の意味も兼ねているとうかがっていたので、気を引き締めて臨みました。
 まず、一日目の江戸取のミニグラウンドの集合です。私はきちんと時間までに準備を完了させることができました。バス内の点呼の時は、初めはみんなお喋りをしていましたが、途中で場の状況に気がつき、点呼が終了するのを静かに待ってくれました。ハイキングの時は、私は友人と一番前を歩いていました。だから、インタープリターの先生が、咲いている木や花について教えて下さったり、分からないことを教えて下さったりしました。知識がとても深まりました。
 飯盒炊爨の時は、飯盒長としてみんなの役割をきちんと分担して、みんなで頑張りました。特に、ご飯を炊いた時、一回開けて味見したらまだ固くて、急いで閉めてもう一度火に入れました。一度開けると固くなると思ったので失敗かと思いましたが、芯がなくおいしく炊けました。みんなの苦労が実って上手に出来上がってよかったです。
 二日目の環境学習では、私は諏訪神社を選択し、諏訪大社や資料館などに行きました。各地にある有名な諏訪神社の歴史や、周辺で行われる御柱祭という祭りの伝統などについて学びました。特に、貢ぎ物などに関しての七不思議など、今でも謎である事が多く、とても興味が湧きました。
 三日目の車山高原の学習は、私にとって最も興味があったもので、楽しみでした。私は自然が大好きだったからです。初めのオリエンテーションの時に、インタープリターの先生が、説明の時にとても奥深い所まで掘り下げて教えて下さり、「動物の命は、人間の命と同じくらい尊いものなんだ」ということを教えて下さいました。フィールド学習の時にも、植物についてだけでなく、動物や気象、今の車山高原の現状と課題を教えて下さったり、たくさんの写真を見せて下さったりして、自然をもっと大切にすべきだと強く感じました。
 今回の体験学習では、5分前行動の大切さがとてもよく分かりました。5分前行動をすることで、時間に遅れることがなくなり、時間を有効に使うことができます。特に、今回のように団体で行動する場合は、一人の遅れが全員の時間を無駄にすることにつながります。だから、常に5分前行動の徹底を心掛けました。
 また、部屋での活動や、飯盒炊爨のときなどを通じて、友人との親睦がさらに深まったと思います。友人と時間を共有したり、助け合ったりすることで、相手のことがよく見えたと思います。

体験学習で学んだこと

 2年1組 男子  

 僕は6月20日から22日までの3日間、体験学習に行ってきました。そこで、環境学習として、鳥類に関してと諏訪湖について学びました。また、それだけではなく、挨拶や協調性、江戸川学園取手中学校の生徒であることの自覚と責任を学びました。
 まずは、環境学習についてです。僕は、鳥と言えば、スズメやフクロウ、トンビ、カモメ、ウグイス、ホトトギス、カラス、キジ、ワシなどしか知りませんでした。しかし、八島が原湿原に行くと今まで知らなかった、ホオジロやホオアカ、モズ、ノビタキ、イカル、ハシブトガラス、カイツブリなどの鳥の特徴もわかりました。諏訪湖では、自分がどの深さまで水が見えるかなど、水に関して調べました。僕は1メートル30センチの所まで見えました。この環境学習をした後に、まとめ学習をしたことにより、僕は自学習で、やったことをまとめる能力が身に付きました。だから、これからも、授業が終わったらやった所をしっかりとわかりやすくまとめたいです。
 次に、挨拶、協調性についてです。僕は、日頃からしっかりと挨拶をしていますが、少し声が小さかったので、しっかりと大きな声で挨拶をしようと思っていました。しかし一日目はいつもとあまり変わらない声でしか挨拶できませんでした。しかし、2日目、3日目はしっかりと大きな声で挨拶できるようになりました。だから、これからも大きな声でしっかりと気持ちの良い挨拶をしようと思います。協調性は、飯盒炊爨で身に付きました。最初はみんな好き勝手に野菜を切ったりしていました。しかり、だんだんと協力することの大切さが分かってきて、班長が指示したことを好き勝手にしないで的確にやりました。そうしたら、ご飯はあまり上手にできなかったけれど、カレーのルーはとても上手にできました。だから、これからもしっかりとクラスの一員としてこれから行われる学校行事を協力して頑張りたいです。
 最後に、江戸取生としての自覚と責任についてです。僕は今まで5分前集合や5分前着席などがしっかりとできていませんでした。しかし、この体験学習で5分前行動をはじめとして、学習時間の確保など時間の管理の仕方や時間の有効な使い方について学ぶことができました。また、夜や移動中は静かにすることなど、先生方から注意を受けました。1日目はまだまだ江戸取生としての自覚と責任が足りなかったのだと思います。しかし、2日目、3日目は、移動中など様々な場面で静かにできたので、これからも場面に応じて行動していきたいです。
 僕はこの3日間でいままで知らなかったことを沢山学んだし、江戸取生としての自覚や責任を養うことができたので、これからの学校生活を有意義なものにしたいです。




心のアンテナ

 2年2組 女子 

 私は今回の体験学習を終えて、普段の学校生活では学ぶことができないようなことをたくさん学ぶことができました。それは大きく分けると、環境学習から学べたことと、研修から学べたことの二種類ありました。
 まず環境学習では、二日目の学習で専門の先生のお話を聞き、「動物に対する人間の勘違いが結構ある。」ということが分かりましたので、これから動物と接する時には、その動物のことをきちんと理解することを心がけたいと思います。また、先生が野生動物の小さな足跡や笹にあいた四つの穴に気づき、その理由を追及する姿を見てすごいなと感じました。私はそのようなことに全く気がつきませんでした。だから、先生がおっしゃっていた「心のアンテナを張って、自分の人生を歩んでいく。」という言葉を日々忘れないようにしたいと思います。
 そして、研修では次のようなことを学び考えました。挨拶について初めのうち厳しい指摘をいただきました。形だけにならないように、挨拶は相手の目を見てハキハキときちんとできるようにしたいと思います。また、場を考えて私語を控えるというようなことを常に意識し、自分で判断して行動するようにしたいと思います。時間厳守はきちんとできました。私は素早く行動することが昔から苦手でしたが、今回の研修で五分前集合を意識して行動したところ、以前よりも素早く行動することができるようになりました。
 このように、私は体験学習でたくさんのことを学びました。ですから研修を終えた後の学校生活でも、今回学んだ挨拶や時間厳守などを忘れずに心がけていきたいと思います。

自然と触れ合う

 2年2組 男子  

 この体験学習のテーマは「自然とふれあう」ことです。ハイハング、クラスの枠を超えて一つのテーマについてグループに分かれて学ぶことなど、多くの形で自然に触れることができました。二日目に、自分は野鳥について学びました。普段見る鳥といったら、烏など住宅街によくいる鳥ばかりです。けれども、体験学習では実際に高原まで出かけていって、普段見ることのできない鳥を観察しました。画像などで見るよりも、実際に自分の目で見られたことで、鳥とその背後の自然の風景を今でも頭の中に浮かび上がらせることができます。そして、それを浮かばせると、実際に見た時と同じような気持ちが続きます。大変よい体験ができたと思います。
 今回の体験学習では、江戸取生としての基礎がしっかりしておらず、注意を受けることもありましたが、そのことを反省し、どのようにすべきであるかを考えることにより、改善することができました。
この体験学習を通して、江戸取生としての基礎や自然の中での学習、先生からのアドバイスなど、たくさんのことを学びました。先生方にしかられたことも、それを素直に受け止め反省することにより次に活かすことができました。そういう真剣さの中で自然学習に取り組みましたので、多くのことを学び、そして多くのことに興味を持って楽しむことができました。今回好奇心を持っていろいろなことに取り組むことができました。こういう姿勢を今後の江戸取での中学・高校生活に生かせたらよいなと思いました。




礼節の大切さ

 2年3組 女子  

 私は、今回の体験学習を終えて改めて大切だと思った事が二つあります。  一つ目は、友達関係についてです。体験学習中は、班の中で色々と役割を分担して協力し合うことが重要です。協力すると言っても、お互いを注意し合ったり、欠点をカバーしたりなどの様々な種類があります。それらの全てが、友達と仲良くなければ実行出来ないと私は思います。団体行動を乱さない為にも一つ一つの班がまとまって、協力し合うことが大切だと思いました。私達の班では、一人がスケジュールを覚えて班員に行動の指示を出し、一人が点呼を取り、あとの二人が全体の私語を無くすために注意をする。班長はそれらの班員をまとめて行動する、という四つの役割に分かれて行動していました。皆、部屋に戻ると少しふざけていたけれど、廊下に出ると、静かにまとまった行動がとれていました。  私は、本当に仲の良い友達は悪いことを隠し合うのではなく、友達が悪い方向に進まないように注意し合えるような関係だと思っています。私は、みんなより大分悪いことをしていると思うのですが、体験学習中はみんなに迷惑をかけないように頑張りました。しかし、やはり私語をしてしまい、みんなに迷惑をかけてしまいました。そんな時、班のみんなは私のことを注意してくれました。他のみんなも、ふざけたい気持ちが少しはあったかも知れないのに、自分ばかりふざけて注意されていては不甲斐無いと思って、二日目からは一生懸命頑張ることが出来ました。体験学習のおかげで、今までよりも友達と仲良くなれた気がします。
 二つ目は、挨拶の大切さです。挨拶は、道徳の授業でも何度も習った、人としてとても大切なものだと思います。しかし、相手に自分の気持ちが伝わっていなければ意味がありません。また、感情がこもっていなくて、やらされているような雰囲気が相手に伝わってしまうと、礼節どころか相手に対してとても失礼になってしまうという事を、体験学習で学びました。
 私は基本、挨拶は大きな声でするよう心掛けていますが、体験学習のおかげで前より大きな声で挨拶ができるようになったと思います。挨拶は、人間にとって大切なコミュニケーションで、挨拶をしなければ他人と関わり合う事も難しくなってしまいます。一つ目の話に関係してきますが、良い友達関係が成立しなければ、団体行動が出来ず、体験学習を含めた様々な学校行事を行えなくなってしまいます。しかし、そのままでは家族という社会の単位は成立しても、学校やもっと広い社会の単位の中でやって行く事が出来なくなってしまうと思います。私は、それらの社会の中でやって行くような力を養うために学校へ通い、道徳やLHRの授業で挨拶の大切さや、社会の中でどのような友人関係を築くのか、という事を学び、体験学習などの学校行事を利用して実際に学習したことを実行するのだと思います。これらの学校内のイベントの中でしっかりと成長し、立派な社会人として自立する義務が私たちにはあると思います。
 私は、今回の体験学習で学んだ二つの事を成長する過程の基盤としてこれからも、学校で頑張って行きたいと思います。

体験学習を終えて

 2年3組 男子  

 僕は、2泊3日の体験学習を終えて印象に残った事が沢山あります。
 1つ目は、1日目の八子ヶ峰ホテルに着いた直後に行った八子ヶ峰に登るハイキングです。僕は、体験学習に行く前までは軽い山や野原などを、周りの風景を楽しみながら歩く事だと思っていました。しかし、登って見たら、意外と斜面が急で途中、足が痛くなったり、泥濘んでいて滑って転んでしまい、怪我をしてしまいました。けれど、山が沢山あって森も全体に広がっていたので 、空気が美味しかったです。とっても綺麗だったのでハイキングが終わった時、大体2時間も歩いて疲れていたけれど、爽快感がありました。  2つ目は、1日目の夕食を作った飯盒炊爨での御飯とカレーについてです。僕は、以前小学校で飯盒炊飯を行いましたが、御飯は釜に面している部分が全て焦げて、真っ黒になってしまいました。今回は、その失敗をしないように、どうすればいいか考えていたけれど、焦げ防止にアルミが飯盒の内側を覆っていたので良かったです。そのため、少し水を少なくしてしまい、飯盒が2つとも芯のある御飯になってしまいました。僕は芯のある御飯を食べたことがなかったのでどんな味か考えながら食べて見たら、芯が歯に詰まって、とても不味く、人間が食べられる物ではなかったので今度また、飯盒炊爨で御飯を作る機会があったら水を今回よりも多めに入れて芯がなく、焦げていない美味しい御飯を作りたいです。また、カレーはとても美味しくできたので、もう一回自分一人で作って、スープカレーにしないように気をつけてルーから作ってみたいです。
 三つ目は、二日目に行った環境学習・縄文のビーナスの与助尾根遺跡と尖石考古館についてです。まず、与助尾根遺跡の復元された竪穴住居についてです。実物大に復元された物を見ると、僕の予想した物より遥かに大きく、縄文人はとても凄いと実感しました。また、竪穴住居の中に入ると勿論ながら電気はないのでとても暗く、先生の話では火をつけるととても煙たく、しゃがんでいなければならないので骨が変形してしまうので、とても辛い生活をしていたことがわかりました。しかし、竪穴住居の中はひんやりしていて、とても涼しく過ごしやすかったです。もう一つの尖石考古館は、発掘された土器や土偶が沢山展示されていました。僕は、縄文時代の土器は単に縄で模様をつけただけの物だと思っていましたが、縄文土器にも色々種類があり、火焔土器や注口土器、浅鉢形土器など沢山あり驚きました。また、尖石考古館に丁寧に展示されていた国宝の縄文のビーナス、重要文化財の仮面の女神は、とても綺麗に磨き上げられていて素晴らしいと思いました。
 僕は、この体験学習を受けて皆と生活し協調性と思いやりの大切さを実感しました。それは、一連の行動は一人ひとりがルールを守らなければ、次に続けていくのに支障がきたすからです。これからは、何事も広い視点で見て、考えて行動していきたいです。




体験学習で学んだこと

 2年4組 女子  

 6月20日、前日めで雨が降っていたとは思えないほどの好天に恵まれ、私達は長野に向け出発しました。
 1日目。サービスエリアで本来は中1で完璧に身につけておくべき「挨拶」がきちんとできていないことを 指摘されてしまいました。
 ハイキングでは険しい道を友達と協力し合い、普段生活している時にはあまり感じることのできない自然を たくさん堪能することができました。その後すぐに飯盒炊飯をしました。小学生の時にもカレーを作ったことが あったので何の心配もしていませんでした。しかし、カレーの野菜がなかなか柔らかくならず、時間がかかってしまい 他の人たちを待たせてしまい迷惑を掛けてしまいました。カレーはさらさらでご飯の芯も残っていました。いつもは便利な 家電製品に頼って生活していることを実感し、普段当たり前に思っていることにありがたみを感じました。
 2日目はそれぞれが希望した環境学習を行いました。私は野生動物を選びました。事前にお話して下さったインタープリターの 方の説明がとても楽しかったです。実際に蓼科山麓に行って歩いてみたら、たくさんの虫がいたり、 珍しい草花を見ることができました。また、ネズミの足跡、狸の糞などを観察することができました。 私は普段犬を飼っているので動物を身近に感じているつもりでしたが、本当に野生動物が残した物を 見たらペットとは違うものを感じることが出来ました。これから自分が山などに行った時にも使える 知識をたくさん教えて頂けたので、今度は自分でフィールドサインを見つけられるようにしたいです。
 3日目、最後の日はフィールド学習で車山高原に行きました。リフトに乗って上から下を見下ろすと いつもとは違う視点で自然を見ることができました。今、私達が環境問題にどのように取り組むべきなのかを真剣に考え、 行動していかねばならないと気付いたのです。
 この3日間で自然とは何かについて様々に考える機会を得、集団生活の中で江戸取生としての自覚を強く持つことができました。

充実した三日間

 2年4組 男子  

 僕は今回の体験学習を通してたくさんのことを学び、様々なことを改めることができました。 特に挨拶や時間厳守、友人との在り方が良い方向に変化しました。 僕たちの学年は大震災の影響で 研修旅行には行けなかったので、今回の体験学習が初めての宿泊行事でした。寝食を共にすることで 友人のこれまで知らなかった部分をたくさん知ることができたし、自分のことを知ってもらうことも できたと思います。また、カレー作りや布団の整理などの協力するべき機会がたくさんあったため、 団結力も高まりました。また、色々な人達が僕らを支えて下さったお陰で体験学習が成り立っているのだ ということを教わり、感謝の気持ちも学びました。インタープリタの先生は僕たちが全く知らないことを たくさん教えて下さいました。僕は川虫班だったのですが、普段川虫が生息するようなきれいな河に入る という機会などはなかったため、川虫を捕ったり、触ったりすることなどありませんでした。 でも、インタープリタの先生が分かりやすく教えて下さるので最後には自分でも虫の種類が 見分けられるようになっていました。また、ホテルの従業員の方々からは朝食や夕食など大人数の ご飯を温かい状態で出して頂き、その上おかわりまでよそって下さいました。このように僕らの身の回りのこと、 食事、お風呂など必ず誰かが準備をして下さっているのだという当たり前の事実にようやく気づき、 感謝の気持ちを挨拶で示すということを学びました。
 今回の体験学習で学んだいろいろなことを今後の生活にしっかりと活かし、それを継続していきたいと思います。




体験学習で学んだことを生かして

 2年5組 女子  

 6月20日から22日まで、長野県で2泊3日の体験学習を行いました。昨年は東日本大震災の影響で研修旅行がなかったため、江戸川学園取手中学校の25期生として初めての宿泊学習でした。台風4号が心配されましたが、無事予定通りの行程を行うことができました。私は今回の体験学習を通してたくさんのことを学びましたが、特に印象的だったのが3つあります。1つ目は挨拶の重要性です。体験学習では挨拶が徹底されていました。普段学校にいるときは大きな声で挨拶しようと思っていてもなかなかできないことが多かったです。体験学習が始まってからの最初の方の挨拶は声が小さい、挨拶ができていない、と先生方から厳しい注意を受けました。それに従い挨拶をたくさんするようになってから、私は大きな声で挨拶をすることができるようになりました。そしてただ単に声が大きいだけでなく、気持ちのこもった挨拶をすることもできました。私はまた挨拶をするのは気持ちが良いものだと実感しました。朝の読書の時間も眠いと思っていたときでも、読書会場に入る時に挨拶することで気持ちが引き締まる感じがしました。これからの学校生活においても、挨拶を大きな声で気持ちを込めてしていきたいと思います。2つ目は、時間の有効活用です。これは今回の目標でもあることで、5分前行動を促すものでした。私は5分前行動ができていないということがないように、班の友達同士でお互いに声を掛け合い、お互いに時間を気にするようにしたので、しっかりと5分前行動ができました。今後においても、自分自身が実践することはもちろん、周りの友達にも声をかけていきたいと思います。3つ目は自然のすばらしさです。1日目にはハイキングをしました。前日の雨の影響で地面がぬかるんでいて滑りやすく、急な坂が多かったのでとても長く感じました。ハイキングではたくさんの植物に出会いました。私が見たことがないきれいな花がありました。また頂上からの景色は最高でした空気が清んでいて、緑が豊かで美しかったです。
三日目は車山高原に行きました。山の頂上は霧がかかっていて少し寒かったです。霧がどんどん上にあがっていたのが不思議だなと思いました。またオリエンテーションでインタープリターの方がお話しされていた姿、形が違っていても命の大きさは必ず同じだという話に強く心を打たれました。この体験学習で学んだことを活かしてこれからの学校生活をより充実したものにしていきたいと思います。

好奇心

 2年5組 女子  

私は今回の体験学習で様々なことを学ぶことが出来ました。二日目の、野生動物についてのフィールど学習では、フィールドサインというものを学習しました。フィールドサインは動物を探すときの目印になるもので、足跡や糞、鹿などの角の研ぎ跡、獣道、食痕があるそうです。私は実際にたくさんのフィールドサインをみつけることができ、そのサインから様々なことが分かると知り驚きました。またフィールド学習では、森林の中にゴミが捨てられているのを見ました。それは野生動物が住んでいるところの環境を悪くしてしまうことなので、そのようなことはやめた方がいいし対策を取っていくべきだと思いました。このように普段はあまり考えないようなことでも現地に直接行って自分の目で見ることで、深く考える機会となりいい経験になりました。三日目の車山高原でのフィールド学習では、残念ながら霧が濃かったために周りの山々は見ることが出来ませんでしたが、都会では見られないような珍しい植物を見ることが出来ました。また今回の体験学習では自分の中でも成長したと思うことがいくつかあります。一つめに五分前集合が徹底できるようになりました。私は以前までは、集合時間や約束の時間にぎりぎりにつくようにしていましたが、今回の体験学習で五分前集合を続けていくうちに、五分前集合の利点が分かってきました。それは予定時間より早く集合するために素早く行動することが出来るようになる。というものです。利点が分かったのでこれからも続けていこうと思います。二つめに飯盒炊爨で、グループの皆で協力することが出来ました。飯盒炊爨では、野菜を洗う係、野菜を切る係、などと係分担をし、困っていたり、大変そうなところを手が空いている人が手伝ったことで、大きなミスなく作業を進めることが出来たと思います。飯盒炊爨は初めての経験で、ご飯は芯が残ってしまいましたが、カレーはおいしく作ることが出来ましたし、何よりグループのみんなとの仲を深め、協力できたことがいい体験になったと思います。三つ目に様々なことに好奇心を持つようになりました。フィールド学習では、「この植物は何という名前なのだろう」、「どうやった野生動物を見ることが出来るのだろう」などと考えていると、インタープリターの方が教えてくださいました。そういう中で私は知らないことを知る、ということは楽しいことなのだなと感じました。これからもこの気持ちを忘れずに好奇心を高めていって知らないことを知っていることに変えていきたいと思います。私は今回の体験学習ではこのように成長した点、新しく知ったことが多くありました。これからの学校生活でも出来るようになったことを活かしながら成長を続けていきたいと思いいます。




体験学習に参加して

 2年6組 女子  

 私は今回体験学習に参加して、人間が自然に与えた影響を大きく2つ学びました。
 一つ目は道路と動物についてです。私は二日目、「野鳥を通して植生や自然の変遷を探る」というコースを選びました。たくさんの鳥を実際に見ることで、それぞれの鳥の大きさ・色・鳴き声を実感できました。ガイドの方はいろいろなことを教えてくださいましたが、中でも印象的だったのがビーナスラインに関してでした。蓼科から霧が峰、美ヶ原にいたるビーナスラインという道路が2002年に無料化されたことで車や人その他の流入が増えました。このことにより、人を見ることでプレッシャーがかかった動物たちが、もっと自分たちの住み安そうなところへいってしまったり子育てに失敗してしまったりしているそうです。他にも動物が車に轢かれてしまうという問題や人がそれぞれ自由なところを歩いてしまいそこで生きていた植物などが踏み潰されてしまうという問題もあります。ガイドの方は「自分たちが自然に与えている影響をそれぞれの人が自覚するということが大切だ」とおっしゃっていました。私はなるほどなと思いました。普段人間が自然に与えている影響について考えている人は少ないと思いますが、一人ひとりが自覚を持つことができたとしたら、例えば山道を歩いているときなどにうっかり植物を踏んでしまうなんてこともなくなって、様々な植物が生きられますし、動物たちを追い回す人やつい大声を出してしまって動物を驚かせてしまう人がいなくなり、動物たちのプレッシャーも減るでしょう。私はこれからは自分たちが自然に与えている影響を自覚して、身の回りにある自然を大切にしていきたいと思います。
 二つ目は草原と動物についてです。今回体験学習に参加して印象に残ったことの一つに「草原が多い」ということがあります。その理由について、三日目にガイドの方からお話しを聞くことができました。草原の広がっている場所は昔牧草地で、牧草を育てるのに便利という理由で人間がウサギを放したそうです。このことによりそこにすんでいた動物たちのバランスが崩れてしまいました。そして次にウサギの数を減らすために放された狐が、最終的に鹿の数を増やしてしまいました。今は鹿が高山植物を食べてしまうようになり、深刻な問題となっています。これはただ「便利だ」という理由だけでウサギを放してしまったことが原因だと思います。私たちはこのことに反省して、もう二度と同じことを起こさないように努力するべきです。
 この他にも人間が自然に与えた影響はたくさんあります。私はこれからは人と自然が互いに生きていける未来作りを目指して行きたいです。

体験学習に参加して

 2年6組 男子  

 私は、体験学習に参加してたくさんのことを学ぶことができました。昨年の研修旅行は東日本大震災の影響により校内研修になりました。そのため、今回の体験学習がはじめての宿泊となり、江戸川学園取手中学校の生徒としての自覚が深まりました。
 初日にまず、八子ヶ峰をハイキングして、ホテルに帰り着く頃にはとても疲れました。急な上り坂や下り坂、ぬかるみや滑る石などで何度か転びそうになりましたが、体を動かすことは良いことだということを知りました。
 次に、飯盒炊爨では班の8人のメンバーと協力してカレーを作りました。友人が手際よくやってくれたので作り上げることができました。カレーはスープに、ご飯は少し固くなってしまいましたが、皆で作ったカレーはとても美味しかったです。
 二日目は一日を通して、環境学習を行いました。私は、「水環境を川虫で探る」という講座を取っていました。川には音無川と大門川の2箇所に行きました。どちらの川でもたくさんの種類を捕まえることができました。主に、カゲロウやカワゲラ、トビケラの種類が多く捕まえられました。その他にも、トンボやガガンボといった水生昆虫も捕まえられました。種類数は音無川が30種、大門川が29種を同じくらいいました。生物指数はどちらも58と生物学的水質判定では、どちらの川も極めてきれいな水となりました。私は、カゲロウやカワゲラ、トビケラといった水生昆虫は少し気持ち悪いのであまり好きでではありませんが、川を汚さないようにするにはどうしたら良いか考えました。川を汚さないためには、ゴミのポイ捨てをしないことや油分を水道に流さないことなどが挙げられました。私は、このようなことに気をつけようと思いました。
 三日目の環境学習は、「富士見高原」という講座を取っていました。ゴンドラに乗り、ゴンドラってロープウェイに似ていると思いながら登りました。そして、歩き出したとき、八子ヶ峰のように上り、下りの急な道やぬかるみがあって、八子ヶ峰のハイキングと似ているような気が少ししました。その後、富士見高原限定の花を見ました。紫色の花で、とてもきれいでした。最後にゴンドラで降りるときに、空が晴れて下を見ることができました。とてもきれいな景色だったのでカメラを持ってくればよかったと後悔しました。
 私は、この体験学習に参加することによって、時間厳守や挨拶の徹底をしっかりとすることができました。普段の学校生活でもできていたことだったので、あまり気にすることはありませんでした。しかし、江戸川学園取手中学校の生徒としての自覚はありましたが、責任ある行動はあまりとることができなかったので、次回はきちんと責任を持って行動できるようにしようと思います。




 2年7組 女子  

 私は体験学習でたくさんのことを学ぶことができました。1年生の時には東日本大震災の影響で研修旅行が行えず、校内研修となりましたが、今年は江戸取の友達と初めて泊まりがけで行く勉強会・講習会でしたので、緊張感とともにとても楽しみな気分でした。しかし、梅雨であることや、前日に台風が来てしまったので、雨の心配がありましたが、それ程ひどくなく予定通りの3日間を過ごすことができてよかったです。
 1日目は、特に体験学習に参加するにあたって、移動中に私語をしないことと時間厳守の大切さをみっちり教えて頂きました。ハイキングでは虫や草に怯えながら、自然に触れあい楽しく過ごせました。カレー作りも班全員で団結して役割分担しつつも協力し合うことができたと思います。でも私は1日目の時点で先生方とすれ違った時の挨拶はなっていなかったと思います。入学して2年目のせいか、私も含めてみんな気が緩んでしまったところがあったと思い、とても反省しました。
 2日目はシカの足跡やリスの写真など今まで見たことがない動物たちの様子を見ることができました。自然の大切さを、改めてあの大自然の中で深く学ぶことができました。動物達ものびのびと生きていると共に、一生懸命生きているのだろうなと思いました。
 3日目は、車山の大自然と触れあうことができました。霧が多く、三大アルプスを見ることができず残念でしたが、リフトとはいえ、車山の山頂の景色を見ることができとても満足しました。
 この3日間を通して、私が第一に感じたことは、挨拶の大切さです。日常生活での挨拶について、今回の合宿を通して反省しました。また、5分前集合など、時間に関する意識が高まったと思うので、学校生活でもこのことを意識して行動していきたいと思います。そして、7組のクラスメイトとも団結、結束感が増したと思いますので、文化祭などで、この力を発揮していければと考えています。

体験学習で学んだこと

 2年7組 男子  

 今回の体験学習を通して、僕は様々なことを学ぶことができました。1日目は学校に到着するまで、3日間の天気は本当に大丈夫なのかとても心配していました。しかし、学校に到着すると空は晴れていて、長野の空もここと同じように晴れていてほしいと思いました。バスに向かって長野へ向かう途中、窓の外にそびえ立つ山々を眺めながら、これから自分は大自然に囲まれながら3日間いろいろな体験をしていくことを考えるととてもわくわくしてきました。
 ホテルに着いたとき、空は晴れていてとても安心しました。スズラン峠からホテルまでのハイキングは距離が相当長く、最後の方はすっかり疲れてしまいましたが、高い場所からの景色の素晴らしさを感じることができたのでとても満足した気分になっている自分がいました。ただ、もっと体力をつけなければとも思いました。
 飯盒炊爨では班全員が協力をして自分たちの仕事をすることができました。ご飯が少しかたくなってしまったのは残念ですが、自分たちの作ったカレーを堪能することができました。
 2日目は八島ヶ原湿原へ野鳥の観察に行きました。双眼鏡で色々な野鳥を観察することができました。背の高い草にはノビタキやビンズイ、木の上ではウグイスがホーホケキョと鳴いていました。ふと空を見上げると、ハチクマという鳥が上空を堂々と飛んでいました。他の小鳥からは感じ取られない貫禄が感じられました。次に、踊り場湿原へ移動し、再び、観察をしました。カッコウやエゾハルゼミという蝉の鳴き声が聞こえました。ウグイスもそこにはいました。キジの鳴き声も聞こえましたが、なかなかその姿を確認することができませんでした。もう少し、観察を続けると、そこには真っ赤な顔が特徴的な鳥、すなわちキジを見ることができました。最後に日本の国鳥の美しい姿を見ることができ、嬉しい気持ちになりました。
 3日目は、バスでリフト乗り場まで行き、リフトに乗って車山高原へ向かいました。車山の山頂へ行くと、周りは霧がかかっていて何も見えませんでしたが、それは神秘的な光景でもありました。車山を下り、その途中で色々な植物の説明を聞きました。
 3日間の日程ですが、とても充実していて本当にあっという間に時間が過ぎていきました。 僕が体験学習を通して学んだことは、大人数で行動する際、1人1人がそれぞれ自分のやるべきことをしっかりこなすことが大切であるということです。2つ目は、今回の体験学習で訪れた湿原や高原など素晴らしい自然を後生に残すため、環境保護はとても大切なことであると改めて感じました。これらの学んだことを学校生活に活かし、自分のやるべきことをしっかりとこなし、機会を見つけて環境保護活動に参加してみたいと思うようになりました。




成長したこと

 2年8組 女子  

 私は、体験学習へ行ったことにより、人間的に成長できたと感じた点が三つあります。
 一つめは、「挨拶」です。以前から、挨拶はしていましたが、時々言い忘れてしまうことや、相手に届く音量ではないこともありました。しかしこの三日間、先生方やホテルの方々と過ごすうちに、「気持ちを込めた挨拶」ができるようになりました。例えば食事の時、一日目はただなんとなく「いただきます」や「ごちそうさま」を言っていましたが、二日目以降は自分たちが環境学習などでホテルにいない間、ホテルの方々が私たちのために食事を作ってくださったことをきちんと考え、ホテルの方々へ感謝の気持ちを込めて言えるようになりました。これは今後の生活へ活かしていきたいと思います。
 二つめは「対人関係」「協調性」です。私は人と話したり、行動を共にしたりするのが嫌いなわけではないのですが、一人で行動するほうがよけいなことに巻き込まれないため楽で、学年が上がってから人見知りするせいもありますが、そうすることが多くありました。だから、部屋での団体行動や、飯盒長になったカレー作りが上手くいくか心配でしたが、すぐに皆と仲良く出来るようになり、カレー作りもカレー自体の出来以外はとても良い思い出になりました。その経験は二日目の環境学習でも生かされました。私は「北八ヶ峰火山の地質」を受講したのですが、その講座を選んだ女子は学年でわずかに八名でした。インタープリターの方の話をお聞きしたり、色々な作業をしたりするのは一人でやっていましたが、お昼ご飯は女子皆で食べました。一人で真面目に取り組むときと、皆で楽しむときとをメリハリをつけて過ごすのが一番楽しいということに改めて気づかされました。
 三つ目は「ものの見方」です。長野県には自分が暮らしている地方にはない植物がありますが、最初はその違いに気づかず、同じようなものと捉えていました。しかし、バスガイドさんの話で、標高1000mより上に行かないと見られない白樺や今が開花の高山植物であるレンゲツツジの存在を知ったと上で改めてバス車内から外を見回してみると、先ほどとは全然違う景色に思えました。家に帰ってから自宅周辺にある木々を見て、長野と東京では全然違うと気づきました。何事も興味を持って見るのはすごく良いことだと思いました。
 体験学習では、本当に色々なことを学ぶことができて充実した三日間でした。自分の好きな講座を選べる環境学習では、二日目も三日目も火山に触れて、実際に見て、体験して、自然のすばらしさを感じることが出来ました。私はこの三日間で学んだことを忘れず、今後の生活に活かし、自分にとって体験学習が意味のあるものになれば良いと思います。

体験学習で学んだこと

 2年8組 男子  

 僕は、この体験学習で三つのことを学びました。まず一つめは自然環境保全の大切さです。僕は三日目の環境学習で諏訪湖の水の水質を調べました。その時のインタープリターの方のお話の中に、諏訪湖の汚れについてのお話がありました。それによると諏訪湖は大正時代頃まではきれいだったのですが、昭和四〇年以降にアオコが大量発生してしまい、汚れてしまったそうです。しかし、諏訪の人々の協力で現在はだいぶきれいになったそうです。このお話を聞き、自然環境の保全はたとえ自分自身が小さなことしかできなくても、たくさんの人が協力すれば実現できるということを学びました。
 二つめは挨拶の声についてです。僕は一日目に先生方に何度も注意されていたように、挨拶の声が少し小さいと自分でも感じていました。しかし、二日目、三日目になると挨拶の声も少しずつ大きくなりました。その時に僕が感じたことは、挨拶をしっかりとすれば挨拶をした人に気持ちが届くということだけでなく、自分の気持ちもすっきりするということです。
 三つ目は様々な人の意見に耳を傾けるということです。僕は部屋長・飯盒炊爨長として三日間を過ごしました。その時に感じたことは、班の人の意見を聞いてそれをまとめることによって、班のメンバーが気持ち良く生活できるということです。しかし、班のメンバーの意見を聞いてまとめるためには、メンバーからの信頼や協力が必要不可欠だとも思いました。
 さらに、今回の体験学習では他人に迷惑をかけるということは、どれだけひどいことかということについて考えることが出来ました。僕が部屋にいて外から大きい声が聞こえて気分があまり良くなかったり、自分たちの声が大きくて、その逆になったりしたと思います。自分たちが大きな声で話しているのを聞いた人は、自分のような気持ちになったと思います。自分がやられて嫌だと思うことを他人にしてはいけません。しかし、他人に迷惑をかけてしまったのは反省すべきだと思います。そこで反省することができれば、同じようなときに他人がどんな気持ちになるのかを考えて事の善悪を判断できると思います。
 僕は、この体験学習を通してこのような事を学んだり、考えたりしました。そこで学んだり、考えたりしたことを今後の学校生活に活かすことができて初めて体験学習は成功したと思います。体験学習が成功したと言えるようになるためにも、今後の学校生活を大切に過ごしていきたいです。







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