演奏する姿
2年1組 女子
私は、今回のコンサートを楽しみにしていました。それは、テレビなどでオーケストラのコンサートを見たことはありますが、実際にオーケストラを鑑賞するのが初めてだったからです。
一曲目はチャイコフスキーの曲でした。私は、正戸里佳さんが体全体を使ってヴァイオリンを弾いている姿にくぎづけになりました。曲が悲しいメロディーの時は悲しそうな表情をして、曲が弾むようなメロディーのところでは楽しそうな表情で体全体を使って弾いていました。私はそんな姿がかっこいいと思いました。また、正戸里佳さんは三歳からヴァイオリンを始めていると知り、一つのことを長い間続けられたから今があるのだと思い、すごいなと思いました。そして、私も今の習い事をできるだけ長い間続けられるようにしたいと思いました。
私は、今まで指揮者というのは、ただ指揮棒をふっているような存在だと思っていました。しかし、このオーケストラを鑑賞して指揮者に対する印象が変わりました。なぜなら、岩村力さんは音が弱いところは体ごと縮めたり、音が強いところは大きく手をふったりと正戸里佳さんのように体全体を使って指揮をしていたからです。そして、一曲目と二曲目の間、岩村力さんが話をして下さったとき、岩村さんの額は汗が輝いていました。私は、オーケストラなど多人数で曲を演奏するときには指揮者は欠かせない存在だと思いました。このような体験ができて良かったです。
たくさんの感動
2年1組 男子
私は今回の日本フィルハーモニーのみなさんと、岩村力さん、正戸里佳さんの演奏をお聴きして、やはり生で聴くのと CDなどで聴くのとは、全く違うなと思いました。まず、交響曲第五番「運命」をお聴きしてすごいなと思ったところは、みなさんも知っている第一楽章はベートーベンの聴力が日に日になくなってくる感情をそのまま音に出したかのように感じました。また、一人一人の演奏者の顔を見ていると、第一楽章〜第四楽章に変わるところで、演奏者の表情にも曲に合わせた感情が表れていて、この交響曲に対する気持ちが伝わってきてとても感動しました。
そしてピョートル・チャイコフスキーの「なつかしい土地の思い出」をお聴きしてすごいと思ったところは、最初はとてもきれいな曲だなと感じて、どんどんその曲が耳の中に流れてくると、自分も一緒に弾いているように感じました。ここでもオーケストラの一人一人の気持ちが伝わってきて、音だけでこんなにもたくさんの感情が出てくるのだと思い、とても感動しました。これが本物の音楽というものだと思います。
これからもたくさんの音楽に触れて、たくさんの感動を味わっていきたいなと思いました。
すばらしい音楽
2年2組 女子
私は今回の日本フィルハーモニー交響楽団の皆さんの演奏を目の前で鑑賞することができて、音楽はとてもすばらしいと思いました。今回お聴きしたベートーヴェン作曲の「運命」は迫力がありとても力強い演奏で、チャイコフスキー作曲の「なつかしい土地の思い出」は美しかったり落ち着いた感じがあったりなどして、うっとりするような演奏でした。それぞれの演奏が終わった後で、ほとんど同じ楽器でもここまで違った雰囲気の演奏会が可能なんだと知ることができました。
正戸里佳さんのヴァイオリンは高い音から低い音まで、曲が速くても遅くてもきれいでほかの楽器とのハーモニーに、私は聞き入ってしまいました。岩村力さんの指揮は伸びやかだったり激しかったりしており、演奏に対して指揮者は重要な役割を占めるのだと改めて感じました。
演奏者の皆さんの中にほほえんで演奏している人がいました。私は、皆で演奏するのは気持ちよいものなのだろうと思いました。
ベートーベンの手紙
2年2組 女子
私はこの演奏会の前まで運命という曲を最後まで聴いたことがありませんでした。また、「運命」と呼ばれているのは日本のみで、交響曲第五番ハ短調という曲名だということも今回初めて知りました。そしてこの曲が始まってすぐ、力強い演奏に思わず圧倒されました。どの楽器も綺麗にそろっていてとてもすごいと思いました。曲が進むにつれてだんだん演奏に引き込まれていき、曲が終わるのがとても早く感じました。しかし、これだけ感動させられる演奏をするためには、きっととても多くの練習をしてきたのだと思いました。
また、指揮者の岩村力さんが読んだベートーベンの手紙がすごく印象に残りました。岩村さんがおっしゃっているように、「運命」には、難聴になってしまったベートーベンの苦痛や、それでも音楽のために生きていこうという決意が込められているのだろうと思いました。
この演奏会を通じて、今まであまり興味がなかったオーケストラのことに、とても興味を持つことができました。これからもし機会があったらいろいろな演奏を聴きに行きたいです。
努力の壺
2年3組 男子
僕はこのようなコンサートは生まれてからフォーレ四重奏以来二回目です。そして前回のフォーレ四重奏も感想文を書かせていただきました。やはり今回のコンサートもすごい努力をためて「努力の壺」に努力をしていったのだな、という事を思いました。
しかし、今回のコンサートは四人だけでなく、たくさんの人々が努力をしていました。それがフォーレ四重奏にはなかったことだと思います。あの大人数を指揮し、なおかつあのような素晴らしい演奏を行うのは大変なことだと思います。その点であのオーケストラの指揮者は大勢の人をまとめるすごい能力を持っていると思います。ぼくにはあんな大人数を指揮し、美しい演奏をさせる自信はありません。それはフォーレ四重奏と同じく、「努力の壺」に努力を入れることですが、フォーレ四重奏とは努力の内容が違うのです。
それは僕たちにも言えることです。本校は進学校なので、勉強に重点を置く生徒が多いですが、ある人は勉強に、ある人はスポーツにと、努力の内容が違うこともあるのだと、思いました。けれど、努力の内容が違ってもしっかりと努力をすれば素晴らしいもの得られることに変わりはないということも思いました。
そして、僕の努力の内容は勉強です。音楽ではありません。しかし、今回努力の内容が違ってもしっかりと努力をすれば素晴らしいもの得られることに変わりはないということを学んだので、きっといつか素晴らしいものが得られると信じて歩んでいきたいです。
プロの努力
2年3組 男子
僕は、今日の日本フィルハーモニー交響楽団の演奏が楽しみでした。
会場に響きわたる正戸里佳さんのバイオリンの独奏がとても印象的でした。僕はあまり楽器にふれあう機会が少ないため演奏することはできませんが、音楽を聴くことは大好きです。
正戸里佳さんの小刻みにバイオリンを操り演奏する姿や、バイオリンから響いてくる音色がとても温かく、そして力強さを感じました。また、ベートーヴェンの運命やチャイコフスキーのなつかしい土地の思い出で全体をまとめる岩村力さんの指揮の動きがリズムカルで、演奏者のみなさんが指揮者と一体になっているのが迫力を感じました。
他にもハープやコントラバスなどの楽器もとてもきれいな音色で、ずっと聴いていたい気分になりました。
人には、努力したからこそプロになれるのです。だから僕も今の夢に向かって努力していきたいと思います。今日は生の演奏を真近で見ることができて、本当に良かったです。なので、わざわざ江戸川学園に来てくださった日本フィルハーモニー交響楽団の方々に本当に感謝しています。
ヴァイオリンの音色の透明感
2年4組 男子
僕は今回の日本フィルハーモニー楽団の演奏をお聴きして様々なことを感じることができました。
その中でも1番印象的だったのは、ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーベン作曲交響曲第五番ハ短調op67「運命」の曲想の豊かさです。タイトルは「運命」とかなりどっしりとしていて、少しく暗いイメージを持ちました。しかし、第一楽章の冒頭の「ジャジャジャジャーン」という有名な部分が終わると曲想が豊かになり、すっとする気分になりました。第三楽章以降になると重みのある部分と明るくて弾むような部分が頻繁に混じり合い、ベートーベンの難聴に苦しみ、悩んだ時の気持ちがよく表れていたと思います。これも、日本フィルハーモニーの方々が音の強弱を分かりやすいようにして下さったお陰だと思います。
印象に残った2点目は1曲目で出演して下さった正戸里佳さんのストラディヴァリウス製ヴァイオリン「ル・ベスク」の音色の素晴らしさです。このヴァイオリンは名器と言われる程のもので、かの有名な千住真理子さんも愛用している物だそうです。僕は正戸さんの演奏するヴァイオリンの音色の透明感に感動をしました。手の動きも軽やかで、CDで聴く時とは違う視覚的な楽しさも味わうことができました。
今回の演奏会を通して音楽への関心が一層高まりました。このような機会と与えて頂いたことにも感謝しています。
素晴らしい方々
2年4組 男子
僕は6月6日に日本フィルハーモニー交響楽団の演奏をお聴きして、まず初めに感じたことは素晴らしい演奏をされているということでした。また、正戸里佳さんのヴァイオリンの音色も素晴らしかったと思います。聴いていると落ち着くことができ、心が安らぎました。江戸取は勉強を重視している学校ですので主要5科目に授業の時間が多く割かれていますし、自分の普段の生活でもつい宿題などの勉強かスポーツで体を動かすことに時間を使ってしまします。しかし、このような機会を与えて頂いたことで、音楽の楽しさを味わうことができました。また、相手から賞賛されるような演奏をすることが、どれほど難しいことなのかを知ることができました。なぜなら、もし自分が演奏する立場になれば、本番で間違えないようにたくさん練習しなければいけませんし、仮にそれぞれが出来たとしても、相手に深い感動を与えられるのかと思えば、僕はまず無理だと思いました。それに今回の演奏はオーケストラなので、全員が同じように努力しなくてはならないのです。このような難しいことを日本フィルハーモニー交響楽団の皆さんが完璧に成し遂げていると考えると、本当に素晴らしい方々なんだなと思いました。
これからの人生を生きていく上で、勉強だけが全てではないと思うので、あらゆる分野で活躍できるような人になりたいと思いました。
素敵な演奏をありがとうございました。
達成感
2年5組 女子
私は音楽が大好きです。ですから日本フィルハーモニー交響楽団の演奏を聴くことができると知ってとても楽しみにしていました。
当日大ホールへ向かうとチューニングをしている音が聞こえてきました。これからどんな演奏を聴くことができるのだろうとわくわくしました。最初はソリストの正戸里佳さんと日本フィルハーモニーとの演奏で、「懐かしい土地の思い出」を聴き、次にベートーベンの「運命」を聴きました。そのどちらの曲も迫力がすごく、教室に戻っても印象が強く残っていました。あのような迫力を出すには演奏する人みんなが気持ちを一つにしなければあのような演奏はできないと思います。そして時間もたくさんかけて一つの曲となり、聞く人に感動を与えられるのだと思います。そして演奏する側も達成感を感じることができるのだと思います。
このようなことは様々なことにも当てはまると思います。時間をかけてたくさんの勉強を行い、試験でよい成績が出れば達成感を感じることができると思います。またやりがいを感じることができると思います。何かをこつこつと積み重ねていくことで、とても良い結果につながると思います。生活面や学習面、部活などでもこのようなことを行っていきたいと思います。これからも機会があれば積極的にオーケストラを聴きに行きたいと思います。
素晴らしい経験
2年5組
男子
私は今回の日本フィルハーモニーのコンサートを聴いて改めて音楽のすばらしさを感じました。江戸川学園取手中学校でコンサートをしていただけるということを知ったときは、とてもうれしかったです。私はピアノを習っていて音楽に興味があります。日本フィルハーモニーの生の演奏を楽しみにしていました。
演奏してくださった曲は、チャイコフスキー作曲の「懐かしい土地の思い出」、ベートーベン作曲の「交響曲第5番、運命」でした。「懐かしい土地の思い出」は全3曲からなっているヴァイオリンとピアノのための作品です。この曲でヴァイオリンを弾いてくださったのは正戸里佳さんでした。ストラディヴァリウス製ヴァイオリン「ル・ベスク」というとても高価な楽器で演奏してくださいました。最初の瞑想曲は低音で少し悲しげな感じでした。コントラバスが曲の初めに静かに入っていくのがとても良かったと思います。次のスケルツォはいろいろな楽器がピチカートをしていて激しい曲でした。指ではじくだけで大きな音が出ていたのでとても驚きました。最後のメロディは私が聴いたことのある曲でした。なめらかでしっとりした感じの曲なので私の好きな曲の一つです。続いてベートーベンの「運命」を聴きました。この曲の冒頭は有名で、良く耳にしている曲です。この曲は大きな編成になっているので圧倒的で感動しました。
このように生演奏を聴く機会はなかなかないと思います。とても素晴らしい経験になりました。これからも何か機会があれば音楽の世界にたくさん足を踏み込んでみたいです。日本フィルハーモニーの皆様、正戸里佳さん、わざわざお忙しいところ私たちの所にきてくださりありがとうございました。
心に響くメロディー
2年6組 女子
先日、私は日本フィルハーモニー交響楽団の皆さんによるオーケストラを聴きました。私自身、オーケストラを聴くのは初めてだったので始まるのがとても楽しみでした。
いよいよ始まりました。一曲目はとても穏やかなメロディで聴き入ってしまいました。正戸さんのヴァイオリンの演奏は時には力強く、そして優しく、また繊細な音色で聴いていて感動しました。二曲目は私もよく知っている曲です。メロディがとても力強く心に響きました。しかし、力強い部分だけではなく静かなメロディの所もあり、「運命」にも静かで落ち着いた部分もあるのだと驚きつつ、新しい発見をすることができ、音楽の楽しさを知ることができたと思います。
皆さんが一丸となって演奏して下さっている所を見て、一人ひとりが一生懸命演奏するからこそ素晴らしい曲を奏でることができるのだと学びました。感動的な演奏を本当に有難うございました。
押し寄せるような迫力
2年6組
男子
僕は家族の影響を受け、小学校のころから、クラシック音楽を聴いてきました。受験勉強の時にも、気分転換によく聴いていました。はじめのうちはつまらないと思っていましたが、何度も聞くうちに音の表現や指揮者によって、演奏がすこしずつちがうことに気付くと、それからは興味が湧いてきて、いろいろな曲を聞くようになりました。
僕の好きな作曲家は、ベートーベンです。しっかりとした旋律と、強い中にも、繊細な部分があるところがすごいと思います。またチャイコフスキーは、とても華やかで聞いていて、心が軽くなります。
今回の日本フィルの演奏会では、偶然にも二人の作曲家のものでとても楽しみでした。生の演奏を聞くのは、初めてでした。ぼくは
いつもイヤホンで聴いていましたが、それで聴くより圧倒的に臨場感と迫力が桁違いでした。楽器の音が押し寄せるような迫力がすごくて、感動しました。改めて二人の作曲家は、偉大だと思いました。
プロの演奏を学校で聞くことができて、本当によかったと思います。とてもいい経験ができました。
人一倍の努力
2年7組 女子
今日6月6日に「日本フィルハーモニー交響楽団」の演奏をお聴きしました。指揮者は岩村力さん、ヴァイオリンは正戸里佳さんでした。配布されたリーフレットに載っていたプロフィールを見ると、3歳でヴァイオリンを始めたと書いてありました。今日の正戸さんの演奏は音楽に関する知識が全くない私でも、聴いていてとても楽しくなってきました。
二曲目のベートーベンの運命は以前から勿論知っていましたが、生でしかもオーケストラで聴くのは初めてでした。演奏の前に岩村さんがこの曲ができた背景について話されていました。そのお話を聞いてから、演奏を聴くと、以前とは違うイメージをすることができます。音楽というもののすごさを改めて実感しました。
今日来てくださった方々は、みんな本当にすごい努力をしてきた方たちなのだろうなと演奏を聴きながら改めて思いました。今日のステージの一体感がとても感じられました。「日本フィルハーモニー交響楽団」の曲を直接お聴きすることができて本当によかったと思います。
私は音楽の力強さと努力の大切さを、曲を通じて学んだような気がしています。恐らく、辛いことも沢山あったと思いますが、演奏することが楽しいからこそ、人一倍努力をされてきたからこそ、演奏を聴く側に力強さを与え、感動を与えることができるのだと思いました。私も日々の努力を忘れずに目標をもってしっかり頑張っていきたいと思います。
プロの凄さ
2年7組 男子
今回は、岩村力さんの指揮をはじめ、正戸里佳さんや日本フィルハーモニー交響楽団の皆さんに、交響曲第五番ハ短調の「運命」や「懐かしい土地の思い出」を演奏して頂きました。正戸里佳さんの演奏していたストラディヴァリウスのヴァイオリンは三億円もする一七四二年に造られたものだそうですが、とてもすごい音色でした。楽器はいくら値段が高くても演奏をする人が上手くなくてはきれいな音色は出すことができないと思います。
正戸里佳さんはそのストラディヴァリウスを素人の僕が言うのは何ですが、とても上手に使いこなしていて、値段に、楽器に負けるとも劣らないすごい迫力を感じました。また、全ての楽器の音が響いていてとても綺麗な音で力強さが伝わってきました。
僕は小学生の頃、ブラスバンド部に入りました。指導をしてもらっていた先生に以前よりかなりうまく弾くことができるようになりましたが、全ての楽器を意識して息をそろえるようにならなくては、せっかくの綺麗な音色も台無しになってしまうよと言われてしまいました。その時、相手の吹いた音を聞くことや、相手のことを考えることがこれほど難しいのかと感じさせられました。
楽器を吹くというのは、1人でする場合、それ程苦労しないと思いますが、大勢で複数の楽器をつかって演奏をする場合息をそろえることが重要でとても大変だと思います。
今回の演奏会をお聴きして、その辺りの難しさをいとも簡単にやってしまうところに、プロの凄さを感じることができました。これからもいろいろな演奏を聴いていきたいと思いました。
一つの楽器のようなオーケストラ
2年8組 女子
私は今回、日本フィルのコンサートを聴き、とても感動しました。私は小学校の時に二度オーケストラの演奏を聴きに行ったことがあります。その当時は、凄いとしか思いませんでしたが、今回は間近で演奏を聴くことができ、非常に心に残りました。
一曲目の「なつかしい土地の思い出」は初めて聴いた曲でした。そしてヴァイオリンのソロを聴くのも初めてでした。私がソロを聴いていて驚いたことは、一人だけなのにとても力強い音を出しているということです。そして強弱もはっきりしていました。ヴァイオリンは手で持つことの出来る大きさであるにも関わらず、オーディトリアム全体に音色が響き渡っていて、感動しました。
二曲目の「運命」は最初の部分だけは聴いたことがありましたが、一曲全部は初めて聴きました。ベートーヴェンが難聴であったこと、そしてその場で紹介された遺書の一節を聴くことで、ベートーヴェンのこの曲にかけた思いを知りました。それを踏まえて「運命」を聴くと、そのメロディが心に響き渡りました。
私は今回のコンサートを聴き、オーケストラというものは、一つの楽器なのではないかと思うほど一体感を感じ、そのすばらしさに感動しました。このような機会を設けて頂きとても良かったと思います。
曲の世界観
2年8組
男子
私は今までクラシック音楽にあまり接点がなく、あるとしてもテレビなどで作曲家や演奏家の話題となった際に流れる代表的な曲の、それもワンフレーズに過ぎないものでした。だからこそ今回、日本フィルハーモニーさんの演奏を聴くことができ、とても嬉しく思います。テレビから流れてくる音とは比べ物にならない程、綺麗な音色で、それに生演奏であるので身体全身に様々な楽器の響きが迫力とともに伝わってきて、とても心地が良いものでした。心地が良いと言っても、眠りを誘うようなものではなく、心がその曲の世界観に浸る感覚です。
私はよく好きなアーティストのライヴなどに行きますが、同じライヴ、コンサートであるのに、J-POPとは全く違う感覚を持ちました。J-POPは歌詞があるので歌い方や、演奏方法以外では歌詞の通りのイメージで聴くものとなりますが、その反面クラシック音楽には歌詞がないものが多いので、演奏方法はもちろんのこと、聴き手側の気分や感情、感性などで曲の感じ方に違いが出ることに驚きました。今回の演奏会で私はクラシック音楽にとても関心が強まり、その上クラシックが好きになりました。私の経験の中でも特に良い経験となりました。
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