自然の素晴らしさ
2年1組 女子
5月21日、太陽と月が重なり、太陽の周りがリング状に見える金環日食が、25年ぶりに日本で見られました。茨城県で見られるのは173年ぶりでした。前日まで心配されていた天気は曇りでしたが、雲の隙間からちょうど日食の様子が見られました。
私は初めて金環日食を見て、皆既日食の時のように、辺りがもっと薄暗くなると思っていましたが、予想より明るくて驚きました。また、太陽の光はそんなに強いと思いませんでした。ですが、日食観察グラスをつけていても、しばらく見ていると、少し目が痛くなるほど強かったです。ピンホールの原理を利用した実験でも、太陽が三日月型の時に見ると、像も三日月型になっていました。また、月が完全なリング状になるのをずっと待ちわびていましたが、実際にリング状になった時は本当に感動して、自然の素晴らしさを改めて感じました。
私は、今回の金環日食観察会に参加して、もう二度と見られないかもしれない金環日食を見ることができて、本当によかったと思います。神秘的なものを見られて、とても感動しました。この体験を通じて、天体に対してさらに関心を持って、勉強に励んでいきたいと思います。
天体ショーを目撃した瞬間
2年1組 男子
日本国内で、これほど大規模に金環日食を見ることが出来るのは、400年に1度と言われています。この貴重な体験を非常に楽しみにしていました。1週間前から天気予報を気にし、前日の天気予報では、曇り空の予報で、神にも祈る気持ちで当日の朝を迎えました。いつものように5時に起床して、空を見上げると快晴で、わくわくしながら家をでました。
ところが、学校に着いた7時頃は曇り空になってしまい、不安を胸に集合時間にグラウンドに走りました。
観察は6つのプロセスで行われ、中二生は、太陽の観察→太陽と月の距離の比較実験→太陽の観察→並木の影の観察→太陽の観察→ピンホールの原理の順で行いました。太陽と月の距離の比較実験では、コミュニティホールのガラス面に直径1.6メートルの太陽の模型を貼り付け、グラウンドで直径1センチメートルのボールを使って、日食を体験しました。次の並木の影の観察では、地面に映った木漏れ日で太陽の像を観察しました。ピンホールの原理では、紙に開けた小さな穴を通して出来る影を観察しました。不思議なことに影がリング状に見えるのです。
そして、いよいよ日食メガネを通しての太陽の観察です。真っ黒な中にオレンジ色の太陽を見つけ、次第にリング状になっていくのを感動しながら見つめていました。これが僕が天体ショーを目撃した瞬間です。
今回の金環日食の観察会を通して、日食に関する本を2冊読み、様々な知識を身につけたことはとても勉強になりました。この知識を今後の理科の勉強に活かしていきたいです。
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