1組

 金環日食を観察してダイヤモンドリングを肉眼で見ることが出来て感動し、自然の力に驚きました。私はこの金環日食があることを、今年の3月頃に知りました。知ったわけは、当時の担任の先生から聞いたからです。私はその話を聞いた時に、有名なダイヤモンドリングを見られると聞いてとても楽しみにしていました。なぜなら、ダイヤモンドリングはテレビでは見たことがあるけれど、実際に見たことは一度もないからです。また、私は部分日食や皆既日食は見たことはあるけれど、金環日食は見たことがないので、どのくらい暗くなるのかということにも関心がありました。その後、江戸取で金環日食観察会が行われることを知り、私も応募しました。  当日、私は金環日食観察会に出るためにいつもよりも早く起きました。そして期待をしながら学校へ急ぎました。先生の説明を聞いた後に、日食観察グラスをかけてみると、もう既に日食が始まっていました。場所を移動しながら部分日食を見ていると、太陽がだんだん欠けてくるのが分かりました。 「いよいよだな」と思って見ていると、太陽の欠ける部分が大きくなって、ついに金環日食の状態になりました。その時は周りで観察していた生徒から感嘆の声が上がりましたが、私もついに声を上げてしまいました。それほど月が太陽の中にすっぽり入っていました。まるで金色の指輪のようでした。今回の観察会でピンホールの実験と太陽と月の距離の実験は出来ませんでしたが、後日新聞やプリントを読んで、空の太陽と影の太陽が同じ形になるということや、太陽や月までの距離が測れることには驚きました。帰宅してからテレビで木影のピンホールの様子を見て、万華鏡のようで美しかったので、自然はこのようなマジックもできるのだとおもしろく感じました。



5月21日に、実に129年ぶりという金環日食がありました。それは、長い長い人生の中で一回見られるかどうか分からない貴重な体験です。そのため、僕は集合30分前にはすでに 教室に着いていました。いよいよ金環日食が始まりました。始まってから辺りはだんだんと薄暗くなり、何だか不思議な気分でした。また、みるみるうちに太陽が何者かに食べられるように欠けていくのも非常に面白かったです。まずピンホールの原理というものをやりました。初めにやったのはうまくいきませんでした。しかし、後から友達がやっているのを見ると、影はリング状になっていて、とても神秘的だと思いました。次に桜並木の影を観察しました。 白くひかれたビニールシートのような物の上にある影を見ると、葉がリング状になっていました。僕はその映像をあるテレビ番組で見たことがあります。しかし、実際に自分の目で見た影はリングがとても大きくて驚きました。この金環日食は生まれて初めての体験であり、ドキドキワクワクすることばかりでした。そして、来月6月には金星と太陽の日食があります。その観察も見逃さないで、しっかりと観察したいです。次の金環日食は2030年、北海道での観察ということになります。もう一度、江戸取の友達、先生方と観察することは出来ませんが、もし、見るということが出来れば、今回の経験を思い出して観察したいです。このように、偶然に偶然が重なり、金環日食が見られるということはそうそうありません。 その貴重な体験を江戸取の友達、そして先生方と一緒に観察できたのはとても嬉しかったです。また、天気が怪しく、雲行きが心配された金環日食観察会。それでもしっかり観察できたのは、本当に幸せなことでした。
観察の様子





観察の様子


2組

 僕は金環日食が5月21日に起きるということを4月の半ばに知りました。  最初は金環日食ってどんな現象が起こることなんだろう、と不思議に思っていました。調べてみると、金環日食が日本では25年ぶりに起こるということや、皆既日食などとは少し違う点があることなどが分かりました。僕は皆既日食を見たことはありましたが、金環日食は見たことがなかったので、なんだか少し緊張してしまいました。
 そして、いよいよ金環日食が起こる日になりました。僕はいつもよりも少し早起きして、日食グラスをすぐに取り出せるように上着のポケットに入れて、早く学校へ行くことにしました。僕が学校に着いたときには、太陽がいつもの丸い形ではなく、三日月の形をしていたので、とても驚きました。僕は他のクラスの友達と一緒に、そのまま金環日食になるまでずっと太陽を見続けました。金環日食の輪がつながる瞬間まで、僕は内心、曇ってしまわないかとても心配でした。そして、10分くらいずっと太陽を見ていたら、とうとう金環日食が始まりました。それはほんの数分で終わってしまいましたが、とても神秘的で感動しました。特に、月の周りを太陽の光で覆う瞬間は今もしっかりと覚えています。
 僕は、一生に数回しか見られないかもしれないこの金環日食を一部始終見ることができて本当に良かったと思いました。そして、また日食や月食などを見る機会があれば、今回の金環日食のように自然のすごさをできるだけ自分の目で確かめ、観察していきたいと思いました。



 私は、平成24年5月21日、午前7時35分にずっと楽しみにしていた「金環日食」を自分の目で観測することができました。  テレビや本などで、映像的な予備知識はありましたが、実際に見られて、友達と学校のグランドで歓声を上げてしまいました。本当に指輪みたいに輝いていて、人の力では永遠に造れない天体ショーに感動しました。両親も祖父母も見たことがないそうです。
 金環日食が日本で前回観測されたのは1987年9月23日の沖縄で25年前でした。次回は2030年6月1日の北海道で18年後だそうです。しかし、今回のように太平洋側を中心に広範囲で観測できたのは、1080年(平安時代)以来932年ぶりでした。今度また江戸取のグランドで観測できるのは、300年後の2312年4月8日だそうです。金環日食の観測は、私たちが一生に一度見ることができたら運が良いと言えるような貴重な体験でした。宇宙をいつもより少し身近に感じられて、一生の思い出になりました。  
観察の様子





観察の様子


3組

 5月21日の金環日食観察会では、始まる30分以上も前にほとんどの参加者が教室に来ていました。参加者はみなこの観察会を楽しみにしているのだと思いました。前日、天気予報を見るとちょうど観察会の時間が曇りだったので「もう見れないのか」と思っていました。しかし電車の中から空を見ると意外に晴れていました。僕はとても心配しました。そんな不安な気持ちの中、薄雲の中から右上が少し欠けた太陽が見えたときはとてもうれしかったです。  光が少なかったので、ピンホールで見えなかったのは残念でした。7時30分頃に金環日食が始まりました。初めて実際に金環日食を見たので興奮しました。参加者の全員が金環日食を見ていて、そこらじゅうから「すごいね!」などの声が聞こえてきました。ぼくはこの時、朝早く起きて良かったと思いました。ぼくは観察用グラスを使って日食を観察することも楽しみにしていましたが、一番気になっていたのは木洩れ日の観察でした。木洩れ日が日食を映すということは知っていましたが、実際の写真を見たことが無かったからです。
 実際に見てみると、微妙に映っていましたが、すぐに消えてしまいその後は二度と見ることはできませんでした。少し前にはたくさん見えたそうだったので残念でした。今回の金環日食観察会では残念な事も多少ありましたが、無事に平安時代以来のビックイベントが見られたのでとても良い観察会でした。



 5月21日、私は江戸取で日食・金環日食観察会に参加しました。初めて見る自然現象だったので、学校に行く前からワクワクしていました。私が校庭に出た時は、曇り空で見えないかもしれないと少し不安がありました。
 先生に「今なら肉眼で見ても大丈夫だよ」と言われてみても、あまり見えませんでした。でも、次第に、雲が減っていき、先生に「日食グラスで見てごらん」と言われて見てみると、三日月のような形になった太陽がとてもきれいに見えました。友達も「すごい」「きれい」などと言ってとても盛り上がっていました。そして、 少したってからもう一度見ると、金環日食になる直前でした。金環日食は、太陽が、光る指輪のようでした。長い時間見ては行けないと言われていたけれど、私は見ることに夢中になってしまいました。観察が終わった後、友達は「きれいだったね」「また見れたら良いね」などと言っていました。
 数十年に一回しか見られない日食・金環日食を実際に自分の肉眼で見ることができ、とても良い体験をしました。この観察会の後、日食や、月食についてもっと詳しく調べてみたいと思いました。  
観察の様子





観察の様子


4組

 僕は、金環日食を見て宇宙の神秘にとても感動しました。今まで本で読んだりテレビで見たりして金環日食の知識は持っていましたが、自分の目で本物の金環日食を見たのは今回が初めてでした。観察会当日、日食グラスで太陽を観察していると、太陽がだんだん欠けてきて、やがて月の陰に隠れて太陽がリングの形に見えました。その時私は、文字通り金の環の日食なんだと改めて金環日食の意味を理解することができました。次に僕は、金環日食の観察をしている時にあることに気づきました。それは、周りがいつもより暗かったということと肌寒かったということです。 また、僕は太陽のパワーとはとてもすごいものだと改めて実感しました。なぜならあんなにも月の陰に隠れてしまったのに周りが真っ暗にもならず、さらに肉眼でも見ることができなかったからです。このことを実感することができて、僕はやはり太陽はとても有り難い存在であり、また、僕たち人間は太陽なしでは生きていくことができないと改めて思うことができました。さらに僕は、金環日食の次の日の新聞を見ていたらとんでもない事実が書いてある記事が載っていることにびっくりしました。その記事の見出しが「目のトラブル十六人」という見出しでした。 これを見たとき僕は、「日食グラスを使わずに肉眼でもそのまま見てしまった人がいるのか。」と思い、「僕はきちんと日食グラスで金環日食を見て良かった。」と少し安心しました。最後に僕は、本当に貴重な体験をすることができて本当に良かったと思います。



 私は、今回の金環日食の観察会に出て、残念だったこと、嬉しかったこと、驚いたことがあります。残念だったことの一つ目は、ピンホールの実験です。ピンホールの実験をしたときは、ちょうど太陽が雲に隠れていて、うまくできませんでした。最初で最後の金環日食だと思うので残念でした。残念だったことの二つ目は、桜の木の木漏れ日を見る実験です。木漏れ日は曇っていて、見えなかったこともありましたが、シートの周りに人がたくさんいて、うまく見えなくて残念でした。でも、木漏れ日の実験は、テレビのニュースや新聞に載せられていて、見ることができましたが、やはり、本物を見たかったです。私の父は、日食グラスを持っていなかったので、この方法で観察したそうです。嬉しかったことは、初めて金環日食を見ることができたことです。ちょうどリングに見えた時、雲のすき間から見えて、とてもきれいでした。日食は半年に一回起きると聞きましたが、都合良く見ることができる現象ではないし、北海道では十八年後に見ることができますが、関東では、何百年も先のことなので、嬉しかったです。 そして、驚いたこともあります。それは、太陽が欠けていっても、あまり暗くならなかったことです。テレビでは、少しだけ光が差し込んでいる程度だったので、もっと暗くなると思っていました。でも、少し暗くなった程度で意外でした。あと、何年も前から金環日食が予測されていたことに驚きました。今の技術は、とても発達していると思いました。
 次に日本で日食を見ることができる時には、私は三十歳になっています。また見ることができたら嬉しいです。
観察の様子





観察の様子


5組

 僕が小学四年生、2009年の日食は、あいにくの天候で残念ながら見ることが出来ませんでした。毎年、世界のどこかで観測できる日食も、日本では2030年の北海道で見える金環日食が18年も先ということで、今年の金環日食を見ることが以前からの楽しみでした。 5月21日の空は雲が出ていましたが、ドキドキしながら日食の瞬間を待っていると雲の切れ間から見える太陽が、徐々に右上の方から欠け始め、7時30分頃には、太陽と月が重なり、金色に見えるリング状になった時、僕が想像していた以上に、神秘的で美しいものでした。たった数分間でしたが、感動的な天体ショーを体験することが出来ました。初めて金環日食を体験して、辺りが少し薄暗くなり、肌寒く感じた時、改めて太陽の凄さを実感しました。また、太陽と月とのとても不思議な関係に、天文に対して深く興味を持ちました。このように思ったのは僕だけではなく、今回の金環日食は、日本の広い地域で観察することが出来たので、天体ショーを見た、たくさんの人たちに感動を与えたのではないでしょうか。これをきっかけに宇宙の不思議なことを勉強し、調べるのも楽しいことだと思うようになりました。



 2012年5月21日に、金環日食を観察することが出来ました。国内での金環日食は、1987年9月23日に沖縄で見られて以来、25年ぶりとのことです。又、次回は2030年6月の北海道で見られると、とても珍しい天体ショーでした。私は金環日食を見られることに対し、嬉しく思っていました。私の嬉しさには、中学受験の思い出がつまっています。中学受験の際に、時事問題対策として金環日食について勉強していて、その金環日食を実際に自分の目で見ることが出来るという嬉しさです。日食は、黄道面と白道面が少しずれているため新月の時に必ず起きるわけではありません。そして、月と太陽の大きさ、距離などが関係し、日食を観察することができます。そのような条件の中で、日本の多くの地域で日食を観察できるということはすごいと思います。このような事を考えながら観察した金環日食は、やはり素晴らしいものでした。1分1秒と時間が経つにつれ、リングに近づく光は、動画でも写真でも感じることの出来ない時間の流れを感じました。 又、リングに輝く光は、宇宙、太陽、月、地球の存在を物語っていました。そして、行ったことのない宇宙への関心は小学生の時よりも、深くなっていきました。次の天体ショーは、6月6日の金星太陽面通過です。黒い点のように見える金星が太陽の表面を左から右へ移動して見えるものです。これも、宇宙への関心を深める機会となり、楽しみです。  
観察の様子



観察の様子


6組

 2012年の5月21日になかなか見ることができない金環日食を学校で開かれた日食観察会を通して観察するという機会がありました。
 日食とは、月が太陽と地球の間を通るときに月によって太陽が隠れて見えるという現象です。また、完全に隠れて見えることを「皆既日食」と呼び、部分的に隠れて見えることを「部分日食」と呼びます。今回見られた「金環日食」は太陽が月より大きく見えることで太陽が月の周りからはみ出してリングのように見えることをいいます。日食はなかなか見られるものではありません。前回起きた金環日食は1987年9月23日でした。この時は、今回のように全国で見ることはできず、沖縄付近でしか見ることができませんでした。そして、次の金環日食は2030年6月1日と予想されています。このときは、北海道でしか見られないものですが、ぜひ皆さんも今回使った観察用メガネを持って行ってみてはいかがでしょうか。
 今回学校で開かれた日食観察会では少し天気が悪かったのですが、しっかり日食を見ることができました。観察会のA地点で見た日食は食のはじまりの部分でした。それを見ていると、まるで太陽が月の満ち欠けのように映っていることが分かりました。A地点からB地点、B地点からC地点と移動していくうちに太陽がリングの形に見えるようになってきました。そのとき、宇宙とは、大勢の人を感動させるすばらしいものであると思いました。
 今回の経験を通し、今まで以上に宇宙を身近に感じることができました。これを機会にもっと宇宙の神秘についてもっと多く知っていきたいと思いました。今回は日食観察会を開いて頂きありがとうございました。




 5月21日に金環日食がありました。皆既日食とは違う種類の日食で、天候が少し心配でしたが、金環日食はよく見えたので、良かったです。
 私は前から実際に自分の目で、金環日食のリングになるところや、そのリングを見てみたいと思っていました。なぜなら、ニュースで見たように、リング状になる太陽がとても神秘的できれいだったからです。それに、もう今度の金環日食はこの近くでは見られないと思うので、ぜひ見たかったからです。このように貴重な体験ができて良かったです。金環日食を見ていて、太陽が隠されて空が暗くなったのを見たとき、ふと、神話の中にある話とぴったりで、昔の人はこれを見て神話を考えたのだろうと思いました。今回は金環日食でしたが、皆既日食を見た昔の人は怖かったのだろうと思います。新聞やニュースも無く、何も知らない昔の人たちには、太陽が消えるというあり得ない現象にとても驚いたのだろうと思います。
 次に起きる日食は、日本ではずっとずっと先ですが、海外では今年中にも皆既日食があることを知りました。日本では数少ない日食ですが、海外では頻繁に日食が起こっているので、大きくなったら海外に行って日食を見ることも良いと思いました。
 今回の日食によって、理科、特に天体への関心が深まりました。こういう貴重な天体上の現象を見ることはとても面白いことだと思いました。このほかにもまたこういう機会があれば、積極的に参加しようと思います。しかし、やはり次には皆既日食がみたいです。空がとても暗くなり、太陽が無くなって見えるところをぜひ見てみたいです。今回の金環日食を見ることは楽しかったし、見ることができて嬉しかったです。
   
観察の様子






観察の様子


7組

 僕は、江戸取の金環日食観察会に参加して金環日食を観察しました。そして、始まってから、約20分後に、太陽に月がかぶさり、金の指輪のようになりました。そのとき僕は、すごいという驚きや、感動でいっぱいでした。
 また、この金環日食は、関東では、173年ぶりなので、めったに起きることではないので、脳裏に焼き付けました。次に今回のような規模で金環日食が起きるのは、300年後の2312年なので、僕はもう生きていません。しかし、次に北海道で2030年の6月に起きるので、僕は、もう一度見たいです。
 金環日食が起きているときに、木の葉の影が写る場に先生が誘導してくれて、その場所に行き、木の葉の影が、欠けていて、とても神秘的だと思いました。
 金環日食は、173年ぶりに関東地方で見られました。ところで、関東地方で見ることができた金環日食はなんと江戸時代の幕末の天保10年で、その辺りの時代は、徳川幕府が衰えてきた時代で、後に新たな明治時代が始まりました。また、江戸時代の前に起きた金環日食は、1080年で、後三年の役や院政の開始など、時代が変動していく時に金環日食が起きました。次回また金環日食が起きた頃には、時代が変化するのではないかと楽しみです。最後に、金環日食は、僕に感動を与えてくれました。




 僕は、江戸取の金環日食会に参加して、人生初めて、金環日食を見ました。曇りだったので、見られるかどうか心配でしたが、雲の切れ目から、リング状になった太陽が見えた時は、感動しました。次に日本で金環日食は、北海道で2030年の6月にまた金環日食が起こるそうです。今回の金環日食は、関東では173年ぶりに起きたものだそうです。 この江戸取の金環日食観察会では、曇りだったので見えるかどうか本当に心配でした。しかし、見えた時には、周りから歓声が上がりました。その後、カメラマンさんに写真を見せてもらったら、特殊なフィルムで撮っていて、それを見て、僕だけではなく、周りの人達も歓声を上げていました。僕もその写真を見てみると、周りの輪郭がぼやけていてきれいでした。木の影ができているところへ誘導されて、その影を見ると、三日月の形の影がところどころにできていました。これから一生の内に何回か金環日食が起こると思います。今回の感動が忘れられないので、これから世界のいろいろな場所へ、金環日食だけに限らずに見に行きたいと思っています。    
観察の様子




観察の様子


8組

 私はこの金環日食が起こることを知り、だいぶ前に金環日食のガイドブックを買いました。そして、早く金環日食の日がやって来ないかなと、とても楽しみに、旅行前の時のようにウキウキしていました。金環日食当日、なんだか特別な日に思えて朝から、きっとまだ丸いと分かっていながらも太陽を見たくて見たくてしかたがありませんでした。それで、日食用メガネをつけて、太陽を見てもまだ丸型でした。 学校に着き、太陽の観察が始まりました。私が初めに行ったゾーンは日食用メガネでの太陽観察でした。メガネから太陽をのぞくと、太陽は右側から欠け初めていました。この時の太陽は、アニメの世界に出てくるメルヘンチックな月のような形をしていました。私がこんな太陽を見たのは初めてでした。時間はあっという間に3分経ち、私は次のゾーンに行きました。ちらっと隣のゾーンを見てみると、ピンホールを使って高校3年生の人たちが太陽を観察していました。高3の人たちは忙しいのに、こういう機会を無駄にせず、有効に使おうとしていてさすがだと思いました。 7時34分頃、私はメガネをのぞきました。見えたものはフラフープのような形の太陽です。私は、その太陽を見た瞬間、何も言えないほどその太陽に引きつけられました。美しさと神秘さを感じました。そして、いつまでも太陽を見続けていたいと思いました。私は、今回の金環日食を見られて本当に良かったと思います。金環日食を見たことによって、太陽や月、宇宙への関心が高まりました。 次、30年後ぐらいにまた、この辺りで金環日食が起こると言われています。その時はもう私は43歳ですが、ピンホールなどを作り、万全な準備をして、また観察をできたらいいなと思っています。



 僕は皆既日食は見たことはありましたが、金環日食は見たことがありませんでした。そうなので写真ではなくこの目で本物の金環日食を見ることが出来るこの機会をとても楽しみにしていて、あらかじめ朝読書の時間に先生から許可を得て、金環日食を観察したいと思っていたほどでした。そんな中、学校で金環日食観察会が行われると先生からお聞きしました。「絶対に参加したい!」と強く思い、帰宅後すぐに参加書に親のサインをもらいました。天気予報では曇と言われていましたが、当日は思いが届いたかのように晴れ間がのぞき、「金環日食が見られるぞ!」ととても嬉しくて、急いで教室にリュックを置いてグラウンドに走りました。いよいよ日食が始まりました。だんだんと欠けていく太陽を見ていると、普段気づかなかった太陽と月の動くスピードの速さに驚きました。また、地球と太陽の間に月が入るという現象を自分の目で見ていたら、写真では感じられない3D感を感じることが出来ました。 普段は何も感じなかったけれど、地球と太陽の距離を感じ、それよりもずっと近い月までの距離を感じ、月から太陽までの距離を感じて、「僕たちのいるこの地球も宇宙に浮かんでいるんだ。宇宙のほんの一部なんだと感じました。月がどんどん太陽と重なり、金の環が出来た時、僕は感動しました。とてもきれいでした。数十年に一度しか見ることができない金環日食を、その金環日食のど真ん中で見ることが出来たこともとても嬉しかったです。僕は、今回の金環日食をよく目に焼き付けました。朝早くから観察を開いて下さった先生方に感謝しています。観察会に参加してとてもよかったです。どうもありがとうございました。  
観察の様子





観察の様子