女子
今回の火垂るの墓は以前テレビで見たことがあるので、悲しく切ない内容であることは知っていましたが、様々な工夫がなされていて、改めて戦争の悲惨さを感じました。私が特に印象に残ったのがお兄さんが食べ物や薬を買ってきたのにセツ子が死んでしまうところです。ここ数年、日本では事故や地震などの自然災害で多くの死者を出しました。どの事故も自然災害も深い悲しみで包まれました。しかし戦争では事故や自然災害ではなく故意的に死者を作り出す行為であるように思えます。戦争後は日本が自力で立ち直れない状態で、飢えで死んでしまった人も多いと思うと悲惨でなりません。又、戦争は生き残った被害者も加害者になってしまうということを思い出してしまい、こうなるともう人間の生きていく空間ではないと感じてしまいました。それと同時に今自分が生きているこの時代がとても平和であり、過去の教訓を生かし、これから先の私達の子供まで平和が続くように努力していかなければならないと思いました。 女子 火垂るの墓というタイトルは聞いたことありましたが、物語を知ったのはこのミュージカルを通してが初めてでした。私は今平和な生活を送れていますが、もし戦争が起きたら不自由な生活をしなくてはならないだけでなく、死と隣り合わせの生活が待っていると思うと恐怖と不安を感じます。自分もこの物語の中で生活している気持ちになりながら見ていたので、そう感じました。私が一番心に残ったのは、あんなに純粋な少年なのに、妹のために火事場泥棒をしてしまうシーンです。泥棒をするのは悪いことであることがわかっているけど妹を少しでも楽にしてあげたいという気持ちは痛いほどよくわかります。自分も同じ状況であれば同じ事をしてしまうかもしれません。この時被害者でも加害者でも良い気持ちにはなれません。戦争は町や人を悲惨な状態に変えてしまうのだと改めて感じました。本当に今の生活が幸せなのだなぁとしみじみ思いました。 |
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女子 私は、今回初めて火垂るの墓という作品に触れ合うことができました。火垂るの墓という名前は以前、結構耳にしたことがあるのですが、原作を読んだりアニメ、ドラマ、映画をみたことは一度もありませんでした。もちろん、ミュージカルも初めてです。だから、こんなにも著名な作品の中身を知ることができるだけでも楽しみにしていたのに、それをミュージカルといった形でその作品を味わえることは、これ以上にない贅沢であると思います。 期待を胸にふくらませながら始まったミュージカル火垂るの墓は、最初はナレーターの方からの説明で始まりました。舞台は、まもなく第二次世界大戦が終わる頃。戦時中は気を緩める暇もなく、常に相手国側からの爆撃に神経を向けていなければいけませんが、実は終戦間近の時期こそが最も緊迫した状況であると思います。日本が連合国軍側からの無条件降伏を受け入れたのは、簡単に言うと広島・長崎に原子爆弾が落とされたからではないかと思われます。アメリカが日本に原子爆弾を投下した理由の一つに、早く戦争を終らせたかった事が挙げられます。戦争のもともとの目的は、自国をより豊かにするためですが、人間の俗に言う「欲」というものに人々は翻弄されていまいます。それにより、日常的なことが非日常的に変わってしまいます。劇中で「洋服に付着している黒い粉は焼夷弾の跡やなあ」と言っているのが信じられませんでした。今日、少なくとも私たちが住んでいる世界では、このような発言はまずありえません。これは昔の世界がどれほど荒れていたかを表していますが、それと同時に今はどれほど平和になったかも表しています。しかし、世界ではまだ紛争が絶えない地域もあります。自分が争いのない所に生まれた事に感謝するのと同時に、平和とは求めても求めすぎることはないことを改めて深く感じました。 女子 火垂るの墓を鑑賞して、互いになんの利益にもならないのにどうして戦争をするのか不思議に思い、また、戦争の恐ろしさを感じました。戦争中には食べるものはないし、空襲警報が鳴るたびに家がなくなったり、たくさんの犠牲者がでます。私は幼い頃にアニメで火垂るの墓を途中まで見たのですが、あまりにも恐ろしくて最後まで見ることができませんでした。だから今回の劇では、日本人として戦争があった事実を最初から最後までしっかり見て感じようと思いました。 |
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女子 アニメや実写版映画でも見たことのある「火垂るの墓」を観劇できるということをとても楽しみにしていました。 圧巻の迫力だった今回の劇を決して忘れず、僕たちが平和を守るという使命感を持って生きていかなくてはいけないと強く感じました。 |
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男子 僕は劇団ポプラの火垂るの墓を鑑賞して、平和について再度深く考えることができました。火垂るの墓は、戦時中の神戸大空襲の罹災体験をもとに、食べるものも無く、衰弱死した幼い妹へのレクイエムとして書かれた作品ですが、僕もアニメで見たことがあります。日本は現在、平和主義ということで、戦争というものは起きませんが、当時は毎日のように空襲が日本で起こっていました。戦争は被害者を生むだけで、得られるものは何もありません。僕は今、毎日学校へ行くことができ、しっかりとした食事をとることができます。帰る家もあり、幸せな生活を送ることができていますが、世界には貧困に悩まされていたり、紛争が起きている国がたくさんあります。僕は平和でいることが当たり前のことのように思えます。しかし、世界から見れば当たり前のことではないのです。僕は平和であることを感謝して生活することが必要であると思います。そのようなことを考えて、これから先、学校生活を過ごしてゆけば、自分のためになると思います。また、この平和を失わないようにもしなければいけません。そのためには、自分のできることを一生懸命やることが必要になると思います。今、僕がしなければいけないことは受験勉強だと思います。みんなが自分のやるべきことを一生懸命やることで、みんなが幸せな生活を送ることができると思います。もし僕が生活していく中で苦しいことなどがあったら、この火垂るの墓の話を思い出したいと思います。僕は平和であることに感謝して、これからの学校生活を有意義に過ごしていきたいと思います。 男子 今回僕達は火垂るの墓を見ました。火垂るの墓ミュージカル自体について僕がすごいと思った事がいくつかありました。一つは役者さんがよく動くということと、照明の使い方がうまいということでした。空襲の火事の様子を赤い照明を使い、影を作り出すことで人々が荒れ狂う様を映し出していて感心しました。二つ目は歌です。ミュージカルなので歌を歌うのはわかっていましたが、歌の曲調や歌詞にその人物の感情や背景がよく表現されていました。三つめはナレーションです。火垂るの墓で食卓のシーンがありましたがそこでナレーションの人があたかもファミレスにいるかのような演技をしていて、今では食べたいものが簡単にいくらでも食べれるが当時は食べ物に困っていたというような現代と当時の比較をしていて面白いと思いました。 物語自体の感想として、戦争というものの悲惨さを改めて感じました。僕達は戦争というものを経験したことがありませんが経験者の話をもとにしたもので感じることはできます。登場人物の言葉の中にいくつか心に残るものがありました。例えば「戦争は人をおかしくする」「戦争は被害者さえも加害者にする」というようなものです。特に後者の言葉は生き残った人がいつまでも罪の意識に悩まされるというのは本当に残酷なものです。 現代において世界のどこかで戦争は起きています。つまり世界のどこかで僕達が感じた戦争の悲惨さを感じている人がいるということです。世界から戦争を無くすというのは現時点では不可能な事でしょう。誰もが戦争はいけないことと分っていても起きてしまいます。これからの時代いかに戦争が無くすかが問題になるのではないでしょうか。いつか戦争が無くなり皆が幸せな世界にしてみたいです |
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女子 今回観劇した火垂の墓はアニメーションでも有名で、私も何度か見たことがあるものでした。それは日本が戦争していた頃を作品の舞台としていました。物が溢れている時代に生まれた私達にとって、戦争とはイメージしにくいものでした。だからこそ今回の劇は特に衝撃的でした。アニメとは違い、役者の方々が直に心に訴えかけてくる、私には「忘れないで」「伝えて」という歌が印象に残りました。歴史とはなぜ学ぶのか、それは過去の過ちを繰り返さないためと過去の経験を未来に生かすためだと小学生のころの先生が歴史が苦手な私に言いました。戦争の話は忘れてはいけない、伝えていかなければならないんだ、と思いました。劇の中に空襲や原爆の場面がありました。赤いライト、逃げ惑う人々・・・・・・とても恐ろしく感じました。それとともに、二度とこのような悲劇が起こってはいけない、起こしてはいけないと思いました。日本の食料自給率は今でも40%です。敗戦当時は今とはくらべものにならないくらいものがなかったんだと思います。火垂の墓にでてきた、ドロップも当時は貴重なものだったのではないでしょうか。私の祖父から戦争の話は何度か聞いたことがあります。食べ物がなくて大根をかじっていたということや防空壕の話などです。私は祖父から話を聞くことができますが、私よりずっと後に生まれた子供たちは誰かが戦争の恐ろしさを伝えなければ、知らずに育っていくのです。戦争は繰り返してはいけないことです。もしこれから生まれてくる子供たちが戦争の苦しみを知らなければ、いつか他の国と戦争を始めるかもしれない。それだけは絶対にだめだと思います。だから、私は戦争の恐ろしさを伝えていこうと思います。 男子 今回、劇団ポプラさんの「火垂るの墓」を見る機会をつくって頂いたことに感謝しています。僕は、この劇が始まるまで「ミュージカルで火垂るの墓をやっても上手くいかなだろう。」と思っていました。しかし、始まる前のアナウンスから一気に引き込まれ、普段は長く中だるみするような場面でも、ずっと集中して見ることができました。人の前で何かをするときは「つかみ」が大切だということを再認識させられる素晴らしいものでした。 また、内容についても普通に僕たちが知っているものとは違う、「ミュージカル」という形で、今までに見たことのない「火垂るの墓」を見ることができたことは、貴重な体験となりました。「ミュージカル」ならではの演出を多く使っていて、アニメや本だけでは伝えきれない人間らしさを見ることができました。 僕は今まで「火垂るの墓」という作品があり、「ドロップ」や「節子」などの単語は覚えていても、色々な戦争の話と交ざって内容は覚えていないこともありました。そのこともあり新鮮な気持ちで見ることができました。人が目の前で演じているので感情移入しやすく、物語が進むにつれて、見るのが辛くなるほどでした。僕には妹こそいませんが、姉がいます。兄弟のいる清太の気持ちが痛いほどわかるし、もし死ぬとしても1日ごとに衰弱していくのを見るのは耐えられません。国家権力を握る少数の人々が決めたことで、何も得るものがない戦争が起こり、罪のない多くの人々が苦しみ、節子や清太のような孤児が生まれました。戦争が生むのは喜びよりも悲しみや苦しみの方が多いと思います。 このミュージカルを通じて得るものは皆それぞれ違っても戦争はするべきでないという考えは一つだと思います。劇団ポプラの皆さんありがとうございました。 |
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女子 戦争とはどんなものだったのか私達の世代は知りません。親も直接体験したことはなく、話を聞けるとすると祖父母からです。しかし話を聞いても同じ地球上で起きたこととは思えません。テレビなどで戦時中のものが放送されますが、軍隊が行進する様子、戦う人たち、戦艦、爆撃機、空襲などの様子、空襲で焼け出された人たちなどテレビで見ること以上のことは理解できません。テレビで見るだけではその戦争に関わった人たちの背景を知ることができないのです。今回このミュージカルを観てそのような背景を知ることができて本当に良かったと思います。 このミュージカルで一番衝撃的だったのは戦時中は空襲が日常のものだったということです。当たり前のように人が死んでゆく。それが普通だと思われてしまうことはとても狂っていると思います。当時の常識がとてもゆがんでいると思いました。 戦争は今も世界の色々なところで起こっています。戦争は不幸なことしか生み出さないと思います。早く世界中に平和が訪れることを願います。 男子 今回この劇を通して2つ思ったことがあります。 1つ目は食料の大切さです。主役の2人はとても食料に困っていました。こんなにも困っている時代があったのに、現代人は食事の好き嫌いで残してしまっています。改めて思ったことは食料はないと生きていけないはずなのに、大切にしていない現代人はとてもいけないことだと思いました。世界の中では貧困で困っている人もいるのに粗末にする人がいることは改善していかなければならないことだと思いました。 2つ目は戦争中は人の命を奪うことが当然のように行われていたということです。これは僕にとってはすごく恐ろしいことでした。 主役の2人の親も、空襲や戦闘により亡くなっています。戦争による人の殺し合いからは悲しみしか生まれません。 現代でもまだ戦争をしている国があります。そしてテロなども起こっています。日本では凶悪な犯罪も多くなっています。どんなことでも人が人を殺すのは間違っていると思います。政治的理由で起こる戦争などは決して許されることではないはずです。 この劇からは多くのことを学び取れました。そして今自分たちがどんなに恵まれた環境にいるかを改めて理解できました。 |
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男子 僕は今日、「火垂るの墓」を観ました。「火垂るの墓」は、直木賞を受賞するほど高い評価を受けた、野坂昭如さんの作品です。この「火垂るの墓」は、ただ観念的に戦争を批判したものではありません。野坂昭如さんの戦争体験を元にしており、生々しいものを感じさせる作品になっています。 僕は今まで、テレビアニメで見たことがあるだけでした。だから今回、舞台劇として観賞できることがとても楽しみでした。特に、ミュージカルという形式で、「火垂るの墓」の悲しい世界観をどのように表現するのかに関心がありました。なぜなら、僕の持っているミュージカルのイメージと、「火垂るの墓」のイメージは、まったく違っていたからです。作品では、清太や節子が必死に生きようとしているけなげさや、戦争の残酷さが、分かりやすく表現されていました。僕たちは、この悲惨さをミュージカル鑑賞という形で知るだけで済みましたが、清太や節子のように、実際に体験した人たちが数多くいたわけです。もし、これが自分にふりかかってきたことだったら、と考えると、とても恐ろしくなりました。この時代に生まれてきて良かったと思うと同時に、あの時代に生きていた人たちは、かわいそうだったと思いました。 「火垂るの墓」を観て、今の僕たちにできることは、戦争で亡くなった人たちの為に一生懸命今を生きることです。今、生かされていることに感謝しながら、これからを過ごしていこうと思います。 男子 私は今回、「火垂るの墓」を観劇しました。「火垂るの墓」といえば、社会評論も多数執筆した作家、野坂昭如の代表作です。この作品は、単なる戦争風刺ではなく実体験をもとにした情念が彼独自の世界観で生々しく描かれているとして、高い評価を受け、直木賞を受賞しました。 私はこれまでに、テレビを通してアニメなどで「火垂るの墓」を観たことはあるので、ストーリーは知っていました。今回、このような高い評価を受け、これまで何度も作品化されてきた火垂るの墓を、演劇、特にミュージカルという形式で観ることができる機会をいただき、始まる前からとても楽しみでした。劇中では、ミュージカルの特徴を存分に活かし、節子や清太の感情が、音楽に乗せて豊かに表現されていました。また、人を家のドアや家具に見立てるなど、さまざまな工夫がなされている点にも見応えを感じました。劇団ポプラの「この無謀な戦争に、なぜ反対できなかったのか」という問いかけを、強く感じることのできる作品でした。 |
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女子 今回の観劇会に参加して、私は今回の劇を見てすごく感動しました。私は、今年の10月まで演劇部に所属していました。今年の文化祭で引退となってしまったので、引退してから見る劇は、またいつもと違った風に見えました。 私が演劇部にいたといっても、私達の部活はミュージカルに挑戦したことがないので、どのように作り上げられていくのかは想像できません。私の場合、台詞を覚えて動くだけでも大変でした。そこにさらに歌と踊りもつけるとなると、すごく大変だろうと思いました。 私はテーマ性のある劇をつくるのは大変だったことを演劇部所属しているときに実感しました。テーマがなくて、自分達が演じていて楽しい、あるいは裏方として活躍する劇を作るのは、自分たちが楽しめばよいのでさほど難しくありません。しかし、テーマ性を重要視するということは、お客さんに何を一番伝えたいのか、お客さんの心に何を残したいのか、を考えるのはすごく大変でした。どの台詞を大事に読むのか。どのように音響や照明を入れたらお客さんの心ひきつけることができるのか。ある意味では、それを考えていくのが楽しいというのはあると思います。今回のミュージカル劇を見て私の心には残るものが確実にありました。 私は、「火垂るの墓」をアニメ映画で見たことがあります。ミュージカルで見たのは初めてでした。初めにミュージカルで「火垂るの墓」どういう風になるのか楽しみでした。見た後、先ほども言いましたが私の心に残りました。アニメ映画ではできないミュージカルでしかできない演出だったと思います。アニメ映画と話の大筋は違わないのに、私の中で感じたものは全く違ったように思いました。 私も当然のことながら、戦争を知りません。 私が生まれたころは、もうとっくに戦争なんて昔のことになってしまっていたのだと思います。しかし、役者さんたちも戦争を知らない方たちが演じているのに、すごい迫力でした。戦争の話は辛い話が多いですが、しっかりと理解して後世に伝えていくことが人うようなのだと思いました。 男子 十月二十六日、僕は劇団ポプラ様演じる、「火垂るの墓」を鑑賞しました。周りの生徒に訊いてみると、「火垂るの墓」を見たことがあるという人がたくさんいましたが、僕は初めてでしたのでとても期待していました。 開演して直ぐに惹きつけられたのは劇団員さん達の動きです。最初は非常にきびきびとした足取りで、これを長時間続けると体が持たないのではないだろうか、と思うと今度は急にぬらりとした動きに変わりました。その後何度も、各場面ごとにその雰囲気に合うように動きは変わっていきました。 踊る場面も何度もありましたが、そのどれも全て、劇団員さん全員の息がぴったりでした。一人で踊りきるのでさえ難しいことなのに、それを何人もの人と息を合わせながら踊るそのそれは正に職人芸です。激しい踊りや歌、演技などを一時間四十分も続けられるその体力、そして一時間四十分分の振り付けや歌詞、セリフを覚えるその力は一朝一夕で身に付くものではありません。 第二次世界大戦が始まったのは今から約七十年前でその時を生きた人もすっかり少なくなってしまいました。しかし、その被害は今も消えない甚大なものです。戦争によって壊れたものが完全に回復するということはないでしょう。戦争を実際に体験した人にとっては、戦争は忘れようと思っても忘れることのできるものではありません。しかし、私達は違います。体験していないのですから、忘れることはおろか、知らないままということだってありえるのです。しかし、もし皆が戦争を忘れてしまったり、知らないままの場合どうだるでしょう。「戦い」というものは遥か昔から続いてきたのですから、国同士が衝突し、大規模な戦争へ発展することは必至です。 それを防ぐために、過去の戦争などの悲惨な出来事を語り継いでいく必要があります。今回の劇で僕も含めまたたくさんの人へ戦争について語り継がれました。今度は僕が、自分より下の世代へと伝えていく番です。 |
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女子 男子 |
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