勉強合宿に参加して 6組男子
 僕は夏期勉強合宿に参加して多くのことを学びました。それをこれからの学習に生かしていきたいと思います。
 まず友達との関係は勉強をする上ではとても大切なものだということを改めて確信しました。勉強合宿ではほとんどが自学習だったため、自分で目標を立てて、自分のペースで学習を進めていかなければなりませんでした。普段自宅で勉強している時は、友達に負けたくないという気持ちを持ちながらも、どこかで自分自身を甘やかしてしまう部分がありました。しかし今回はまわりの友達、ライバル達が僕の見えるところで共に勉強していたので、いつも以上に負けたくないという気持ちが出てきてとても集中して学習に取り組めました。友達というものはやはり大きな存在であると実感しました。
 次にクラス全体が大学受験に対してとても意欲が高まっているということを感じました。僕自身この合宿を通して今のままでは合格しないという危機感を抱き、もっと真剣にならなければならないと思うようになりました。クラスの雰囲気が僕をやる気にさせてくれました。勉強合宿に参加したからこそ、みんなの大学受験に対する意識の高さが分かり、自分自身も今まで以上に大学受験に対する意識を高めることができました。
 そして僕はこの合宿で感謝の気持ちの大切さを学びました。勉強ができる事への感謝。合宿中僕たちをいつも見守ってくださった先生方への感謝。この合宿に参加させてくれた親への感謝。旅館の方々への感謝。本当に多くの人たちの協力でこの合宿ができたのだと思うと感謝してもしきれないくらいです。江戸取という恵まれた環境だからこそできることだと思うので、この感謝の気持ちをずっと忘れないでいたいと思います。
 僕はこのようなことを勉強合宿で学ぶことができました。本当に参加して良かったと思います。僕は最初最後まで続けられるかどうか心配でした。しかし身体的にはとても疲れましたが、最終的には自分自身の限界に挑戦でき友達と高めあえて良かったと思います。大学受験への意識も高まったのでこの状態をずっと保って、合宿で一生懸命勉強したからこそ合格できたと言えるように今後も努力していこうと思います。
 
勉強合宿に参加して 2組女子

私は7月25日に始まった5泊6日の勉強合宿に参加しました。1日10時間以上の勉強を何日間も続けるということは経験したことがなかったので、初めての経験で行く前はどのくらいできるのかと楽しみな気持ちと、途中で辛くなってしまいそうだという不安が入り混じっていました。
 初日は、夕食後の2時間の自習が本当に辛かったのを覚えています。1時間経ったくらいのところで集中力が続かなくなってしまいました。普段やっている100分授業くらいの時間だし、集中できなくなることはないと思っていたので、毎日夜にあるこの勉強時間が少し憂鬱に感じたりしました。初日は先の5日間が長く思えたし、部屋に帰って本当にすぐ寝てしまうほど疲れを感じてしまった日でした。
 1日中勉強時間があった2〜5日目は、初めのほうは食事の時間を楽しみに頑張っている感じで勉強に完全に身が入っていなかったところもありました。でも後半は集中することができて、1日を短く感じました。それは慣れたということもあったかもしれないけれど、休み時間を上手に使えるようになったことも1つの要因だと今は思います。休み時間はなるべく動いたり話したりしていました。勉強するときはとことん勉強して、休むときは休むというメリハリをつけられるようになった気がします。受験勉強の時も勉強ばかりでなく時々休むのも大切だとよく聞くことですし、確かにそうだと今回実感できました。
 最終日になるともう終わってしまうのかという思いが強くて、辛いとは全然思いませんでした。最終日にして初めて2時間半の自習があったけれど、思ったより集中できて、あっという間に終わってしまった気がします。家に帰って振り返ってみると楽しかったというか、充実していたととても思います。本当に参加してよかったと思いました。
 自分の中で今回の合宿は全体的に良くできていた気がします。はじめの方は想像していたようにはいかなかったけれど、後半は予想していた以上にできたし、みんなと頑張れたという思い出ができたことも良かったです。
 合宿に参加する前までは夢はあるけれど今の自分からはとても遠くて、努力するとはいってもそれほど時間があるわけではないし、難しいのかと思っていました。でも。参加した後は自分が今まで思っていた「努力」がどれほど小さなものだったのかよくわかりました。今回1日で13時間ほど勉強したけれど、高3になると16時間勉強したという先輩もいるし、まだまだだと思います。でも、確実に以前より力も自信も少しはつきました。今回の合宿で得られた経験を生かせるような勉強を続けていけるといいと思います。



勉強合宿に参加して 4組男子
 僕は今回の勉強合宿に参加する前の開講式で中山副校長先生が「今回の合宿は勉強三昧」になるということを仰っていて覚悟をしっかりと決めました。僕は勉強合宿中は常に勉強三昧ということを意識していました。勉強をずっとやっているため、苦しくなるときは何度もありました。でもこれこそが何か一つのことに没頭することだし、わざわざ遠くまで来て妥協してしまってはいけないと思いました。その気持ちを持ってやっていたからこそ妥協しないでやれたのだと思います。その気持ちの中心には三昧という言葉がありました。僕は今回、三昧ということのすばらしさに気付くことができました。毎日の生活の中で何かに没頭することはできないと思います。しかし、僕たちに夏休みが待っていて、この夏休みは勉強に没頭することができます。夏休みは部活動もしっかりとやって高校二年生である僕が没頭しなければならないことに全力で取り組むことで最高の達成感を味わえる事に期待しました。
 勉強合宿で最も感じたことは、共に同じ目標に向かって行く仲間がいることの大切さです。僕の隣の席に座っている人は早く時間が終わって欲しいなどと思っていなかったようです。休み時間が終わると計画通りに終わらなかったと言って嘆いていました。もし眠くなってしまっても立ち上がっている人も沢山いました。他の人がそれだけ本気で勉強しているのに、僕だけ妥協するわけにはいかないと思えました。もしつらかったとしても本気で勉強している友達がいました。僕が頑張れたのは友達のおかげだと思います。僕は友達にしっかりと感謝すると共に本気になっている自分の姿を友達に見せて力を与えてあげられるように全力ですべてのことに取り組んでいきたいと思います。
 僕たちがしっかりと勉強できる環境を作ってくれたのはホテルの方々と旅行会社の人達です。休み時間に水が飲みたいと思ったときに水がなかったと言うことは一度もなく、水をこぼしてしまってもきちんと拭いておいてくれました。食事の時はわざわざテーブルを回って僕たちが立ってお代わりをしなくてもすむようにご飯を配ってくれました。その他にも思い返せば沢山のことを支えてくださいました。本当に僕たちが気持ちよく勉強できるようにしてくれたんだと思います。旅行会社の方々とホテルの方々の支えなくしてこの夏期勉強合宿の成功はなかったと思います。僕は、これらの方々のように他の人々のために頑張ることができるように、江戸取での心の勉強をさらに力を注ぎたいと思います。今回勉強合宿に携わったすべての人々に感謝をしたいと思います。
勉強合宿に参加して 4組男子
 僕たち高等部三十三期生の勉強合宿はとても充実した良きものとなりました。勉強合宿に行く前は、不安な気持ちでいっぱいでした。五泊六日も自分が耐えきるのか、居眠りばかりしてしまうのではないかというようなことを思っていました。しかし、いざ合宿が始まってみると、出発前の自分の予想とは全く異なる自分がそこにいました。少しの居眠りはしてしまいましたが、そのとき「これでは駄目だ!」と思い、気合いを入れ直しました。また、長い勉強合宿を乗り越えることができたのは、クラスのみんなのおかげでもあります。中山副校長先生は初日の開講式において、「眠くなってきたら周りを見渡してみなさい。みんな頑張っているはずです。」と仰っていましたが、それは正にその通りでした。僕は勉強合宿中ずっとクラスのみんなに元気をもらっていました。眠くなったら周りを一度見渡して、みんなの頑張っている姿を見て、「みんな頑張っているんだから、自分もしっかりやらないと」と自分に言い聞かせました。それでも眠くなってしまったときは、座っていては駄目だと思い、立ち上がって単語帳を読んだり、一旦トイレに行って顔を洗ったりなどして、居眠りをしないよう努力しました。
 二年前、中学三年生の勉強合宿の時は、僕は失敗してしまいました。本当にずっと眠ってばかりだったことをよく覚えています。折角勉強合宿に参加させていただいているのに、これでは意味がないではないかという気持ちになりました。勉強合宿が失敗に終わったとき、一番悲しんでいたのは両親でした。本当に申し訳ないことをしたと思っています。
 前回が失敗だったからこそ、今回は失敗するわけにはいきませんでした。失敗は次につなぐことができれば結果的に良いと思います。しかし、失敗したその次も同じ失敗を繰り返していたら、それは本当に意味のないことだと思います。そういう気持ちで今回の勉強合宿には参加させていただきました。思い返すと、三日目、四日目の二日間が一番苦しかったです。特に午前から午後の始めが苦しく、完全に眠りそうでした。しかし、そのときは、前向きに考えました。眠ってしまったら、すべてがお仕舞いではなく、それを挽回することが大切であると。そして意地でも眠らないようにしました。勉強に集中しているうちに、あっという間に勉強合宿は終わりました。振り返ると前回よりかなり頑張っていたと思います。また、色々と楽しくて良い思い出となりました。これはみんなで乗り越えた勉強合宿です。恐らく一生忘れることはないでしょう。

勉強合宿に参加して 5組 女子
 今回の勉強合宿に参加して、私が学んだこと、気付いたことがあります。
それは、私たちが恵まれた環境の中にいるということです。テレビで被災地にいた子ども達や仮設住宅に住んでいる子ども達を見ていると、この子達の教材は津波で流されてしまったり、学校自体が大きな被害を受けたりと住み慣れない環境の中で落ち着いて勉強など出来るわけがないと思います。そんな子ども達がいる中で私達はきれいな場所で見慣れた人達と共に勉強できることが素晴らしいと思いました。あまりにも恵まれているので申し訳ないと思うときもあります。けれど、その分頑張らなくてはならないと思う気持ちもあります。
 場所だけでなく食事も同様です。普段は母がご飯を作ってくれています。合宿では全員分のご飯を毎食用意して下さいました。これは絶対に当たり前のことにしてはいけません。自分でご飯を用意すれば30分から1時間は準備に時間を費やします。ご飯を作っていただけることに感謝し、その時間しっかり勉強しようと思いました。食事の面以外でも有り難いと思うことがありました。三度の食事だけでなく、勉強会場を出るといつも冷たい水がおいてありました。毎時間、水とコップを換えて下さっていて、いつでも冷たく美味しい水が飲めました。
 自習をしているとき、眠くなるときがありました。少し眠気がある時にまだ大丈夫と思っていると、いつの間にかウトウトしてしまうときがありました。自分がそうなったときに、周りに寝ないで頑張っている仲間や見守って下さる先生にそても申し訳ないと思い、情けないともうと同時にもっと頑張らなくてはと思いました。次の日からは少しでも眠気があるとおもったら自分で立って勉強することにしました。立って勉強すると、はじめは眠気を覚ますためだけに立っていたのが、どんどん勉強に集中出来ていくのを感じました。少し眠いと思いながら、座って睡魔と戦うにょり、少し眠いと思って立って勉強する方が効率的であり、集中力が高まりました。これはふんだんの勉強や自習でも役に立つことだと思います。  
 今回、長時間勉強していて大切だと思ったのは「集中力」です。集中して勉強に取り組むことと、集中しないで勉強するのでは明らかに進み具合も質も全く異なります。集中力をいきなり身につけることは出来ません。集中力がある人とそうでない人の差は慣れの違いだと思います。長時間勉強することに慣れることを心掛けていくことで集中力が高まってくると思います。そして今後も集中力を高めていく。これは私の目標です。
開講式で私達に御指導下さり、友の大切さを話して下さった中山副校長先生をはじめ引率の諸先生方、ホテルの皆様に心から感謝します。

勉強合宿に参加して 5組男子
   僕は、7月25日から30日までの五泊六日の勉強合宿を成功裏に終えて、勉強面や生活面で様々なことを学びました。
 勉強合宿は中学三年生の時にも一度経験していました。しかし四泊五日でした。しかし今回は1日多くなっています。勉強合宿は終日学習に専念するので、1日伸びるというこては学習時間もグンと増えることになります。しかし中三の時より高二の夏の方が意欲的に取り組むことが出来ました。受験が近づいているという実感があったからだと思います。
 勉強の進め方については、ほぼ計画通りに進めることが出来ました。僕は理系クラスにいるので、理数系教科を主に勉強しました。今年の中間試験では物理が思ったように得点できなかったので、特に力を入れて頑張りました。次の期末試験は9月の5日からなので、夏休みの学習によって結果が大きく左右されます。勉強合宿後も継続的に学習するつもりで学習を進めました。自分で目標を決めて、計画を立ていくことはとても自分のためになりました。
 勉強する姿勢という点でも良くできたと思っています。自習や授業の時間に寝ることもなく、集中できました。多少眠くなったときもありました。ストレッチをして気分転換をしました。ストレッチなどの物理的なものだけでなく、精神的に眠気を覚まさせたものもあります。それは友達です。友達の中には眠気を覚ますために自ら立って勉強する人もいました。そういった友達を見て自分も頑張らなければならないと思いました。勉強合宿は友達と一緒だから成功させられたのだと思っています。中山副校長先生も江戸取生はライバルではなく同志であるというお話をされました。本当にその通りだと思います。
 また集中という点でも頑張れました。例えば試験最終日の勉強です。連続で2時間30分連続で勉強しました。最初は長く感じられた勉強時間も本当にあっという間に終わったように感じました。これは最終日だけ頑張って出来るものではなく、1日目から真剣に努力したからだと思っています。
 最後に勉強合宿を計画して下さった校長先生、そして閉講式でみんなを激励してくださった中山副校長先生をはじめ諸先生方に感謝します。そして親の支えがあって勉強合宿に参加できたことを忘れずに今後努力して恩に報いたいと思います。

勉強合宿に参加して 6組女子
 高校2年生の最も大きな行事の1つである勉強合宿。最初は不安と緊張でいっぱいでした。しかし今はっきりとしていることは、この勉強合宿に参加して私は多くのものを得ることができたということです。
 その得られた1つ目は学力です。1日11時間。合計5日間の勉強合宿で日頃できなかった数学の復習や、英語の基礎固めをすることができました。主要3科目のうちの2科目である英語と数学を得意にすることができれば、大きな自信につながります。ですから今回の勉強合宿で培った学力は私にとって大きなプラスとなりました。これから本格的に始まる受験勉強の足がかりにしたいと思います。
 2つめに勉強に対する姿勢です。私は今まで大学受験というものを全く意識していませんでした。高校3年生になればみんな1日15時間くらい勉強すると聞きます。今回1日11時間の勉強合宿を通して改めて大学受験の厳しさを実感しました。同時にこれからは覚悟を決めて勉強していかなければならないのだと感じました。中途半端な気持ちでは絶対に途中で気持ちが折れてしまいます。そして勉強が嫌になって逃げ出してしまいます。1回逃げ出してしまったらなかなか元には戻れないと思います。
 私たちはこの勉強合宿に参加し、最後までやりきりました。それは確かな事実です。それを自信にしてこれから始まる受験勉強を乗り切っていきたいと思います。
 3つ目は共に切磋琢磨しあう仲間です。この5日間私は仲間に救われました。勉強に疲れたとき、眠くなってしまったとき、それでも頑張らなければと思わせてくれたのは隣で一生懸命勉強している仲間の存在でした。疲れて沈んだ気持ちを明るくしてくれたのは仲間の存在でした。共に勉強する仲間がいてくれたからこそ、私も勉強することができました。とても感謝しています。
 この勉強合宿を通じて、私は大学受験への第一歩を踏み出すことができました。卒業生の先輩達も、受験勉強を始めたきっかけは勉強合宿であったということを話す人がほとんどでした。学力、自信、仲間。この3つが大学受験成功の鍵だと思います。仲間と共に努力し、確実な学力を身につけそれを自信につなげる。これからもっともっと努力することで、確実に2歩、3歩と歩みを進めていきたいと思います。

勉強合宿に参加して 7組男子
 今回の勉強合宿は、出発する前からもう周りの空気が違っていました。というのも二年前に行われた勉強合宿ではみんな頑張ろうという気持ちはあるもののやはり心のどこかでまだ高三まで三年もあるし、と気を抜く面も多少はあったのではないかと思います。しかし今回の勉強合宿は始まる前からみんなの精一杯やろうという気持ちが伝わってきていました。実際中三のときの勉強合宿の前は、面倒だな、とか、やりたくないなあ、という言葉をよく耳にしていましたが、今回の場合それが大分減ったと思います。また多少いやだと思う気持ちがあってもそこで終わりではなく、嫌々思いながらやる六日間も精一杯努力する六日間も同じ時間なら精一杯やろう、と前向きにとらえる姿勢が全体にありましたし僕自身そう思っていました。
 合宿前の意気込みと比例してとても充実していたと思います。初日は、まず頑張ろうという気持ちが強かったのもありとても集中できたと思います。普段と異なる環境での勉強というのは最初はどうしても集中できないものですが周りにクラスメイトがいるというのは非常に大きいということを実感しました。もし自分がきつくなったとしても周りを見渡せば頑張っている仲間の姿がありました。仮にこの合宿を一人きりでやれと言われたらおそらくほとんどの人がやり切れなかったと思います。特に今年はクラスの人数も多く、非常に努力をするクラスメイトばかりなので勉強合宿に行くにはとても恵まれた環境だと思いました。環境といえば今年の合宿先が昨年までと違いました。それは言うまでもなく今年に起こった震災の影響ですが、そのような状況下でも労力を費やし合宿先を探していただいた先生方にはとても感謝しなければなりませんし、同じ高二でも震災を受けて今も満足に勉強することができていない方の代わりではないですが、自分の恵まれた環境におかれていることにも感謝しなければならなかったと思います。
 合宿の三日目あたりからどうしても疲れがたまってきて集中力が途切れがちでしたが、そこでどうするかで合宿の価値が決まると思ったので眠いときは椅子に正座したり、立ちながら勉強したりと自分なりには頑張れたつもりです。しかし合宿が終わりに近づくにつれて気が緩み最終日の三時間の集中力が持たなかったことです。もしもう一度合宿があるなら完璧を目指したいと思います。
 勉強合宿は終わりましたが、それで満足してしまってはその意味がなくなってしまいます。その後の夏休みまで勉強合宿と同じ量とはいかなくても、姿勢を崩さないようにはしたいと思います。今回の勉強合宿は行く前の想像よりはるかに手ごたえのあるものとなりました。

勉強合宿に参加して 7組女子
 私は中学三年生のときにも勉強合宿に参加しましたが、今回の勉強合宿は二年前のものとは全く異なる雰囲気でした。勉強している時間はもちろん、それ以外のときも普段より緊張感を持って行動することができたと思っています。
 学習中はクラス全員がとても集中していたので、眠くなってしまったときも、クラスの雰囲気を壊してはいけないと思い頑張りました。今考えてみると、クラスの多くの人がそうのような気持ちだったのではないかと思います。学習中の良い雰囲気はもともとあったものではなく、クラスの一人ひとりの頑張りで創られたものだと思います。改めて集団で、みんあでやるというのはすごいことだと感じました。
 また私は勉強合宿の前に、計画通りに勉強する、時間を無駄にしない、という二つの目標を立てました。達成できたか考えると、どちらも八割くらいは達成したように思います。私は計画を立ててその通りに実行するというのが苦手で、今までもきちんとした計画を立てたことはほとんどありませんでした。だから八割計画通りにできたのは私にとっては進歩です。夏休みもしっかり計画立てて勉強していきたいです。一方で時間を無駄にしないと決めたのにも関わらず、五日目に少し気が抜けてしまい、集中できない時間が何回かありました。中山mZ長先生がおっしゃっていたように、この反省をこれからに生かしていきたいと思います。
 今回の合宿では学習面だけでなく、生活面でも成長できたと思います。学校を出発するときには挨拶が小さいと先生から注意を受けましたが、合宿が進むにつれて自分から進んで挨拶することができるようになりました。時間厳守についても、六日間時間に遅れた人がいなかったというのは良いことだと思いました。やはり集団の力が良い雰囲気を創ったのだと思います。挨拶、時間厳守はこれからの学校生活でも実行し続けたいです。
 今回の合宿で得たものはたくさんありますが、どれも自分一人では決して得られなかったと思います。まず家族がいなければ私は合宿はもちろん、学校に行って勉強することもできません。一番身近にいてなかなか気付きにくいですが本当に感謝しなければならない存在です。また良い勉強合宿の環境は、ホテルの方々、友達、そして先生方のおかげです。クラスの仲間は合宿中、ずっと私に刺激を与えてくれて、そのおかげで私は頑張ることができました。先生方は私たち生徒よりずっと短い睡眠時間だとお聞きしましたが、それにも関わらず一日中私たちのためにできる限りのことをしてくださいました。本当にありがとうございました。この勉強合宿で学んだことを夏休み中、そして最終的には大学受験に役立てられるよう、努力したいです。

勉強合宿に参加して 8組男子
 この5泊6日は、長いようで短かった、この一言に尽きます。気が遠くなるようなスケジュールでも、気がつけば次の日、また次の日と、あっという間に終わってしまったような気がします。しかし1日1日の授業や自学習は濃密で、この期間で学んだことは、普通に6日間生活していては絶対に得ることのできないものでした。それは具体的な勉強量から来るものだけではなく、勉強合宿という場での集団生活、そして顔の知った友人と共に学習するということも、大いに関わっていたと思います。また、集団活動という点において、時間厳守や挨拶の徹底などの日常的なルールやマナーを改めて確認する機会にもなりました。私は、この勉強合宿中に得たものは、学習したことによって学んだ知識だけではないと思っています。もちろん知識も得ることはできましたが、それは、この勉強合宿でしか得られないものではなく、むしろこれからより一層得ていくべきものです。では、今回得るべきものは、そして得ることができたものは何なのかと言えば、それは習慣と自信です。仮にも私たちは1日平均1時間もの学習を6日間も続けてきました。それも徹夜などをせず、あくまで基本的な生活習慣を守った上でです。長い期間とは言えませんが、決して短い期間でもありません。これから始まる夏休みでの学習習慣の基礎を作るには十分な日数でした。そして何より、あれ程の勉強をやり遂げたんだという自信があります。もちろん夏休みの間ずっと合宿中のような生活を続けることは出来ませんが、「1日数時間の勉強なんてどうってことない」と今なら思えます。このように、私は今回の勉強合宿で、来たる夏休みの学習習慣の基礎と、それに対する自信を得ることが出来ました。しかし、こう考えてみると得たものは得たままではいけないということが分かります。つまり、これからの休みの間にどれだけこの得たものを活かせるかが、本当に勉強合宿が成功したかどうかに関わってきます。1日10時間と言っても、私たちがこれから大学受験まで過ごす時間に比べたら雀の涙ほどです。学習で得た知識よりも6日間友人と共に生活し、必死に勉強したという事実こそが重要なことであると私は思っています。そして、これらは夏休みの期間だけに限った話ではありません。もしも夏休みの間、合宿中得たものを活かせて十分な学習習慣をつけることが出来れば、それは最早くつがえしようのない確固たる習慣、そして自信に繋がります。
 今回の勉強合宿は、言うなれば始まりのまだ始まりに過ぎません。しかし、その最初の一歩を私たちはしっかりと踏み出すことが出来ました。まずはこれからの夏休み、そして一気に大学受験まで、今回得られたものを最大限活かそうと思います。

勉強合宿に参加して 8組女子
 合宿参加前、私は卒業生を囲む会や三者面談を通して、今まで漠然としていた大学受験に対する意識がはっきりしたものへと変わっていきました。そして、受験が決して遠い将来の話ではなく、時間は刻一刻と一年半後に向けて進んでいるということを実感し、焦りを感じました。自分は最終的にどういう人間になりたいのか、それに向けて今、何をやるべきなのかを真剣に考えさせられました。その結果、今年の夏は、自分自身のために最大限努力し、後悔のないものにしようと決心しました。そして、今回の勉強合宿を、自分を成功に導くためのまたとない機会と捉え、何としてでもやり遂げようという気持ちで臨みました。
 しかし、いざ合宿に参加するとなると、本当に1日10時間以上の学習を乗り越えられるのかという不安で一杯になりました。私は、普段の自学習で、ちょっとしてことで集中力が切れてしまうことが多いので、それを克服したいと思っていました。はじめの方は、1日がとても長く感じられて、その日に終わりが見えないような気がしました。けれど、時間が経つにつれて身体が段々と慣れていき、3日目には長時間の学習を苦に感じることなくこなすことができるようになりました。辛いと感じる時もありました。けれどそんな時周りを見渡すと、仲良しの友達が同じように眠気や疲れと戦いながら一生懸命学習に取り組んでいる姿が見えました。負けてられないと思いました。休み時間には、頑張ろうとお互い気合いを入れて気持ちを引き締め直しました。
 私は、今回の勉強合宿で、自分自身を一歩成長させることができた気がします。今になってそう言えるのは、何よりも友達の存在があったからです。1人では、きっと6日間耐え抜けませんでした。だから、今の関係をずっと大切にして、仲間として受験を共に乗り越えていきたいと強く思いました。また、合宿の本当の成果は、夏休み以降に表れてくるものだと思います。自学習を通して、今までに習った英文法などに、思いがけない抜けがあることを思い知りました。受験までに自分がやらなくてはならないことがたくさんあります。今から始めないと本当に間に合わなくなってしまいます。だから、夏休み中に基礎固めを徹底したいです。せっかく長時間の学習に慣れたので、夏休みもだらけることなく継続していきたいです。高3になり、受験生となれば、今回よりも辛い試練が待っているはずです。覚悟を決めて、自分に妥協しない人間になろうと思いました。勉強以外にも、私たちは当たり前のように毎日を過ごしていますが、たくさんの人に支えられながら生きているということを実感しました。先生、両親、たくさんの人に対し、感謝の気持ちでいっぱいです。合宿で感じたことを忘れずに、辛くなったら振り返って頑張ろうと思います。

勉強合宿に参加して
 今回僕は、七月二十五日から三十日までの五泊六日の夏期勉強合宿に参加しました。この合宿では、一日約十三時間、合計六十時間以上の勉強をすることになりました。僕はその予定を聞いた時、自分は果たしてそれをやり遂げることができるのかとても不安になりました。これまで一日の内十三時間を勉強に費やしたことなどなかなかありませんでした。そしてまず思い浮かべたのは、中学三年で行った勉強合宿です。この合宿では、途中で体調を崩してしまい、みんなが勉強している時に仮眠室で一人仮眠を取りました。その時僕はとても悔しく、同時に情けなく思いました。ですから今回の目標として、まず体調を崩さずに6日間勉強をすることを掲げて勉強合宿に参加しました。
 結論から言うと、この夏期勉強合宿は大成功だったと思います。六日間全く体調を崩すことなく、眠くなった時にも立ち上がって勉強をし、最後までがんばれました。僕はこの勉強合宿で今後の生活にプラスとなるものを手にすることができました。
 まず感じたのは自分の成長です。中学三年生の頃は勉強に対して初めから苦手意識を作ってしまい、自習時間の時にすぐに集中力が切れてしまいました。しかし今回はあらかじめ「この時間にはこれだけのことを終わらせる」という気持ちで取り組むことができました。そのためか時間が経つのが大変早く感じられました。それは勉強に対してそれだけ集中することができたということだと思います。また挨拶や時間厳守についても、改めてその大切さを自覚し、きちんと身につけることができました。
 そしてもう一つ僕が実感したことは、「仲間の大切さ」ということです。僕はこの勉強合宿中充実した日々を過ごしましたが、もし同じ状況で戦っている仲間がいなければ、この勉強合宿を乗り越えることはできなかったと思います。自分が眠くなった時にも周りを見れば皆頑張っていて、とてもパワーをもらえました。
 今でも大震災の影響で勉強をしたくてもなかなかできる状態ではない環境の人がたくさんいます。そうした中、素晴らしい環境で勉強できるのは大勢の人のおかげだと思います。ごく普通に勉強ができること、これは当たり前のことではありません。指導してくださっている先生方、共に苦難を乗り越えてきた仲間、そしていつも支えてくれている家族皆に感謝し、この勉強合宿を励みにこれからの学校生活、大学受験に向けて頑張っていこうと思います。

勉強合宿に参加して 9組  女子
 わたしの学年は中三の時にも夏期勉強合宿を経験し、今回で二度目の合宿となりました。中三で参加した時と高二として参加した今回の合宿、明らかに違うと感じたのはやはり合宿中の「雰囲気」でした。中三の時はまだはっきりとした目標もなく、とりあえず参加してそれなりの学習をしただけ、という感じだったと思いますし、終わった後の解放感はあっても何かを成し遂げたような達成感は得られませんでした。しかし、高二の今回の合宿は「とりあえず」とか「それなり」とかいう中途半端な気持ちではなく、何かやりきったという達成感を得られました。この合宿に参加したこと、一日十時間以上の勉強時間をこなしたということ、そのすべてに意味のある合宿だったと思います。
 また、私は今回の合宿で「環境」が与える影響の大きさを改めて感じました。合宿での一日十時間という学習量は自宅で一人でやろうと思ってもできる量ではないし、効率も上がらずモチベーションも上がらなかったと思います。しかしこの五泊六日の合宿で一日十時間以上もの勉強をし続けることができたのは、周囲の「環境」や「友人」のおかげだと思っています。自分が勉強に集中できなくなった時にふとクラスを見渡すと集中して勉強に取り組んでいる友人がいて、それを見ることで「自分も頑張らなければ」という気持ちにさせられました。中等部時代、講話で先生方がおっしゃっていた「切磋琢磨できる友人」という存在を実感しました。同じ目標に向かいながら、互いを高め合える友人を得ることができるのは幸せであり素晴らしいことだと思います。また江戸取では先生方もとても熱心に指導してくださることが、今までの先輩方の実績につながっているのだと思いました。合宿中の時崎先生の講話にもあったように、先生方も応援し、支えてくださっていることを忘れないようにしたいと思います。
 私は今回の合宿でたくさんのことを学び、実感することができました。自分で決めたことをやり遂げるということや切磋琢磨できる友人の存在を実感することができ、また十時間という長時間に自分が耐えることができることを認識できたことも、この合宿で成長した点だと思います。

 私にはまだはっきりとした目標も決まっていないし、今は何をすべきなのかあやふやなままです。まだ克服すべき分野もあり穴ばかり開いています。その穴を埋めるためにも、今すぐに始めないと手遅れになってしまいます。今回の勉強合宿に参加したことをきっかけにして今までの自分とは決別し、大学受験という長い道のりに向けて新たなスタートを切らなければならないと思います。この合宿で感じたことを忘れずにこれからも努力していきたいです。

勉強合宿に参加して 10組女子

私は七月二十五日から三十日まで勉強合宿に参加しました。合宿の参加用紙が「とうとう来たか。」と思いました。用紙を出したあとも実はぐずぐずとしていました。先生方が苦しい、つらい、というのだからよほどつらいのだろうな、と思っていたからです。しかしそんな中でも勉強する予定を立てながら少しずつ覚悟ができてきました。
 当日朝バスの中でも「さあ勉強だ。勉強しよう。」と気持ちは前向きでした。そして開校式が終わって初めての学習が始まりました。最初のT日目はつらいというより、「がんばろう。」という気持ちの方が大きかったです。しかし、2日目から私は脱落しそうになりました。朝の勉強は好きでした。授業で4コマ中2コマあって昼食が食べられます。つらいのは午後からです。お腹がいっぱいになった状態で勉強していると案の定眠くなります。それを振り切って勉強するのは大変でした。私が一番苦手だったのは七時から九時の二時間でした。この時間帯はとても長く感じました。三日目まではそういった状態できつくて大変でした。しかし、こんな時に隣の子を見て「がんばろう、やってやる、一問でも進めよう。」と思えました。
四日目からはリズムがついてきたのか、慣れてきたのか、今までほどつらいと思わなくなりました。ただ、四日目をいれるとあと三日の折り返し地点だったので一分、一時間を大切に悔いのないようにがんばろうと思うことができました。五日目は明日帰れるという嬉しい気持ちが芽生えてきました。しかし同時にこの合宿で目標が達成できるだろうかと不安になってきました。そうやって迎えた終わりは迎えてみると短く感じました。
 この合宿で思ったことは勉強のことだけではありませんでした。「感謝」という言葉が身にしみてわかった気がしました。食事だって用意してあるし、部屋に戻ったら布団がしいてありました。旅館の人とすれちがえば「勉強がんばってね。」と言われました。最終日に旅館の人々にお礼がちゃんと言えてよかったです。
 そして先生方です。私達のために夜遅くまで起きて、朝は早く起きていつも見守ってくださいました。時々先生の方がつらいのではないか、と思いました。この壁を乗り越えた時に私達はきっと前より強くなれたと思いますし、今までより物の見方が変わってくると思います。しかし、その壁を乗り越えた所もスタート地点です。私はこれからがんばっていきたいと思います。

  勉強合宿に参加して  

勉強合宿に参加して 10組女子

 私は今回の勉強合宿に参加して、辛くてもあきらめないことが大切だと思いました。今回の合宿は6日間でしたが、受験本番までは約1年と半年ほどしかありません。その時に今回乗り切ることが出来たということを自信にして取り組んでいけたらと思います。この合宿の期間の中で一番辛いと感じたのは真ん中の3、4日目だったと思います。最初と最後に比べて気分がゆるみがちになってしまったように感じたので受験勉強では常に気持ちを保っていきたいと思いました。
 次に学習面では、まだまだ実力が不十分だということを改めて思い知らされました。勉強法もただやっているだけになってしまっていました。やるだけやって満足して終わらせてしまう、というのでは意味がないし、効率よくやれません。こんな風にせっかく取り組んだ時間を無駄にしてはもったいないのでやったことがしっかり身につくような勉強法に変えていきたいと思いました。そして今後は2年生のうちにどの教科も基礎を固めていきたいです。このことはいつも感じていたことなのですが「受験までまだ1年半ある、ではなくもう1年半しかない。」と考えていかなければならないと強く感じました。この時期に自分ができることをすべてやって今から受験のための勉強に取り組んでいこうと思っています。今いくつか先生に添削をしてもらっているように、たくさんの先生にサポートをしてもらえたり、自習ができるという環境の中にいるので無駄にしないようにしたいです。
 最後にこの合宿をやりぬくことができたのはたくさんの友達や、先生方のおかげだと思います。先生方や友達が励ましてくれたということは私の中ですごく大きな力になりました。眠くなってしまってもお互いに励ましあったり、協力して問題を解いたり出来る友達はとても貴重だと思います。今回の勉強合宿を乗り切ったようにみんなで一緒に受験を乗り切っていけたらと思います。支えてくれる先生や両親に喜んでもらえるような結果が残せるように精一杯努力をしていきたいと思います。あとで後悔しないようにしていきます。


勉強合宿に参加して 1組男子

今回の勉強合宿は二回目の勉強合宿でしたが、一回目の中等部の時とは取り組む姿勢が大きく異なっていました。正直なところ、中三の時の勉強合宿は面倒くさいという気持ちが多少あり、ただ勉強をこなしているという状態が続きました。しかし今回の勉強合宿は受験勉強を始めるきっかけにしようという思い出挑みました。そのため、今回は自分なりに明確な目標もいくつかあり、充実感がとてもありました。
 一日目、出だしはとても好調でしたが、夕食後の学習時間がとてもつらいと感じました。普段は十時に床に就くので、九時頃から段々と眠くなってきてしまったのです。ここで寝てはいけないとがんばりましたが、この夜、初日からこんな状態では残りの日程もこなしていけないのではないかという焦りと不安が襲いました。ですが、この不安はできるだけ考えないようにし、出発前の決意を思い出しながら挑みました。
 二日目が一番辛い日でした。寝不足に加え疲れも蓄積し、その上解いていた数学と物理の問題における計算が複雑なものでした。引き続き起立したまま学習を続けていましたが、寝ぼけている頭で複雑な式を変形していくのはとても辛いものでした。途中で英語に切り替えたのですが、寝ぼけた状態で英単語を見ていると数式になってくるという恐ろしい経験さえしました。充実はとてもしていましたが、このままこの状態が続いてしまうのかどうかを考えると不安でした。
 三日目、前半は眠気がありましたが、後半から勉強合宿の生活に慣れてきたからか、とても集中できたと思います。二日目には辛いと感じていた複雑な数式を変形しているうちに、あっという間に休憩時間になってしまうことが何度もありました。今まで大変だった夕食後の時間も眠くならず、難なくこなすことができました。普段は滅多に起こらないような感覚が続いたのです。
 結局このまま最終日まで集中できました。問題を解いている途中に休憩時間になると、中途半端な状態で休憩時間に入るのがもったいないと感じるほどでした。最終日には充実感というより、虚無感を感じた気がします。終わったという開放感よりも、これで終わるのはもったいないという気持ちが先行しすぎたためだと思います。このままもっと続けられるのにこれで終わってしまうのはあまりにも悲しいと思いました。二日目には早く帰りたいとすら思った時があったのに不思議なものです。 
 次の日人生で初めて昼の12時まで寝てしましました。自分では気づかなかったのですが、それほど疲れていたのだと思います。そんな中、がんばれたのはやはり自分の周囲にいた人々全員と、自分のことを思ってくれた人々のお陰だと思います。
 今回の合宿では色々な事を学べました。このまま2年生のうちに成績を上げて受験生になりたいと思いました。

勉強合宿に参加して 3組女子

勉強合宿に行く前は、1日11時間なんて余裕でできると思っていました。でも毎日7時間睡眠の私は、睡眠時間のことが一番辛く感じました。 2日目までは、寝不足でなんだか頭がぼーっとしていて、自分でも集中していないなと思いながら勉強していました。でも3日目からは、吹っ切れたみたいに目も冴えて、今までにないぐらい集中することができました。最終日ぐらいになると、まだまだ時間が足りないからやりたいのにと思っていました。
 この6日間で、私は11時間勉強できるんだと自信がつきました。さすがに毎日、勉強合宿波にすることはできないけど、11時間から3時間引いても1日8時間できます。あの勉強合宿の生活に3時間自由な時間ができると考えたら、結構ゆとりがある気がします。だから勉強時間は簡単に確保できる、と考えたら今まで時間がない時間がないと思っていたけど、どれだけ時間を無駄にしていたのかわかりました。無駄にしないためにも、勉強合宿のように勉強するときは集中してする、しないときはしない、とメリハリをつけて勉強することが一番効率がいいと思うので、これを実行していこうと思います。
 今回、自分の中でこの勉強合宿は成功でした。でも、たぶんこれは1人では成し遂げられなかったと思います。勉強漬けの合間に、友達と楽しく過ごせたことは、ストレス発散になったし、そのおかげで勉強も嫌に感じませんでした。夏休みは友達と勉強する予定があるので、お互い高め合って、プラスの方に向かったらいいと思います。
 6時間睡眠の生活は辛かったけれど、やっぱり6時間じゃないと高校3年生になってから時間が足りなくなると思いました。だから夏休みは時間に余裕があるからといってグダグダ寝ないで、6時間睡眠で早寝早起きをして、勉強時間を確保しようと思います。
 今回、同じ勉強時間でも、集中力が違うとその時間でも頭に残る量や知識の量が全然違ってきました。それに、集中していたら解けるはずの問題も、集中していなかったら長い時間その問題を解いていることになってしましました。集中力の大切さを知ることができた合宿でもありました。








勉強合宿に参加して 3組男子

今回の勉強合宿は単純に勉強を楽しめた6日間でした。行く前までは、辛いものだろうと思っていたのですが、部活もない6日間はひたすら勉強だけしていたらいいので、思っていたより楽でした。勉強一つを一日かけてやるというのは、途中から楽しさすらも覚えました。規則正しい生活、美味しいご飯、支えてくれたホテルの従業員と先生方のおかげで、勉強だけに集中することができました。ホテルの方々、先生方、送り出してくれた両親には感謝したいと思います。クラスの仲間と勉強合宿を過ごしたことで、団結力が高められました。自分は改めて3組の周りの仲間をすごいと思いました。東大理系クラスということで高い望みを持っている人達が集まっているのは分かっていました。しかし、3組のみんなは自学習中、必死になってやっていました。眠い人は立ったり、正座したりしています。そういうことを考えると江戸取ってすごい学校だと思います。自分はこれから部活を引退して受験勉強を始めたときに、今の仲間がまだいると思うと、とても心強いです。自分は結構面倒臭がりです。しかし、今の仲間といれば自分を良い方向へ引っ張ってくれるのはないかと思います。もちろん、引っ張られるだけでは駄目なので、自分から改善しなくてはなりません。辛く長い受験勉強も励まし合いながら頑張っていきたいです。今、高3の先輩方を見ても悲愴感を感じません。そういうところが江戸取の強さだと思います。仲間達と楽しそうに話している先輩たちはかっこいいです。まだ高2ですが、今から真剣に受験勉強を始める友達はどんどん増えてくると思います。部活のことをなるべく言い訳にしないようにしたいです。部活をやりつつも、ちゃんと勉強できている人はいます。そういう人に少しでも近づけるようにしていきたいです。今の仲間と闘い抜いて、みんなで第一志望に合格できればいいと思います。あと、先生方に対してとても感謝したいと思います。夜遅くまで会議や見回りをして、朝早くから体操の準備をしていました。ご飯も少ない時間で食べて声かけに来てくれました。先生方は他にも自分達の見えない所で支えてくださったと思います。明らかに眠いし身体にこたえるはずです。それなのに、寝ずに仕事をしていらっしゃるのを見ると、自分達が寝るわけにはいきませんでした。支えてくれた先生方には本当に感謝しています。卒業するまで頼りにしたいです。最後に、自分を送り出してくれた両親に感謝したいです。頑張って働いて私立である江戸取に通わせてくれた、勉強合宿に参加させてくれたことに感謝したいです。これからも生活面でも金銭面でも大きな負担をかけると思います。期待にこたえるためにも、今からコツコツとやっていって、第一志望に合格したいです。


勉強合宿に参加して 2組 男子

僕は今回の勉強合宿に参加して、自分にさまざまな変化が起きたことが実感できました。また、変化を実感できただけでなく、今までやりたくてもやれなかった事をやることができたり、自分の限界を知ることができました。また、その逆に少し反省しなければならない点もありました。
 まず、自分が今までやりたかったこととは、今までやった英単語・熟語の復習です。これは今まで何回かやりたいなと思っていましたが、なかなか機会がなく、できていなかったことです。しかし、今回それをやることができたので、この合宿に参加して本当に良かったと思いました。しかし、実際にやってみると、かなりのハードスケジュールになり、3秒に1単語やらなければならない時もありました。しかし、勉強合宿前に少しやっていたのもあり、なんとか終わらせることができました。そしてやりきった後に、こんなに復習に苦労するのは、今までにそれほどたくさんの数の英単語・熟語をやっていたからだと、つまりこれは今まで努力した結果とも言えると思いました。その復習をやり終えて、僕はまた一つ成長、変化したと思います。
 次にこの勉強合宿で、自分がどのくらいの時間勉強できたのかについて考えていこうと思います。僕は最初、この勉強合宿で、最後まで勉強できるか不安でした。なぜなら、中3の勉強合宿よりもさらにハードだと思ったからです。1日10時間以上勉強できるか不安でしたが、その不安があったからこそ、どう勉強すれば集中力を切らさずに勉強できるかよく考えることができ、その結果自分にとってよい計画を立てることができました。そして合宿においては、あまり計画変更はせずにやっていったところ、初日は多少集中力が切れたりはしましたが、2日目以降はあまりそういうことはありませんでした。もし、勉強合宿を甘く見て計画を適当に立てていたら、2日目、あるいは3日目4日目まで集中力が切れている状態が続いていたかもしれません。このように、ネガティブに準備していくという点は、以前に卒業生を囲む会で先輩がおっしゃっていた事と同じことだと思いました。そして、この計画のおかげで早くも合宿2日目に変わることができました。つまり変化したと思います。
 最後にこの合宿での反省点を書きたいと思います。それは一部の教科が終わらなかったことです。計画通りにやっていましたが、どうしても一部終わらないところができてしまいました。今後はそのようなことがないように変わらなければならないと思います。
 このように、今回の勉強合宿でさまざまな変化がありました。中にはこれから変わらなければならないこともありました。今回、このような変化を実感させてくれ、気付かせてくれた勉強合宿に参加して本当によかったと思いました。


勉強合宿に参加して 1組 女子

 私は今までの甘かった自分と決別しようと思い、この勉強合宿に臨みました。もちろんこの合宿でも今までの研修旅行や体験学習と同様に時間厳守で行動し、挨拶を行うこと当たり前で、今回はそれに加えて一日十時間以上の勉強をやり通すことが一番の目的でした。私は今まで朝学習において集中力が途切れてしまうことが何度かありました。だから授業以外で何時間も集中して時学習が出来るかどうかがとても不安でした。また、一日十時間以上の勉強を五日間もすることが本当にできるかどうかも不安でした。しかし普段は吹奏楽部の練習もあり、まとめて学習時間を取ることが出来ないので勉強だけをするこの合宿は私にとって好機だと考えました。合宿の初日は疲れもなく集中して計画通りに勉強することが出来ました。また、周りにいる友達も来年は受験生ということで、高い意識で集中して取り組んでいました。そのような中でもしも私が一人だけだらけてしまうと、クラス全体の雰囲気を壊すことになります。クラス全員が同じ目標に向かって学習することでこの合宿は意味があると思ったからできたのかもしれません。しかし二日目になると早くも疲れが出てきて、夕食後には集中力が切れて眠気が襲ってきました。家で勉強しているときは疲れても気分転換することが出来ますが合宿ではそんな甘えは許されません。又、この合宿前日に今回は吹奏楽コンクール県南地区大会があり、前日帰宅が遅くなり、疲れもピークに達していました。しかし顧問の先生や部活の仲間との約束で、合宿中に居眠りはしない、一生懸命合宿に取り組むことを決めていたのでそれを守るためにがんばりました。眠いときは立ってでも勉強をしました。自分の置かれている状況から逃げないことが重要だと悟りました。同じ時間勉強するなら有意義な時間の使い方をした方が得です。残された時間の中で出来る限りの努力を惜しまずに勉強しようと思います。基礎固めをしないと上に積み上がるものは何一つありません。この合宿では私は主に苦手科目である英語を克服しようと計画しました。具体的には単語と長文読解を重点的に学習しました。ですが、計画が細かすぎてとりこぼしたような気がしてなりません。その補足は残りの夏休み中に取り組もうと思います。
 この合宿は志望大学に向けての覚悟が出来た六日間でした。この気持ちを最後まで継続させられるようにがんばっていきたいと思います。今年は震災の影響で合宿先も変わりました。それでもこのように勉強だけができる環境にいることに感謝しなければいけないと思います。まだまだ大変な状況の中で生活している人たちが大勢いる中で私たちは恵まれていると思いました。今回のこの合宿の機会を与えてくださった先生方、良い環境を整えてくれたホテルの方々や旅行会社の方々、参加させてくれた両親に感謝の気持ちを伝えたいと思います。