みんなの声 高等部2学年 卒業生を囲む会 本文へジャンプ


1組 女子
 今回の卒業生を囲む会に参加して一番強く感じたことは、先輩方は精神的な面で強く、自分に自信を持っていることでした。受験を勝ち抜くためには、ただ努力したり、勉強したりするだけではなく強い精神力を持っていなければ行けないという事実に気づかされたのです。受験では普段感じることが出来ないくらいのプレッシャーにも立ち向かうことができなければ成功しないのだろうと思います。私はプレッシャに弱い方で、普段から小さな事にもプレッシャーを感じてしまいます。受験にも耐えられるような精神力を身につけ、強くなりたいと思いました。

 先輩方は皆、高校2年生のうちに、英語と数学について必ず基礎を固めておかなければならないとおっしゃっていました。基礎という言葉の意味について、先輩は「入試問題の手前まで」という定義づけをしており、私が今まで考えていたことは大きく誤ったものだったことに気づき、反省しました。又、勉強するに当たって大切なことは反復だとも先輩方はおっしゃっていました。私は今まであまり反復せずに、身に付いただろうと勝手に思いこんでテストなどに取り組み、結果が散々で、実は身に付いていなかったということが多々ありました。これからは時間がある限り反復することを心がけていこうと思います。空いている時間を暇な時間と考えることは今は楽でいいかもしれないけども、後になって時間のなさに気づいた時、無駄に過ごしていた時間がとても貴重な時間だと気づいて、悔やんでも悔やみきれないくらいの後悔をしてしまうと思います。少しの時間でもこれからは貴重な時間だということを忘れずに、大切に使おうと思います。また、私は物事を中途半端にしてしまうことがよくあるのですが、中途半端に勉強することは、何の役にも立たないということも先輩方はおっしゃっていました。普段の生活や勉強から、物事に一度手を付けたならば中途半端にせずに最後まで終わらせるということを習慣化しない限りは必ず痛い目にあうのだと感じました。

 この時期の勉強量で今後が変わるということは先生方も普段からおっしゃっているし、先輩方もおっしゃっていました。本当に今が一番大事であるという事を肝に銘じてがんばりたいと思いました。

 私たちはこのように先輩や先生方から色々な方から色々な事を教えて頂け、学習環境もとても整っているので、最大限に活かしていかなければならないと思いました。ついつい自分の置かれている環境について文句を言ってしまうこともありますが、それは自己中心的な考え方でした。自分がこのような環境で学習できることを幸せだと思い、これから学習をしていきたいと思います。


2組 男子

全体会ではまず為本さんのお話がありました。為本さんが何よりも強調していることは「気持ち」でした。これは為本さんに限らずすべての人が口にしていたのでいかに重要なものかがよくわかりました。僕にも「東京大学に現役合格する」という強い意志があるので、絶対に妥協せずに前へ突き進んでいきたいと思います。また、勉強時間を増やすためには予定を立てる、その予定は毎日少しでも全教科勉強するつもりで若干きつめに立てるというお話もありました。確かに僕は今までやることが山のようにある平日は順調に勉強できていたものの、休日にはやるべきことを見失って何となく勉強を終わらせてしまうということが何度かありました。この平日と休日の差は明らかにやるべきことを決めていない点です。これからは毎日しっかりとやるべきことを決め、予定を立ててから勉強するようにしていきたいと思います。

 次の岡田さんのお話では特に「泥臭い勉強」というのが印象的でした。僕は試験前はガツガツと勉強しますが、普段はきれいな勉強しかしていませんでした。しかし、よく考えてみると身になっている度合いは大きく異なっています。やはり量だけでなく効率も重要であると思います。そのために、やったという事実だけに満足するのではなく、泥臭い勉強をして効率的に身に付けようと思います。

 その次の田中さんのお話では「同志の力」が強調されていました。やはり仲間やライバルがいなくてはモチベーションがなかなか上がりません。僕にも一方的ですが絶対に勝ちたい相手がいます。その人とも互いに戦う仲間として高め合って切磋琢磨していきたいと思います。

 全体会では「今やらないといけない」というお話が共通してありました。東京大学に合格するためには高二の時点で差をつけていないと厳しいと思います。そのために今はまず量の確保が重要だと思います。僕は勉強をしたくないと思う前に机に向かってみることが一番だと思うので、モチベーションが上がらなくてもとにかく机に向かうようにしようと思います。また、この時期は積み重ねを必要とする英語と数学をたくさんやるべきだというお話が多かったため、この二教科に特に重点を置いて勉強していくようにしたいと思います。

 これからの学習予定について考えてみました。平日はとにかく授業の予習、復習の徹底を最低限とし、休日はその週の復習を行い、また自分の勉強をしようと思います。また、もうすぐ夏休みに入ります。夏休みに入ったら宿題をすぐに終わらせ、自分の勉強を多くやるようにしたいと考えています。

 卒業生を囲む会のおかげで刺激され、モチベーションがとても上がりました。これからは自分の決意を忘れずに、日々精一杯努力し続けていきたいと思います。



3組男子

 今回で卒業生を囲む会に参加するのは三回目になりました。年々、この会に参加する毎に、大学受験はそう遠くの話ではないのだと思ってきましたが、気付けばもう高校2年生です。来年、この会に参加して自分の改善点を発見したとしても、間に合わない可能性もあります。ですから、今年はなるべく多く自分の改善すべき点を見つけられるよう、先輩方のお話を聞きました。

 まず今の自分に足りていないと感じた点は、数学や物理など理系教科の基礎固めです。高2のうちに基本的な知識・学力が身についていなければ、高3になってからさらに高いレベルにステップアップしてゆくことが出来ません。基礎を固めるためには、時間がかかっても、とにかく多くの問題をこなす必要があります。今の自分にはこれが不足していると思っています。面倒くさがらず、無理矢理にでも解法を身につけられるよう、もっと多くの問題に取り組もうと思います。このような練習を重ねることは、センター試験で必要とされる「速く正確に解く力」を身につけるということにもつながります。自分はいつも計算ミスを多くしてしまうので、このような練習は必要だと思います。

 今回、東京大学理科V類に合格された為本先輩をはじめ、東京大学に合格した何人かの先輩のお話を聞きました。そこでかんじたことは、結果を出している方々は当たり前のことを当たり前にやっているということです。僕もこれをやればもっと成績が伸びる、という方法は、何となくですが分かります。しかし、今の自分の学力では東京大学に合格するのは不可能です。なぜなら、やるべきことは分かっているのに、そこから逃げている自分がいるからです。先輩方のお話の中に、高3になってからはほとんど差がつかないから、差をつけるなら高2のうち、というお話がありました。周りとの差を広げたり、縮めたり出来る時間があと一年もないのだと思うと、とても焦ります。もう腹をくくって受験勉強を始めなければならない時期にきているのだということを痛感しました。

 試験本番になって最後に頼れるのは「自分はあれだけ努力したんだ。」という自信だ、とおっしゃった先輩がいました。今から自分を変えていけば、まだ十分間に合うと思います。夏休みには勉強合宿があります。今までの受け身的な勉強から、能動的な勉強に変えていくチャンスです。勉強合宿から帰ってきても、リズムを崩さず勉強を継続出来る状態に自分を持っていきたいです。

 今回の卒業生を囲む会で、自分には思ったほど時間が残っていないことを実感しました。中学受験の時を振り返れば、二年弱などあっという間です。自分が後悔しないような努力を重ねていけば、目標は達成できるはずです。


4組男子

 今年の「卒業生を囲む会」にはとても興味を持っていました。僕は高二になって三ヶ月ほど経った今、大学への意識が大分高まってきました。僕は大きな夢や目標が正確にあるわけではないのですが、国公立の大学に行きたいと思っています。今回の「卒業生を囲む会」では、その行きたい国公立の大学に合格し、現在通っている卒業生の話を聞くことができました。

 先ず全体会を通じて感じたこととして、大学は楽しい場所だということです。大学のイメージは固くて研究・勉強というような厳しい世界だと思っていました。しかし、全体会でお話ししてくださった東大や医学部に通っている卒業生の話からすると、とてもそんなことはありませんでした。授業は楽しく興味深いものが多く、先生も有名で素晴らしい方ばかりのようです。部活も真剣に取り組み、強い部活も多く、サークルは様々なものがたくさんあるようです。僕はこの話を聴いて、大学に行きたいという気持ちが強くなりました。

 次に分科会ですが、中一から去年まで部活でお世話になった大先輩が来てくださいました。その先輩は県内でとても強く、先輩の学年は県大会で二位になり、関東まで行きました。僕は今まで部活の面でとても先輩を尊敬していました。ですが今回、この分科会のお話を聴いて、勉強面においても尊敬できる先輩であることを誇らしく思いました。先輩は高三の六月まで部活を真剣に取り組みすぎて勉強が疎かになったそうです。そのせいで成績が良くなく、とても厳しい状況でした。しかし、最後の試合が終わってからすぐに勉強一筋に切り換えることができたそうです。平日は八時間半、休日は寝ているとき以外はほぼ勉強という生活をしていたということを聴き、僕は不安になりました。そのことについて先輩に後から尋ねたところ、部活を真面目にやっていれば大丈夫といってくれました。大学受験には部活で培ったことも十分に活かせることがわかりました。 今回の「卒業生を囲む会」に参加して僕は多くのことを学ぶことができました。どうしても大学受験に必要なものは、やはり勉強時間です。勉強時間が多ければ多いほど学力も伸びてきます。高三時に本気でやってもできる量は限られています。ですので高二の今からしっかり勉強時間を確保できれば十分に大学合格に近づけます。勉強時間の確保には予定を立てることが有効だと思います。予め予定を立て、しっかりと予定をこなしていけば勉強時間がとれます。今から実行したいと思います。それから、部活の大切さもわかりました。部活を引退まで続けることは自信になるそうです。僕は部活をやるだけなく、高いとことを目指しつつ勉強を頑張ります。



5組女子
 私が、今回の卒業生を囲む会を通して感じたことは受験には精神面も大切であるということです。私は今まで受験について考えるときには勉強方法についてばかり目がいっていました。しかしよく考えてみると、いくらしっかりとした勉強方法を知っていたとしても、それを実行できる精神力がないと実行できません。そして、いくら受験勉強をしっかりしても、本番でそれぞれ発揮できる精神力がないと意味がありません。確かに試験に合格するための知識があることはもちろんですが、試験に立ち向かうことのできる精神力も大切だと思いました。私はあまり精神的に強い方ではなく、むしろ弱い方です。しかし今回の先輩方のお話をお聞きして精神力を強くしようと決心しました。
 全体会での先輩のお話の中に「定期試験はしっかり」とありました。このことは前々から先生方には「100点をとるつもりで」と言われてきました。しかし、高1までは「難しい」と諦めていました。でも高2になってから授業の理解が進むようになると、勉強が少しずつ楽しくなってきました。この機会を有効に活用して、これからは定期試験で満点を取れるような勉強をしていきたいと思うようになりました。
 
他の先輩のお話に「親などに勉強をしなさいと言われているうちは勉強量が足りない」とありました。私はこの様なことを聞くのは初めてでした。しかしすぐに納得できました。テレビなどでも親に言われて嫌なところは、という質問に対して「勉強しなさい」と言われることが上位にきます。しかし先輩が仰ったことは当然であると思いました。親は家庭での様子を見て不足を感じているわけですから、今回のお話を受けて親からは絶対に言われることが無いようにしたいと思います。
 分科会では先輩のお話の中に「センター試験では数学だけでなく、英語と国語が大切だ」というものがありました。私は理系クラスに入りましたが、理系科目が全て得意というわけではなく、理系の苦手な科目ばかりを勉強していました。特に国語は疎かになっていたかも知れません。勉強は日々の積み重ねです。だから私はこの話を聞いて今のままではいけないと思いました。分科会では2名の先輩共に古文でしっかり得点すべきと仰っていました。各科目バランス良く学習を進めていきたいと思います。
 私は将来、なりたい職業、進みたい学部と大学が決まっています。目標があるので、勉強はしやすいのですが、逆に焦ることもあります。しかし焦りすぎず、モチベーションを高めて、目標を達成すべく精神面を含めた強化を図っていきます。



6組女子

今年の卒業生を囲む会では、まず東大理Vに合格した方のお話をお聴きしました。私は今まで東大に合格するために必要なものは、「1%の努力と99%の才能」だと思っていました、しかし今回のお話をお聴きして、一番必要なものは「覚悟」だということを知りました。卒業生がおっしゃっていたように、東大に受かる方法は、受かるまで受験し続ける事であるという覚悟が必要なことを思い知らされました。

 私は普段特に何も考えることなく毎日を過ごしています。ただ受動的な日々を送っています。それではいつまで経っても何も変わりません。何か目標がなければ真剣に努力することはできません。その目標が私には必要だと気付きました。自分自身が無我夢中になって努力できるような目標を掲げたいと思います。高2は夏休みに番強合宿があります。そこで大きく変化したいと思っています。

 教室に戻ってからは、2人の卒業生から具体的な学習法を教えて頂きました。その中でも特にこれから力を入れていこうと思ったものは、数学の体系問題集を何回もやり込むことと、英語の長文読解の演習、古文単語の暗記です。数学は毎日やらないと感が鈍る教科であると聞いていたので、継続してやるつもりです。英語や古文も大切な科目なので、しっかりと実践していきたいと思います。

 今回の卒業生を囲む会では参考になることが多く内容の濃いものでした。高2の今、受験は遠い未来の話ではありません。ここで学んだことを生かし、今できることを効率的に精一杯やっていきたいと思います。



7組女子

 私は今日、先輩方のお話を聴いて良い意味での決断ができたと思います。また、同時に今までの勉強へ対する自分の甘さを痛感したのも事実です。

 今までの私は、勉強に対して自分から上限を作り、限界を決めていたのです。定期試験前にこそ集中して取り組んでいたものの、可もなく不可もない点数を取って満足していました。特に暗記物、休暇中の課題などは切羽詰らないとなかなかできませんでした。こんなその場限りの知識、勉強が本当に身につくわけがありません。ですが、私はこのやり方が効率的で要領が良いとさえ思っていたのです。かっこいい勉強がしたかったのだと思います。だからこそ、全体会でO・H先輩がおっしゃった

かっこよく勉強しない。やったことにただ満足するだけでなくて自分にいかに身につけられているかが大事。泥臭い勉強をしたほうがいい」

という言葉が胸に刺さりました。大切なのはやったことではなくてあくまでも自分自身だということ。過程はどうであれ、自分が自由自在に使える知識こそが身に付いた真の知識であること。そんな思いが「泥臭い」という中に込められていたのだと思います。先週の学年部長講話で「勉強とは成長させてくれるもの」と時崎先生がおっしゃっていましたが、今、私は少しずつではあるけれど、この意味を理解しつつあるような気がします。自分の弱さとしっかり向き合った上で、その後どうするのか。どうしたいのか。それが勉強の核心であり、成長させてくれる部分だと思います。

 私には夢があります。それは、やるのなら最高峰を目指したい、ということです。H先輩がおっしゃった

「やるんだったら、勉強が楽しくなるまでやってやろうという気持ち」

という言葉には共感したし、感化されました。私自身のことは私が誰よりもわかっています。だから、弱さもすべてではないけれど、わかっているつもりです。そして、これからどうしたらいいのかも知っています。私にとって一番必要なのは、その思いの丈を勉強にぶつけられるか、つまり行動でしょう。

 今日お聴きした話のすべてが、その先輩の言葉一つ一つに重さを感じました。気持ちの面でも、教科一つをとっても参考になりました。私が受験というものを身近に感じるようになったのもありますが、今までで一番響くものがあったし、私の中で何かが変わったのだとも思います。このような貴重な機会を設けてくださった先生方、先輩方、本当にありがとうございました。

 私もいつか卒業生として先輩としてあの舞台に立ちたい、そう思います。



8組女子

  私は卒業生を囲む会に参加して、先輩方の受験体験記をお聞きすることができて良かったです。そして今までの自分の生活習慣、勉強法を見直す良い機会だと思いました。先輩方がどれほど努力をしていたかを知ることで、今までの自分ではいけないと思い、焦りを感じました。でもそのおかげで勉強に対する意欲がわいてきました。

 今回、先輩方に具体的な勉強法や内容を教えて頂いたことで、今自分がやるべきことが分かりました。

 まず、先輩方が口を揃えておっしゃるのが、「定期試験の勉強を真面目にやるのが一番の受験勉強である」ということです。私は定期試験の勉強を「これくらいやっておけば、平均点くらい取れるだろう」という気持ちでやっていました。これはもちろん悪いことで、自分に対する甘えから妥協してしまったのだと思います。大学受験まであと1年半となった今、自分に甘えてしまったり、妥協したりしてはいけない時期になりました。

 私のこれまでの勉強方法、生活習慣を見直して、平日5時間、休日8時間という標準学習時間をクリアしていないところを改善していかなくてはいけないと思いました。標準学習時間をクリアするために学習時間を確保するのに、まずは朝学習に参加して、朝のすっきりとした時間に勉強することが大切だと感じました。

 早くから学校で朝学習に参加しようとすると、早く起きなければなりません。分科会に来てくださった先輩は、入試の時は早起きしなければならないので、早いうちから朝型の生活にしたほうが良いとおっしゃっていました。早起きはそのための訓練だと思えばそれほど苦ではないので、これから続けていきたいと思います。

 私は早起きして朝の時間帯に2時間自学習すると決めました。私は電車に乗っている時間が1時間ほどあり、途中30分間は電車も空いていて、椅子に座れるので、その30分間で単語を覚えようと思います。学校に着いてからはSHRが始まるまで1時間30分も時間があるので、その時間では机に向かってでしか勉強できないことをやろうと思います。これでちょうど2時間、そして帰宅してから3時間やれば標準学習時間を達成できるので、毎日続けていきたいです。

 今回の卒業生を囲む会で一番印象に残った先輩の言葉は「かっこよく勉強しない」という言葉です。知識・学力が身につけば何でも良いので、見栄を張らず、自分を追い込んで泥臭い努力も必要だということが分かりました。

 最後まで諦めず、自分を信じて1年半後の大学受験に向けて努力していきたいです。



9組女子

 私は卒業生を囲む会に参加して、合格するために必要な者は何かということについて考えることができました。

 私が先輩方のお話を聞いていて一番強く感じたことは、「第一志望に絶対合格する」ことを信じる気持ちを持たなければだめだということです。どの先輩方も合格に一番大切なことは、合格を信じる気持ちとそれを支える泥くさい勉強だとおっしゃっていました。私も先輩方と同じように自信を持てるようになりたいと思います。

 全体会では、卒業生代表として3人の先輩がお話をしてくださいましたが、どの先輩方からも感じられたのは意志の強さです。為本先輩は、毎日予定を立て、その通りに必ずやり抜くことを徹底していたとおっしゃっていました。私はよく勉強計画を立てるのですが、いつも長続きしませんでした。続いても一週間がやっとで、1日でもさぼってしまうと、一気にやる気がなくなり、立てた計画がどうでもよくなってしまっていました。しかし、今回先輩の話を聞いていて、今のままではいけないと思いました。岡田先輩がおっしゃっていたように、大学受験は無我夢中になって勉強する価値があるものだと思います。多くの人がそうであるように、私も勉強があまり好きではありませんが、これからはすべてを勉強に費やすつもりで頑張ろうと思いました。また、もう一つ私に欠けていて受験に必要なことは謙虚さなのだと思いました。為本先輩は、親や先生方が「勉強しなさい」というのは自分の勉強がまだまだ足りないからなのだとおっしゃっていました。確かに先輩のおっしゃるとおりだと思います。今のように冷静になっている時は、自分の非を改めようとするのですが、母が勉強しなさいと言うたびに私は反発して勉強をしなくなっていました。しかし、受験もそのための勉強もすべて自分のためです。そして先輩もおっしゃっていましたが、本気で勉強している時に親が何も言わないことも事実です。だから、これからはもっと謙虚になり、感謝の心を持って勉強していけたらと思いました。

 分科会では、ソフトボール部の部長を務めながらも現役で東北大学に合格した鬼田先輩のお話が印象的でした。鬼田先輩は負けたくない相手を作ることを勧めていました。私はいつも「みんなで頑張ろう。」「一緒に頑張ろう。」とばかり言っている気がします。私には闘争心が欠けているかもしれません。だから、先輩のように負けたくない相手を作るというよりも、自分に負けないことをポリシーとして、やり抜いていこうと思いました。また、多くの先輩方が、先生の弟子となって授業を第1としたり、自分専用のプリントをもらってコツコツと地道にやるのがよいとおっしゃっていました。このことについては、最近毎日先生にお世話になっているので安心です。そして先生に胸を張ってお礼が言えるようになりたいです。

 卒業生の皆さんが本当に輝いて見えました。私もあんな先輩方のようになりたいと思いました。



10組男子

僕は今回、この卒業生を囲む会に参加して多くのことを学びました。この会に参加したのは2回目でしたが、去年と明らかに違う点がいくつかありました。

 まず初めに、オーディトリアムで卒業生の紹介があった時に、自分の知っている先輩達がいたということです。一年前の会では、知らない先輩方ばかりでした。しかし、ついこの前までこの江戸取にいた先輩方が壇上にあがったのを見ると急に大人っぽく成長しているように見えました。

 次に教室に来てくださった先輩方の話がすべて自分のためになったと感じています。私達のクラスに来ていただいた先輩は高入生とあってその話にどれも説得力があって大きく納得してしまいました。三人とも共通していたことが今の時点から勉強しておかないと手遅れになってしまう、ということです。僕はこれまで受験はまだ先だと思っていたのかもしれません。先生に言われてきたことだけはこなし、それだけで満足していたと思います。今、やっておくべきことは基礎の徹底です。後になって後悔することがないように頑張っていきます。全体会での先輩の話でも覚悟という言葉が何度か上がっていましたが、それとつながっているように思えました。その覚悟をどれだけ早く決めてどれだけ早く受験勉強にとりかかることができるかが、大きな差になると言われているような気がしました。

 今回このような先輩達の話を聞く機会があってクラスのほぼ全員がやる気に駆られている所だと思います。その中で他の人たちに追いつくために、これをきっかけにして頑張っていきたいと思います。今まで卒業していかれた先輩方に負けない努力を重ね、将来僕も後輩達に話ができるようになりたいです。