1年1組 「私の夢」 |
私には思い描いている夢が2つあります。1つ目は小児科医になることです。現在1つの病院に小児科医は平均2名程度で、そのうち4割が女性です。最近では医師不足が原因で小児科が廃止される病院も出てきています。医師不足のうえ、育児や過労のため当直が出来ない女性医師も多くいるそうです。なので、夜中に救急で運ばれてくる子どもを受け入れることができる病院が少なく、たらい回しにされて最終的に病院に行けずに死んでしまうこともあるといいます。小児科医には、自分の症状を伝えられない子供の表情や様子から症状を読み取る洞察力、焦る親から話を聞き出すコミュニケーション能力、危険な状況にあるたくさんの患者さんがいるとき、自分の子供の順番はまだかと怒る保護者がいても、目の前の患者と落ち着いて向き合う冷静さなど必要なことは沢山あります。守備範囲が他の科に比べて非常に広く、習得に大変時間がかかるため小児科医になろうとする人が少ないといえます。ただ、私は運ばれてきた子供達を精一杯治療し、1人でも多くの子供を救っていけるような医師になりたいと考えています。 |
1年2組 「夢の実現に向けて」 |
2011年3月11日に私は学校で地震を感じました。私は地震が起きた時、授業を受けていて、今までに感じたことのない程の振れだったので、本当に身の危険を感じました。1日学校に泊まり、その後家に帰り、テレビで津波に飲み込まれていく町、後に原子力発電所が水素爆発する様子も見ました。夢・希望という言葉が破壊された、一万人を超える死者、その中には私と同じ高校1年生になるはずだった中学3年生も沢山います。私は本当に悲しく感じると共に、その人々の分までしっかりと生きていこうと思いました。 |
1年3組 「将来に向けて」 |
夏休み中、私は東京農工大学の府中キャンパスに行きました。農学部がある府中キャンパスは東京都は思えない程自然が多く、とても素敵な大学だなと思いました。私は農学部の中の地域生態システム学科という学科に特に興味を持ちました。この学科は自然環境と人間社会の生産活動が共存する地域環境空間の設計をテーマとしています。今、世界には様々な環境問題があります。もちろんこれらの問題について地球規模で考えることも大切だと思いますが、自分たちの身近な「地域」から考えるということも大切なことであると思っています。地球規模で問題を解決していくということはとても難しいことだと思いますが、地域から解決していくことは比べてみればいくらか簡単に出来るのではないかと思います。小さいことからコツコツとやることによって大きな成果を得ることが出来るのだと思います。また、自分のやったことが地域のためにもなり、環境問題の解決にもつながるということはとても嬉しいことだと思います。人は達成感ややりがいを感じられたり、人のためになるとやる気がおきたり、更に上の行ってみようと思うものだと思っています。ですから私は「地域」から様々なことを考え、人々や環境のために出来るようにしたいです。 |
1年4組 「私の将来の夢」 |
私の将来の夢は、薬剤師になることです。だから大学は千葉大学の薬学部に入りたいと思っています。薬学部には薬学科と薬科学科があり、その二つの中でも私は薬学科に入りたいと思います。理由は、薬学科は病院や調剤薬局で働く薬剤師を養成するのを目的としており、薬科学科は創薬研究や医薬品開発に能力を発揮できる人材の養成を目的としていいて私は直接患者さんと触れあうことのできる薬学科に入りたいからです。私が小さい頃、高い熱を出して病院に行き、診察してもらった後、調剤薬局に行きました。私の母が私の薬の説明をしてもらっているとき、一人で椅子に座って辛かったときに、「大丈夫?」と優しく声を掛け、元気づけてくれたのが薬剤師さんでした。まだ小さかったということもあり、一人で待っている私の所に来て一緒にいてくれたことはすごく心強かったです。私は今でもその時の薬剤師さんに感謝しているし、その時、私もこういう人になりたいと思いました。また、薬剤師さんが患者さんに薬の説明をしているところや、調剤しているところを見てすごく憧れました。私は理科の実験が好きで、調剤をしているところを見たとき、私もやりたいと思いました。薬学部にはいることは簡単ではないですが、私が小さい頃にしてもらったように今後は私が患者さんに元気づけることができるように頑張りたいと思います。 |
1年5組 「将来の夢」 |
私の将来の夢は二つあります。その二つに共通することは、国際的であるということです。私は、将来は絶対英語を使う仕事がしたいと思っていますし、日本だけでなく世界で働く人になりたいです。 |
1年6組 「医師になりたい」 |
私はただ病気を治療し延命させるだけの医師になろうとは思いません。病気の症状に悩む人とその家族の心を少しでも明るくできる、そんな医師になりたいと考えています。患者さん達は病気で辛い思いをしてきているはずです。そうした患者さん達が希望を持って生きていけるように、勇気付け助ける医療を目指したいのです。私が医師として働くことで、患者さんが家族や友人と楽しく過ごせるようになり、心から笑えるようになって欲しいのです。患者さんが、もとの仕事で頑張れるようになり、毎日生きていくことを幸せと感じてもらえるようになることが、私の夢です。 |
1年7組 「小学校教師を目標に」 |
僕の現在持っている将来の夢は、小学校の教師になることです。動機は、母と祖父が小学校の教師であり、その小学校の教師という職業がどのようなものなのかということに興味を持ったことです。 |
1年8組 「父のような医師になる」 |
僕の将来の夢は父のような医師になることです。今回「夢を語る会」に参加したあと、その思いは一層強いものとなりました。幼い頃、父の病院に行くと、様々な機械や注射器などの器具があり、何とも言えない凄みを感じました。中学1年の時同じクラスの生徒が怪我をして父の診察を受けに来て、身近なところで頼られている父の姿に感動しました。また公園で一緒に遊んでいた弟が煉瓦に頭を打ちつけて出血してしまったことがありました。僕はどうすればいいか見当もつかず、絆創膏を貼っただけでしたが、父は家まで手術道具を持ってきて頭を縫っていました。麻酔があまり効いていなかったせいか、弟が大声を上げて本当に心配しましたが、手術は成功しました。 |
1年9組 「薬剤師になりたい」 |
私の夢は薬剤師になることです。「薬剤師になりたい」と思い始めたのは小学校5年生の時です。小学校では理科室で実験を行う機会が少なかったのですが、ある日薬局へ行った時に薬剤師の姿が目に入り、とても楽しそうに仕事をしている風景を見て、「薬剤師になりたいな」と初めて思いました。当時はまだ良いなと思う程度だったと思いますが、本格的に目指すようになったのは中学生になってからで、きっかけは理科の実験でした。薬品同士を化合したり反応させていると、興味津々となって、化学の楽しさを実感したことを今でも覚えています。私は、自分の好きなことを生かした職業に就くということはとても良いことだと思います。また、私自身も自分の好きな職業に就きたいと思っています。夏休みの大学訪問の機会にも学びましたが、近年の日本の科学や医学は進歩しつづけていて、薬剤師はそのサポートをするという重要な役割です。その道のりは険しく、薬学科のある大学で6年間学び、国家試験に合格しなければなりません。しかし、人々のために役立つ薬剤師の姿はとても格好良く思います。もし私が勤めるなら薬局も良いのですが、製薬会社で自分の好きな実験をし、薬を創ってみるのも面白いかなと思います。私にとってこの夢を叶えるには今よりも何倍も努力しなければなりませんが、自分の夢を追いかけることは自分を成長させることにもつながり、素晴らしいことだと思います。夢に向かって日々の努力を忘れずにいたいです。 |