勉 強 合 宿 


 

1組

勉強合宿を終えて 〜自分の夢を叶えたい〜

 7月27日から31日まで、私達23期生は箱根へ勉強合宿に行きました。行って実際に自修学習を始めるまでは、今まで怠けていた自分に乗り越えられるのだろうか、と不安に思っていました。しかし、いざ始めて見ると、意外と苦に感じませんでした。また、「辛いな」と感じた時に、ふと顔を上げてみると、今まで見たことのないくらい真面目な顔つきで友人達が勉強に取り組んでいるのを目にしました。私は、素晴らしい環境に行かせてもらっているのだと実感しました。クラスメートだけでなく、学年全体がやる気を持って取り組めば、とても大きな力となります。だから5日間、体調を崩すこともモチベーションが下がることもなく、頑張り切れることができたのだと思います。このような経験をさせてくださった先生方や両親には、とても感謝しています。先生方は、生徒である私達を夜中に見回ったりと、とても大変だったはずなのに、いつも私達を支えてくれました。私達の夢を一生懸命応援して下さり、私は「自分の夢を叶えたい」と、より強く思うようになりました。この勉強合宿で自分が勉強する意味を見つけることができました。大学受験で成功することや小児科医になりたいという夢を叶えるだけでなく、世界の人々を幸福にするために勉強するのです。自分が勉強することで、今日よりも明日の自分が進歩していれば、少しずつではあるかもしれませんが、世界を幸福にできるのではないかと思います。だから日々勉強に励まなければなりません。この気持ちを夏休みの間だけでなく、高校生になっても、大学生になっても、大人になっても、ずっと持ち続けて、生きていきたいです。
 今までの自分は、試験の成績が悪くても反省するのは1ヶ月ぐらいで、試験前になると勉強を怠けてしまっていました。試験前に詰め込めばよいというものではありませんが、やはり危機感が足りなかったように思います。次の期末試験までの残りの日数は、あまり多くありません。だから一日一日を大切にして過ごしていきたいです。
 勉強合宿をやり遂げた今、普段の自分がどれだけ集中していない時間や勉強していない時間、無駄な時間を過ごしていたかを痛感しました。お風呂にゆっくりだらだらと入っていたり、特に見たいわけではないのにテレビの前に座っていたりしていました。その日のタイムスケジュールをしっかり組めば、改善できます。まだまだあると思っていると時間は、どんどん過ぎていってしまいます。朝起きる時間をあと少しと遅くするのではなく、集中力が切れてしまった時に、あと少しと踏ん張れる心の強さや忍耐力が少しついたように思います。
 いつでも自分を支えてくれている人達がいるということ、その人達に感謝しなくてはならないということを忘れずに、日々成長していきたいと思います。

 

勉強合宿を終えて 〜学習に対する姿勢が大きく変化〜

 勉強合宿から1ヶ月が経ちました。夏休みの時間の経過がとても速く感じます。
 合宿の間は、とても充実していました。初日は、勉強する時間がまだ7時間弱しかなかったのに、夜になるとみんな疲れていました。「まだ1日目だよ。」との声がして、この先の4日間は無事にやり遂げられるのだろうかと、とても心配になりました。疲れた時の救いは、やはり友達です。一番後ろの隅にいましたので、頭を上げると全員の一生懸命に取り組んでいる姿が見られました。江戸取に入学してから何度も「切磋琢磨」という言葉を聞いてきました。普段は限られた友人としかできていなかった気がしますが、今回の合宿では、クラス全員と切磋琢磨できた実感があります
 勉強に少しずつ慣れていく中で、雷が鳴った翌日の3日目には、一日10時間の勉強を全く苦痛に感じることがなくなったのです。これは自分の合宿を通して得たものの中では、一番大きかったです。今まで、2時間連続で勉強したことは極稀で、1時間ほどでベッドに寝転がってしまいました。今思えば、3時間連続の勉強は意外とあっという間でした。決意とやる気と集中力さえあれば、長時の勉強時間も、すぐに過ぎてしまうように感じました。
 朝礼の訓示などで、先生方はこうおっしゃっていました。「大事なのは、合宿が終わってからです。その第一歩として、夏休みがあります。」夏休みの間は、課外授業が終わって、しばらく休養をとった後、8日から軌道に乗り始めました。朝6時に起きて、夜10時に寝る。午前3時間、午後4時間の勉強、食事は2時間、これでも自由時間がまだ7時間あったのです。外出する日も多々ありましたが、家にいる時はほとんど、一日7時間の勉強を、計画通りできました。今までの夏休みとは全く違った感覚で、とても充実していました
 先ほどの続きで、「しかし夏休みで終わりというわけでもありません。そのずっと先まで、合宿での経験を活かせるかどうかが鍵を握ります。」とありました。夏休みの状況だけから判断すれば、合宿は成功したと言えます。しかし本番は、ここからです。合宿でスイッチが入ってどんどん上がっていく可能性もあれば、「まだ中3だし」と言ってごろごろ落ちていく可能性もあります。この差は高校生になってからは補うことはできません。卒業した先輩方が「中3が一番大事」と仰った真意もようやくわかりました
 この勉強合宿によって、学習に対する姿勢が大きく変わりました。勉強は「やらされている」のではなく、自分の意志で「やる」のです。これからは、このことを意識していきます。江戸川学園取手中学校での生活は、残り7ヶ月弱です。悔いのないよう3月16日、卒業式の日を迎えたいです。そして、高等部に進学後も、大学に入っても、この姿勢を続けていきたいと思っています。

 

 

 

2組

 僕は夏期勉強合宿で、「成功する」という体験ができたことが一番の収穫だと思います
 合宿の前、僕は1日に11時間も学習できるかどうか、途中で諦めてしまわないか不安でした。しかし、実際に参加してみると、心配していたほど辛くはありませんでした。 3日目くらいまでは朝や夕食後が辛くて、何度も眠気に襲われましたが、頑張っておきているうちにそれはなくなりました。先生の監督のもとではありましたが、それでも 1日11時間、合計42時間の学習に成功したことには、大きな意味があります。休日1日6時間の学習にも自信がつくし、実際に1日10時間以上学習する高校 2年生や3年生になったときにも、大きな心の励みになるでしょう。
 合宿の中で僕は、友達の存在の大きさを実感しました。一日中勉強してヘトヘトになっていても、ルームメートと話すことで癒されて明るい気持ちになれたし、僕が朝起きていられたのも、周りの友達が懸命に学習に取り組んでいる姿を見たからです。合宿の間中ずっと僕を支えてくれた友達に感謝して、これからも励まし合っていきたいと思います。
 また、自分をとりまく環境はやはり大切だということも感じました。人間の「意識」は簡単に変わるものではありません。だから、「明日から頑張る」などと「意識」を変えようとすると、大抵は空振りに終わってしまうのです。しかし、環境は簡単に変えることができます。嫌でも勉強しなければならない環境をつくることで、実際に自分は学習できるようになるし、その中で「意識」も自ずから変わっていくのです。
 合宿の反省点として、4日間、全グループの中で唯一僕たちのグループだけが朝寝坊したということがあります。朝礼にも散策にも参加できず、さらに周りの先生方や友達にも迷惑をかけてしまい、僕のグループにも他のグループにも、学習しやすい環境をつくる上でマイナスの影響を及ぼしたと思います。良い環境をつくるためには、体調、生活習慣、雰囲気などにも注意しなければなりません。これから、自分自身や周りの人の士気を削ぐようなことがないようにしたいと思います
 合宿後の夏休みの生活では、今のところあまり勉強できておらず、やはり自分をコントロールすることは難しいのだと感じています。夏休みはあと数日ありますが、図書館に行って勉強するなど、合宿のときのような勉強しなければならないような環境で勉強しようと思います。合宿の反省を踏まえ、早寝早起きにも心がけていますが、まだ朝、寝すぎてしまうことがよくあります。生活習慣も改善して、より快適に学習できるようにしたいです。
 既に期末実力試験まであと2週間を切りました。しっかりと無理や無駄のない計画を立て、それを実行していきたいと思います。
 

 勉強合宿に参加する前、わたしは家で自修学習をする習慣を身に付けられていませんでした。とりあえず宿題をやって、いつもそれで終わりにしていました。学習時間調査での他の人の時間と自分の時間とを比べて、直さなければとは思っていましたが、どうしても楽な方に逃げていました。
 だから、今回の勉強合宿は、自分にとってとても意味のあるものになるだろうと思いました。周りの人が「嫌だ」と言っていても、もちろん自分にもその気持ちもあったけれど、その一方で楽しみな気持ちがあったのも事実です。
 実際に勉強合宿が始まってみて、日に日に自分の身体が勉強尽くしの生活に慣れていっているのを実感しました。1日目は、特に夜学習は、眠くて起きているのがやっと、という状態でしたが、 2日目以降はそんなに辛く感じませんでした。勉強は本気で集中して取り組めば、そして考え方を変えれば、そんなに大変ではないのかもしれない、と思えました。考え方を変えるというのは、「やらされている」と思わないことです。勉強合宿は、自分の意思とは関係なく強制的にやらなければならないことかもしれません。でも、それを自分の意思で有効活用すれば、「やらされている」とは思わなくてすみます。わたしは、完璧にこういう考えを持てたわけではありませんが、合宿中はモチベーションを上げるために、ずっとこの考え方を頭にたたき込んでいました。そしたら自然に、集中して勉強できるような気がしました。この感覚を得られただけでも今回の合宿に参加した意義があったと思っています。
 合宿後の夏休みの過ごし方が一番大切だということは、先生からも度々言われていました。わたしは毎年、夏休みは最後の最後で宿題が終わらなくて焦るタイプなので、今年こそは改めようと思いました。わたしの中では、今までで一番有意義な夏休みを過ごせたのではないかな、と思っています。でも、旅行など、予定がある日は勉強できていないので、まだまだ改善すべき点は山ほどあります。例えば、自修学習の時間は、やっぱり少ししかとれませんでした。宿題に時間をかけすぎてしまったため、そこまで完全には手がまわりませんでした。だから、処理能力をもっと高めていきたいと思います。
 今回の勉強合宿で、この作文に書いたこと以外にもたくさんのものを得ました。そして仲間の大切さも知りました。これらの学んだことをこれからの生活に活かしていきたいと思います。

 

 

 

3組

勉強合宿に参加して

 「自分ひとりで勉強しているんじゃない!」僕は4泊5日のこの合宿を通してこのことを学びました。今回の合宿では、合宿地まで安全に送り届けてくれたバスの運転士さん、最高のおもてなしをしてくれたホテルのスタッフ、こうした機会を作ってくださった先生方、そして仲間でありライバルである一緒に頑張る友達。たくさんの人と関わり、支えてもらいながら僕は夢に向かって勉強していると実感しました
 温泉があり、豪華な食事があり、広い部屋で僕たちが集中できるように影で支えてくださったホテルのスタッフの方々には本当に感謝しています。 
 合宿初日は、不安と緊張に包まれながらバスに乗り込みました。箱根の美しい山々を見ながら、これからの4泊5日を頑張ろう!と考えていたにもかかわらず、初日の学習はあまり良いと言えるものではありませんでした。集中できずに、ただボーッと時間が流れるのを待つ1日でした。
 2日目は前日と違い、緊張感を持って臨むことができました。時には眠気が襲ってくることもありましたが、そこはグッとこらえ、自分を叱咤しつつ何とか1日を耐えました。
 3日目からは集中モードに入るにも、10分ほどしかかからないようになり、時間が過ぎるのも早く感じるようになり、あっという間に昼食、そして夕食、もう就寝時間か。というような感覚 になりました
 そんな中で僕は考えることがありました。それは、この合宿は受身では駄目だということです。自分から、積極的にならなければいけないということです。先生に言われて勉強しようという気になるのではなく、自分から勉強しよう!という気持ちになることが大事だと思います。このことは普段の自修学習にも当てはまると思います。
 この夏、自分の学習スタイルの確立にまた一歩近づけたと思います。
 僕は自分をアリ型だと思っています。要領よくやっていけるようなキリギリス型ではありません。計画をしっかり立ててコツコツやるタイプだと思います。長時間勉強することが苦手なので、何日も前から少しずつ進めていくようにしています。今はテストが近づいているので、それでも7時間ぐらいは時間を取るようにしています。夏休み明けのテストでは、他の人も点数が伸びてくるので、それに飲み込まれないように、負けないように頑張ります。
 中3という時期に勉強合宿に参加できたことは、良かったと思っています。その時は辛くとも、後々必ず今回の経験が役に立つときが来るはずです。これからは「辛」の字の上に少しずつ一本線を入れていって、大学受験が終わったときに「幸」になっていればいいなと思っています。

勉強合宿を通して

  私は勉強合宿に参加して、自分の集中力が高まったと感じました。合宿の1日目、2日目は3時間も集中力が続かなかったり、眠気に耐えたりして、正直とても辛かったです。しかし、そのような時に周りを見ると友達の頑張る姿がありました。そのことによって「辛いのは自分だけではないのだから頑張らなくては」と、思いました。そして日を追うごとに勉強した量が増えていったため、集中力が高まっていっているということが実感できました。もし一人でやっていたら1日11時間の勉強を続けていくことは出来なかったはずです。このようなすばらしい友達を持っていることをとても誇りに思いました。また、この合宿はホテルの方を はじめとして見えないところでも多くの人が支えてくださっていました。ですから支えてくれた方全員への感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。その気持ちを表す方法としては、合宿で得たことをこれからも継続していくことがあると思います。この夏休みは以前よりも家で集中力を維持しながら勉強できたように感じます。そして長時間やっても、あまり辛いとは思わなくなりました。今までだと夏は暑いのですぐに休憩を入れてしまっていました。しかし今年の夏休みは計画に沿えるように頑張れたと思います。この頑張りを夏休みだけで終えてしまっては意味がありません。大学受験の受験勉強にはとても長い時間がかかるはずです。その時には長時間勉強できる体力、精神力が必要となります。ですから、これからも長時間集中力が続くという状態を維持していかないといけません。そうでないと、せっかく勉強合宿に行かせてもらった意味がなくなってしまうと思います。中3になってから高校の内容に入っている教科もあります。つまり大学受験に直結している内容も多くあるということです。私は夏休み中に中1から定期試験を解き直し、忘れているところや苦手としているところを復習しました。また、時間を有効に使いたいと思い、ストップウォッチで時間を測って勉強するようにしています。中3のうちから準備しておかないといけないのだと卒業生の方の話を聞いて感じたからです
 大学受験は人生を大きく左右するはずです。ですから終わってから後悔するようなことにはなりたくありません。そのために、授業の予習、復習や定期試験のための勉強などの自分のやるべきことを見つけ、一つ一つ確実にこなしていきたいです。そして勉強合宿に行ってよかったと自分で思えるように、家族や先生方に行かせてあげてよかったと思ってもらえるように、これから気を抜かずに一生懸命取り組んでいきたいです。そうすることによって、自分の夢に一歩でも近づけたらいいなと思っています。もしも勉強していて大変だと思うことがあったとしても、夢を叶えたときを想像して乗り越えていきたいです。

 

 

 

4組

 勉強合宿を終えて 

 私がこの勉強合宿を通じて得たものは、「集中力」だったと思います。私は何度か、試験前に家で12時間、勉強したことがあります。もちろん、達成感は得られましたが、ダラダラと勉強していたために、とても疲れてしまいました。そして、とても辛いと感じてしまいました。しかし、勉強合宿は違いました。以前の時と同じくらい勉強したのにも関わらずほとんど疲れもなく、辛いと感じることもありませんでした。むしろ楽しかったぐらいです。最近の私は何を勉強しても、3時間も続くことはありませんでした。だから合宿に行く前は、3時間続けて勉強できるか、とても不安でした。しかし、不思議なものです。共に勉強している、頑張っている、耐えている友人、仲間たちが一緒にいるだけで、やる気も集中力も全く違ってきます。家では30分も集中することができなかった私が、合宿では周りの音も聞こえなくなるぐらいに集中することができたのです。仲間の存在が、これほど影響してくるとは思いもよりませんでした。集中力によって、同じ内容を行うにしても、全く結果が違ってきます。遠藤先生が閉講式の 講話の中で「勉強は質と量が大事だ。」とおっしゃっていました。集中力は質と量、どちらも左右します。家でも、勉強合宿のような緊迫感を持ち、近くにはいませんが、遠くで勉強している仲間の存在を感じながら、勉強合宿の時のように、過ごせるといいです。
 今日は8月31日です。勉強合宿の作文の後半は夏休み最後に書くと決めていました。夏休みを過ごして、自分が成長したなと思える点は長時間勉強をできるようになったことです。勉強合宿では授業も合わせて、11時間勉強しました。だから、夏休みには11時間以上勉強しようと決めました。そうすれば、自分はもっと強くなれるかもしれないと思ったからです。実際にそれは達成することができました。実を言うと、私は8月10日まで全くダメな生活を送っていました。だらけてしまうことが多かったのです。そして毎晩自己嫌悪に悩まされました。自分の思い通り1日を送れるようになったのは、旅行から帰ってきた8月17日からです。1週間以上も勉強に手をつけていないとさすがに焦りました。夏休みが終わる1週間前ころからは、1日12時間ほど勉強できるようになり、とても充実した日々が送れました。そのような生活を支えてくれた家族には、本当に感謝しています。勉強合宿以前の私は12時間の長時間の勉強はできませんでした。長時間、机に向っていられる、勉強していられる習慣がついたのは一生の財産になるかもしれないと思います。だから、その習慣をここで途切らすことなく、続けていきたいです。そして、毎晩自己嫌悪になるのではなく、自分を誉めてやれる自分になりたいです。

 勉強合宿に参加して

 僕は自分の集中力があまり続かないと、勉強合宿に参加する前はそう思っていました。しかし、勉強合宿に参加して自分は思っていた以上にやれば出来ると思いました。正直、誘惑するものを断ち切って1日の半分近くを勉強に費やし、睡魔に打ち勝つのは大変に感じました。けれども、皆が決して寝る事もなく頑張っていたので負けられないとか、クラスの集中している輪を乱してはいけないと思い、どんなに寝たいと思っても寝ずに頑張ることができました。今回の勉強合宿で痛感したのは、自分は大して勉強はできないと決めつけ、今まで努力をしていなかったという事です。努力をしていなければ伸びるはずがありません。そして、勉強は出来ないと決めつけてはいけないのです。なぜなら自分の力を低く見てしまうだけで、今努力すれば出来る事が日が経つにつれて出来なくなってしまうからです。4泊5日の勉強合宿でしたが、僕はまだ続けられたと思います。それだけ、やれば出来ると思いました。逆にやらなければ出来ません。そのため、夏休みが大切になります。勉強合宿とは違い、誘惑するものがある状況で一人で打ち勝たなければなりません。その誘惑するものに打ち勝ち、勉強合宿のように一生懸命に勉強すれば真の成功と言えるので頑張りたいです。
 勉強合宿から約1ヶ月が経ちました。この期間は「みんなが一生懸命頑張っていたら頑張れたが1人だと忍耐が必要だ」と痛感した1ヶ月でした。けれども今までの夏とは違った夏を過ごすことが出来たと思います。今までの夏はどうしてもテレビや遊びの誘惑に負けることが非常に多かった のですが、今年はテレビや遊びの誘惑に惑わされず耐える事が出来たと僕は思います。これは勉強合宿の一つの成果だと思います。だからといって、勉強合宿が成功 だったとは、まだ言えないと思います。成功したと言えるように今すべき事は勉強合宿で学んだ、限界を決めず努力すれば出来るという事を忘れず努力を継続することだと思います。夏休みは誘惑があってもここまでは絶対終わらせようと努力する事ができました。しかし、それが夏休みだけで終わったら勉強合宿は失敗に終わってしまいます。「継続は力なり」と言うように継続してこそ自分の力が伸びるのだと思います。これからの僕の課題は継続だと思います。継続するためには忍耐力、我慢強さが必要です。さらにモチベーションを高く持つことが必要です。夏休みではみんなは勉強を自分よりもっと頑張っていると思うから自分ももっと勉強しないといけないというようにモチベーションを高く持つ事が出来ました。僕は勉強合宿は成功だったと言えるようにしたいです。そのためにすべき事は勉強合宿で学んだことをしっかり継続していくことです。それが成功と言えるようになる最大の近道だと思います。

 

 


 

5組


夏期勉強合宿を終えて

 私は今年の夏、「夏期勉強合宿」に参加しました。合宿の前の合同HRで福江先生のお話をお聴きした時に、「1日11時間以上」の勉強時間があることを初めて知りました。合宿へ出発する前は今までの中学受験時代にもやったことのない11時間という時間、果たして自分は集中して取り組むことができるのかとても不安でした。やはり実際にスケジュール通りに行動してみると、途中で集中力が切れてしまいました。しかし、同じようなスケジュールをこなしていくことで、集中できる時間が増えていったのか、最終日の3時間はとてもあっという間に感じられました。
 このようなことから、私はこの勉強合宿において、長時間勉強できる集中力が身についたと思います。そして、仲間の大切さも学びました。集中力が切れた時、周りを見ると、集中して勉強している友人やクラスメートの姿が目に映りました。そういう光景を見ることによって、「みんな頑張っているのだから自分も、もっと頑張らなければいけない」という気になることができ、また集中して勉強することができたのではないかと思います。
 また、今回の合宿で感謝する心も学びました。私たちが勉強に励んでいる時に次の食事を準備して下さったホテルの方、私が少し具合が悪くなった時に面倒を見てくださった旅行会社の人など、私たちの生活にはたくさんの方々の力があって、支えられて、この勉強に集中して取り組めるような環境になっているのだということを心の底から感じました。 そして、今年の夏休み、私は今回の合宿を十分に生かせた夏休みであったと思います。また、自分の成長を感じられた夏休みでもありました。私は今まで1時間勉強したら、もう集中力が切れて気分転換をしていました。しかし、今年の夏休みは少なくても1時間30分〜2時間勉強を集中してできるようになりました。やはり「家」という周りに仲間がいない環境であったため、勉強合宿ほどは集中できませんでしたが、日頃栄養を考えてご飯を作ってくれる母、家族を養うために夜遅くまで仕事をしてお金を稼いできてくれる父にも感謝の心が生まれました。
 私には「薬剤師」という夢があります。薬剤師になるためには、主要5教科はもちろん、その中でも特に英語・数学・理科に力を入れなければなりません。勉強合宿中は英語・数学を中心に学習していました。夏休みには苦手意識をなくすことができました。江戸取の先輩方が一番大事だと言っていた中3の夏がもう終わってしまいましたが、これからも努力を続け、夢に向かって一歩ずつステップアップできたらよいと思います。また、学校には志を同じくする仲間がたくさんいます。仲間と切磋琢磨し、支えてくれる方に感謝の気持ちも忘れず、夢に向かって努力を続けていけたらよいと思います。充実した五日間で、たくさんの事を学べた勉強合宿でした。
 

 

勉強合宿に参加して

 僕は勉強合宿に参加して、これからの日々の勉強態勢を維持し続けられるだけのやる気がわいてきたのを感じました。特に勉強合宿の朝礼での訓示で先生がおっしゃった「勉強合宿中(学習を)できるのは当たり前」という言葉は、この後の学習について僕を大いに奮起させるものでした
 さて、実際夏休み中僕は勉強をしていたのか、という事です。僕は勉強合宿以前から自信の夏休み中の勉強への意欲は高かったと思っています。昨年の夏休みはそれまでの復習など全くせず宿題でさえ最終日の夜中にやっとこさ終わるといった何とも情けない様であり、そのくせ活発に遊んだり趣味に打ち込んだりする事もなく、いかにも怠慢の体を成していました。今年の目標を一昨年ついた怠け癖を克服することと定めた僕にとって、この夏休みは正念場であったのです。そういう状況で夏休みに向けての学習意欲は決して低くなく、勉強合宿への参加によってそれがより高まったという感じがします。この夏休み中はよく勉強できたと思います。流石に勉強合宿中のように1日11時間というのはできませんでしたが、毎日6、7時間かそれ以上の学習に取り組めました。8時間以上の日も珍しくはなかったと思いま す。宿題や期末試験への勉強は勿論、3年生になってからの 総復習もできました。特に苦手な数学の問題集は何度も解きました。解いていくうちにわからない問題が見つかり、それを解決して次に進むとしばらくしてまた違う問題にぶつかり止まって解決して、という流れが繰り返されていくので、初めのうちは少し不安でした。解き進めていくうちに、今では大分解決できています。だけれども数学に対する苦手意識のせいか、やはりまだ不安が尽きないので、この後もしっかり取り組もうと思います。また勉強ばかりやっていたわけではありません。外出して友達と遊んだり、自宅で趣味に興じたり、さらには夏の行事にも参加できて、十分楽しめました。理想の夏休みの過ごし方だと思っている「勉強と遊びの両立」を実現できました
 このように、勉強合宿への参加は夏休み中の学習意欲の高揚を促し、充実した夏休みを実現させるのに重要な役割を果たしました。東京大学をはじめとする最難関の大学に入学できた人達に比べると少ない勉強量だったかもしれません。しかし僕は本当に充実した夏休みを過ごすことができました。十分満足していて未練はありません。この夏休みを通じて学習意欲がまた一段と高まったと思います。そして怠け癖を克服するのに大きな進歩があったと言えます。まず期末試験に総力を傾け、その後は紫峰祭への準備に没頭したいです。これからが楽しみです。

 

 


 

6組

勉強合宿で学んだこと

 今回の勉強合宿で私の印象に残ったことはまず、皆の勉強に対する姿勢です。というのは、勉強を行うことを目的にするのではなく、その学習を通して自分の力とすることを目的としているということです。私は小学校 6年生の夏にも勉強合宿に参加したことがありました。その時は、皆が受験に合格するという目標を自分の中に持っていました。そして、この合宿を通して自分の目標に近づこうとそれぞれが精一杯努力をしていました。合宿の最終日には、夜中の 3時まで皆で遣り遂げました。しかし、皆の顔には「辛い」や「苦しい」という負の感情が出ていることはなく、希望や夢に向かう明るく強い気持ちが溢れていました。そのときの皆の顔と今回の勉強合宿でのクラスメイトの表情が私には同じように見えました。このように、この合宿で印象に残ったことはたくさんありましたが新しく学んだことも多くありました。
 今回一番学んだことは「切り替えの大切さ」です。この勉強合宿では集中することが普段よりも楽だったような気がします。きっとそれは周りの雰囲気のおかげでもありますが、勉強のコマが決められていたことが大きな理由だと思います。勉強時間がきっちりと分かれていると自分の中でも気持ちの切り替えがしやすくなります。普段の生活では、特に時間も決めずダラダラと行うことが多いので、時間を区切って行えば効率よく学習できると思います。これが今回の勉強合宿でも一番大きな学習方法の収穫でした。
 その後の夏休みの学習では、午前中にしっかりと学習するよう心がけました。1日の生活のリズムはスタートが肝心です。したがって、朝いつもより少しでも早く起きて午前中の内に出来るだけ多く勉強することで気持ちに余裕が生まれ、また心の面でも体の面でもより良い生活習慣が確立されます。つまり、午前中をどう活かすかによって、一日の生活が決まってくるということです。そして、合宿で学んだ学習の時間を区切っていくことは、集中する上でとても役に立ちました。
 私は合宿から帰ってくるとそのまま17時間、一度も起きることなく眠り続けました。目覚めてまず私が最初にしたことは、合宿で学んだ数多くのことと感じたことを紙にメモしたことです。それは忘れたくなかったという思いと、これから先何を乗り越えていくにしてもきっとこの経験は自分の糧となってくれると思ったからです。
 今、合宿のことを思い出すとひぐらしの鳴き声が聞こえ、深い緑の山々が目に映ります。普段の私の生活の中ではひぐらしの鳴き声も美しい緑もなかなか見ることが出来ません。だからこそ、合宿での体験は新鮮に感じて良い思い出となっています。
 これから9月に入り、学校生活がまた始まります。この合宿で学んだこと、勉強に対する姿勢や日々の努力が結果に繋がることを心に留めてがんばっていきたいと思います。
  

 

 今回、僕たちは生まれて初めて勉強するためだけの合宿を行いました。最初、勉強合宿を実施すると聞いた時には「1日に 11時間もの勉強なんて有り得ない、行きたくない」という気持ちで、合宿に行くその日まで憂鬱に過ごしていました。
 しかし、勉強合宿が始まるとすぐにその気持ちがなくなりました。それは勉強合宿最初の自修中に難しい問題が解け、そのことで生まれた達成感を楽しんでいる自分に気がついたからです。この事実に、僕はとても嬉しさを感じていたのと同時に驚きを感じていました。あれだけ合宿を嫌がっていたのになぜ自分は勉強を楽しんでいるのだろうと疑問に思っていました。そして、その疑問も解けぬまま 3日目を過ごしていました。そして、3日目の夜に少し考えてみたところ、3つのことが自分の中に思い浮かびました。
 1つ目は、今年の6月まで部活をやっていましたが、もう引退をして何もしていない状態で全く充実していない生活を1ヶ月ほど過ごしていたことでした。つまり、ここ最近、達成感を味わっていませんでした。だから問題を解いたときに生まれた達成感が自分にとって久々の経験で、喜びを感じているのだと考えました。
 2つ目は、僕はこれまでお世辞にもしっかり勉強しているとは言えないことでした。勉強しようとしても、周りに娯楽があって全く集中できていませんでした。しかし、今回行った勉強合宿には娯楽が全く無く、娯楽があることによって苦しんでいた自分にとってとても良い環境でした。そのお陰で勉強に集中することができました。これほど勉強漬けの日々を送ったことがありませんでした。
 3つ目は、勉強合宿の自修時間に、ある問題がどうしても分からなかったことでした。しかし、何度も解答解説を丁寧に読んでいったらようやく理解できた瞬間があったのでした。この経験で「努力をすれば何事も達成できる」ということを、身をもって体験しました。問題を理解した瞬間は何も思わなかったのですが、徐々に嬉しさが込み上げてきた この経験は自分にとって本当に大きな経験で、これからの成長を助けてくれると思いました。
 他にも勉強を楽しんでいた理由はあると思いますが、どれも勉強合宿がなかったら起こり得ないことばかりでした。合宿中、全く居眠りをしませんでした。僕にとってこの事実は素晴らしい結果でした。それだけ合宿中、自分の生活が充実していたということだと思います。他の人が寝そうになったら、それぞれが声を掛け合って起こしあうという仲間の働きもありました。皆それぞれの方法で勉強していたと思います。
 そして、合宿が終わってからも最低1時間勉強をするように努力しました。家に娯楽ばかりで集中することが困難であるとわかったので、少し遠い場所にある県立の図書館に行き、勉強をするという毎日を送っています。これも少し遠くて嫌々だったのですが、集中力がとても高まるので、最近は毎日 4時間ほど勉強をしています。今までの自分からは想像できないほどです。それだけ達成感を求めていて充実した毎日を送ることができています。日々成長していると実感できて嬉しさを噛み締めています。
 最後に僕をこれほどまでに成長させてくれた勉強合宿という存在に感謝したいと思います。これからは達成感を求めるだけでなく、自分にとって最も効率が良い方法を探して自分をさらに大きくできるように努力していきます。僕の好きな言葉を載せて終わりにします。「人事を尽くして天命を待て」僕はこの言葉にはもし何かをやるとするなら全力で取り組めという意味があると思うので好きです。この言葉を胸に日々精進していきます。

 

 


 

7組

夏期合宿を終えて

 私は、夏期勉強合宿を通して得られたものが、大きく分けて3つあります。
 1つ目は「集中力」です。いつも家で勉強しているときは、疲れるとすぐに休憩してしまいます。ですが今回の合宿では、みんなと一緒に勉強しているという環境と、みんなが勉強しているのに私だけ休憩していられないという思いがあったおかげで、大した休憩もなく、勉強に集中することができました。家だと、外の音が聞こえてきたりして、気が散ってしまったり、本やマンガがあると思って読みたくなったりして、勉強に身が入らないことがよくあります。今回の合宿では「集中して勉強する」という習慣を身につけることができたので、家で勉強していても、あまり周りの音が気になったり、すぐに本やマンガが読みたいと思わなくなり、集中して勉強に取り組めています。
 2つ目は「食べること」についてです。食べることは直接的には勉強と関わりがありませんが、今回の合宿では、その重要性に気付きました。最近の私は、ちょっとお腹がすいたと思うとすぐにおやつを食べてしまって、その後のご飯があまり食べられないということがよくあります。ですが、合宿ではおやつが食べられないし、ご飯が数少ない楽しみとなったため、食事の時間を有意義に過ごせました。次の食事の時間のためにがんばろう、しっかり食べた後だからまだまだ頑張れる、という気持ちがあって 勉強もよくはかどりました。さらに、どの食事もおいしくてますますやる気が出てきました。この合宿を機に、自分の食事や食べる時間などを見直して、勉強の効率をあげていこうと思います。
 3つめは「環境」についてです。私は合宿の4日目に、環境が変わったせいか、体調を崩して寝込んでしまいました。その時、ホテルの方や江戸取の先生方には、周りがうるさくないように、外の空気が入りやすいように、温度の調整をしてくださったほか、体調が悪くても食べられる食事の準備など、たくさんのことをしていただきました。おかげで午前中に自習室に戻ることができました。ですが、もしホテルの方や江戸取の先生方の助けがなかったら、一日中寝たきりになっていたのではないかと思います。今思うと、引越しをする時、必ず私の部屋は勉強をするのに最適な部屋が選ばれていました。この合宿で、良い環境は自分だけでは作れないし、自分の知らないところで努力してくれている人がいるということが分かりました
 私は勉強合宿で、学力をあげたり、勉強する習慣などの勉強のことだけでなく、日常生活においても重要なことを学ぶことができました。このようなことは、家や学校で勉強しているだけでは絶対に学べないことだったと思います。その重要なことを学べる機会を作ってくださった江戸取の先生方や、行かせてくれた両親に感謝し、その機会が無駄にならないように、一生懸命勉強していきたいです。

 

勉強合宿を終えて

 7月31日、5日間の勉強合宿が終了しました。自分たちはそれぞれの思いでこの合宿にのぞみ、会得していったのだと思います。自分は共に頑張れる仲間の大切さに気付き、勉強に対する集中力を会得しました。自分が合宿中、一番つらかったのが睡魔でした。家庭での学習では確実に仮眠をとっていたと思います。しかし、この合宿中においては周囲で頑張っている仲間の存在があったからこそ、やり遂げることができたのだと思います。家庭内では味わえない場の空気が自分を奮い立たせてくれたのだと思います。そしてその場での自分はほとんどの時、集中しました。周りに負けてはならないと必死に睡魔と戦っていた時もありました。 寝た瞬間に自分に負けてしまったも同然です。集中して、夢中で学習していれば、寝てしまうこともないことに気付きました。その結果、計画していた学習内容も全てこなすことができました。
 また、勉強合宿後の夏休み期間中の自分の取り組みについて、勉強合宿と同じタイムスケジュールで学習することはしませんでしたが、勉強合宿の時と同じような集中力で学習できました。休日の場合はできたのですが、部活がある日の夜は疲れで集中して学習できなかった日もありました。休みが明ければ、授業と部活の日々が始まります。自宅での学習時、疲れている時もあると思いますが、その時は自分なりに気分の入れ替えを行ったりして、頑張っていこうと思いました。
 これからの自分の決心として、まずは無駄な時間を無くすことを目指します。日々の自宅学習では、今回の勉強合宿中に感じたこととして、自分の甘さがありました。甘えや怠けを排除し、充実した自宅学習を行っていきたいと思います。
 今回の合宿では、学校や先生方に支えられながら、集中した学習をすることができました。これからは自分自身の力で自己抑制をし、日々、集中して授業や学習に臨みたいと思います。支援してくれた学校や先生方に感謝したいと思っています。

 

 


 

8組

勉強合宿に参加して

 私は、この勉強合宿で感じたこと、会得したことがたくさんありました。
 1つ目は、自分の限界を知れたことです。先生から1日の勉強時間を聞いたときは、「そんなに長い時間集中できるか」と不安を抱いていました。勉強合宿が始まった頃は、合宿のスタイルに慣れることで精一杯でした。ですが日を重ねるごとに、長いと感じていた勉強時間が、あっという間に過ぎていく と感じられるほど集中して取り組むことができていました。そして、その勉強時間をこなしたことで大きな達成感が生まれ、自分もやればできるという自信がつきました。
 2つ目は、感謝の気持ちを持って取り組むことができたということです。私たちが自修学習に真剣に取り組むことができたのは、先生方、ホテルの方々、そして費用を出してくださった両親の協力があったからです。集中が途切れた時もありましたが、同じ状況で頑張って取り組んでいる友達の姿を見て、再び自分も頑張ろうという気持ちになりました。これも、良い環境をつくってくださったみなさんのおかげだと思います。いろいろな人に支えられているからこそ、自分が頑張れているのだということの確認ができ、より一層感謝の念が高まりました。また、東日本大震災で今も避難所生活をしている方がいらっしゃるのに、自分には勉強合宿が行える環境があることに感謝しながら参加することができました。この合宿では、実践課題に取り組めただけでなく、自分の心の成長もできたので、非常に良い経験になりました。
 勉強合宿で身に付けた「勉強合宿のスタイルの確立」は夏休み中も実践することができました。何度もくじけそうになったことはありましたが、その度に勉強合宿での頑張りを思い出し、夏休み最後の日まで本気になって取り組むことができました。また、勉強時間 と好きなことに費やす時間とをしっかりと区別していたので、勉強しているときに自分に甘えて集中が途切れるということがありませんでした。新たな生活習慣を確立できた今年の夏は、私にとってはとても充実して過ごせたと思います。
 勉強合宿は、継続させることに意義があります。夏休みの間に、すでに勉強合宿のスタイルで生活する習慣が定着しているので、学校生活が始まってからも継続させることはそんなに大変なことではないと思います。ですが、学校生活がはじまってしまうと、1日に勉強できる時間が限られてしまいます。いつもは生活リズムの変化に惑わされて、夏休み明けは身体に負担がかかる勉強の仕方をしていました。今回はそれをなくすために、これからは改めて「基本的な生活習慣の確立」を実践課題として、勉強と部活が両立できるようにしていきたいです。
 今後、勉強していて挫折しそうになったり、つらくなったりする時もあると思います。その時は、自分もやればできるという気持ちを思い出して取り組んでいきたいと思います。

 

勉強合宿に参加して

 今回の勉強合宿ではとても充実した5日間を送ることができました。
 勉強合宿中はよく辛いと感じることがありました。しかし、周囲の友達が集中しているのを見て自分も気合を入れなければいけないと思え、頑張れたという事が多かったです。改めて、一緒に困難を乗り越える為の友人は大切だなと感じました。又、睡眠時間が普段より長くても時間を上手く使うことでこんなにもの勉強時間を確保することが出来るのかと痛感しました。初日や2日目は勉強時間の多さ等になかなか馴れずに苦労しましたが、 4日目の夜には部屋の友人と、まだこのまま勉強合宿を続けたいとお互い話していました。
 この勉強合宿で会得したものは、長時間自分が勉強できるという自信です。正直、今まで私は集中力が無く長時間勉強するのは難しいかなと思っていたのですが、合宿は2時間ぶっ続けで同じ科目の勉強が出来たりして自分でも驚きました。これには「普段の生活よりも睡眠時間を確保できていた」のがとても大きな理由だと考えました。だからこの夏休みは早寝早起きを徹底したいです。
 夏休み期間中の取り組みとしては、まず前述した、早寝早起きです。今までより早く寝ることで次の日の午前中に勉強時間を作りました。基本的に私は夜型だったのですが、なるべく朝方にしようと努力しました。 はじめはやはり眠くて挫折しようとしたのですが、朝起きたらシャワーを浴びるなどして、目を覚ましたりしました。お陰で1日の勉強時間を全体的に増やすことが出来ました。又、勉強時間と休憩時間とのけじめをしっかりつけるようにしました。携帯電話や漫画等の誘惑を誘う物を全て自分の視界に入らないようにしたり、「ここまで終わらせたら5分休む」という小さな目標のようなものを立てて集中力が切れないように工夫しました。
 この夏休み期間中は幾度か勉強合宿のことを思い出すことがありました。「あれだけ頑張れたのだからこれは出来るはず」とその度に自信につなげることが出来てよかったです。それも含めて良い経験になったと思います。
 これから時が経つにつれて大学受験について段々と意識せざるをえなくなっていきます。同時に、体力的にも精神的にも辛い事が沢山出てくるはずです。そんな時は今回の勉強合宿を頭に浮かべ、自分が大変だと感じている時は周りの友達も苦労している時だと言い聞かせて乗り越えようと思います。この勉強合宿は本当に良い経験になりました。その大切な経験を忘れずに自分の夢や目標に向かって邁進して行きたいです。又、改めて友人の大切さを痛感したので今の友達をこれからも大事にしていこうと思いました。