体育祭

 

1組  

体育祭を通して高まった団結心

 5月21日に第34回体育祭が行われました。2年生から3年生になってはじめての行事です。3年生になってクラス替えが行われ、私は新しいクラスでうまくやっていけるかとても心配でした。新しいクラスは初めて同じクラスになる人ばかりだったからです。事実、3年生の生活が始まっても以前から仲のよかった人といることが多く、新しく同じクラスになった人と話す機会はあまりありませんでした。
 そんなとき体育祭の準備が始まりました。私は体育祭実行委員でリレーや100M走、ロープジャンピングの選手選抜や応援グッズの作成などやらなければならないことがあるものの 、しっかりこなすことが出来るか不安でした。しかし、
仲の良い友達が励ましてくれたり、協力的な人が手伝ってくれたおかげで仕事をやりとげることが出来ました。特に応援グッズのTシャツ作成では初めて同じクラスになった友達とも交流を深めることが出来ました。体育祭の準備のおかげでクラスの友達とも徐々に話せるようになり新しい生活にも慣れ始め、楽しく過ごせるようになったのです。
 体育祭一週間前。とても悲しいことが起きました。1年生の頃から仲がよく新しいクラスでもいつも一緒にいた友達が家庭の事情で転校してしまったのです。新しいクラスになり不安な中で私を支えてくれたのはその友達の存在でした。体育祭でも当たり前に一緒にいて一緒に思い出を作れると思っていたのに、いきなりのことでとても大きな衝撃を受けました。私達にとって体育祭に出るという当たり前だったことが出来なくなってしまった悲しみはおそらく私よりもその友達の方が大きかったと思っています。
私に出来ることは友達の分まで頑張ることでした。新しい場所で頑張っている友達のように自分も頑張ろうと決意しました。
 体育祭当日。はっきり言ってクラスが一つにまとまっているかというとまとまっていないのが現状でした。しかし、大玉送りリレーやトルネード、綱引きなどみんな頑張っていて本来以上の力を発揮できたと思います。一番心配されたロープジャンピングもメンバーがまとまっているとは言えない状況でしたが、一人一人が頑張ろうとしているのはよくわかりました。そして結果、赤組は優勝しました。最善の状況で頑張れたかと聞かれると自信を持って「はい」と答えることは出来ませんが、一人一人が頑張って導いた結果だと思います。
頑張っている友達に勇気を与えられる結果が残せたことを嬉しく思います。大事な友達との思い出を作ることは出来なかったけど次に会った時は「頑張ったよ」と胸を張って言えるよう残りの行事も全力で頑張りたいと思います。
 

中等部最後の体育祭

 吹奏楽部の滑らかな演奏から第34回江戸川学園取手中・高等学校体育祭が始まりました。
 この度の体育祭には例年とは違う心境で臨みました。今日本には東日本大震災の影響でこのような学校行事ができない学校は多くあります。卒業式さえできなかった学校もあります。その中で
自分達は晴天にも恵まれ、体育祭ができました。まずそのことに感謝し、体育祭をすることができない人の分まで頑張ろうと思いました。そして次々と競技が行なわれ、中等部綱引きが始まりました。
 自分は赤組の選手として出場しました。いざ始まると皆一緒に
「せーのっ!!せーのっ!!」
と叫びながら一生懸命に引きました。そしてピストルが鳴り競技が終了すると、赤組の勝利を知り皆で喜びを分かち合いました。続く決勝戦にも勝利し、優勝することができました。とても嬉しかったです。
 そして体育祭は進んでいき、ロープジャンピングがはじまりました。自分は選手として出てはいませんでしたが、クラスの選手の皆が跳んでいるのを、自分も跳んでいるように思いながら応援しました。皆で
「いーち、にーぃ、さーん」
と数えながら跳んでいて皆とても生き生きとしていました。結果こそ伴いませんでしたが、
皆で力を合わせて跳んだことは、とても大きな意味のあるものだと思います。
 今回の体育祭では見事赤組が優勝することができました。クラスだけでなく赤組全体の結果があったからだと思います。これで得た絆はこれからもずっと活きてくると思います。
 これで中等部生として最後の体育祭が終わりましたが、
これまでで最高の体育祭となりました。そして、これから行なわれる紫峰祭なども最高と言えるものにして、皆で笑って中等部の卒業式を迎えたいと思いました。

2組  

体育祭を終えて学んだこと

 今年、私は初めて体育祭実行委員になりました。最初は軽い気持ちでなりましたが体育祭が近づくごとに責任感とやる気が増してきました。実行委員としてはクラスが一丸となって体育祭を行うことが目標でしたが、簡単ではありませんでした。最初男女で一緒に作業することができませんでした。しかし体育祭本番近くになり、クラスTシャツのよせ書きを男女関係なく書くことができました。Tシャツもみんな着てくれるのか不安だったのですが、クラスの人、みんなが着ていてとても感動しました。
 
今年の体育祭は今までの中で一番充実していました。それに多くの事を学ぶことができました。 例えば仲間の存在の大きさです。リレーやロープジャンピングなど選抜メンバーで行った競技で参加していなかった人も席で応援していたり励ましの言葉をかけていて、自分もその言葉のおかげで頑張ることができました。励ましたり励まされたり、仲間は大切だなと実感しました。そして協力することの大切さも学びました。最初クラスTシャツのことは一人での作業中心ではじまりました。でも前日までにはとても多くの人が協力してくれてとても助かりました。一人では不可能なことでもみんなでやることによって達成できたり、絆を深め合えることがよくわかりました。
 また、ロープジャンピング綱引きの時、かけ声やアドバイス、励ましの声をかけている人がいました。そういう言葉を聞くと自分も頑張れるし、みんなとも息が合うしとても良いなと思いました。
 まだ中3になって2ヶ月もたっていませんが、クラスの人達となじんできてとても楽しいです。今回の体育祭でさらに男女関係なく楽しくやれたと思います。これから定期試験や、勉強合宿、修学旅行などさまざまな行事があります。それらを通して 3年2組の仲が深まり、中学校生活最後のクラスを最高のクラスにしたいと思います。
このクラスの初の行事としては良いスタートだったと思います。これからもこのクラスで切磋琢磨できるようにしたいです。
 かげながらこの体育祭を支えてくださった先生方、応援に来てくれた家族、協力して楽しい体育祭にしてくれたクラスメイトのみなさん、本当にありがとうございました。

体育祭を終えて

 今年の体育祭は去年や一昨年よりも特別に盛り上がったように思います。今年は東日本大震災が起こりました。「頑張ろう日本」「一つになろう日本」と日本中が復興に向けて力を合わせていこうとしています。今年の体育祭は中央門と入場門に「頑張ろう日本」と表記されていました。被災者の方々の中にはこういう行事ができない人達もいるのだと思い、その方々の分もアツく盛り上がろうと思いました。こういう時だからこそ、盛り上がって明るくやっていかなければいけないと実感した体育祭でした。
 今年は天候にとても恵まれて、快晴の中で体育祭を行うことが出来ました。高校3年生の先輩方は江戸取最後の体育祭ということで何とか盛り上げようと、とても元気に応援をして体育祭を盛り上げてくださいました。応援のトップは青組でしたが、どの組も応援にとても力を注いでいたと思いました。学年関係無く一致団結して競技を行っていました。競技に参加する人も、参加しない人も同じように熱くなり気持ちが入っていたと思います。また僕はクラス対抗リレーに参加し結果は8クラス中4位という結果でした。それでも、とても後味の良いものでした。
クラスの仲間から渡されるバトンは皆の気持ちが入っていて、とても勇気がもらえました。4人のメンバーが全員全力を出し切れたと思うので、とても良かったと思います。そして中学生として最後の体育祭は見事僕達赤組が優勝しました。点数が発表され優勝だとわかった時は、友達とハイタッチをしたり抱き合ったりしました。それぐらい嬉しかったのです。これから先も一致団結して紫峰祭なども協力してやっていきたいと思いました。

3組  

一致団結

 5月21日に私にとって中学生で最後の体育祭が行われました。天候にも恵まれ、とても楽しむことができたのと同時に私は「一致団結」することの大切さを学びました。
 私が今回の体育祭で出場した種目は、「チアリーダー部応援披露」「大玉送りリレー」「TORNADO」「綱引き」そして「クラス対抗リレー」の5つでした。これらは、それも皆で力を合わせないとできないものです。「チアリーダー部応援披露」ではチア部の中二から高 2までの約40人もいる部員が皆の心を一つにして心をこめて踊ることができ、達成感でいっぱいです。「大玉送りリレー」「TORNADO」「綱引き」では、自分達が納得できるような好成績を残すことはできませんでしたが、三つとも皆で声をかけ合って力を合わせることができ、今までよりもクラスの友達との団結力を深めることができた気がします。「クラス対抗リレー」では 7位という成績でしたが、練習の時よりもずっと「一致団結」してできたと思います。リレーが終わった後もクラスメートから「お疲れ様」などと言ってもらうこともでき、体育祭が始まる前よりもずっと絆が深まったと思います。
 この体育祭を行って、私は「一致団結」することの大切さとすばらしさを知ることができました。新しいクラスになってからまだ時間もあまりたっていないため、まだ慣れない所もありますが、勉強合宿や紫峰祭、修学旅行、球技大会などといった大きなイベントがまだまだ沢山あるので、この 3年3組というクラスの皆の力を合わせて全部を成功させていきたいです。また、そのような
イベントなどを通じてクラスメートとの絆をもっと深めていき、誰かが何か辛いことや、大変なことなどがあってもお互いに助け合って乗り越えていきたいです。
 

体育祭を終えて

 僕は過去2回の体育祭よりも盛り上がったような気がします。そのわけはプログラム2番目の100メートル走で3位になってとても嬉しかったからだと思います。また、ロープジャンピングをやってわかったことが二つあります。
 一つ目は、何でもそうですがちゃんと準備をしておけばよかったとロープジャンピングをした後に思ったことです。来年からはちゃんと練習したいです。
 そして、二つ目はクラスの団結力が必要だと思いました。一人一人がちゃんと飛ばないといけない競技であり、ロープを回す人も肝心です。
 今年、初めて体育祭実行委員になりました。初めは集まりなど、少し面倒にも感じましたが、体育祭が始まってからはそんなことは思わなくなり、逆に楽しくなりました。部活での手伝いもあり、僕は先輩方の役に立てると思って一生懸命頑張りました。
 最後にトルネードを通して思ったことが二つあります。
 一つ目はみんな何よりも必死に頑張っていたことです。綱引きでもそうだったかもしれませんが、特にトルネードは非常にやる気にあふれていて、凄く頑張って取り組んだ末に 1位をとることができました。
 二つ目は
1位をとったときの嬉しさがとても印象に残っていることです。みんなが力を合わせて勝ち取った1位の喜びを全員でわけあえたことで、本当に最高の時間を過ごせたと思います。
 このように、中学生最後の体育祭でしたが、体育祭を終えてこんなに疲れたのは初めてです。
僕は部活の仕事や競技に真剣に取り組む高校生の姿を見て、感動しより深く尊敬するようになりました。応援団長ほどには熱血ではないですが、優勝した時の喜びを味わってみたいです。
 これからも、体育祭で学んだことなどを生かして、勉強合宿、紫峰祭、修学旅行などいろいろな行事に取り組んでいきたいです。
 

4組  

体育祭を終えて

 体育祭の当日はとても晴れて、真夏かと思われるほど暑く、体育祭日和となりました。
 私は中学3年生となり、江戸取に入学してから3度目の体育祭でした。しかし私にとって今年の体育祭は昨年や一昨年の体育祭よりもなんだか特別だったように思います。今まで高校の先輩方や体育祭にかけている思いや、体育祭を成功させるために浦で働いてくれた方々のことをあまりよく知りませんでした。応援団の先輩方があまり時間のない昼休みに集まって一生懸命に練習しているところを見かけました。朝、登校する時にも、放課後にも練習をしていました。体育祭と受験で高校の先輩方はとても忙しかったと思います。しかし体育祭の準備をしたり、応援の練習をしていた時の先輩方はみんな、笑顔でした。
たった一日の体育祭のために、どれだけ多くの時間をかけているのでしょうか。先輩方の体育祭への情熱に初めてふれたように思います。また、生徒会の方々や先生方、その他多くの人達のおかげで私たちは無事に体育祭を行うことができているのだと改めて実感しました。来年は高校生になるので、応援団に参加することができます。今度は体育祭に「参加する」だけでなく「作る」側にまわって、みんなが思いきり楽しめるような体育祭にすることができたらいいです。
 私は今回、大玉送りリレー、トルネード、ロープジャンピングの3つの競技に参加しました。特にロープジャンピングは体育の時間に一生懸命、練習した競技です。ロープジャンピングは全員の息が合わなければならない競技です。結果は学年 2位でした。悔しくも1位をとることができませんでした。担任の先生には「やるからには一位じゃなきゃ、意味がない」と言われてしまいました。しかし、みんなで協力することができたのは、 1位をとること以上に意味があったと思います。
今まであまり話さなかったクラスメートと競技を通じて話すようになったり、クラスメートの知らなかった一面を見ることができました。そして何より絆を深めることができました。
 3月11日に起きた、東北関東大震災により、多くの尊い命が奪われました。一瞬にして、友人も仲間もいなくなってしまうのです。その悲しみは私たちの想像を絶するほどだと思います。いつ何が起きて、どうなるかわかりません。だから、どんなことにも一生懸命に打ちこんで、悔いのないように、今を精一杯生きたいです。

中学最後の体育祭

 5月21日、第34回体育祭が行なわれました。僕は今回怪我をしていてトルネードと騎馬戦しか出られませんでした。しかしこの2つの競技を通して、仲間と団結、信頼し合うことの大切さを改めて実感しました。
 まずトルネードでは、
コーンの周りを回る時に、みんなでしっかりと体を一方に寄せ、跳ぶときは前の人が「来るぞー!」などと言って、後ろの人たちを助けました。その結果、人生において最後となったトルネードでダントツ 1位で勝つことができました。
 騎馬戦では白組の3年で予めどう戦うか話しておきました。そして騎馬戦の第1回戦が始まってすぐ、僕の組んでいた騎馬は襲われました。そこで、帽子は取られなかったものの、騎馬は崩れかけ、僕が力を抜けば、確実に崩れるという状況でした。しかし僕は上の友達が頑張っているのに自分だけへばるわけにはいかない…と思い、全力で支え、相手の帽子を取ってくれることを信じ続けました。そして上にいた友達が頑張って取ってくれました。結果、最後まで生き残ることができました。さらに予め話しておいた作戦が効いたのか、騎馬戦の第 1回戦でもダントツで1位でした。
 次に、僕が出られなかった綱引きとロープジャンピングを通し、出来て1ヵ月半ほどのクラスの団結力がとても強くなったと思います。今回の体育祭を欠席してしまった両競技のメンバーが一人いたのですが、その代理人を決める時、一人の 友人がすぐに、「じゃあ俺がやるよ。」と即座に言った事に、僕はクラスの団結力を感じました。そしてロープジャンピングの結果は 2位となり、とても嬉しかったです。
 次に、クラス対抗リレーについて思ったことです。クラス対抗リレーはクラスの中から四人が走ります。中学3年の走る順番になった時、みんな必死になって応援していました。その時、みんなは自分のクラスだけでなく、自分の色の組も応援していることに気づきました。そして僕達のクラスの順位は 2位。この順位は彼ら4人で取ったのではなく、白組全員で勝ち取ったものであると思います。
 また、
今回体育祭は競技に出るだけのものではないということに気付かされました。僕は今回部活の仕事で綱引きの綱を出したり、棒引きの棒を出したり…など、色々なことをしました。体育祭終了後にも、片付けをしました。今までの体育祭では僕は楽しんでいただけですが、今年は裏で競技者が楽しむための仕事が出来て、とても良い経験となりました。来年もまた、人の役に立つ仕事をしたいと思います。
 今回の体育祭で築いたクラスの団結力を保つだけでなく、さらに強いものにしていきたいと思います。

5組  

体育祭

 中学校生活最後の体育祭は、3年間で一番楽しく、一番充実したものでした。私は実行委員だったので、体育祭が始まる前から準備をしたりと、大変でした。その仲で一番大変だったのが、今年初めて作った、クラスのプリントTシャツです。クラスの意見を聞いたり、友達とデザインを考えたりで焦る中、決められた短い期限を守るためにとても忙しかったです。けれどその分、とても 思い入れのある一枚にすることができたと思いました。
 当日は、天気にもめぐまれ、多くの生徒や保護者の方と共に体育祭が始まりました。私がでた競技は少なかったけれど、みんなと力をあわせて頑張ることができました。
特に印象に残っているのは、TORNADOという競技です。みんなで団結して 熱中したことで、とても白熱した展開になり、楽しかったです。
 また、応援では、一番心配していたRope jumpingがとても印象に残っています。当日までメンバー決めでもめていたりと、はじめはどうなるのかととても不安でした。けれど、結果は 3位という成績で、みんなで力を合わせることができたのだと、とてもうれしく思いました。
 競技以外で私が心に残っているのは、人との交流です。私はほとんど他クラスの友達と行動していたのですが、そこでいろいろな人と話したりする機会があり、とても楽しかったです。また、話してみると思っていたのとぜんぜん違う人などもいて、たくさんの人と交流を深めることができました。クラスの人とも初めの頃よりうちとけてきたような気がするのでうれしかったです。
 
私はこの体育祭を通して、団結することのすばらしさを学びました。また、今回初めて実行委員になり、たくさんの人の支えによって楽しく体育祭が開けたのだと実感し、感謝の気持ちを忘れないでいたいと思いました。
 

中等部最後の体育祭

 平成23年5月21日に、中等部での最後の体育祭が行われました。行われたのはたった1日ですが、その1週間以上前から先生方をはじめ、体育祭実行委員の人たちが準備を始めていました。たった 1つの競技でも生徒を招集する人がいて、用具を用意し、得点を数えて計算する人がいなければ体育祭は成り立ちません。だから僕は競技を行うだけではなく、少なからず裏でも仕事をして体育祭の準備を円滑に進めて、当日成功を収められるようにしようと思いました。僕は中等部の生徒会として当日に来校者の方々に来校者カードの受け渡しをする必要がありました。しかし、それだけをすればいいわけではありません。リレーのゼッケンを配ったりと、受付以外の仕事を前日にする必要があります。色々と苦労はありましたが、何事もなく前日の準備を済ませました。
 そして当日、いつもより1時間早く起きて、学校へ行き、生徒会の準備をしました。ホームルームが終わり次第、すぐに受付テントで仕事を始めました。競技では、ロープジャンピングが、練習の 2倍も跳べて3位だったので、クラスの団結力の重要さを知りました。また、生徒会としての仕事も多少のハプニングがありながらも成功を収めることができました。青組の総合順位も 1位とわずか数十点の差での2位とまずまずの結果となりました。しかし、その時はまだ疲労が大きくて喜びを実感することはできませんでした。
 
翌日、目が覚めると体中が筋肉痛になっていました。そこでようやく、ロープジャンピングが3位、総合成績が2位だった喜び、そして成功を収められた満足感がありました。しかし、トルネードなど後悔の念が残ってしまうこともありました。これで中等部としての体育祭は終わってしまいましたが、来年こそは後悔が残らないように全身全霊で取り組んでいきたいです。
 

6組  

体育祭を終えて

 私は、5月21日に行なわれた第34回目の本校での体育祭を終えて、思ったことや考えたことがいくつかあります。
 まず一つ目に思ったことは、今回の体育祭が、義務教育である九年間で最後の体育祭であったということです。公立中学校であるならば、中学3年生にとって、その中学校で行われる体育祭が最後となるわけです。しかし、本校で六年間過ごす私たちの場合は、あと 3回、本校での体育祭があります。そのため、あまり去年と変わらない気持ちで、「また来年もあるから」と一生懸命でなかった自分がいました。
今、こうしてこの作文を書いていると、もう少し一回一回の体育祭という行事を楽しむべきだったと後悔しています。残る 3回の体育祭は、本校の高校生としての自覚を持ち、精一杯盛り上げ、楽しんでいきます。
 二つ目に思ったことは、「団結して心が一つになれば必ず勝てる」ということです。私が特にそう感じた競技は、トルネードです。同じ青組であった5組の女子と団結力が生まれた結果、青組は 1位でした。とても嬉しく、気持ち良いものでした。こういう気持ちが得られるなら次の競技もがんばろうと思えました。この団結力が、他の場所でも生かすことができるといいなと思いました。
 三つ目に考えたことは、高校生たちの応援についてです。最後の競技であるリレーで、青組の高校3年生が一位でゴールした時に、青組の人々が一斉にそのアンカーの人を取り囲んでいました。これを見て私は、素晴らしいなと思いました。
 3月11日に起きた東日本大震災はとても悲惨で恐ろしいものでした。しかし、
こういう行事があるからこそ、皆の笑顔が増えていくのだと思います。そして、前を向いて歩くことができるのだと思います。私たちが住む地域は東北地方よりも被害は受けていませんが、精神的ショックを受けた方もいると思います。「日本なら必ず立ち直れる。」この言葉を信じて、これからの日常生活を大切にしながら家族や友人と共に頑張りたいと、体育祭を通して強く思いました。
 

体育祭を通して

 今回の体育祭を経験して、僕は色々なことを思いました。
 まず一つ目に思ったことは、「集中する」ということです。
一つのことに集中することで、物事を成功させることができるのだということを今回の体育祭から学びました。そのことがよくわかった競技は騎馬戦です。騎馬戦の 1回目、青組は全滅しました。そこで、集中して考えて強い騎馬の組み方をしました。そして、2回目は一番多くの騎馬を残すことができました。僕は、集中して考えてみれば不可能なことを可能なことに変えることができると実感しました。
 二つ目に思ったことは、「応援」です。今回、青組は応援で一番の成績を修めることができました。これは、高等部の先輩方のまとめ方が良かったからだと思います。
先輩たちの積極的なリードにより、青組の全員が声を出すことができ、入場門や中央門でみんなを鼓舞してくれたことが大きな勝因だったと思います。
 三つ目に思ったことは、「部活」です。僕は、アメリカンフットボール部に所属しています。僕は、100メートルの競技に出て1位になれました。それは部活のおかげだと思います。今回の部活対抗リレーで、先輩方が走っている姿を見て、やはり部活をやることで運動能力が向上していくと思いました。
 四つ目に思ったことは、「心」の面です。今回の体育祭を通して、どの種目にしても、あきらめないで最後まで戦いきることが大切だと思いました。これは学習面に置き換えて考えると、最後までくじけずに続けていくことで、受験でも成功するのだと思います。僕は、体育祭で学んだこの根性を大切にしたいと思います。
 今回、
体育祭で学んだことは、心や体を強くすることで、色々なことで成功できるということです。自分のがんばりによって良い方向に物事を進められるのだと思います。僕は、これからも体と心を強くしていきたいと思いました。

7組  

体育祭を通して

 先日、私にとって中等部最後の体育祭が行われました。私は今回体育祭実行委員として参加することができました。体育祭の前日、毎年恒例のTシャツの落書きをクラスや他クラスの友達と書き合い、気合いを入れて体育祭に臨みました。当日は真夏のような天候でした。私は私のできることを精一杯やるということを目標にかかげ、自分を奮い立たせました。
 中等部の綱引きでは、思いもかけず黄色組が優勝しました。短い時間で勝負がついてしまうこの競技は、その一瞬一瞬にどれだけの力がこめられるかで決まります。綱引きは力の競技ですが、気持ちも関係してくると思います。ちょっとでも気がゆるめば引っ張られてしまいますし、あきらめれば当然そこで終わってしまいます。気持ちの持ちようで結果は変わってくると思いました。私たち黄色組はあきらめず引っ張り続けられたことが良かったのだと思います。
 また、ロープジャンピングでは3年7組がなんと優勝することができました。練習ではなかなか良い結果を出すことができず、正直本番でどうなるか心配でした。練習のとき、私はお腹が痛くなって休憩をとることがありました。よく考えてみると緊張感が足りなかった気がします。しかし、本番では自分たちの最高記録の 99回という結果をたたきだしました。「1位は7組です」と言われたとき、私たちは歓声をあげて喜びました。みんなは、3年7組はやればできるんだとふざけて言っていましたが、本当にそうなのではないかと思いました。
真剣に集中してやることで良い結果は生まれてくることがあります。何事もやればできるのだから本気で取り組むことが大切だとわかりました。
 黄色組は残念ながら結果は最下位でしたが、私はとてもすがすがしい気持ちで満たされていました。みんなも悔いはないというような言葉を言っていました。それは一人一人が全力で応援や競技に取り組めたからだと思います。結果も大事ですが、それに至る過程の方がより大事です。私は高校生の先輩方の必死で戦っている姿を見てとても感動しました。
結果はどうであれ先輩方一人一人が輝いており、最高の体育祭であったと思いました。私たちも来年高校生になります。来年はより一層最高の体育祭にしていきたいです。
 私たち3年7組は体育祭の後教室で写真を撮りました。みんなとても良い顔をしていました。この体育祭を通してクラスの団結力が一気に強まりました。また、この体育祭を通して得たものを勉強や学校生活に生かしていけるようこの感動を忘れないでいたいです。

体育祭

 僕は今回の体育祭で初めて体育祭実行委員になりました。今回の体育祭では僕達 7組も入っている黄色組は残念ながら最下位だったものの、ロープジャンピングの競技では見事に 1位をとることができました。このロープジャンピングでは体育の時間も50回くらい跳ぶことができればいい方で、今回本番でだすことができた99回にはほど遠く、約 2分の1の数字でした。また、正直なところ僕達のクラスでは、クラス全員で練習をするということはあまりありませんでした。ですから僕も、そしてクラスの他の人たちも今回の結果には驚いています。この結果について、どうしてこのような良い成績をおさめることができたのかということを考えてみると、それはこのクラスの結束や思いやりによるものなのではないかと思います。僕はこのロープジャンピングという競技には参加していませんでした。ですから応援席から見守っていたところ、誰かが縄にひっかかったとしても周りの皆でその人に対して声をかけてあげたりしていました。もしもこの時縄にひっかかった人が、周りから声をかけてもらうことができなかったら、その人はミスを引きずってまた縄にひっかかっていたことでしょう。また、競技が始まる前にこの競技に出る選手たちを 応援に行くと、皆が一つにまとまっているのが見てとれました。これら二つの思いやりと皆が結束したことによって今回の結果を残すことができたのだと僕は思います。また、僕はこういうときに一つにまとまることのできる 7組はいいクラスだなと思います。
 この体育祭で自分達のクラスが良い成績をおさめることによってクラスの皆もしだいにうちとけあって、また
男子、女子ともに仲がよくなり、より楽しいクラスになりました。僕はこのクラスで良い成績を残せてともてうれしかったです。ですからこれを良い思い出としてこれからも学園生活を充実させていきたいと思います。

8組  

心を一つに

 今回の体育祭は、私たちにとって中等部最高学年としての初めての行事になりした。また、高校3年生にとっては江戸取の全校生徒で行う最後の行事でした。今回の体育祭も快晴で、予定通りに開催することができました。3月に起きた東日本大震災の中で行うことができたことをとても幸せに思いました。
 開会式では校歌斉唱から始まり、全校生徒の心が一つになった感じがしました。私たちが参加した一番はじめの種目は、大玉送りでした。私は体育係として大玉を運びました。この種目では 1回目が3位、2回目が4位と良くない結果でしたが、とても盛り上がりました。
 中等部女子のトルネードでは、アンカーを努めました。今年でトルネードをやるのは最後だったので、みんな一段と気合が入っていました。とても接戦で、はらはらした競技になりました。次の綱引きは中1、中 2と毎年参加していましたが、1位になったことがなかったので「今年こそは」という思いで頑張りました。私たち黄色組みは決勝で赤組と対決し、勝利することができました。
決勝では、男子よりも気合が入っていると思うほど盛り上がりました。
 最も印象に残ったのはロープジャンピングで、一番気合が入っていたと思います。応援団の応援合戦の後で、私が出場する最後の種目だったので、全員が一致団結して頑張りました。練習では結構良い結果だったけれど、本番では焦ってしまい7位でした。
 私たち3年8組として参加した初めての行事である体育祭は、
クラス全員が一つにまとまり、絆を深める良いきっかけとなりました。今年は勉強合宿や紫峰祭、修学旅行、そして卒業式があります。どれも思い出に残る最高の行事となるように、みんなが心を一つにして、協力して良いクラスを作りたいです。

一生懸命の楽しさ

 5月21日、中等部で最後の体育祭が終わりました。僕は中等部最後の体育祭で体育祭実行委員を務めました。体育祭実行委員は休み時間に集まったりなど大変でした。しかし、クラスのみんなで体育祭の準備をするのはとても楽しかったです。みんなでおそろいのTシャツもつくって体育祭へのやる気も高まっていきました。体育祭の準備は着々と進んでいました。しかし、残念ながら僕は体育祭1週間前になって足首を捻挫してしまいました。
 こうして体育祭を迎えました。ちなみに僕の足は治りつつありましたが、まだ走ることができなかったので、僕は写真係として働きました。
写真係として写真を撮っていると、みんながとても一生懸命に種目に参加していることに気付きました。僕も参加できる種目は、一生懸命に取り組みました。応援団の先輩方もとても一生懸命に応援をしていました。 
 僕は、この体育祭を通して、一生懸命に取り組むことがとても楽しいことに、改めて気付きました。それは
確かに大変ですが、その分、充実感や達成感、同じように取り組んだ仲間との一体感など、得られるものは非常に多かったのです。今後、試験や紫峰祭、球技大会や修学旅行などの学校行事に一生懸命に取り組んでいきたいと思います。また、学校行事だけではなく、日々の生活も一生懸命に取り組めば、また新たな発見と共に生活がもっと良いものになるはずです。そこで、文字通り「一生」を「懸命」に過ごしたいと思います。