紫峰祭の感想

1組

 今年の21組の紫峰祭のテーマは「ミステリー」でした。「ミステリーとはどんなものだろうか」というところから21組の紫峰祭はスタートしました。そして、たくさんの壁にぶつかりました。理想と現実のギャップにはまってしまったのでした。

 しかし、そのような時に紫峰祭をテーマにしたロングホームルームがありました。そこで担任の先生は私たちに紫峰祭の準備を早めに始めることの理由をお話してくださいました。その理由はいくらやりたくても無理なことはあるけれど、早めに準備をしたならばそのことにも早く気付けるので取り返しがつくというものでした。

 私はこのロングホームルームを受けて、きっとこれはもっと良いものができるというチャンスなのだろうと思いました。そして、紫峰祭が近づくにつれてみんなの気持ちがひとつになっていくのを感じることができるようになりました。みんなの気持ちが紫峰祭という一つの目的に向かうとき、人はこんなにも真剣に、また楽しく行動が出来るのだと思いました。そして、紫峰祭の終了の合図を聞いたその時に教室に居たクラスメイトが「終わった。」と笑顔で言っていたのでした。達成感に包まれたその空気をずっと忘れずにいたいと思いました。

 たくさんの笑顔に会えた紫峰祭になりました。




 中等部校舎最上階の一番奥。

 そこにあたる教室が僕のクラスの2年1組だ。

 このハンデが僕の「今回の紫峰祭で2年1組をなんとしても目立たせたい」という思いを盛り上げた。

 人を集めるためにインパクトのある紹介文を書き、真っ先に目に入るようなきれいな装飾、そして、予想を上回る内容を、来てくれる人に見てもらわなければならなかった。だから、とにかくインパクトがあって、来てくれる人を圧倒するような出し物を目指した。

 この目標を目指して準備してみて、学んだことは、「人々をアッと言わせる何かを作る」ということである。

 例えば先日亡くなったスティーブ・ジョブズ氏にせよ、画期的で人々をアッといわせた商品をたくさん発明した。このような商品には必ずそれ相応の良い結果が伴う。

 この考えを今回の話に置き換えるのならば、見た目、中身、そして紹介でお客さんをアッといわせることができれば、2年1組を紫峰祭で目立たせることが出来る、といえる。

 毎年紫峰祭ではたくさんのことを気づかせてくれる。今回学んだ「人々をアッと言わせる何かを作る」ということをみんなが心がければ、将来もっとたくさんのアイデアが生まれるのではないかと思う。僕も人々をアッと言わせる何かを作って、人々により暮らしやすく、楽しく過ごしてもらいたい


2組

 江戸取に入ってから2回目の紫峰祭は、とても充実したものであったと思います。クラスでの出し物の準備は、クラスがなかなか1つにまとまらず、正直どうにでもなれと投げやりに思っていたこともあります。

 当日、お客さんが楽しく感じてくれなかったらどうしよう、と不安を抱えたまま当日を迎えました。その不安は来てくれたお客さんを見て吹き飛びました。来てくれたお客さんの顔には笑顔があったからです。体験コーナーでもお客さんは一生懸命参加してくれて、最後は「ありがとう」と笑顔でいってくれました。

 私は最後まで投げ出さないで頑張って良かったと思うと同時に、そう思わせてくれたお客さんに対して感謝の気持ちでいっぱいでした。また、投げ出さずに最後まで頑張れ、出し物を成功させることができたのはクラスの皆がいたからだと思います。皆にも感謝の気持ちでいっぱいです。

 今回の紫峰祭で、友達の大切さがより分かりました。友達がいなかったらクラスの出し物は成功させることはできなかったと思います

 紫峰祭前までうじうじと悩んできましたが、そこまでうじうじしなくても大丈夫だとこの紫峰祭で分かりました。これから、もっと前向きに行きたいと思います





 僕は2年連続で、紫峰祭実行委員の仕事につきましたが、昨年とは違い、教室のレイアウトを考えたり、みんなと話し合ったりなど「みんなをまとめる」という頻度が多く、とても忙しかったです。

 けれども、みんなをまとめる事の大切さや、協力することがいかに大事であるかということなど、今回、紫峰祭実行委員になったことで学べたことがたくさんありました

 しかし、それにともなって反省すべき点もいくつかありました。そのため、こうした反省点を改善していき、クラス内をしっかりまとめることができるような存在になりたいなと思いました。




3組

 今年の紫峰祭は僕にとって2回目でした。最初、クラスのテーマを決める際や、それに関する 具体的な話し合いの際などに強い不快感を覚えていました。その時はまだクラスの研究発表のテーマに関心が持てませんでした。また自分の班で行なうことにも興味がなかなかわかず、やる気が出ませんでした。

そうしているうちにどんどん時間が過ぎ去っていき、気が付けば紫峰祭まであと三週間。しかし、いまだに作業は始まりませんでした。さすがにまずいと思い、準備を始めました。

ところが、実際に準備を始めてみるとなかなかおもしろく、そして、まだやらねばならないことが沢山あることに気が付きました。こうしてはいられまいと一念発起し、本格的に準備に取りかかりました。作業中は本当に楽しく、すらすらと進みました。また、その準備に熱中することにより、他のことに対してもやる気がでるようになっていきました。そして迎えた紫峰祭当日、昨年とは違い委員会の仕事や係の仕事も入って大忙しでした。しかし、クラスでの発表にも全力を注ぎました。

紫峰祭が終わり、今、自分がやってきたことを見直してみると、反省すべき点が数多くあります。例えば、最初の話し合いの際、もっと積極的に参加して意見を出さなかったこと、準備をするときに焦ってしまったこと、説明が不十分なっていたことなどです。過ぎ去ったことを後悔するつもりはありませんが、今年学んだ問題点を来年はぜひ改善し、よりよい発表をしたいと思います




 チアリーダー部は108日、9日にある紫峰祭に向けて7月頃から練習を始めました。私は紫峰祭で「オープニング」と「エンディング」を含めて5曲を踊ることになりました。その中でも中2で踊る曲は私を一番不安にしていました。なぜなら、初めて曲を編集するところからふりを作るところまで自分たちでやったからです。紫峰祭前日までふりを変えていたので大変でした。

 中3の先輩と中2で創作ダンスをやりました。先輩がふりを考えてくださいました。中3の先輩はとっても踊りが上手なので足を引っ張ってしまわないか不安でしたが、先輩は丁寧にふりを教えてくださり、私がわからないところも細かく教えてくださいました。先輩はいつもとても優しく教えて下さいました。

 紫峰祭当日になり、私はわくわくしていました。1日目は親が見に来るということだったので緊張しましたが、発表が始まると楽しさに変わっていました。紫峰祭の発表が終わり、家に帰ってビデオを見ました。1日目の反省点を2日目に活かそうと思いました。そして2日目も楽しく踊れました。

 紫峰祭を終えて、私は憧れの先輩と一緒に踊れて最高でした。私は全然上手に踊れませんが先輩のように上手に踊れるようになりたいです。そして、後輩の手本になれるようにがんばります








4組

10月の8日と9日に紫峰祭がありました。僕達、24組は「自然と童話を科学する」というテーマに沿って発表しました。クラス全体で見ると去年よりも準備が遅かったので不安でしたが、準備は終わりそうでした。

 しかし、男子が予定していた実験は危険すぎる、電力の使用量が大きすぎるなどの問題が生じ、実験は中止になってしまいました。その時はすでに紫峰祭までわずかな時間しか残されておらず、実験以外に何か準備をするという事はとても大変でした。急いでシーサーやブーメランなどに関する模造紙を仕上げ、ブーメランに関しては牛乳パックを用意して来校して下さった方々に作ってもらう事が出来るようにしました。

紫峰祭1日目は昼食と学校紹介の仕事以外はほとんど教室に居ました。教室に来て下さった方は、教室が4階にあったこともあって去年より少なかった事は残念でした。2日目も1日目と教室に来て下さる方の人数はあまり変わらないだろうと思い、あまり準備しませんでした。しかし1日目以上に教室に来てくださいました。準備した量だけでは足りず、暇が出来れば準備するという有様になってしまいました。来年の紫峰祭は今年の経験を活かして成功させたいと思います




  十月八日・九日に紫峰祭が行われました。本校の紫峰祭には、大勢の方がいらっしゃいました。私は今回の紫峰祭を通じて、いろいろなことを思いました。その中でも特に、準備は早めにやっておくべきだと思いました。なぜなら、私はプレゼント係でしたが、紫峰祭前日の夜遅くまで、準備をしていたからです。それでもプレゼントの一つであるしおりが、紫峰祭一日目でなくなってしまいました。その日の夜にまた、しおりを用意し直したからです。なので、準備は早めにやったほうがいいです。

あと私は、ゲームがあると来てくださった方が楽しんでくれると思います。なので、ゲームは12個入れた方がいいと思います。

来年は中学生最後の紫峰祭なので、より楽しい紫峰祭にしたいです。そのためには、今年の経験をできるだけ生かして、紫峰祭を楽しみたいです。



5組

 10月の8日と9月に紫峰祭がありました。私達2年5組はオリンピックについて発表していました。私は紫峰祭実行委員だったのですが、去年より準備を始めるのが遅かったので不安でした。でも、結果的にはいい方だったので良かったです。遊べるものがあったことが人の入る理由だと思いました。私はシフトが少なかったので、比較的たくさんのクラスを回れました。高等部の模擬店のクラスはとても楽しそうで、高校生になったらやってみたいと思いました。

 また、屋台村も人気のようでした。私も行きましたが、人が多くてびっくりしました。私はテニス部に所属していますが、たこ焼きもいっぱい売れててうれしかったです。そこで憧れのとある先輩と話せたりもして、いいことがたくさんありました。屋台は高校生になってからなので、今から楽しみです。ちなみに私は、たこ焼き・かき氷・トルティーヤ・焼きそば・粒アイス・じゃがバター・フランクフルトを食べました。

 今回の紫峰祭は、高2の先輩方にとって最後の記念の紫峰祭でしたが、だからこそ私にとっても記念になった紫峰祭でした。それを忘れないためにも、この作文を書いてみようと思いました。読んでくれてありがとうございました!




 今回の紫峰祭で、僕たちはオリンピックについて研究し発表しました。オリンピックのメダルやオリンピック委員会などについて詳しく研究して発表しました。僕の班はメダルについて調べました。メダルは職人の手によって作られていることを知り、とても驚きました。メダルはすべて同じ大きさ、同じデザインでそろっています。手作業では難しいこともあると思いました。

 クラスの中にスポーツを体験するコーナーを作りました。僕はミニフリースローの担当でした。パターゴルフ、PKボウリング、ストラックアウトなどを設置しましたが、全部楽しいゲームだったと思います。特にミニフリースローは年齢に関係なく楽しめたようで良かったと思います。準備するときにはとても手間がかかりました。正直面倒だと思いました。しかし、紫峰祭当日はたくさんの人が教室に来てくれてとても嬉しかったです。2日目は500人くらい見に来てくれました。

 他のクラスの研究発表も、さまざまな内容があって良かったと思います。特に2年6組の「2次元〜画面の向こうへ〜」が良かったです。僕たちの知っている漫画の紹介をしていました。知らない漫画の紹介もありましたが、その漫画を読んでみたくなりました。漫画のキャラクターの手書きしおりをもらえて嬉しかったです。

 模擬店や屋台の食べ物はとてもおいしかったです。高等部の演劇はとても楽しく大笑いしてしまいました。

 来年も今年のようにとても楽しく、終わったときに充実感のある紫峰祭を皆で作っていきたいです。



6組

 私は、今年の紫峰祭でさまざまなことを感じました。まず一つ目は、協力することの大切さです。2年6組は、『2次元〜画面の向こうへ〜』というテーマをもとに準備をしました。ゲームを考えたり、模造紙にまとめたり、教室のレイアウトなどを考えたりして、各自、一生懸命にやっていきました。おかげで、来ていただいたお客様に、とても楽しんでいただくことができました。模造紙作成の段階では、小学5年生位のお客さんがたくさん来てくれると予想していたのですが、大人の方もたくさん来てくださって、とてもうれしかったです。

 二つ目は、たくさんの教室をまわってみて感じたことです。高校生のほうに行ったら、すごく個性的な方々がいました。正直、びっくりしました。しかし、すごくおもしろいことをたくさんしてくださり、とても楽しかったです。中学生とは違い、景品が豪華だったので、行ってよかったと思えました。何回も行きたくなるようなところもありました。いろいろなルートがあるところもあり、全ルートをコンプリートしたくもなりました。私も高校生になったら、たのしいと思えるようなものをつくりあげてみたいです。

 紫峰祭を通して、たくさんのことを学びました。たのしかったと思えるのも大切だと思いますが、ずっと思い出に残っていられるような最高のものだと、よりよいと思います。生徒として作る紫峰祭はあと三回しかないので、どれも様々な形で、記憶に残していきたいです。





 今回は僕にとって2回目の紫峰祭でした。だから去年よりはすばらしい研究発表をしたいなと思いました。なぜなら、去年はとてもすばらしい模造紙、装飾は完璧だったのですが、来客者を案内する人がいなかったし、案内してもうまくできなかったからです。

 話は変わりますが、2年6組のテーマは『2次元〜画面の向こうへ〜』。主にアニメ、マンガについてやりました。僕は資料を調べ、班員と協力して毎日放課後まで残り、模造紙を書きました。紫峰祭の前日にはクラス全員が一致団結してクラスの装飾、クイズづくりをやりました。そして、10月8日、9日は友達と通用門で宣伝をしたり、来客者を案内、またクイズを教えたりしました。個人的にはこれらの他に衛生委員の仕事もしました。

 衛生委員はトイレットペーパー、ハンドソープなどの不十分なものの追加、洗面所の掃除などの活動をしました。そういう目立たない活動も良い仕事であると思います。また、これ以外の研究発表も見てきました。例えば、あるクラスは壁にトリックアートなど2年6組ではなかったものもあったので来年はもう少し面白いものがあればいいなと思いました。

 最後に、紫峰祭とは学校を盛り上げる一大イベントであると考えてます。だから、たくさんの保護者、来客者が来るのだと思います。せっかくたくさんの方がこられるのだから最高の研究発表をしたいのです。これから4回の紫峰祭をすばらしいものにしていくように、来年、またその来年も活動できたらいいなと思います







7組

 今年の紫峰祭を通じて私が最も強く感じたことは、協力ということの大切さです。特に紫峰祭準備の時に、そう思いました。

 私は入り口の装飾を主に手伝っていましたが、そこでは役割分担になっていました。先生のおっしゃった、自分にできることをするという言葉の通りだなと思いました。新聞紙を切り、丸める人や、新聞紙に色をつける人、新聞紙を壁に貼りつける人、また材料が足りなくなったときに手の空いた人が取りに行くなど、作業ができるだけとぎれることのないような工夫がされていました。その中でも新聞紙を壁に貼る作業が大変でした。きちんと貼らないとはがれて床に落ちてしまうからです。ときには、新聞紙を貼った段ボールごと取れてしまう、ということもありました。そんな時、みんなで協力して修復し、そして完成させることができたのです。

 紫峰祭の当日では、教室の前を通る人が、その入り口を見てくれたり、興味を持ってくれたりしてもらえました。完成された形まで行きつくのが困難だったということもあってその頑張りやその苦労が報われたような気持ちになり、とても嬉しかったのを覚えています

 このような経験をすることができたのも、クラスが一体となって「協力」しあえたからではないか、と私は思います。この協力というものは紫峰祭というような行事だけでなく全てのことに通ずる大事なものだと感じました。今年の紫峰祭を通じて改めて体感できた協力の大切さを、これからの学校生活の中などで活かしていきたいです




 僕は紫峰祭の準備から実際に紫峰祭を行った間に多くのことを学ぶことができました。

 学んだこととしてまず一つは、行うことを計画したら早くから作業にとりかからないといけないということです。自分たちはシンデレラ城を造ると決めたときに、最初はどのような作業をしていいのか迷っていました。設計図が調べても見つからなかったからです。でもLHRでの先生のアドバイスで、設計図がなくても、写真やペーパークラフトなどを使ってもよいと分かりました。この時が紫峰祭の三週間前ぐらいでした。その後、段ボールでシンデレラ城を組み立て始めました。しかし、一つの部品を作るのに多くの人数がかかっているのに、一人一人が最大限の力を発揮できず、かなりの時間を費やしてしまいました。

 多くの人数をかけたのに、一人一人が力を発揮できなかったのは、お互いに人数が多いので甘えていたところがあるからだと思いました。結局、シンデレラ城が完成したのは紫峰祭が始まる間際でした。シンデレラ城の細かい部分をきれいにすることが時間がなく、あまり出来ていない場所もありました。このようなことから、行うことを計画したら早くとりかかり時間に余裕が必要だと思いました

 もう一つは、協力することの大切さを改めて感じました。まず、紫峰祭の準備のときに自分一人ではできないことをお互いに協力し合ったからこそできたことがあったり、紫峰祭の当日に、模造紙の説明をしたり、受付をしたりすることを協力したからこそ混乱せずに自分の役割をしっかりと果たすことができたと思いました。

 紫峰祭で学んだことは、計画したことは早くから作業に取りかかった方が良いということや協力することなどです。紫峰祭で学んだ多くのことをこれからの生活に応用して実践していき、今までより充実した生活にしていきたいです


8組

 僕は紫峰祭で3つのことを実践しようと思っていました。一つ目は計画性を持って行動するということです。僕は「ものつくり」を担当していたのでそれがより重要なことに思えました。作る物を決めて、設計をして材料を集め、それから作っていくので、細かい計画を立てなければなりませんでした。最終的には紫峰祭に間に合わせることができました。

 しかし、途中で、作品が壊れたり、材料が集まらなかったりと、いろいろな問題が起きて最後のほうにやることが詰まってしまいました。だから、僕はもう少し計画に余裕を持たせたいなと思いました。二つ目は、メンバー全員をまとめて協力しながら作業を進めていくということです。僕は、紫峰祭実行委員であり、「ものつくり」の班長でもありました。だから、自分の作業を進めると同時に、他の人がどのくらい進んでいて、あとどのくらいの時間が必要か常に把握している必要がありました。しかし、もう完成していると勘違いをしていて、結局紫峰祭当日の朝、大急ぎで作ることになってしまった物が2つもあったので、それは反省点となりました。三つ目は、自ら進んでほかのことも行うということです。僕はできれば、「デザイン」や「模造紙」の班も手伝いたいなと思っていました。しかし、自分の班の作業が遅かったために、廊下の装飾が落ちてしまったときに、折れ曲がっていたところを元に戻す事くらいしかできませんでした。

 僕は今回の紫峰祭を通じて学んだことを日常生活に取り入れると同時に、来年の紫峰祭に活かすことができたらいいなと思いました。たとえ、来年、紫峰祭実行委員でなくても自ら進んで行動していきたいと思います。



 私は今回の紫峰祭で努力の大切さとチームワークの重要さについて学びました。また目標を達成する喜びも得ました

 はじめは正直なところ、自分が実行委員だという立場や、責任の重大さに戸惑いました。そして、自分にできるのかどうか本当に不安でした。私は紫峰祭が終わった今でも、自分が実行委員になってよかったのかよくわかりません。私自身が、とても良い経験になったし、良かったと思っていますが、周りの人がどう考え、感じていたのかはわかりません。やはり、一つの大きな作品をみんなで作るため、意見がぶつかったり、仕事をしない人がでてきたりもしました。

 しかし、それらを一つのチームで乗り越えてできた作品は世界に一つだけしかないし、この作品への思いを大切にしたいと思います。そしてそれをお客さんに見ていただいたり、ほめていただいたりしたときには本当に嬉しくなりました。けれど、私が一番感動したのは作品ができたときでした。この作品はとても大がかりな物で、1500個以上のペットボトルキャップと大きな段ボールを使って絵を描いた物でした。それを自分たちの手で作れたことを私は誇りに思っています。目標であった9月中に完成させるということはできなかったけれど、紫峰祭当日にきちんとはりだすことができて、安心しました。

 私はこれらの感動を大人になっても忘れたくないです。また来年もこの経験を生かし、中学三年生の「私」にしかできない作品を作りたいです。



9組

 私たち中等部二年九組は六月末の体験学習のときから紫峰祭について考え始めていました。あの頃はクラスがまだ新しく、これといってクラス一丸となる行事がなかったため、この紫峰祭はクラスを一つにしてくれた行事だと思います。

 早いうちからテーマを決めて夏休みも関係なく紫峰祭の準備に取り組み始めました。紫峰祭が近づくにつれ、日に日に多くの人が最終下校時まで残って準備をしました。はじめのうちはそれぞれの班ごとに課せられた分担をしていましたが、班の枠を超えてお互い助け合うことが自然になっていきました。学校に行くたびに教室が装飾や展示物で華やかになり、クラスがまとまっていくのがみえました。コツコツと積み重ねてきた結果が教室とチームワークをつくりだしました

 当日は予想を超えた多くの人が来てくださいました。足を止めて私たちの研究発表を見たり楽しんだりしている姿を見て、今まで頑張ってきてよかったという気持ちになれました。来校者の方に模造紙の説明をするのもはじめはうまくできなっかたけれど、何回か重ねるうちに説明して人に接する楽しさがわかり自分自身も紫峰祭を楽しめました。クラスの仲間たちも人をもてなそうと呼びとめたり、説明している姿をみてクラス皆の呼吸がそろっていると実感できました。今まで知らなかった友達の良いところに気付かされた場面もありました

 二日間の紫峰祭が終わって、片づけはわずか一時間半でもとの教室に戻りました。祭りの後のようにさみしく思いました。頑張って作った模造紙や展示物もごみとして捨てる時はあっけないと感じたりする面もありましたが、何かをやり遂げたという達成感や充実感が残りました。紫峰祭から感じとったものはまだ形として現れていないけれど、確かに心の中に何かが残りました

 紫峰祭をむかえるのにあたりアドバイスをくれたり、叱咤激励してクラスを引っ張って下さった先生。ありがとうございました。




 僕は今回、江戸取に入学してから二回目の紫峰祭に参加しました。今回、僕が紫峰祭に参加して特に思ったことは、三つあります。

 一つ目に思ったことは、部活内で協力する大切さが、わかったことです。僕は、入学してからハンドボール部に所属しているため紫峰祭やオープンスクールなどでは、焼きそばの屋台を担当しています。焼きそばの調理は、麺・キャベツ・もやし・肉・麺・ソース味の粉末と数種類の具材を使っています。この中のどれか一つでも欠けたら美味しい焼きそばを完成することが出来ません。そのため調理室で野菜や肉を切る人、テントの中で焼く人、ソース味の粉の袋を開ける人、全ての役割を全員で分担しました。各自が責任を持って段取り良く取り組むことができ、互いのことを思いやりながら作ることが出来ました。

 このことから僕は、一人一人の役割を把握し、それと同時に、その役割を果たさなければいけないという責任感が僕に協力する大切さを教えてくれたと思います。又、協力することが大切だと思えた瞬間は、焼きそばを作る量が間に合わず大勢のお客さん達が長い行列を作って待ってもらっている時に慌てず、みんなで大きな声を出し合って協力しました。特にそのことが「みんなで協力する大切さ」を教えてくれたと思います

 二つ目に思ったことは、みんなで一つの物を作り上げる大切さです。僕は、焼きそばの屋台担当を優先してしまい、あまりクラスの活動に協力する時間がありませんでした。しかし、それでも昼休みの時間や授業の合間を利用して出来るだけクラスに協力するよう自分なりに努力をしました。そして、クラスの活動に協力する時間が少なかったからこそ一分一秒という僅かな時間でも大切にし一つの物をみんなで協力して作り上げた時に大きな感動となりました。今回、協力する時間が少なかった僕を責めずに、「屋台も頑張ってよ」と応援の姿勢で見守ってくれた班員には、とても感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。そこで僕は、「互いを思いやり責任を持って作り上げる大切さ」を学びました。

 最後の三つ目に僕が思ったことは、この紫峰祭は、責任感や協力する大切さ、互いに思いやる気持ちなど普段の勉強では身につけることが出来ない貴重な体験を実践し体感しながら感じとることが出来たということです。

 今年の紫峰祭は僕にとって多くのことを学び、教えてくれた素晴らしいものとなりました。







戻る