夢を語る会の感想    

人々が笑顔になれる職業

 年1組 女子  

 私の将来の夢は、薬剤師かエンジニアになることです。一見、理数系ということしか共通点がないような感じがします。しかし、私にとっての共通点はいろいろあります。その中で最も大切なのが、人々が笑顔になれるところです。私がどちらかの職に就いた時の目標にしたいと思っています。私がなぜこれらの職に興味を持ったかというと、小さい頃ディズニーランドに連れて行ってもらったことがきっかけです。そこでは大勢の人が笑っていました。だから、小さい頃はキャストさんになりたいと思っていました。しかし、病気の人は楽しい場所どころかどこにも行けないし、笑うこともできないのではないだろうか、と考えて薬剤師の方がいいなと思うようになりました。薬ならどこへでも持って行けるので便利です。持ち運ぶので、高温でも溶けにくく、さらに低温でも凍らない薬を開発したいです。塗り薬だったら、ベタベタしない保湿剤を作りたいです。私自身も薬にとても助けられているけれど、嫌な思いもしているので、薬を服用する人の気持ちを考えることができると思います。エンジニアになりたい理由は薬剤師と同じで笑っている顔が見たいからです。エンジニアになったらディズニーランドのアトラクションやパレードのフロートを作りたいです。ところで、なぜディズニーにこだわるかというと、東日本大震災の時、落ち着いて来園者を避難させていたのをテレビで見たからです。その迅速な対応にとても驚きました。私は大震災の5日前に卒業旅行でそこに居たので映像を見てゾッとしました。あの人混みの中に居たら、私も友人もパニックになっていました。もしも今度こんなことが起きたら私もキャストさんみたいに冷静を保ちたいので、少しでもディズニーの考え方を学びたいです。大学生になったら、どちらかを諦めなくてはならないのが当たり前だけれど残念です。
 夢を叶えるためには、絶対に誰もが努力をします。私は何を努力するかというと、私は学生なので勉強だと思います。最近、英語と社会がよく分からなくなってきているので、それを頑張ります。具体的には、社会は意味と言葉が一致するように単語帳を作りたいです。英語はワークと単語をしっかりやりたいです。そして、1月に英検を受けて苦手を克服しようと思います。初めて受験するので緊張していますが、プレッシャーに負けないように、過去問や復習をしっかりして合格を目指して頑張ります。
 私は今すぐやりたい事も、将来やりたい事も山のようにあります。しかし、全部やれる訳ではないので今のうちに勉強をして、大学を卒業したらきちんと働いて、やりたい事をしたいと思います。

多くの人に笑顔を届ける仕事

 1年1組 男子 

  僕の将来の夢は北海道大学を卒業して、医師の資格を得ることです。医師の中でも外科として、発展途上国の医療が発達していない地域に滞在し、病気に苦しんでいる人を助けるような医師を目指しています。
 このように医師になることを志している理由が2つあります。まず1つ目は小学校3年生の時で、アニメ「ブラックジャック」に憧れたからです。彼の天才的な手捌き、一瞬の判断、そして医者になる意味、医師にとって大切なことを伝えてくれました。その時からブラックジャックのような医師になりたいと思っていました。2つ目はテレビでよく見るのですが、発展途上国の医療が発達していない地域へ派遣され、病気に苦しんでいる人を助けているという番組で、電気、清潔な水やまともな設備もなく、そんな中で何十時間も一生懸命手術をして成功させているそんな姿を見て、かっこいいと思いました。そんな人たちがよく番組の最後に言うことが、「入院患者自身やその家族が心から喜んで笑ってくれるのが、一番医師になってよかったと思うことです。」この言葉を聞いて、とても感動しました。お金など関係なく病気の人を助けて、多くの人に笑顔を届けている。そんな所が素晴らしいと思い、この仕事をやりたいと決意しました。
 
医師になるために大切なことはまず勉学です。もし外国に行くなら英語を中心にその国に合った語学勉強が必要です。そして医師免許を得るためには、医学部に入る必要があり、その段階には医科コースがあります。医科コースに入るのは自分にとって難関ですが、今からでも間に合わないわけではありません。一日一日の寸暇を惜しんで、これからの学校生活を送っていくのが一番大切なことだと思います。そして次に医者になるために大切なことは、人と人との間のコミュニケーションや態度、接し方だと思います。コミュニケーションや態度、接し方が悪いと、試験の面談で落とされたり、自分と患者との間の心が離れてしまいます。深く考えると、外国に行った時、コミュニケーションがとれていないと話が噛み合わずに騒動が起きてしまいます。こういったコミュニケーション力を育てるためには、今の人との接し方が大切です。そのためにこれから今の友人関係を見直し、良い友人関係を築いていきたいと思います。
 医師になる中で今やるべきことは、朝早く起き、朝学習、朝読書に参加し、授業では集中して、予習復習をしっかりするというこの勉強スタイルだと思います。これからは今の学校生活をしっかりと見直して、自分の苦手な部分やできないことは全て克服し、日々自分の夢に少しでも、近づけるように一生懸命に努力していきたいと思いました。

 

「心」を大切にできる医師

 年2組 女子 

  「夢を語る会」を通して、自分の夢について考えてみました。私は将来、医者になりたいと考えています。医者の辞書的意味は「病人を診察し、病気や怪我を治す職業の人」です。人間の病気はたくさんあります。脳の病気、心臓の病気、消化器の病気等。どのような専門の医者になれるかはまだ分かりませんが、患者の病気をみると同時に、その病気を抱えて悩んでいる心も治療することが出来るようなハートフルな医者を目指したいと思っています。
 また、先日、在宅医療を行っている医者のドキュメント番組をテレビで見ました。家庭に出向いて一生懸命に治療をされていました。とてもハードな仕事です。病気だけでなく、患者の心の声に耳を傾けなくてはなりません。また、最近では、亡くなった患者の家族の心のケアも実践されていることを知り、本来、医療とはこういうものなのではないかと思いました。人間は心を持った生命体です。たくさんの生命がある中で、人間に生まれてくることができたので、その心を大切にできる医者になりたいです。
 私が医者になりたいと考える理由は二つあります。一つ目は、私が小さい時に大好きだった祖父が亡くなったからです。私は小さいながらも「なんで死んじゃったの。病気はお医者さんが治してくれるんじゃなかったの。」と疑問に思いました。その当時はそれ以上考えることはありませんでしたが、小学6年生の時、この江戸川学園取手中学校を受験する際、夢についてよく考えてみたところ、ふとその出来事が浮かびました。そこで、将来、医者になって、全ての病気を治そうと考えました。二つ目は、妹の心臓手術の担当をしてくれた女の先生がとてもかっこよかったからです。私にも妹の病気の説明・手術の内容をしっかりと教えてくれました。その女の先生が「小児科は医者としてとても大変だよ。でも子供達の無邪気な笑顔を見ると、頑張ろうって思えるんだ。」と私に話してくれました。私はその言葉に胸を打たれ、今では小児科の医者になれたらいいなと思っています。
 医者は患者の命を背負うのが仕事。時にはその患者の人生を180度変えてしまうことだってあるのですから、人生を背負うのと同じだと思います。つまり、患者の全てを背負うのです。命を預けてもらうには、患者はもちろんのこと、親族などから信頼がなければいけません。そのためには、医者としての技術、そして何より人間性が高くなくてはなりません。その人間性を高めるために、江戸川学園取手中高等学校で5つの心の誓いの5項目を習得していけたらいいと思います。また、立派な医者になるためには、心力・学力・体力の3つはどれも必要不可欠です。また、その3つを身につければ、将来、きっと「心豊かなリーダー」となれると思います。
 この江戸川学園で、充実した学園生活を送りながら、精一杯努力し、「医者」という夢を現実へと変えていきたいと思います。

教授になりたいという夢

 1年2組 男子   

 僕の将来の夢は教授になるということです。教授とは、高等教育上の最高の教員のことです。そして教授になるためには資格が必要となります。その資格には「博士の学位を有し、研究上の業績を有する者」や、「専攻分野について特に優れた知識及び経験を有すると認められた者」などとあります。今のままではこの資格を取ることは絶対にできません。だからこそ、この江戸川学園取手中高等学校での中1から高3までの生活を大切にしていきたいと思っています。今の僕は、まだまだ成長する余地はたくさんあると思います。
 この間の夢を語る会でお話してくださった、高等部23期生の小野公輔さんは、現在東京工業大学の特認教授として、化学を教えています。そして、夢を語る会で化学の魅力について話してくださいました。しかし僕達中1生はそのようなことをまだ勉強していないので、話の内容がさっぱり分かりませんでした。後日、理科の教科担当である金子先生から、これでもなるべく分かりやすいようにしてある内容だったそうです。そして、この内容は高校1年生の授業で学ぶ内容だそうです。僕はこの話を聞いて、この高校の内容の土台となる中学校1〜3年生の勉強にもっと真剣に取り組まなければいけないのだということを改めて実感しました。
 定期テストで上位に入る、模試で上位に入る、小テストで満点を取るといった小さなことならば、努力次第ですぐに達成できるはずだと思います。だから、小さいことをこつこつと達成して、どんどん積み重ねていって、大きなことを達成したいと思っています。塵も積もれば山となるので、どんなことでも一生懸命にチャレンジしたいです。そして、そのチャレンジ精神で学力をどんどん伸ばしていきたいです。誰もがあきらめるような無理難題にでもどんどんチャレンジしたいです。
 このように僕はもっともっと努力すべきであり、ゲームやマンガなど勉強の妨げとなる時間をもっと減らすべきだと思います。そして、これからの僕の生活の中では、教授になるという夢に向けて、一歩一歩近付いていくため、心力・学力・体力の3つを均等に育て上げることができるようになりたいです。

 

社会に貢献する仕事

 年3組 女子 

  私の将来の夢は、道徳でも何度も書いてきたように医者になることです。そのきっかけは、自分の辛かった風邪を治してくれたのが医者だと知りすごいと思ったのが始まりです。それから、いとこが重い病気にかかっても普通の生活を送れるようになるよう治してくれたのは医者でした。そして、少しずつ医療について強い関心を持つようになりました。また、私自身も歯並びが悪いため矯正をしているうえ、肌が弱くすぐににきびなどができやすく、そのため学校でもからかわれて恥ずかしい思いをしたことがありました。けれども、美容皮膚科の先生に治してもらい、友達にからかわれることが少なくなり、精神的にも安定して自分に自信が持てるようになりました。さらに、今年起こった東日本大震災では、医師も最前線で活躍するさまざまな職業の人たちの中の1つで、とてもたくさんの人を救っていたのをTVで見ました。このように、ハード面はもちろん、ソフト面までも治す医者という職業に強い憧れを持ちました。
 しかし、医者という夢を持っている人は他にも大勢いますが、その人たち全員が安易になれる職業ではありません。私は医者という職業を知ろうと思い、医療関係の本やマンガを読みますが、とても難しく、たくさんの努力の積み重ねが大事だとつくづく思い知らされます。でも、言い換えれば、その1つ1つの努力を無駄にしなければ、夢にたどりつけるということです。
 私の長所はメンタルが強いことです。その長所を生かして頑張って理系の強い江戸取に入学しました。私は、医学の中でも重要な理系を得意としているので、さらに伸ばして得意教科にしていきたいと思います。また、それに対して英語が苦手です。医師は語学力を必要としているので、もっと重点的に勉強していきたいです。そして、高等部に入ったら念願の医科コースに入るために中1だからと気をゆるませずに一生懸命頑張りたいと思います。
 私の夢は医者です。しかし、私の最大の目標は、“良識のある社会人になる”ことです。医者に限らず、社会に貢献していくようなやりがいのある仕事に就くには、なによりも自分が社会に出て恥ずかしくない人間になる必要があります。「心豊かなリーダーの育成」を理念とする“規律ある進学校”の江戸取での5年間を、規則正しく生活して夢と目標を叶えられるよう頑張りたいです。

数学の研究者になる夢

 1年3組 男子    

 僕の夢のゴール地点は、大学の教授になって数学に関して新たな規則性や理論を発見したものがこれからの日本や世界に役立つようにすることです。この夢を持つきっかけとなったのは、小学校の頃の塾で40人程度いるクラスで僕1人だけが他の生徒と違う方法で問題を解いたからです。他の生徒は大体教科書に載っている解き方をアレンジしたようなものでしたが、僕の解き方は教科書とは全く違い、担任の先生に「君は新しいものを発見する能力がある」と言われてすごく嬉しくなりました。この時僕は、数学の研究者になろうと思いました。
 
僕は夢を達成するまでの途中経過も考えています。まずは、中学受験の塾の講師になり、ここで数学の基本となる算数の応用を振り返りたいと思います。次は、私立の中高等学校の数学の教師になりたいと思います。そのためには、今から習う数学や今までに習った数学を完璧に理解する必要があります。そして夢のゴール地点である大学の教授となって研究をします。また、この夢までこの経過の中でいろいろな人たちと触れ合いたいです。僕には、チャレンジしてみたいことがいくつかあります。その中で一番スケールの大きいものは、数学または算数において偉大な事を成し遂げた人をたたえる会のようなものを国際的規模で設立したいと思います。ノーベル賞に数学の分野はありませんが、僕はノーベル数学賞のようなものを作りたいと思っています。僕はこのほぼ実現不可能な目標をなんとか実現可能なものにしたいです。
 僕は今まで親や友達、先生などさまざまな人たちに支えられてやっとここまで来ることができました。だから、僕の夢や目標の本質は、常に周りの人たちや世界中の人々のためになるようなことをしていきたいということにあります。しかし、これらの大きな目標や夢を実現させるには、周りの人たちのみならず、世界各国の人々の支援も必要になってくるので、そこで必要となってくるのは人と人とのコミュニケーション能力だと思います。今の中学や高校時代は、その人と人とのコミュニケーションを学ぶために、とても良い時期だと思います。特に実践5項目は国際社会に出ても使えることだと思います。挨拶はもちろん礼儀など夢を実現させるには、必要不可欠な要素だと思います。なので、これからも学校内にとどまらずに近所の人たちと交流を深めていきたいです。
 僕は、これからもこの江戸川学園取手中高等学校の生徒として誇りを持ち、また今年から2年生になるので気持ちを引き締めて勉強や部活などに励んでいきたいです。

 

救命医という夢

 1年4組  女子  

 私がこの夢を持つようになったのは、小学校1年生の時です。私はテレビで女医さんの姿を見て「お医者さんってかっこいいな」と思いました。その時から医師になりたいと思っていましたが、医師になりたいとはっきりと思いはじめたのは東日本大震災が起きた時でした。被災地のニュース映像で医師の姿を見て最前線で命を救える救命医になろうと思いました。救命医になるためには、高度な知識も大切ですが、体力も必要だと思います。私の 叔父から聞いた話ですが、救命医は体力勝負でいつでも、呼び出しがあれば病院にかけつけなければならないそうです。そのために私は、部活で体力をつけています。私が所属する水泳部ではかなりの筋力、体力、忍耐力がつきます。私はこのすべてが救命医になるためには必要不可欠だと思います。
 
また、医師になるためには医科コースに入ることも大切だと思います。私は紫峰祭の時に学校紹介でボランティアをしていました。その時の親御さんが先輩に医科コースに入るためには学年で何位に入ればいいのかと質問し、先輩は50番以内だと答えていました。私の今の順位は74位です。あと24人抜かせるようがんばります。
 
私が志望しているのは、国立大学の医学部です。国立大の医学部でも私は千葉大か筑波大の医学部に行きたいです。合格するために必要な偏差値は65以上です。今の私の全国から見た偏差値はZ会模試を受けてみないとわかりませんが、きっと足りていないと思います。必ず合格するために今から学習時間を少しずつ増やして努力していきます。
 私が救命医になりたいということを現在医師である叔父に言ったところ、なぜ人数が少なく大変な救命医になりたいのかと言われました。医師の側からみても大変で過重労働が問題にもなっている救命医になりたい理由は人の命を助けたいというのもありますが、救命医が不足しているというのも理由の1つです。私は幼い頃肺炎にかかり、深夜に病院に運び込まれたことがあります。その時応急処置をしてくれたのが救命医でした。私はその時は何も考えませんでしたが、今考えると深夜でも対応してくれた救命医はすごいと思います。しかし、大変な環境に耐えられず、救命医を辞める人が多いそうです。私だったら一分一秒を争う現場で医師として働きたいし、私が今救命医のことをすごいと思っているようにすごいと思われたいです。たとえ救命医が不足していて過重労働が問題になっていても私は絶対に救命医になって一分一秒を争って人の命を救いたいです。私は、大きな夢に向かって日々努力していきます。

自分の夢の実現へ

 1年4組  男子 

 僕の将来の夢は新聞記者になることです。
 なぜこの職業に就きたいのかというと、小学生の頃に新聞の記事を読んでいたらその記事がおもしろかったので、僕もおもしろいことを書いてみたいと思ったことと、自分が思ったことを書くことができるのが良いと思ったからです。その夢の実現のために今から5教科の勉強をまんべんなく行っていき、その中でも文章を書く能力を上げるために、国語をもっと頑張っていこうと考えました。そして定期試験でも毎回良い点を取り続け、有名大学に入学し、またそこから勉強を積み重ねていって夢を実現させようと思います。
 しかし、最近では学歴だけでは自分のなりたい職業に就くことができなくなり、人の性格や態度まで全て良いものでないと就職は難しいと言われるようになったので、僕は成績だけでなく、 性格や態度にも人から見て良いと思われるような人間になろうと考えました。例えば、先生方などにお会いした場合は、元気よく挨拶したり、地域内などで、そうじをして下さっている方達を見たら、「お掃除ありがとうございます」などのねぎらいの言葉をかけてみようと思いました。これらのことを実行することで、他人から見ても性格や態度が良いと思われるのでないかと考えました。
 また、僕はあまり自分から働きかけるということをしてきませんでした。少しずつ自分から働きかけようとすることを増やしていこうと考えました。さらに、悪い出来事を引きずらず良い方向に持っていこうとするストレスコントロール力を重視する企業も増加してきていると学んだので、そういう力なども身につけていこうと考えました。僕は悪い出来事を少し引きずってしまうので、これからは良い方向にも考えられるようにしたいです。
 
新聞記者の素晴らしいところは、いろいろな情報を収集して、それを読者に読んでもらえるように記事が工夫されている点です。新聞記者は、情報を足で稼ぐとよく言われています。色々な場所に行って取材をし、そこで情報を手に入れるだけでなく、その情報を記事にするために文を練っていき、読者に読んでもらえる工夫するという作業は本当に尊敬しています。僕も新聞記者になったときには、読者に読んでもらえるような素晴らしい記事が書けるようにしたいなと思いました。新聞記者になるため の第一歩として、人から見て性格や態度が良いと思われるようにし、学問では5教科まんべんなく勉強していき、有名大学に合格して、新聞記者になるという夢をかなえて、読者に読んでもらえるような素晴らしい記事がかけるようにしようと考えました。夢への第一歩として人間としての人格を高め、勉強をこれから頑張っていこうと思いました。

 

人を笑顔にすることのできる医師

 年5組 女子

  私の将来の夢は医師になることです。この職業を目指したのは、祖父が病気で入院した時に、患者さんのためにと一生懸命に働く人達の姿を見て感動し、強い憧れを抱いたことがきっかけです。その夢を叶えるためには、大学の医学部に入学し、専門的な知識や技術を身につけ、国家試験に合格しなければなりません。しかし、第一関門である大学入試は5年後のことなので、医学部に入るために今、自分はどのようなことをすればいいかを考えてみようと思います。
 はじめに、私は夢を叶えたいという意志を強く持つことが大切だと思いました。そして、強い意志を持つために、どういう医師になりたいかということを考えてみました。私は、患者さんのことを第一に考え、病気を治すために努力し、人を笑顔にすることのできるような医師になりたいと思いました。次に私は、具体的にどうすればよいかを考えてみることにしました。やはり一番大事なのは勉強するということです。入学してから9ヶ月以上が経ちましたが、1年生で習ったことが不十分なまま次の学年に上がってしまうと、内容を理解するのが困難になってしまい、5年間それを続けてしまうと、その分を取り戻すことが出来なくなってしまいます。だから、今まで習った所は完璧にできるようにしたいです。そして、私はこの冬期休暇の間に苦手教科の克服をしたいと思いました。問題集に取り組んだりして、今までは学習した所はほぼ完璧に出来るようになったのではないかと思います。そして、最初から授業中に先生方のお話をよくお聞きし、その授業内で理解できるようにすることが大事だと思いました。また、分からなかった所は放っておかずに先生に質問したりすれば、苦手教科も無くなると思いました。そこで、これからは5教科とも同じ位の学習時間を費やしてまんべんなく勉強していきたいと思いました。そして、私は学習でも目標を持つと、さらにやる気が出るのではと考え、これからは学校の試験や模試を目標としようと思いました。だから、次の学年最後の実力試験で70位以内に入るということを今の目標として勉強に励もうと思います。
 また、医師になるために必要なのは学力だけではありません。手術をするような部門の人だと、体力や集中力が必要ですし、救命救急の施設で働く人は気力が必要になるなど、様々な能力が必要になってきます。だから休日には運動をしたり、自分を甘やかさないようにするなどして、自分をより良いものにできたらと思いました。
 最後に、私はまだ細かい部門は決めていませんが、このようなことを5年間続けることによって自分の夢に一歩ずつ近付くことができると同時に、徐々に全体像をつかむことができると思っています。


夢に向けて

 年5組  男子

 私は在校生3人のスピーチを聴いて、少し焦りを感じました。なぜなら、自分の夢をしっかり抱いていて、それを大勢の人が聴くような場所でスピーチできる位に適確に夢が分かっていたからです。
 私の夢は漠然としていて、細胞や菌などを調べる学者か、鉱物などを調べる学者というように、結構曖昧です。しかし、来て下さった先輩達や、これまでの講話などで先生方がおっしゃっていたように、今有名な人達も子供の頃は漠然とした興味などから今に至っているという人もいます。だからまだはっきりとした夢が無いからといって、あまり焦らないようにします。焦っていたら自分の興味のあるものなどを見逃して、さらに夢が決まらないという悪い結果になってしまうような気がするからです。
 次に、他人の体験談や意見などを聴いてみるということです。自分の将来の夢というのは、最終的には自分で決めて、自分で切り開いていくものだと思います。しかし、自分で完璧に決めるまでの過程には、様々な人が関わると思います。この前、祖父母の家に親戚が集まった時に、兄が叔父に大学の選び方や職業のことなどについて聴いたら、延々と叔父が熱弁を振るっていて、とても驚きました。小さい頃思っていた、よく遊んでくれた 優しい叔父という感じではなく、本気で接してくれる大人の人というような感じでした。それほど、将来の職業や大学選びなどはとても重要だということがとてもよく分かりました。兄も叔父から色々な話を聴いて、とてもためになったと言っていたので、人からアドバイスなどをもらうのは結構良いことだと思いました。また、私自身この1年で様々な講話をお聴きしてきたら、今まで考えなかったようなことなどを色々考えられるようになったので、人の意見などを聴いて、自分の考えに取り入れることはとても重要で大切なことだと思いました。
 次に夢に向けての努力についてです。自分の目標などを達成する時、必ず努力が必要です。先程書いた叔父も、大学受験の時にものすごく努力をしていたと母から聴きました。私が夢に向かって今から急いで努力をしても、今すぐ夢が叶うわけでもありません。努力してもせいぜい専門的な本などを読むこと位しかできません。だから私が今から夢に向かって努力すべきことは、しっかりと勉強をして、良い成績を修めるということです。そして、勉強する習慣をしっかり身につけて、学年が上がっても勉強で困らないようにしたいです。良い成績が取れたら、良い大学にも行けて、自分が就きたい職業に就けるかも知れません。私がこれから夢に向かって努力することは、まず勉強をしっかりとして、良い成績を取ることと、専門的な知識をつけることです。

 

たくさんの人を救うために

 年6組 女子

 私の夢は医師になることです。今回、「夢を語る会」のスピーチを聴いて、医師になるという気持ちが強くなりました。
 夢を語る会の前までの私は、たくさん勉強をしていろいろな知識を身に付けて、手術や治療でケガをしている人々を守りたいと思っていました。治すことが難しい病気でも乗り越えられるような人になりたいと思っていました。
 夢を語る会を終えて、少し違った夢を持つようになりました。たくさん勉強し、難しい手術でも乗り越えていきたいと思っているのは今も変わりません。しかし、東日本大震災があり少しずつ夢が変わっていきました。この大震災はたくさんの人が亡くなり、ケガをしました。多くの人が苦しみました。私は福島の様子をテレビや新聞でしか見ることができませんでしたが、ひどい状況だということは分かりました。テレビに泣きながら訴えている人を見てこの人たちを助けたい、救いたいと思うようになりました。夢を語る会でお話して下さった梅津道久さんは本当に素晴らしい方だと思いました。大震災では心に傷を 負ってしまった人もいます。そのような人に付き添ってあげることもとても大事なことだと分かりました。大震災から約9か月たった今でも小さな余震があります。いつ何が起こるかわからない状況で冷静に行動し多くの人を守っていきたいと思っています。たくさんの人を救うために世界中を飛び回り頑張っていきたいと思いました。
 
その夢をかなえるためには、授業を集中して聞き、目の前にある課題を真面目にこなしていかなければいけません。毎日の授業の予習・復習を頑張りたいと思っています。そして、私は時間厳守が得意ではないので決められた時間に行動できるようにしたいと思います。
 私には、目標としている人がいます。それは祖父です。祖父は耳鼻科の先生で、ひとりひとりの患者さんにしっかりと向き合っている姿を見て、祖父のような人になりたいと思いました。何事にも真剣で、頑張っている人は 格好良いと思います。私もだれかに尊敬されるような人になりたいと思っています。
 
夢をかなえるためにはまだまだ遠いけれど、地道な努力で夢に近づけるようにがんばりたいと思っています。夢を語る会はとても良い経験になりました。様々な種類の職業のことがわかり、世界が広がりました。まずは目の前のことを 一つずつこなしていき、一歩一歩、進んでいきたいと思います。将来、どのような職業に就いても、この職業に就いてよかった、楽しいと思えるようになりたいです

科学者になるという夢

 1年6組 男子 

 僕の将来の夢は、化学者になってノーベル賞を受賞することです。
 なぜ、化学者になりたいのかというと僕は小さい頃から自然や宇宙に興味があり、だんだん理科という広い分野そのものが好きになりました。そして、小学校高学年になって受験勉強を進めるうちに、化学分野のことを学習し、水溶液や気体など、物質に関する分野が好きになりました。そして、小学6年生の11月に鈴木章さんと、根岸英一さんが「カップリング」という技術を発表して、ノーベル賞を受賞しているのを見て、「自分もいつか、このようにノーベル賞を受賞したい」と思いました。だから、そのためにも、化学者になりたいと思ったのです。
 僕は今、好きだからという理由と、化学者を目指しているからという理由で、原子記号の周期表を暗記しようと頑張っています。原子には原子番号という番号がついていて、周期表は、その番号順に1から並んでいます。110番まで見つかっている原子のうち、僕はまだ30番までしか覚えていません。しかも、これから覚えるものの半分以上が聞いたこともないようなものばかりです。しかし、化学者になるためには、常識として知っておくべき事だと思うので、頑張って覚えようと思います。
 また、将来化学者になるためにも東京大学の理系に入りたいと思っています。もちろん東京大学に入るとは容易でなことではありません。だから、この江戸川学園取手中高等学校での6年間、日々の学習を怠ることなく続けていきたいです。しかし、その6年間のうち、もう1年が終わろうとしています。さらに、受験の時期を考えると、もう受験まで5年ほどしかありません。だからこそ、この5年間時間を有効に使い、無駄のない生活を送りたいと思います。
 
ところで、僕が化学者になって何をしたいかというと、物質同士を混ぜたりくっつけたりして新しい物質を作り出したり、新しい物質を見つけたいと思っています。それを、人々のために役立てていきたいと思います。また僕は化学者になったら、世界中の人々に化学という分野に限らず、理科というものの楽しさと面白さを伝えていきたいと思います。やはり僕も、幼い頃から理科に興味がなかったら、化学者になりたいとは思わなかったと思います。何かに興味を持つということは、それに伴って新しい道が開けるということにもなるのです。
 化学者になることは、決して容易なことではありません。しかし、化学者は、幼い頃から培ってきた理科に対する関心と、理科が好きだということが活かせる職業なので、苦労を乗り越え、夢をかなえたいと思っています。

 

海獣医師を目指して

 1年7組 女子

 私の将来の夢は、海獣医師になることです。海獣医師になろうと思ったきっかけは、小学校低学年のときに読んだ、「しっぽをなくしたイルカ」という本でした。その本は、尾びれが壊死してしまい、尾びれを切断してしまったので泳ぐことすらできなくなったイルカのために、海獣医師と民間企業が 力を合わせ、世界初となるイルカの人工尾びれをつくり、ジャンプができるまでに回復させた、奇跡の物語です。私は当時からイルカが好きだったので、とても興味深い物語でした。私はその時初めて、海獣医師という職業を知り、あこがれてきました。
 海獣医師になるためには、獣医学科のある大学に行き、国家試験で合格をする必要があります。
 今、海獣医師になるという夢を叶えるため、私にできることは三つあります。
 一つめは、たくさん勉強するということです。全国に獣医学科がある大学は十六校、そのうち国立大学は十校しかないそうです。それに加え、人気の職業であるため倍率がとても高く、合格するのは容易なことではありません。だからこそ、きちんと合格できるように、予習・授業・復習のサイクルを大切にして、日々一生懸命頑張りたいと思います。
 二つめは、責任感の強い人物になることです。海獣医師は、命を相手にする仕事です。たった一つの尊い大切な命を、海獣医師が預かっていることと同じです。預かっているからこそ、私はその命を守っていかなければならないと思います。そしてその命を、よりよく輝く命にしていくことも大切です。これからは毎日、責任感ということを重視して行動していきたいと考えています。
 三つめは、興味のあることだけではなく、いろいろなことを知るということです。いわば教養です。人間は誰でも、好きなことに傾いてしまいます。しかし、仕事をし社会で生きていく上で、教養がなかったら困ってしまいます。教養はすぐに身につくものではなく、時間をかけて熟成させていくものだと思います。教養のある大人になるためには、今からでも少しずつ身につけておく必要があります。私が教養を身につける方法として考えているのは、「何事にも興味を持つこと」です。世の中にはあらゆることがありますが、新聞などを読んだりして、なるべく多くのことに興味をもって、生活していきたいと思います。

 
私が考える海獣医師の魅力は、動物たちとふれあうことができるところと、動物を通じて、たくさんの人々に笑顔を届けることができるところです。動物たちはどんな時でも、私たちの心をいやしてくれます。私はそんな動物たちが大好きです。私たちをいつもいやす大好きな動物を相手に仕事ができるということは、とても嬉しいです。また、動物は私たちに笑顔をもたらしてくれます。その動物たちを支えていくことが、海獣医師の役目です。海獣医師がよりしっかりと動物を支えたら、より良い笑顔を人々に届けることができるのではないかと思います。
 「海獣医師になる」という将来の夢に向かって、毎日できる限りの努力を尽くしていきたいです。

人生目標を達成するために

 年7組  男子

 私のジャーナリストになりたいという夢は小学校高学年の頃から今に至るまで考えているものです。私はこの夢を持つまで明確な人生目標と呼べるものがなく、ただ漠然と誰かの役に立てる、社会のために貢献できるような仕事に就きたいと思っていただけでした。 しかし、こういった漠然とした考えを改め、自分の進むべき道を見つけるきっかけとなった人物に、もうすぐで受験生になるという時期に出会いました。その人物は、現在執筆活動を中心に様々な方面で活躍されている池上彰氏です。池上氏を知ったのは塾で時事問題を解いたときのことです。クラスの大半が答えられなかった問題を、一部の生徒が詳しく知っていました。なぜ知っているのか先生が尋ねたところ、その池上氏が話題のニュースを解説するある番組で見たから、ということでした。私は初め、時事問題に強くなりたいという思いでその番組を見ていましたが、徐々に社会情勢や国際問題に興味を持つようになり、この方のように分かりやすくニュースを伝えて、より多くの人に国際問題などに興味・関心を持ってもらえる素晴らしいジャーナリストになりたいと考え始めました。
 ジャーナリストになるために必要なことは主に二つあると私は思っています。
 一つは伝えるニュースをよく知ることです。これは当たり前のことのように思いますが、非常に重要なことです。相手に物事を伝える立場として、自分が知りもしないまま伝えようとするのは以ての外です。なぜ、その問題がニュースとして大きく取り上げられるのか、という核心をとらえなければなりません。その核心が分かった上で相手に分かりやすいよう、やわらかく言ったり書き表していくことも求められます。

 
もう一つは様々な立場から、偏りのないように核心を伝えることです。仮に二つの対立する立場が存在したとします。そのときにどちらか一方の立場からニュースを伝えた場合、聞いている人は問題の核心がどこにあるのか分かりません。さらに、伝えられなかった立場の人々が偏見を持たされてしまうという深刻な事態にも繋がりかねません。そのようなことから不満を持ち、余計に対立が深まってしまうことも十分に考えられます。このようなことにならないよう異なる立場について、平等に考えながら核心を伝えなければいけません。
先に述べたことについて今できることはいくつかあります。前者では、新聞を読んだりテレビを見たりしてそのニュースに対する自分なりの考えを持つこと、そして分からない単語が出てきたら調べて書き留めることで、ニュースを早く理解する能力を身につけることができます。また、後者は考えを文章にして偏りがないか確認しながら、短い意見文を繰り返し書くことでものになります。その他にも、伝える力を上げるために小説文や論文を読んで熟語や表現の仕方を覚えなければなりません。
 現時点で私は、考えを整理して相手に伝えることが得意ではありません。しかし、学校の総合学習の発表や先に綴ったことをしっかりと行い、分かりやすく的確に物事を伝えられ、誰からも求められる人材になりたいです。将来、ジャーナリストになって物事の本質をとらえて人々に正確な情報を伝え、世界各国の共生に役立ちたいと考えています。

 

「優」の字を目指す医者

 年8組 女子 

 今回の「夢を語る会」では3人の在校生の方と3人の卒業生のお話をお聴きしました。そして、私の自分自身の夢もより、具体的なものになったと思います。
 私の夢は、消化器内科の医者になることです。
 まず、その夢をもったきっかけです。それは、私の父です。私の父は消化器内科の医師です。私が小学校3年生くらいの時に、友達のお母さんに「お父さんに診察してもらったけど、優しくて説明も分かりやすかったよ。」と言われました。私は父が働いている姿は見たことがありませんでしたが、父が人に感謝されているのだということは分かりました。そして、それと同時に父が感謝されていることを聞いて、まるで自分のことのようにうれしく、誇らしい気持ちになりました。それが最初のきっかけだったと思います。私はこの頃に人の命、体を救うことに対しての幸せを理解し始めました。そして、最初、なんとなく医者っていいなと思い始めてから、次第にはっきりと医者になりたいと思うようになりました。
 次に、私がどのような医者になりたいのかということです。私は誰でも、どんな人でも気軽に相談ができてその患者さん一人一人に合わせて病気を治せるという「優」しく、技術面でも「優」れているという「優」の字を目指す医者になりたいと思います。また、将来、私を見て医者にあこがれたと言われるような医者になりたいです。
 しかし、医者になるということは簡単なことでは決してありません。本当に難しいことだと思います。先ほど私が述べたような医者になるためには、これから相当な努力をしなければなりません。その努力とは、まず、勉強を頑張ることです。成績を上げるためには、日々の積み重ねが大切だと思います。毎日の授業でその都度きちんと理解して、予習・復習を続けていきたいと思います。次に、内面的なことについてです。私は、医者になったら、多くの患者さんの話を聞いたり、相談にのったり、分かりやすく説明したりしたいと思っています。そのためには、話し上手、聞き上手にならなければいけないです。そういったことは、普段の生活で意識すれば身につけられると思うので実践していきたいと思います。
 今回の「夢を語る会」でお話をして下さった、高等部23期生の卒業生梅津道久さんのお話を聴いて、私は刺激を受けました。梅津さんは消化器、血管外科の医師として石巻赤十字病院で活躍されているそうです。被災地での活動はとても大変だと思いました。また、梅津さんは人柄が良い方だという印象を受けました。話し方も気さくで、私が患者さんの立場だったら、気軽に相談できるような感じでした。私も梅津さんのような医師になりたいです。
 最後に、この仕事の素晴らしいことについてです。私が考える魅力は人の体を救える、人に幸せを与えられる喜びをじかに感じられること、命の大切さを実感できること、使命感や責任感といつも隣り合わせだということだと思います。人の幸せを共に喜ぶことができるというのはとても良いことです。私にはまだまだ可能性が残っていると思います。しかし、これからの生活態度によって残された可能性が広がるか狭まるかが決まっていきます。もちろん私は可能性を広げていきたいです。この夢を常に心において、夢と共に一日一日成長していき、実現したいと思います。


歯科医師になるために

 1年8組 男子

 僕はこの「夢を語る会」の梅津道久さんのお話をお聞きして「歯科医師になろう。」という気持ちが格段と強くなりました。僕は5歳の時に父がインプラントという歯の代わりに入れるネジのようなものの手術の前日に家で手順を確認している姿を見て「歯医者という仕事ってすごいんだな。」と関心を持ちました。また、それと同時に歯医者に対する価値感が変わりました。それまで僕は友達が「歯医者に行ってくるから早く帰る。」と言っていたりすることが多かったのでかなり単純で普通なものだと思っていました。そして、中学生になった時に本当に歯科医師になるのは大変なことであるということを知りました。その理由は国内の国立歯学部があまりにも少ないからです。関東では東京医科歯科大学の一校しかありません。だから、今後勉強に励んでいきたいです。しかし、今のままでは絶対に入ることはできません。入るためにはもっと英語力が必要です。僕は理科や数学は得意なのですが、英語が不得意です。得意分野を伸ばすのはもちろんですが、英語を重点的に勉強していきたいと思います。その中でも最も伸ばしたいのは英文法です。中間テストや期末テストでリスニング、文法、長文読解の3つの項目の中で英文法の得点が一番低いです。では、この英文法での得点をあげるためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
 僕は、自分ではなかなか答えがでませんでした。しかし、そんな中で僕を変えてくれた言葉があります。それは、今年(2011年)の「紫峰」というその年に合格を修めた先輩達の言葉が書いてあるものです。その中のお茶の水女子大学に合格した村上菜奈子さんの「勉強はやればやるほど量や質が磨かれる。今やるべきことをきちんとやれば、必ず合格する。」という言葉に関心を持ちました。また、この先輩も英語が苦手であったらしく、その改善法として教科書のCDをたくさん聴いたそうです。そして高1から高3までの間で偏差値が14も上がったそうです。だから、僕もこのような自分の苦手教科を改善するために自分でその改善方法を見つけて成績をあげていきたいです。しかし、この先輩のようなことをやるにはかなりの勉強時間が必要です。 今、中学1年生の僕は少しずつ出来ることから実行して将来の目標に少しでも近づけたらいいと思います。
 僕は今回の「夢を語る会」を通して自分の「歯科医師」になるという将来の夢について深く考えることができました。本当にありがとうございました。今後も勉強をして将来の夢に少しでも近づくことができるように努力していきたいです。
 

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