クリスマス前の素敵な音楽
1年1組 女子
水曜日、「フォーレ四重奏団」による演奏会がありました。私は音楽を聞くのが大好きなのでずっと楽しみでした。初めに「フォーレ四重奏団」と聞いてグループの名前かな、と思ったら「フォーレ」は実は人の名前だと分かって驚きました。
演奏が始まった時にピアノを弾いている人の隣りにページをめくる人がいて、しかも、ピアノの指使いがなめらかで手の動きも速くてすごいなと思いました。その他の楽器も音の強弱がキレイで音楽の世界にとけ込んでしまいました。また、けっこう長い時間楽器を持って演奏をしているので辛いだろうな、でも鍛えているんだろうなと思って見ていました。私でも三、四十分楽器を片手で持って演奏するのは大変です。だからやっぱり「フォーレ四重奏団」の人たちはすごいと思いました。
そして私がこの演奏を聞いて一番印象に残っているのが、「フォーレ四重奏団」の皆さんの息がぴったりと合っていたことです。吹奏楽のように指揮者がいるわけではないのに、それぞれの息づかいで始まり終わりのタイミングを合わせていて、さすがだと思いました。音もスムーズで私も弦楽器を弾いてみたいとも思いました。
私は元々、音楽が好きですが、「フォーレ四重奏団」による演奏のおかげでもっと好きになったので、また、江戸取に来てほしいです。
「フォーレ四重奏団」の方々も、外国からわざわざ来て下さって本当にありがとうございました。クリスマス前に素敵な音楽を聞くことができて良かったです。
肩の力を抜いた演奏
1年1組 男子
僕は元々クラシック音楽は、とても好きな方でした。だから今回のコンサートもとても楽しみにしていました。また、その他に今までも、フォーレ四重奏団のチラシのようなものを見たことがあり、興味を持ってパソコンで調べてみました。そこでは、マルタ・アルゲリッチさんが、「フォーレ・カルテットを聞いたら、誰でももう一度聴きたくなる」と絶賛していたのも、楽しみにしていた理由の1つです。
ホールに入り、舞台を見てみると、遠くからなので確かかどうか、分かりませんが、椅子の高さが微妙に違うのに気が付きました。ヴァイオリンが一番高く、次にヴィオラ、そしてチェロという順番になっていました。それぞれの方が演奏しやすい高さに調整したのだと思い、とても面白いと感じました。演奏を聴いて思ったことは、メンバーの皆さんが、決して力むことなく、肩の力を抜いて弾いていたことです。また、弦楽四重奏と違い、ピアノが入ったことで、音楽全体にアクセントをつけて素晴らしい演奏を展開して下さいました。
彼らはフォルティッシモでも音が汚く濁らないところがよいと思いました。また、「演奏の良し悪しは、うまいか下手かということではなく、きちんと音楽をやっているかどうかということ」という基準に照らせば、まさに、「きちんと音楽をやっている」演奏家集団だと実感しました。マルタ・アルゲリッチさんの言葉に嘘はありませんでした。すごい演奏でした。まさに、フォーレ四重奏の演奏をもう一度聴きたいと思いました。
一つ一つの音色
1年2組 女子
まず、最初に聞いて思ったことは迫力のすごさです。たった4人、バイオリン・チェロ・ビオラ・ピアノだけなのにこんなに迫力があるのかととても驚きました。四重奏を聞くのは初めてでどんな感じかわかりませんでした。4人しかいないので少しさみしくなるのではないかと考えていましたが、聞いてみるとオーケストラまでいかないにしても4人だけでやっているとはとても思えない演奏で感動しました。曲は四重奏曲があることにも驚きました。モーツアルトと聞くとオーケストラしか思い浮かばなかったからです。
オーケストラの方が迫力はありますが、一つ一つの音色が味わえるのは、四重奏だと思います。オーケストラだとどれがどの音かが、あまりよく分かりません。しかし、四重奏だと耳をすませばどの楽器の音かがすぐにわかります。それも四重奏の良い所だと思いました。
あと、私が良いなと思ったのが、4人ともとても楽しそうに演奏していたことです。演奏するのが楽しくてしかたがないというのがよく伝わってきました。そんな楽しいと思えるのもたくさん練習してきたからでしょう。私は将来の夢として医学の道を進むと決めましたが、仕事が楽しいと思えるように努力しようと思いました。
努力の結晶
1年2組 男子
僕は、四重奏を初めて聞きました。四重奏とは、ヴァイオリン・ビオラ・チェロ・ピアノで結成されている演奏のことです。ぼくは今回四重奏の曲を聞いて、あまり激しくなくて優しい感じの演奏法なのだと思いました。
四重奏を聞いて、僕はこのような曲を作れるのはすごいと思いました。この曲を作ったのは、ガブリエル・フォーレとリーフレットに書いてありました。そして彼は小さい頃家族に音楽家はいませんでしたが、彼はこのように人を感じさせるような曲を作曲する時に、常に新しいものを作曲したいという気持ちでやっていたので、すばらしい曲を作れたのだと僕は思います。
この四重奏は、通常弦楽器か管楽器のグループはありますが、彼らは固定型のピアノ四重奏団であるところが異色であり、各地で絶賛の嵐を巻き起こしたと案内されていました。これは、当然のことだと思います。なぜなら今回初めて聞いた僕が感動しましたし、ガブリエル・フォーレの努力の結晶ということが曲から聞き取れたからです。
今回の演奏会のように、また、こういう機会があるのならもう一度聞きたいと思いました。また、他の曲もいろいろと聞いて好きな曲を見つけたいと思いました。素晴らしい演奏をありがとうございました。
心の架け橋
1年3組 女子
今回、江戸川学園取手中学校に「フォーレ四重奏団」の方が来て下さいました。私は、「フォーレ四重奏団」の演奏を聴いて、感じたことが二つあります。
まずは、音楽とは「人の心を動かすもの」があるということです。私は、音楽の知識はほとんどありません。しかし、この演奏を聴き、私は「きれいだ」と感じ、作曲をした人の思いや伝えたいことが伝わってきました。また、パンフレットなどを見てから曲を聴くと、その情景が自然と思い浮かびます。音楽とは、人に自分の思いを伝えることができる、一種の「言葉」なのではないかと思いました。
二つ目は、音楽は「人と人とをつないでくれるもの」であるということです。「フォーレ四重奏団」のように集団で演奏する時には、皆の息が合わなければいけません。そこで、メンバーで協力して息を合わせて音を重ねることで演奏できるようになります。また、集団で何かをする時には、コミュニケーションができるようになり、そこから信頼などが生まれてきます。音楽はこのように、人間関係も築いていくことができます。
音楽は、このように人に色々な影響を与えます。人の心をリラックスさせたり、人に思いを伝えたりすることが出来ます。音楽は、人の心から生まれたものが音となっています。心から生まれた音は、耳で聴き、それが人の心へ響いていきます。音楽とは、人と人との心を繋ぐ「心の架け橋」でもあるのです。
私は、音楽は「耳で聴いても心に響くもの」だと思います。心の音を心で感じるのが、曲を聴く、ということだと思います。私は演奏を聴き、「自分も心の音を奏でてみたい。」と興味を持つことができました。私は「音楽は人の心を動かす心の音」であることを忘れずに、音楽を大切にしたいです。
切磋琢磨する間柄
1年3組 男子
フォーレカルテットによるピアノと弦楽器の四重奏を聴くことが出来ました。
朝、プログラムが配られて曲目を見た時は、モーツァルトとフォーレの作品をピアノだけではなく、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを組み合わせて聴くことが出来ると思うと胸がはずむ思いでした。僕はピアノを習っていたので、二人の作曲家の名前はピアノの発表会でもよく耳にしましたが、実際に弦楽器とピアノを組み合わせた四重奏で聴いたら、今までと少し違った雰囲気で聴くことが出来たことがとても嬉しかったです。
この楽団のメンバーが演奏しているところを見ていると、四人ともとても息の合ったものでした。ヴァイオリンのエリカさんとピアノのディレクさんがアイコンタクトを取りながら絶妙なタイミングで旋律を奏でていくのには、とても感動しました。また、チェロのコンスタンティンさんがヴァイオリンやヴィオラを見渡しながら上手く伴奏を合わせていくのにはとても感心しました。
僕もピアノで連弾をしたことがありますが、息を合わせて演奏することの難しさはとても実感しています。ですから、四人で演奏していくことは素晴らしいと思いました。
僕にも仲の良い仲間がいますが、今日の演奏のように相手に合わせていったり、自分がリードしたりして、切磋琢磨していける間柄になれたらいいなと思います。
体育祭でのトルネードでも、六人のチームが一致団結して、一本の棒を回していった時のあの躍動感を思い出しました。クラスの中でも、このような気持ちでチームワークを深めていけたらと思います。
まずは手始めに、母や弟とこの週末はピアノの連弾を楽しみたいと思いました。
人を感動させられる人
1年4組
男子
僕は今まで音楽に対してあまり興味がありませんでした。しかし、今日初めてヴァイオリンやヴィオラ、チェロなどといった弦楽器の音楽を間近で聞くことができとても美しい音色に驚きを覚えました。
僕は音楽のことに関する知識がないので、詳しくはわかりませんが、今日聞いた演奏はとても心が穏やかになり、リラックスした気持ちになりました。この前聞いたジャズとはまた違い、優しく美しいメロディ。改めて音楽はすごいと思いました。ジャズやクラシックに限らず、いろいろなジャンルでそれぞれ人に感動を与えることができるのだと思います。これからは、管楽器や打楽器などの音楽も聞いてみたいと思います。そして、自分の興味がないからと言って目をそむけるのではなく、何事においてもチャレンジできるようにしていきたいです。
また、今回のフォーレ四重奏団の人たちのように音楽で人を感動させることはできなくても、他の何かで人を感動させられる人になれるよう、日々努力していきたいと思います。
手を抜かずに頑張ること
1年4組
男子
僕は、フォーレ四重奏団のコンサートが、初めてのクラシック音楽を聞いた機会でした。モーツアルトの曲は、受験の時によく聞いていましたが、生で聞くと、手捌きにより強くなったり、弱くなったり、速くなったり、遅くなったりしていることが目で見ることで強く実感できるので、とても耳に入りやすかったです。また、フォーレ四重奏団の方々は、演奏している曲を熱演なさっているのが分かりました。なぜなら、演奏を手だけではなく、体全体を使っていたからです。このような姿を見て、僕も勉強をただやるだけではなく、しっかりと身につくようにやりたいと思います。また、趣味も同じように熱心にやりたいと思います。
今回は、四重奏で四人の人が一つの曲を作り上げていました。その姿から、協力して一つの物を作り上げる大切さを学びました。総合学習の機会に、協力し合って作り上げたいと思います。
僕は、このフォーレ四重奏団のコンサートを聞いて、学習や好きな事を手を抜かずに一生懸命に頑張ることを決意しました。また、人と助け合って物事を作り上げたいと考えるようになりました。このような事を学べる行事がある江戸川学園取手中学校に入学することができて、嬉しく思いました。
一人一人の重要性
1年5組 女子
私は、フォーレ四重奏団の方々の演奏をお聴きして、集団の中での一人一人の重要性を知ることができました。フォーレ四重奏団、四人の方一人一人が手を抜くことなく演奏することによって一つの音楽となることを実感しました。もし、一人でも手を抜いてしまったら、今回のような素晴らしい音楽にはならないと思いました。
それは私たちの身の回りのいろいろなことにも同じことがいえると思います。例えば、私を含めて38人あっての1年5組だと思います。そういうように、自分のいることの重要性を感じることができました。一人一人が自分自身の重要性を知り、みんなが積極的に物事を行うことによって、団結力のあるクラスにしていけたらいいと思いました。
また、フォーレ四重奏団の方が気持ちを込めて演奏している姿勢に驚かされました。気持ちが入っている演奏と気持ちが入っていない演奏のどちらが良いかと聞かれると、間違いなく私は気持ちの入った演奏を好みます。そういった取り組む姿勢も大事だと思いました。また、私は音楽に対する意欲が増してきたと思います。それは心を落ち着かせ、時には慰めにもなるからです。とにかくメロディーがきれいで、一時間貴重な時間を過ごすことができました。
違うことへの挑戦
1年5組 男子
四重奏団としては異色の固定型のピアノ四重奏団である、フォーレ四重奏団。その演奏は実に素晴らしいものでした。
そんな演奏の中で一つ気づいたことがあります。演奏中の4人の顔が笑顔でいっぱいになり、演奏するためだけに手を動かしているのではなく、体全体をリズムにのせて動かしていたのです。僕にはそれが、彼らが自分たちで奏でた音楽を自分たちで聞いて楽しんでいるように見えました。だからでしょうか、四人の演奏する楽器の音色はそれぞれ大きかったり小さかったりせずに調和し、その音色を聞いていると嫌なことを忘れさせて、いい気分にしてくれました。
フォーレ四重奏団。この名は作曲家フォーレにちなんでつけられた名だとパンフレットを読んで知りました。四重奏の中に異例のピアノを入れたのは、「室内楽こそが音楽の唯一の真の形式であり、個性のもっとも真正な表現なのです。」というフォーレの意思を受け継ぎ、室内でしかできない固定型の楽器であるピアノを四重奏に入れたかったからだそうです。
このように物事の型にとらわれず、普通と違うことに挑戦していくことで、今まで誰も聞いたことがないような、新たな素晴らしいものを生み出すことができると僕は思います。
音の重なり合い
1年6組 男子
僕は12月7日に世界的に有名なフォーレ四重奏団のコンサートを聴くことができると、とても楽しみにしていました。
僕も小学一年生からずっとピアノを習っていて、去年初めてピアノとヴァイオリンとチェロとのトリオでの演奏コンサートに参加したのですが、一人でピアノの演奏をする時と違い、三人で息を合わせて、お互いの動作で確認し合いながら演奏をすることは、とても大変でした。でも上手く音が重なった時はいつも以上の感動がありました。今回聴けるのは四重奏のコンサートなので、どんな風に音が重なり合うのかとても興味深く聴きましたが、やはりとても素晴らしい演奏でした。
演奏が始まったと同時に、ピアノとチェロのやさしい音色にヴァイオリンとヴィオラの音色が重なり合って、心地よい気持ちになりました。今回の演奏を聴き、僕自身もまた、ピアノ教室でのアンサンブルコンサートに参加したくなり、そのためにピアノの練習も今まで以上に頑張りたいと改めて思うことができました。
協力の難しさ
1年6組 男子
僕は今回のコンサートをとても楽しみにしていました。なぜかというと、僕はピアノを習っていたので、どんな曲を弾いてくれるか興味があったからです。実際に聴いてみて思ったことは、四重奏なので当たり前なのでしょうが、とても四人の息が合っていて、素晴らしいと思いました。僕もピアノで連弾をしたことがありますが、相手のことを気遣いながら自分もミスをしないように弾くのは、なかなか難しかったです。それが四人ともなると、さらに難しいと思います。一種類の楽器での曲も素敵だと思いますが、楽器が増えると曲の厚みが増すように思いました。
音楽に限らず、協力して一つのことをやるということはなかなか難しいと思います。学園祭でも6組は2位を取ることができました。協力してやらないといけなかったので、とても大変でした。6組は三十八重奏をやってのけたのだと思いました。
これからも協力してやることはたくさん出てくると思います。今回のコンサートを思い出しながら、これからの江戸取生活で活かしていきたいと思いました。また色々な音楽をたくさん聴いて、心を豊かにしていきたいと思います。
一生懸命になれること
1年7組 男子
僕は初めて自分の目の前で演奏してもらいました。これも江戸取に入学することができたからです。初めての演奏でしたので、始まる直前は緊張していましたし、ワクワクしていました。
そして、演奏者がステージに現れると、圧倒されました。これはきっと、僕がステージ側から結構近い位置に座っていたからではないかと思います。いざ演奏が始まると、僕は疑問を感じました。それはなぜ、演奏プログラムには2曲の演奏だと示されているにもかかわらず、彼らは6曲も演奏したのだろうかと考えました。しかし、この疑問は帰りのホームルームの時間にあっさりと解消されました。なぜなら、彼らは決して6曲も演奏していたわけではなかったのです。もちろん皆さんは曲が終われば拍手はします。これこそ大勢の人々が間違えてしまった原因だと思います。つまり、僕たちが曲が終わったと思い拍手をしていた場所は、実は一楽章だったのです。
このことによって、僕はクラシック音楽に対してどれほど無知だったのかと思い知りました。正直言ってしまうと、僕は音楽に対する知識があまりありません。しかし、今回の四重奏団の演奏を見ていて学べたことがあります。それは、彼らの音楽に対する熱意ややる気です。
だから、僕も彼らのように自分が一生懸命になれることを見つけらられるように頑張ります。
毎日の練習と努力
1年7組 男子
僕は、フォーレ四重奏団の演奏を聴いて、まず、はじめに、いろいろな全く違う音が重なり合い、同じメロディーを弾いていないのに、メロディーがうまくまとまって、心地よい、素晴らしい演奏だと思いました。僕は、4人の方々があそこまで音をあわせて人に聴かせるには、毎日の欠かさない練習と、一人一人の大変な努力があるのだと思いました。
僕はピアノをやっていますが、短い曲であっても、その曲を全く間違えないで弾けるようになるまでには、かなりの練習と努力が必要で、とても時間がかかります。この人たちも、最初から上手にできたわけではないはずですから、やはりプロの音楽家はすごいなと思いました。僕は最初、四重奏では、どんな楽器を使って演奏しているのか、知りませんでした。僕は最初は、金管楽器や木管楽器などを使っているのかなと思いました。もし、僕がこのモーツァルトの曲やフォーレの曲を弾こうとしたとしても、何年もかかると思いました。それを1回も間違えなかったということは、すごいと思いました。
僕は、このフォーレ四重奏団の演奏を聴いて、僕も、それぐらいピアノができるようになりたいと思いました。そして、何らかの時に、すぐ、間違えないで弾ければいいと思いました。
破れそうな楽譜
1年8組 女子
私はこの授業を通して、生まれて初めてプロの、しかも外国人の演奏をじっくりと聞くことができました。しかも私たち1年8組一同は前の方の席だったため、感動を人一倍かみしめることができました。
この演奏会を聞いて驚いたことがあります。今回来て下さった演奏者の真剣な眼差しです。江戸取の大ホールとは比べものにならないくらいの会場で演奏したことがあるような人たちなのに、今日行われたこの演奏は手抜きをせず、一生懸命楽器を奏でてくださいました。もう一つは顔の表情です。フォーレ四重奏団の方たちは音楽の場面場面によって顔の表情を変えていました。激しく怒っているような音楽では、にらみつけるような怒りの顔、ゆったりとした静かな音楽では爽やかな、ほほ笑むような顔、楽しいリズミカルな音楽のときは笑った顔など様々でした。私はそれを見たとき、音楽にのめり込んでいるのだと感心しました。
この演奏を聞いている間、テレビと今回のような生演奏との違いは何だろう、と考えました。聞いている間、まるでテレビを見ているような感覚だったかもしれません。しかし、やはり、生演奏と比べてテレビだと、「オーラが感じられない」や「すぐに画面が移動するため、じっくりと同じところを見続けることができない」など違う点がいくつも見つかります。このことから、今回の体験はとても貴重なものであったということがよく分かります。
私はある一人の演奏者の楽譜が、今にも破れそうになっていることに気がつきました。そのページがたまたまだったのかもしれませんが、たくさん練習を頑張ったのだとすぐに分かりました。何事でも熱中して努力をすれば誰でも上達はします。私も部活でも勉強でも全力で取り組みたいと思います。
今日はめったに出来ない経験をする事ができて良かったです。ありがとうございました。
努力の壺
1年8組 男子
今回のフォーレ四重奏団の演奏をお聴きして、世界のすごさを知りました。
僕は「フォーレ四重奏団は世界で通用しているすごい人たちだ」とは聞いていましたが、どうせ音楽の授業で見ているビデオと変わらないだろうと考えていました。しかしそこで、僕は世界のすごさを知りました。優雅な動き、途切れのない滑らかな音を醸し出すバイオリン、ここに良いバランスで入る低音のチェロ。すべてがビデオの何千倍も、何万倍も素晴らしかったです。これで「世界はすごい」と思いました。そして逆に、これでないと世界で評価されないのかと思いました。
このように洗練された音楽は、やはり世界で評価される分の苦労をしたのだと考えました。そしてその苦労を、前回の合同ホームルームで貝森先生がおっしゃった「努力の壷」に長い時間をかけて努力を貯めていって、やっと「努力の壷」が溢れて世界で評価されたのだと思いました。これは何をやるにしても必要なことだと思います。
フォーレ四重奏団のエリカ・ゲルトゼッツァーさん、サーシャ・フレンブリングさん、コンスタンティン・ハイドリッヒさん、ディレック・モルメツさんの四人の場合は音楽でしたが、少なくとも今の僕は学業でで努力していく必要があります。そして、フォーレ四重奏団のみなさんと同じか、それ以上の努力をしていくことで、世界で評価される人間になるのだと思います。そして同時に、フォーレ四重奏団の皆さんの努力はすごい量で、計り知れないような努力をしたのだとも思っています。その努力を「世界一になってやる」といった思いで一直線にやって来たのだと思います。だから今回のフォーレ四重奏の演奏をお聴きして、一つ一つの目標に「絶対にやってやる」といった姿勢で取り組み、「努力の壷」をいっぱいにさせて、世界で評価される人間になりたいです。
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