楽しむという想い
1年1組 女子
私は今回の東儀秀樹先生の講演会を聞いて思ったことが三つあります。
一つ目は東儀先生の音楽への気持ちです。自分の好きなように楽しむということはなかなかできないことだと思います。実際、わたしも小さい頃はピアノを習っていましたが自分にはできないと思いやめてしまいました。もし、その時音楽に対して楽しむという想いがあればわたしは今もピアノを続けていたと思います。わたしもこれからは、楽しむという想いを大切にしていきたいです。
二つ目は日本人でも日本の文化について知らないことが多くあるということです。東儀先生が紹介してくれた三つの楽器はどれも見たことのないし聞いたこともありませんでした。この講演会を聞いて、少しでも日本について分かったので嬉しいです。わたしは特に笙という楽器の音色がとてもきれいでびっくりしました。本当に天から光が差し込んでくると想像できました。また、他の二つの楽器もそうですが、千年以上も前のものが形も変わらずに今現在もあるということに、すごく驚きました。わたしは、日本の文化を大切にしようと改めて思いました。
三つ目は何事にもチャレンジし続けることです。いろんなことにチャレンジしてきた東儀先生だからこそ、素晴らしい雅楽師になれたのだと思います。わたしもいろんなことに前向きにチャレンジしていきたいと思います。
素晴らしい講演会に参加することができてとても良かったです。
雅楽の伝統
1年1組 男子
僕は東儀秀樹先生の講演をお聴きし、雅楽のすばらしさや知識について理解し、心から感動することができました。
僕が印象に残ったのは楽器の音色です。特に笙の音色には驚かされました。僕は一回吹くだけで複数の音色が出る楽器など聞いたことがなかったので、笙の音色の美しさに感動しました。
また、雅楽の歴史についてもとても驚されました。1400年も形が変わらず現在に至っているということを聞き、僕はこの伝統がとぎれず、いつまでも続いて欲しいと強く思いました。
先生の演奏は、雅楽にとどまらず、色々な音楽と組み合わせたものなど、さまざまで、どれもとても素晴らしく心に残りました。演奏はとても心がこもっていたし、今まで聞くことのなかった日本の伝統音楽を聞くことができたので、とても心が和みました。そして、雅楽といろいろな音楽を組み合わせた演奏では、全くジャンルが違うものが違和感なく美しい音色で奏でられていました。僕は「ジュピター」を雅楽でも同じように演奏できることに驚き、雅楽はさまざまな音楽に適応できるすばらしい音楽であるということを知ることができました。「キセキ」の演奏では、篳篥の音色に感動し、本当に雅楽はすごいなと感じさせられました。
僕はこの演奏会で雅楽についてとても強い関心をもちました。雅楽の知識や歴史についてもっと深いところまで追求していきたいという気持ちになることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
雅楽のアンサンブル
1年2組 女子
私は今回の東儀先生の講演で初めて雅楽の楽器を聴きました。一番おもしろいと思った楽器は篳篥です。東儀先生が「ラ」の音を出しているのに「ソ」や「ファ」の音などさまざまな音が出ていておもしろいと思いました。私は篳篥がたくさん音が出るように、様々なものごとに自分から踏み込めるようになりたいです。
私が今回の講演の中で一番驚いたことは、東儀先生が音楽を本格的に勉強したことがない、ということです。私は音楽を習っていたことがない人があんなに上手に楽器を吹くことができるのはすごいと思いました。自分が音楽を習っていくと、きまりごとを守らなければならなくて、自分だけののびのびした演奏ができないから自分だけのルールで東儀先生は演奏しています。そのオリジナルのルールのように、一点だけにとらわれず、自分を信じれば自分だけの世界を作り出すことができると思います。
私は今回の東儀先生の講演で昔の音楽にとても興味がでました。今、流行している明るい曲などもいいですが、日本に古くから伝わっている「神様にささげるため」の音楽をもっと調べてみたいです。そして、できれば東儀先生や他の人達の雅楽の演奏を聴きたいと思います。珍しい楽器の演奏が聞けてとても感動しました。東儀先生本当にありがとうございました。
誰にも負けない特技
1年2組 男子
私は、今回の東儀先生の講話を聞いて、日本に古くから伝わる雅楽についてや、物事を好きになるきっかけなどについて学ぶことができました。初めに笙という楽器を演奏してもらったときに、この楽器はどこかで聴いたことがあるなと思いました。演奏の前に、この楽器は差し込む光をイメージしていると聞いて、その気になって聴いてみると、私にも、空の雲の間から光が差し込んでいるように感じられました。その他の楽器も、昔の人の表現の仕方はどれもぴったりでとても美しい音色でした。私は、東儀先生がなぜ雅楽という分野の専門になったのかが、少し気になりました。そして私はその理由を聞いてとても驚きました。なぜなら子どもの時に、音楽が好きでたくさん音楽を聞いていたからという理由だったからです。私は、日常の何気ない習慣や趣味なども、将来の自分の職業や生き方などにもつながるということを感じました。
最後に演奏してくださった2曲の音楽についても、驚くことや学ぶことが多くありました。それは、雅楽の楽器だけではなく、ピアノなども東儀先生が演奏されていると聞き、雅楽だけではなく、音楽のすべてが東儀先生は好きなのだなと思いました。私も、このような心を見習って一つのことに集中して、これだけは誰にも負けないという特技を作りたいと思いました。
今回の東儀先生の講話の中で、私はたくさんのことを学んだり感じたりしました。今回の経験を生かして、これからも生活していきたいです。
沢山の努力がこめられた曲
1年3組 男子
7月13日の水曜日に、僕はオーディトリアムで東儀秀樹先生の講演会を聞きました。
はじめに東儀先生は楽器の説明をしてくださいました。その説明の中で、東儀先生は三つの楽器を見せてくださいました。一つ目は「笙」です。東儀先生は、「この楽器は17本の竹で作られています。」とおっしゃっていましたが、音色を聴くと、竹で奏でているとは思えないような荘重な音色でした。これは「天」を表しているそうです。二つ目は「篳篥」です。この楽器は、普通の男性とほぼ同じ1オクターブと12音だそうです。篳篥の音色は、まるで動物が遠吠えしているような、「地」の象徴と言うのがふさわしい音色でした。最後である3つ目は「龍笛」です。この楽器は篳篥と比べると、音域が広く、2オクターブもの音域を持っています。この龍笛の音色は、その名の通り竜の鳴き声を想わせるような元気のある音色でした。龍笛は天と地の間にある「空」を表しているそうです。東儀先生の説明をお聞きして分かったことがあります。それはどんな楽器にもその楽器一つ一つの由来や思い出があるということです。
最後に東儀先生は笙・龍笛・篳篥の三つを使って「ふるさと」と「キセキ」を演奏して下さいました。僕は「キセキ」をアジアで出来た雅楽の代表的な楽器である笙などで演奏するのを初めて聞き感動しました。演奏が終わった後、東儀先生が、「今の曲で奏でられていた楽器は全部僕が弾いたものを重ねて流しているんです。」とおっしゃっていた時は驚きました。この数分間で聞いた曲には、東儀先生の沢山の努力が込められているのだと思います。
僕も東儀先生のような、誰かのために努力する人間になりたいです。
チャレンジ精神
1年3組 男子
7月13日に東儀秀樹先生の講演会がありました。東儀先生はとても楽しい人だと僕は思いました。まず、東儀先生自身のお話がありました。東儀先生は小さい時から音楽を聴いたりして楽しんでいたそうですが、実際雅楽を始めたのは高校生の頃からだそうで、それも「やってみようかな。」というチャレンジ精神で始めたそうです。ですから、僕はまだ中学1年生なので、今から初めてもプロになることが可能だということを学びました。
その後実際に東儀先生の吹く笙・篳篥・龍笛の音色を聴き、雅楽とはこういうものなのかと実感しました。笙は天から差し込む光、篳篥は人の声、地上の音、龍笛は龍の鳴き声を表す音色だそうです。僕は中でも笙が一番音色の意味に合っていると思いました。僕にとって雅楽とはかけ離れた世界ですが、東儀先生の作った「ふるさと」とのコラボレーション、「キセキ」とのコラボレーション、東儀先生の新曲を聴き、僕も雅楽の世界に一歩だけでも踏み出したなと思いました。その「ふるさと」、「キセキ」などの新曲は大変きれいな音色で落ち着き、やすらげる感じでした。西洋の音楽とは少し違うというのをまさに実感できました。
僕は今回の東儀先生の講演会で今からでもプロになれることや、「できそうだな。」と思ってやってみると案外簡単にできるということを学びました。そして雅楽の楽しさが少し分かったような気がしました。僕もチャレンジ精神を持っていきたいです。
天から差し込む光
1年4組 女子
私は雅楽を生で聴いたことがなかったので、千年から2千年ほど前の楽器の音を聴き、驚きました。
笙の音色が本当に天から差し込む光のようで、とても幻想的でした。篳篥も人の声みたいに波があり、昔の楽器はきれいで自由だなと感じました。
最初、何となく堅苦しかった空気も、東儀秀樹先生の笙の演奏や説明でほぐれていき、最後までとても楽しむことができました。
笙を吹かせてもらっていたので、私も吹きたかったです。とても興奮して、時間が短く感じられました。
最後、「キセキ」を演奏してくださり、遠い昔も今も同じ楽器なのに、今の曲をこんなに素敵に演奏できるのだと実感し、感動しました。
個性を生かした道
1年4組 女子
私は、今まで音楽は学ぶものだと思っていました。そう思う第一の理由は、学校の授業に音楽があるからです。学校という学ぶ場所でする音楽は、私にとって学ぶものでした。楽器を弾くのも、歌を歌うのも、先生の言う通りにするのが当たり前だった私にとって、東儀秀樹先生の「音楽は学ぶものではない。」というお話は、全く新しいものでした。音楽は学ぶものというイメージが強かった私は、「音大には行かなかった。」と東儀秀樹先生がおっしゃった時、「学んでいないのに、こんなに素敵な音楽を奏でられるの?!」と正直びっくりしてしまいました。
音楽は、弾く人、歌う人によって全く違うものになります。二度と同じ音は出ません。先生から学ぶと、先生の観点からしか見ることはできません。人それぞれの個性があるので、その個性を大事にするということを学ぶことができました。しかし、だからと言って先生に教えてもらわない方が良いのかと言うと、決してそうではありません。先生に教わって成功した人も、世の中にはたくさんいます。それも個性だと思います。音楽以外でも言えることですが、人の生き方に正解・不正解はありません。個性を生かした道を進んで行くべきだと思います。
今回、東儀秀樹先生の講演で、音楽は楽しむものだと学びました。今回学んだことを活かし、音楽以外も楽しみたいと思います。
少年であり続けること
1年5組 女子
私が今回、東儀秀樹先生の講演会に参加して特に大事だと思ったことは、「好きなことに生きる」ということです。枠にとらわれず、自分の好きなことを貫き通す東儀先生の生き方は、なんて素敵で、なんて楽しい生き方なのだろうと思いました。
今回聴かせて戴いた、東儀先生ご自身が作った曲「ボーイズハート」は、もし色に例えるならスカイブルーでしょう。どこまでも果てしなく続く、青い空と青い海、そしてそれを照らす日の光。そんな情景が見えるようでした。単純だけれども純粋で広い心を持つ、まさに「少年」の曲だと思います。
よく「年長者を敬いなさい」と言われ、実際に正しいと思いますが、東儀先生は、「子どもを敬っている」のだなと感じました。いつまでも子どものような遊び心を持ち続けようとするからこそ少年のような若々しさがあるのでしょう。
「好きなこと」と、「自信」。この二つが、今回の東儀先生から学んだ、将来の「自分らしさ」への要素でした。新しく雅楽などの話も耳にでき、これからもいろいろな話を聞いて、いろいろなことに興味を持っていきたいです。そうして、自分の好きなことをたくさん見つけていきたいと思います。私たちがまだまだ知らないこの世界の一部を教えて頂き、本当にありがとうございました。
音楽への想い
1年5組
男子
東儀先生は講演会の中で、雅楽の素晴らしさについて語ってくださいました。僕が驚いたのは、雅楽は誕生してから二千年以上もの間、一度も歴史から失われず、形も変わらずに残っていることです。僕が音楽の時間に勉強したリコーダー等は、変化の歴史が紹介されていたのに、雅楽に関しては変化の歴史ではなく、どのような経路で日本に来たのか、ということの方が際だっているのです。そこに僕は、西洋音楽との大きな違いを感じました。
また、実際に笙、篳篥、龍笛の三つの雅楽楽器を用いて、それぞれの特徴的な音を出したり、様々な楽曲と共に演奏して頂きました。その中で、一番印象に残ったものは、「ジュピター」という曲と篳篥の組み合わせです。人の声ととても音域の近い篳篥の音が「ジュピター」と重なり、元の曲と似て非なる、まるでバージョンが変わって「雅楽バージョン」となったかのような曲となりました。今流れているのは、「ジュピター」なのに、雅楽と合わせるとこうまで変わるのか、と思いました。
このように、今回の講演会では、単純に雅楽についてというだけでなく、現在の音楽と雅楽の関係、また二つ合わせると、どれ程レベルの高い音楽となるのか、という事を実際に聴いて知ることが出来ました。それはまた、雅楽のみにこだわらずにいろいろな分野の音楽と組み合わせてより高いレベルの音楽を作り出せる、東儀先生自身のレベルの高さも表しています。それほどのレベルの高さを持つ東儀先生の講演は、東儀先生の音楽への想いを感じ取ることができ、とても良い内容の講演でした。
好きなように楽しむ
1年6組 女子
私は、東儀秀樹先生の講話をお聞きすることができ、本当によかったと思っています。
まず昔からの伝統的な音楽について理解が深まりました。私は、雅楽という分野の音楽を初めて聴きました。昔の人は楽器の音色を色々なものに例えていて、どれもぴったりだと思います。中でも私は、篳篥という楽器が好きです。とても小さいので高い音がでるのではと思っていたのに、低い音が出てびっくりしました。同じ指穴をふさいでも、同じ音とは限らないというところも面白いので、もし今度、できる機会があるのであれば絶対にやってみたいです。
三つの楽器は、音も見た目も和風であるのに、東儀秀樹先生の作った曲はとても現代風であり、音色も合っていました。雅楽は少し違う世界であると思っていた私ですが、身近に感じられました。東儀秀樹先生は本当にすごい人だと思いました。
もう一つ講演会で学んだ事があります。それは、「好きなように楽しんでいれば良い」ということです。私はまだ、なりたいと強く思えるような夢はありません。ですが、きっと何年後かにはそのような夢はできるはずです。好きなことができる職に就いて、毎日楽しい生活を送る、それは素晴らしいことだと思います。だから今、私はこの学校の中で好きなことを見つけられるように、色々な事にチャレンジしていきたいです。
東儀先生に教えてもらったこと
1年6組
男子
ぼくは、今回の東儀秀樹先生の講演をお聞きして、音楽とはとても素晴らしいものなんだなあと思いました。ぼくは講演会前日の夜、どんな歌を聴かせてくれるのか、とても楽しみでした。
そして次の日、僕は早く授業が終わらないかなあという気持ちで講演会が始まるのをとても楽しみに待っていました。そしてついに講演会、ぼくはとてもドキドキしていました。ついに東儀秀樹先生がきて楽器を三つ持ってきてくれました。
一つ目は笙という楽器でいろんな音が同時に出てとてもきれいな音でした。二つ目は篳篥という楽器で音程が低くなったりしてとても特徴的でした。三つ目は龍笛という笛で名の通り龍の泣き声の音でとても迫力があり、どの楽器の音色もとてもきれいでした。
またそれらの楽器を使って木星の歌を吹いてくれました。ぼくは小学校6年生の時、運動会の組体操で流れた歌が木星だったので、とても当時のことが思い出されました。他にも「キセキ」という歌など、色々な歌や楽器の音色などが聞けてとてもうれしかったです。そして今回、東儀秀樹先生から教えてもらったことをこれからの江戸取の生活に活かして、がんばっていきたいと思いました。
できないという壁を作らない
1年7組 女子
私は、雅楽というものがどういうものなのかよく分からないでいました。だから、東儀秀樹先生のお話をお聞きして初めて聞くことが二つありました。まず一つ目は、「笙」、「篳篥」、「龍笛」という楽器についてです。笙はオルガンなどのルーツといわれている楽器だそうです。聞いてみると、確かにオルガンのような音で、たくさんの音が重なっているようでした。篳篥はオーボエのルーツといわれていて、形もオーボエみたいでした。音は、神社で聞いたことのある音でした。龍笛は、フルートのような形をしていて音もとても綺麗でした。
二つ目に、私は雅楽という言葉を聞いて、すごく和風な琴のような楽器を使って演奏するのかな、と思っていました。しかし、聞いてみると、西洋の楽器と同じような音がして驚きました。さらに、その楽器が西洋の楽器のルーツと言われていることや、現在も形が変わらないで伝わっていることがすごいなと思いました。
最後に、雅楽の楽器で、「キセキ」などの最近の曲を演奏できるということにも驚きました。これは、東儀先生がおっしゃっていたように、できないという壁を作らなかったから成功したのだと思います。できないと決めつけずに、やってみることが大切なのだ、ということが分かりました。だから、これからは、東儀さんのようにいろいろなことにチャレンジしていきたいです。
不思議な世界
1年7組 男子
僕は、東儀秀樹先生の演奏やお話を聞いて、思ったことがあります。一つ目は、世界には、いろいろな楽器があるのだということです。殆どが初めて見たものばかりでした。その音色は聞く不思議な世界に誘い込まれてしまうような感じでした。
僕は、ドラマ「ミスターブレイン」を見ていました。あのドラマの中でも演奏が上手かったのを印象に残っています。そこに出ていた人に会えるなんて夢にも思わなかったです。
僕は昔から音楽が苦手でした。小学二年生の頃までは、音楽は得意だったのですが、三年生になってソプラノリコーダーとなってから、苦手になってしまいました。しかし、ちゃんとリコーダーの演奏の仕方は覚えました。中学に入っても大丈夫だと思っていたのですが、それは全くの間違いで、ソプラノリコーダーからアルトリコーダーに変わってしまいました。また、振り出しかと思ったのですが、僕は、前向きに考え、今まで結果はできてきたのだから、慣れればできると思っていました。それに、今までやってきたことは、無駄ではないと思います。だから、今はできなくても、少しずつ覚えていきたいです。
僕は、今回のお話や演奏を聞いて、音楽がとても好きになりました。本当にありがとうございました。いつまでもこの気持ちを忘れずにいたいです。
楽しみになった自分の未来
1年8組 女子
私は、東儀秀樹先生の講演会を聞き、音楽について、理解を深めることができたと思います。私は、この講演会を聞くまで、雅楽なんて聞いたこともなかったし、音楽にも殆ど興味がありませんでした。雅楽の楽器の紹介を聞いていると、雅楽は、古い感じの音楽なんだと感じましたが、その後、曲の演奏を聞き、雅楽の楽器で、様々なジャンルの曲を演奏して、その様な発想ができる事がすごいと思いました。また、音楽を心から楽しんでいられるということにも驚きました。自分の好きなことに活力を注ぎ、いつまでもそれに向き合っていられることは、すごい事だと思います。私だったら、すぐに飽きてしまうはずです。だから私は、東儀先生は素晴らしい音楽家であると思います。私も東儀先生のような精神力を持って、勉強などに専念したいと思います。
次に、音楽だけでなく、幅広い趣味を持っているということです。様々な事に挑戦し、活躍することで、自分の可能性を開発することができます。自分の様々な可能性を発見するために、最初から諦めたりせずに様々なことにチャレンジしていくことが大事だと感じました。
私はこの講演会を聞いて、自分を信じてやれば人生が楽しくなるという事が分かりました。最初から無理だと思わず、いろいろなことに挑戦していけば、東儀先生のように様々な楽しみを持った価値のある人生になると思っています。私は、将来の目標や夢が決まっていませんが、時間が十分にある今、様々なことを試みて、自分の能力を引き出していきたいです。例えば、私は少し前までピアノを習っていたので、次の校内コンサートなどに出たいと思っています。そのために、頑張って練習をしたいです。また、私は小説ばかりを読んでいますが、これからは、他の様々な本を読みたいと思っています。なぜなら、本を読むということは、練習したり勉強したりする必要が無く、とても簡単に知識を取り入れることができるからです。このように、様々なことに興味を持ち、実践して経験を積んでいきたいです。
最後に、今回の講演会で自分の未来が楽しみになったと思います。これを機に、これからも、希望を持って頑張りたいです。
人々の心を癒やす音色
1年8組
男子
僕は、東儀秀樹先生の「雅楽の宇宙観と音楽の可能性」の講演会を聞いて、色々と分かったり感じたりしたことがあります。
まず初めに分かったことは、雅楽の意味です。雅楽は2千年程前にアジア大陸のどこかで発祥し、中国や朝鮮などで発展しました。日本には飛鳥時代に渡ってきたのですが、形やその音色がほとんど変わりなく伝わっているということです。年月が経つとその時代に合うように変化するのがこの世の中だと思います。それが、長い月日が経っても変化しないというのは、変わらなくていい魅力がこの雅楽にはあるのだろうと思いました。
次に分かったことは、笙、篳篥、龍笛(横笛)は三管と呼ばれています。少し興味があったのでインターネットで調べてみました。笙は和音を奏してハーモニーを受け持ち、篳篥は主旋律、龍笛(横笛)は広い音域が出るので旋律に彩りを添えるということです。これら三管を合奏することにより、「天」「地」「空」を合わせる表現から宇宙を創ることとなるそうです。また、これらの譜面を見ると、とても読めそうにありません。見たこともない、へんてこな、今で言う絵文字を崩したようなものでした。こんなのでよく吹けるなぁと思いました。僕は演奏で一番すごいなぁと思ったのは、「ふるさと」です。音色が何とも感慨深く、空気のように自然にゆったりと聞くことができました。また、もう一度聞きたいと思いました。
今回の講演会で、2千年以上も前の音楽に触れることができ、とても良かったと思います。訪れたことはありませんが、その音色からアジアの広大な大地を思い浮かべ、昔の人々がどのような暮らしをしていたのか、またこの音色で心を癒やされたに違いないと思いました。すると、僕の心の中にもすーっと染み入ってきました。
東儀秀樹先生は、音楽は自由にやるものであり、楽しめばいいと話していました。僕も楽しくエレクトーンを習っていました。指先だけでなく、足も使い、色々な音色が出ます。一曲が弾けるようになるまでには時間がかかりますが、弾けるととても嬉しいです。
東儀秀樹先生は、これからも自分ならではの音楽を創り続け、表現していくそうです。僕も、僕なりに楽しみながらエレクトーンを習っていけたらいいと思います。また、音楽を通して色々なことにチャレンジしていきたいと思いました。
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