実施日時 | : | 平成28年8月6日(土曜日) 第1日目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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平成28年8月7日(日曜日) 第2日目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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実施会場 | : | 江戸川学園取手中・高等学校 ジュニアスタディールーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
参加生徒 | : | 高等部医科コース生
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学習目標 | : |
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32期生 | N.K. 先生 | 筑波大学 | 正解のない問題に対して一生懸命議論することで、「こんな意見もあるのか」という発見があったと思います。様々な意見を持った人同士で協力し合う難しさを楽しんで下さい。 | |
35期生 | N,K. 先生 | 東京女子医科大学 | 毎年恒例の三学年合同チュートリアルでは、集団討論やプレゼンの技術を学びます。医師となる上で必要な素質を身に付けられるよう、積極的に取り組みましょう。充実した時間となることを願っています 。 | |
35期生 | A.R. 先生 | 千葉大学 | 医科クラスの皆さんには、物事を様々な側面から捉えられる様になって欲しいと思います。難しいテーマを扱いますが、諦めることなく立ち向かって欲しいです。 | |
36期生 | O.N. 先生 | 獨協医科大学 | 世間では夏休みですが、医科コースの皆さんは勉学に励んでいます。チュートリアルでは議題を自分達で抽出し、学年無関係に議論します。折角ですから、普段学べない多面的思考やコミュニケーションの方法を身に付けて欲しいです。 |
2009年公開のアメリカ映画 ジョディ・ピコ−の同名小説の映画化であるが、結末は原作と大きく異なることでも有名となった映画の一つです。 複雑な家庭環境のもとで人工授精の結果、両親が期待していた遺伝子をもった少女がこの世に誕生した。 幸せな家族の中で成長していく中で、ある日突然、実の愛すべき母親を告訴するのだが、そこには様々な深刻な事情があって・・・。 主な出演者
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映画を見終わって、先ずはそれぞれの問題点を挙げていきます。批判せずに、各自の感じた点など共有することから議論が始まっていきました。 | 医科コースの生徒のほとんどは3年間持ち上がっていきます。そのため高等部1年生から3年生が一堂に集まって議論を深めていくことができました。 | 時々チューターの先生から指導が入ります。基本的には高等部3年生が全体を俯瞰的に見て議論を行っていきました。 | ||
いろいろな価値観と、様々な判断基準がありますが、まずは謙虚に受け止めていくことを重視して班としての議論を深める準備をしていきました。 | 時には、班でも細かく分かれて議論を深めていくことをしています。各学年を横断して議論をしていきました。 | 基本的には高等部3学年が議論を進行していきます。映画での問題点や医師としての視点や、家族での視点など関係性にも着目して話をしていきました。 |
一晩経って、再び議論を深めていきます。ブレーンストーミングをしていくことで、本日の課題を自分たちで話し合いました。 | 「質」より「量」を目標に学年を超えたアイデアを再び出し合います。いろいろな判断基準での再確認をしていきました。 | 個々の連想されたことを、今度は高等部3学年の班長が中心となって結合していく作業になっていきます。他者のアイデアの上に自分の意見を積み重ねていきました。 | ||
比較的自由な空間を作り上げ、他者の意見を批判することなく聞き出す作業を重視して議論を深めていきました。 | 他者の意見や自分の意見を統合していく作業では、色々な衝突も生じます。しかし、その過程をしっかりとすることで班全体の方向性を明確にしていきました。 | 途中では発表形式で個人の意見と班としての意見の統合をしていきます。メモ用紙を活用して、他者の意見を聞きながら思いついたことを記録していきました。 | ||
同時にポスターの作成をしていきます。班全体の方向性を客観的に説明できように工夫をしていきました。 | アイデアを文字に起こしていきます。いろいろな事柄が配置されて、議論すべき点を明確にしていきました。 | 班の中でのチームから議論を統合していくことが高等部3年生の役割となっていきます。高等部2年生は、今年初めて参加した高等部1年生の意見を収集していきました。 | ||
議論は学校の場だけでなく、帰宅した後もなされていました。映画に登場してきた人間関係の相関を調べたものや、班の発表の指針をまとめ上げたものなど準備をしてきました。 | それぞれの班の発表すべき事柄が明確になったきたらポスター発表の準備をしていきました。文字情報だけでなく、いろいろなものを準備しました。 | 一晩かけて作ってきた資料に再び修正が加えられます。できるだけ時間を費やして議論すべき内容を深めていきました。いろいろな視点を重視した議論では多義的になるので、そこに配慮していきました。 | ||
いろいろな特技を持った生徒が、それぞれに応じた役割を果たしていきました。高校3年生はその班のリーダーとしていろいろな配置になるように工夫をしていきました。 | 議論が煮詰まったときにはチューターの意見を聞くことで、自分たちの意見をブラッシュアップしていきました。 | あらなた問題点が生じていきますが、それぞれの部門で解決していきました。午後に向けての議論を明確になるように工夫をしていきました。 | ||
個々のアイデアだったものを班全体のものとして統合していく作業がどんどん始まっていきました。同時に、発表の内容や議論をし尽くしていない点なども問題点が新たに生じてきました。 | 発表者やポスターを作る生徒に分かれて午後の発表の準備をしていきました。それぞれの役割に応じて仕事を果たして行きました。 | ポスターもだいぶできあがってきました。同時に、20分の発表と10分の質疑応答の対策などしていきました。長時間にわたる議論で頭が疲れました。 |
お昼休みでしたが、意識の高い生徒たちが集まりだして、発表会の練習を行いました。 | 今年度の発表者は高等部1年生が担当します。質疑応答には先輩方が行いました。そのため議論の曖昧な点など精査していく作業が始まりました。 | 声の様子や発表の順番・手法など最終調整になってきました。高等部1年生の前に先輩が集まって指導をしていきました。 |
高等部3・2年生たちは、発表する後輩を見守って、その後の質疑応答に備えていました。 | シーン毎にスケッチブックを利用してわかりやすくまとめ上げて発表していました。 | いろいろなプレゼンテーションの手法を学び、自分たちの意見をわかりやすく伝えていきました。 | ||
いろいろなことが立場によって変化する難しさを考え抜きました。しかし、自分なりに論理的に考える過程を学ぶことができました。 | 1年生はマイクを使っての発表を行いました。初めてのチュートリアルで緊張していましたが、何よりも経験を積むことが大切です。 | 今まで考えてきたことを資料にまとめて、チューターや仲間たちからの厳しい質問に備えました。 | ||
論理的な飛躍がないのか確認するなど後輩たちの発表を見守りました。班としての見解を述べていくことは非常に難しいと感じました。 | 他の班の発表を聴くことも重要な勉強でした。他の班では考察の過程が異なることも多くあります。それを認め合うことも重要な作業となりました。 | 学年を縦断した学習ですので新たな絆ができあがっていきました。この経験を通して学年やクラスの結びつきが強まりました。 | ||
いろいろな資料に基づいて、自分たちの考えの裏付けをしていきました。論理的に考えて、分かりやすい発表をすることの難しさを知ることができました。 | 医師を志す者として、医師の発言や言動が与える影響の大きさなども考えることができました。 | 医学部で学んでいるチューターからは手厳しい指摘が次々にありました。時には、論理が崩れそうになることもありましたが、みんなで解決していきました。 | ||
具体的な映画のシーンを分析し、それぞれのQOLの度合いを調べて相関を明らかとしていきました。 | 子どもの治療に関する権利なども考察しました。答えが明確でない分野に関しても自分たちなりの考察をしていきました。 | 医師はいろいろなことを多面的に思考していくことが求められるのだと学ぶことができました。思考を停止せずに、考え抜く力も鍛えることができました。 | ||
様々な視点から議論を深めていきました。患者としての立場、医師としての立場など多角的に分析した結果をまとめました。 | 家族のそれぞれの立場を考えて議論を深めていきました。答えが一義的にならないこともあって大変でした。 | 遺伝子操作による新しい技術と社会が今後どのように融合していかなくてはならないのか? 新しい分野の医療行為の難しさも知ることができました。 |