中等部1年生対象 理数融合講座

平成28年4月23日(土曜日) 土曜日授業A 中等部1年生(中等部30期生)の希望者を対象に理数融合講座を行いました。

【理数融合講座の目的】

 本校の理科及び数学科として取り組むべき方向性と生徒たちの可能性を探るべく、希望者に対して土曜日授業の午後を活用して実験課外授業を行います。普段の授業から一段高いレベルの実験授業を実践し、本校の理科教育及び数学教育の更なる充実を図ります。テーマによっては外部団体や大学との協力を得ることで、より高度な実験・実習を行い、知的欲求を刺激し発展的な思考、高度な技術の習得へ結びつけていくことが目的です。

今回は、3組 〜 8組(難関大ジュニアコース)の 希望者52名 が理数融合講座に参加しました。

【担当教師 実施場所 講座内容】

 科 目  担当教師名    講座使用教室  講座内容
 数学科  成宮 徳彦    中等部実験室  ポリドロンを用いたいろいろな多面体の作成
 理 科  兼 龍盛
 神村 康平
 阿部 哲也
   化学実験室β  うがい薬に含まれるヨウ素を用いた抽出の原理

 記 録 :  金子 真紀

【当日の様子】

   
 成宮先生から細かな指導がありました。  質問にも丁寧に教えて頂けました。
   
   
 巨大な多面体ができました。  基本の立体から難しい多面体をつくって競争しました。
   
   
  基本のパーツを作っていきました。   次々と新しい多面体に挑戦しました。
   
   
 兼先生より「分子の形」について話がありました。  直接目では見えない原子・分子の世界を考えました。
   
   
 試験管の中で起きる不思議な現象に驚きました。  試験管扱い方や基本的な実験操作も習いました。
   
   
 パワーポイントを用いた説明を聞きました。  スポイトの使い方も上手くなりました。

【生徒の感想】 一部抜粋

数学の班で、どれだけ多くの種類の多面体を作れるのか対決したことが面白かったです。
チームで協力して数学の図形を組み立てることができて楽しかったです。
斜方切頂二十・十二面体が難しかったけれども完成したときの達成感がありました。

抽出によって、うがい薬の色が変化したことに驚きました。
分子の形を勉強してから、溶液の色の変化があったり、界面が現われたり消えたりしたことが印象に残りました。
いろいろな物質に関して詳しく知ることができました。
最後の引火の実験が凄かった。


【次回の予定】 今回と同じ内容で中等部1年生(中等部30期生)の希望者に対して理数融合講座を開講する予定です。

 講座実施予定日    時 間  対 象 者  応募生徒数
 平成28年5月14日(土曜日)  土曜日授業B  13:30 〜 16:00  1組(医科ジュニアコース)
 2組(東大ジュニアコース)
 8 0 名
 平成28年6月25日(土曜日)  土曜日授業E  13:30 〜 16:00  3 〜 8組(難関大ジュニアコース)  8 0 名

理数融合講座を受講する際には、お弁当などの準備をして下さい。