1. | 目的 | 幅広い教養と豊かな人間性、医師としての責任感や高い倫理観を養い、自ら考え解決するために必要な基本的知識と、建設的に行動できる態度と習慣を身に付ける。 |
|
2. | 実施者 | 筑波大学 医学医療系 教授 高橋 智 |
|
3. | 日程 | 2019年10月19日(土曜日) 13時00分 〜 14時30分 (90分) (コミュニティーホールにて講義:講義テーマ『宇宙動物実験』) |
|
4. | 参加生徒 | 高等部2年生 (58名) 2年1組 男子13名 女子17名 合計30名 2年2組 男子12名 女子16名 合計28名 |
高橋 智 先生たちが中心となって開発したマウスを用いた研究が、国際的に高く評価されております。遠心装置による人工重力装置の開発など教えて下さいました。いろいろなアイデアが形となったものだそうです。 | マウスを用いた実験は、高橋先生たちのグループが日本では初めてであり、いろいろな実験が手探りな状態だったそうです。しかし、そこに研究者として楽しみを感じていたそうです。先生の楽しそうな講義がとても印象的でした。 | 高橋先生は、有名なケネディー宇宙センターにも行かれており、現在の宇宙実験に関するお話しをして下さいました。発生学だけでなく、宇宙動物実験のパイオニアとして有名な先生から直接、講義を受けることができました。 | ||
今回はコミュニティーホールにて講義をお願いしました。大ホールと違って、先生との距離が近くなり、生徒からも質問が多くありました。 | 有名な映画である「オデッセイ」に登場した火星へ行くための宇宙船から、人工重力における生物への影響などいろいろな興味のある話題をして下さいました。 | 最後に高橋先生から「目標(夢)をもつことがすべての始まりです。大きな目標(夢)を持って、それに向かって頑張って下さい。」という、とても素敵な言葉を頂きました。 |
筑波大学医学群 高大連携プロジェクト 第4回講義の様子
講義テーマ『宇宙動物実験』 1分46秒
● | 遺伝というのは、教科書では生れた後の経験は伝わらないと学んできました。しかし、宇宙に行ったマウスを研究することで、今までの常識を変えてしまうようなことが分かるそうです。そんな話をしていた先生の姿を見て、医師として基礎研究をすることに興味が出ました。また、アニメ(ガンダム)のような世界が、現実世界で起きると思うだけで、なんだかとても不思議に思いました。 |
|
● | 大ホールでは先生との距離が遠く感じていましたが、今回はコミュニティーホールでの講演だったので、いろいろな質問ができて良かった。宇宙でのマウスの研究が、将来の人類のためだけでなく、今実際に起きている老化現象の解明にも役立つことを学びました。いろいろな学問が有機的に繋がりあっていることを知りました。 |
|
● | 今年一年間は、高橋先生から直接いろいろな事を学ばせて頂きました。第一回目は、ゲノム編集技術に関する講話でした。これはいつかノーベル賞を受賞するであろう、新しい技術とその倫理的な問題を教えて下さいました。そして、第二回目、第三回目は、筑波大学で研究所や附属病院の見学をさせて頂きました。実際の研究所を見学させて頂き、医学への興味を更に深まりました。また、今回は宇宙でのマウスを用いた実験を教えて頂き、基礎研究の楽しさなど教えて下さいました。本当に楽しい授業でした。 |
回 数 | 日 程 | 会 場 | 時間 | 内 容 |
第1回目 | 6月8日(土曜日) | 江戸川学園取手中・高等学校 | 13時00分 〜 14時30分 (90分) |
基礎研究について:ゲノム編集 |
第2回目 | 8月8日(月曜日) | 筑波大学 | 10時00分 10時00分 〜 10時30分 10時30分 〜 12時00分 12時00分 〜 13時00分 13時00分 〜 15時00分 |
附属病院けやきプラザ待ち合わせ 武井 陽介 先生のご講演(204教室) 医学群見学(高橋 智 先生) 昼食(医学食堂) 生命科学動物資源センター見学 (高橋 智 先生) |
第3回目 | 8月9日(火曜日) | 筑波大学 | 10時00分 10時00分 〜 12時00分 12時00分 〜 13時00分 13時00分 〜 15時00分 |
附属病院けやきプラザ待ち合わせ 国際統合睡眠医学研究機構見学 林悠先生の講演 センター内の見学 昼食(医学食堂) 病院見学(総合臨床教育センター 瀬尾 恵美子 先生) |
第4回目 | 10月21日(土曜日) | 江戸川学園取手中・高等学校 | 13時00分 〜 14時30分 (90分) |
基礎医学(宇宙実験)に関する講演 (筑波大学 医学医療系 教授 高橋 智) |