卒業生による医療講話


今年の会場(コミュニティーホール)の様子

 1.  実施目的  医科クラス卒業生を含む医学部学生が行う医療講話を通じて、医学部で学ぶことの理解をより深めることにより、医学部進学への意識高揚をさらに図る。

 2.  実 施 者
 陳 嘉辰 先生  自治医科大学 医学部4年生  本校卒業生 35期生
 岩瀬 雅哉 先生  自治医科大学 医学部3年生  
 田村 希 先生  自治医科大学 医学部1年生  本校卒業生 39期生
 常陸大宮市国民健康保険 美和診療所 管理者兼内科医長  小田 有哉 先生 (本校卒業生 25期生)

 3.  主 催 者  自治医科大学茨城県人会
 4.  実施日時  2019年7月29日(月曜日) 13:05 〜 15:40
 5.  実施場所  江戸川学園取手中・高等学校 コミュニティーホール
 6.  対象生徒  高等部1年医科コース
1組 在籍36名 
 参加生徒 女子 15名 男子 17名 (小計 32名) 事前欠席 4名
          
2組 在籍35名 
 参加生徒 女子 14名 男子 12名 (小計 26名) 事前欠席 9名

                                      合計 58名

 7.  講話内容
 @  挨拶・自己紹介  13:05 〜 13:25 (20分)   全 員
 A  心肺蘇生講習  13:25 〜 14:40 (75分)  陳 嘉辰 先生
 B  模擬講義「感染症」  14:50 〜 15:10 (20分)  岩瀬 雅哉 先生
 C  なぜ医師に?  15:10 〜 15:30 (20分)  小田 有哉 先生
 D  大学生活について  15:30 〜 15:40 (10分)  田村 希 先生

医療講話の風景

     
 陳 嘉辰 先生より今回の医療講話の流れを説明して頂きました。昨年度とは違って、一人一人が体験できるように工夫をして頂きました。  フクダ電子南関東販売株式会社の協力を得て、今年度のAED講習会を行うことができました。交通事故よりも多い心臓突然死について正しく学ぶことができました。  PUSHプロジェクトの講習を受けることで、将来医師を志す生徒たちが一人ずつ心肺蘇生の方法を正しく実践することができました。
         
         
 PUSHプロジェクトで作成されたビデオを用いて実習が行われました。もし万が一に大切な人が倒れた時に、行うべきことは胸骨圧迫による心臓マッサージとAEDの使用だそうです。  全員分の教材(アッパくん)を利用して、胸骨圧迫の実習を行いました。胸骨圧迫とAEDを使うことができれば、助かる可能性は4倍まで引き上がるそうです。  陳先生は公式のTシャツに着替えて、胸骨圧迫のやり方やAEDの使い方を丁寧に教えて下さいました。自治医科大学生でありながら、様々な社会的な問題点を自分なりに考え、行動しているそうです。
         
         
 休憩を挟んだ後、人形を用いて実習することになりました。今までの練習の成果を試してみることになりました。そこで3組の生徒が積極的に挙手して始まりました。  陳先生より色々なシナリオが与えられて、それに応じて行動しました。AEDの使い方など緊急時には上手くできないこともあり、時には先生の指導が入りました。  安全の確保を充分に行った後、状態を確かめ、できるだけ早く胸骨圧迫を行うことを教えて頂きました。的確な指示を出す事が難しく、このような体験を通して学ぶことの大切さを理解できました。
         
         
 岩瀬 雅哉 先生からは大学で行うような講義体験をして頂きました。「感染症」についての講義でした。医学部で行われる専門的な話なので、少し難しい内容でした。  救急医の華やかな現場や地域医療について小田 有哉 先生から熱心にお話し頂きました。診療所での具体的な話は生徒の胸に届いたと思います。(医療の谷間に火をともす  田村 希 先生より大学生活についてのお話しがありました。医学部の勉強はとても大変そうですが、部活動にも励んでいるそうです。



今回の卒業生による医療講話のビデオ(3分13秒)

生徒の感想の一部

(1)感染症についての講義はどうでしたか?

 ●  少し難しい部分もありましたが、自分の知っている用語が何度も出てきて、自分が知っている範囲での知識が広められたと思います。免疫やウィルスの増殖方法など内容は難しかったのですが、自分が生物基礎で習った事の応用になっていたので、より深くまで学ぶことができて良かったです。

 ●  聞いたことのないウィルスや菌の名前があり難しい部分が多かったのですが、様々な病例に基づいて話をして下さったので理解しやすかったです。少し難解であったが、思っていた以上に多くの種類の感染症の原因があってとても勉強になりました。

 ●  とても有意義な話でした。インフルエンザやエイズなどは将来医師になった時に関わってくる内容だと思うので、聞いてみて良かったと思います。なかなか感染症について詳しく講義を受ける機会がなかったのですがとても分かりやすかったです。

 ●  ウィルスの増殖法など、とても分かりやすく説明して頂いたので、内容は多少難しかったのですが、噛み砕いて説明して頂いたので少しですが理解することができました。

 ●    身近なインフルエンザからC型肝炎という始めて聞く病気まで色々なウィルスの話を聞くことができてとても良かったです。

(2)来年やってみたい医療体験、聞いてみたい講義あれば書いて下さい。

 ●  ロボットを使った手術体験等してみたいと思います。また、みんなで地域医療の体験をしてみたいと思います。

 ●  病院見学などしてみたい。そして、大学で具体的にどんな実習を行っているのか知りたいです。

 ●  臓器移植や再生医療の講義を聴いてみたいです。

 ●  小田先生が務めていた北総病院のツアーに参加してみたい。整形外科について勉強したり、手術を生で見学してみたい。

 ●    血液採取やエコー体験等してみたいです。

(3)将来、医師について具体的な進路がある方は書いて下さい。

 ●  脳神経外科医に興味があり、その上で宇宙飛行士にもなってみたい。

 ●  心臓外科医に興味があります。

 ●  産婦人科になりたいです。

(4)何か一言あれば

 ●  とても楽しく講義を受ける事ができました。先輩方有り難うございました。

 ●  模擬講義は始めて知れたことが多かったし、AED体験もとても楽しかったです。実際にその場に立ち会った時に活かせるようにしたいです。有り難うございました。

 ●  感染症の講義を聴いてみて大学ではこんなにも難しいことを理解しなければならないのだと驚きました。

 ●  この医療講話で習った事を今後の学習に活かしていきたいと思います。これからも勉強に励みたいと思います。