優秀ポスター賞の賞状 研究テーマ『水酸化ナトリウム水溶液に生じた白い沈殿の正体』 |
審査員奨励賞の賞状 研究テーマ『単振動の精密測定』 |
目 的 | : | 高等学校における課題研究や科学部の活動で、科学研究に取り組んでいる生徒に対して発表の機会を設け、発表や討論などの技能の向上を図るとともに、第一線で活躍する研究者から指導や助言を受けることにより研究内容の一層の深化を図り、将来の科学技術を支える人材の育成に資する。 |
開催日 | : | 平成31年3月16日(土) |
会 場 | : | 筑波大学 第三エリア3A204講義室等 つくば市天王台1−1−1 |
参加者 | : | 茨城県内の高等学校及び中等教育学校(後期課程)の生徒 |
日 程 | : | 8:50 〜 9:30 受付・ポスター掲示 9:30 〜 9:50 諸注意連絡 10:00 〜 12:30 ポスター発表 12:30 〜 13:20 昼食 13:30 〜 14:30 講演「データサイエンス:プラズマからの信号を読み解く」 講演者 竹永 秀信 氏(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構核融合エネルギー研究開発部門 研究開発室長) 14:30 〜 15:20 表彰式 |
3A204講義室の様子
分野 | タイトル | 指導教諭 | 発表生徒 | |||
生物 | 『プラナリアの刺激に対する反応』 | 兼 龍盛 |
Y.N.(高1) S.T.(高1) K.Y.(高1) | |||
生物 | 『ヒトデの卵成熟と発生について』 | 兼 龍盛 |
O.H.(高2) K.M.(高2) | |||
生物 | 『人工海水の組成の違いによるウニの発生過程の違いについて』 | 兼 龍盛 |
T.K.(高2) M.R.(高2) | |||
化学 | 『水酸化ナトリウム水溶液に生じた白い沈殿の正体』 | 兼 龍盛 |
K.H.(高1) T.M.(高1) | |||
物理 | 『単振動の精密測定』 | 松田 光一 |
I.C.(高2) T.M.(高2) K.I.(高2) K.K.(高2) I.R.(高2) Y.A.(高2) A.H.(高2) C.K.(高2) |
優秀ポスター賞の盾 | 受賞したポスターの前で記念写真 |
筑波大学第3エリアA棟3階の講義室が本校の控室となっていました。他にも多くの学校が参加している中で、発表の最終打ち合わせをしました。 | 諸注意連絡を受けるために講義室3A204教室に集合しました。非常に多くの生徒が参加していました。高校2年生の生徒たちは楽しそうに過ごしておりました。 | 高校1年生は、このような研究発表会が初めてです。少し緊張しつつも、いままで行ってきた研究を発表できる貴重な機会を頂けました。 | ||
メディカルサイエンスの物理実験の結果を発表しました。『単振動の精密測定』です。新規性はないものの、今まで実験誤差だと考えていたものにも調べてみると自然の規則がありました。 | メディカルサイエンスの時間だけは研究が充分にできないので、放課後に残って計画的に実験をしてきました。そして、みんなでグラフなどをつくり、ポスターにまとめることで議論を深めていきました。 | お茶の水女子大学の『海辺の生物体験』で行ってきた実験をまとめました。ヒトデの減数分裂の観察の際に、不思議な現象を教えて頂きました。それを、自分たちで考察し、ポスターの形にして発表しました。 | ||
茨城県内の高校生だけでなく、大学の専門家から指導を仰ぐこともできました。いろいろなご指摘や意見があったので今後の研究につなげていきたいと思いました。 | 中和滴定の際に、「ビュレットに入れるのは水酸化ナトリウム水溶液で、コニカルビーカーには塩酸を入れる」と化学担当の先生の指示に疑問を持ったことから始まった研究でした。 | 時間を費やして楽しみながら実験してきたので、いろいろな質疑応答には柔軟に対応できたと思います。筑波大学の分析化学の専門家からいろいろなご指摘がありました。 | ||
本校は、お茶の水女子大大学の『海辺の生物体験』を通してウニの発生過程を観察しており、そこで疑問を抱いて実験が始まりました。次年度の1年生の引き継ぎも行いました。 | 筑波大学の生物学の先生方からも、いろいろな質問がありました。予想外の質問がきたりして、驚くこともありました。しかし、できるだけ丁寧に説明することに配慮しました。 | 再生医療学会に向けてプラナリアの実験を行っている高校1年生の発表風景です。多くの時間を費やして丁寧な実験をしてきました。自信をもって質疑応答ができたと思います。 | ||
プラナリアの実験は多くの学校でも行っているようで、同世代の高校生たちがポスターの前で議論を深めている様子です。斬新な意見や、今まで気づかなかったことなど多くありました。 | 表彰式の様子です。ここで審査員奨励賞を物理部門で『単振動の精密測定』が受賞しました。 | 高校1年生の生徒が行ってきた化学の研究が優秀ポスター賞を受賞しました。初めての研究発表会で非常に良い経験をすることができました。 |
実験題目 『人工海水の組成の違いによるウニの発生過程の違いについて』 |
実験題目 『プラナリアの刺激に対する反応』 |
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実験題目 『ヒトデの卵成熟と発生について』 |
実験題目 『単振動の精密測定』 |
発表会を終えてみんなで記念写真を撮りました