第5回SWRに参加してきました

東京都立戸山高等学校の案内

東京都立戸山高等学校が主催するSWR(The 5th Symposium for Women Researchers)に高等部2年生の女子9名(医科コース生)が参加してきました。
SWRは、女子高校生の自然科学への興味・関心を高め、さらにキャリア形成の支援を目的とした発表会です。
科学技術分野の女性研究者も多数参加し、ポスターセッションでは、研究者の方々から直接コメントを頂き、大学生の研究に触発され、相互に可能性を広げる機会にもなりました。

日 時 :  平成30年11月4日(日) 11時00分 〜 15時00分

会 場 :  東京都立戸山高等学校
東京都新宿区戸山3−19−1

時 程   10時30分 〜         受付
11時00分           開会式
11時10分 〜 11時50分  100秒ショートプレゼンコンクール
11時50分 〜 12時40分  キャリア・ラウンドテーブルセッション
                 (ランチタイム)
12時40分 〜 14時00分  ポスターセッション1(大学生・大学院生)
14時00分 〜 14時50分  ポスターセッション2(中・高校生)
14時50分           表彰式・閉会式

東京都立戸山高等学校の校門の前で記念写真を撮りました。

         
 東京都立戸山高等学校の講堂での記念写真。今回は3つのポスターを9名で分担して発表しました。    開会式の様子です。100秒間ショートプレゼンコンクールでは13名が参加し、93枚のポスター発表が行われ、とても盛大な発表会になっていました。    昨年行った「人工海水の組成の違いによるウニの発生過程の違いについて」のポスター発表です。
         
         
 今年のお茶の水女子大学の湾岸生物教育センターで行ってきた「海辺の生物体験」での「ヒトデの減数分裂の観察」のポスター発表です。    「ヒトデの卵成熟と発生について」のポスター発表です。多くの方からご指摘がありとても勉強になりました。次につながる発表会となりました。    このような発表会に参加することで今後の研究の在り方や、自分たちでも気が付かなかったことなど教えて頂きました。とても緊張しましたが、なんとかみんなで楽しむことができました。

100秒間ショートプレゼンコンクールの様子です。

参加した生徒の感想

 ●    「ヒトデの卵成熟と発生について」の研究ポスターを担当しましたが、ポスターを作る際に実験結果を見ながら、他の先行研究の論文を参考にしながら今回の実験の考察を導き出すことがとても難しかったです。他校との交流を通して身近なものが研究のテーマとして成り立つことにも気づきました。これからはメディカルサイエンス等の実験もどのように発展させられるのか自分たちなりに考えながら取り組んでいこうと思いました。

 ●    私は100秒間ショートプレゼンコンクールに参加したのですが、他の方の発表を見て自分たちの発表方法にも、まだまだ改善すべきことがたくさんあると学ぶことができました。知らない大勢の人たちの前で発表する機会は学校内ではあまりないので、とても貴重な経験をすることができました。これを今後の学校生活に活かしていきたいです。

 ●    今回のSWRに参加して多くの刺激を受けることができました。100秒間プレゼンコンクールでは、とても短い時間の中でどれほど自分の研究の魅力を伝えられるかが重量だと学びました。ポスター発表では「ヒトデの減数分裂」について発表しました。初めての経験でとても緊張しましたが、質問にも落ち着いて対応することができました。他の人に自分の研究を発表することでより内容理解を深めることができました。

 ●    今回このイベントに参加して、本校以外の同じ年の子と交流したり、日々どのようなことに興味を持ち、研究をしていたのか知ることができました。このような子とを通して自分自身とても成長することができました。しかし、受賞することができなかったことは非常に残念でしたが、この経験を活かしてこれからいろいろな事に興味を持って行きたいと思いました。

 ●    私は「ヒトデの卵成熟と発生について」の研究発表をしました。今回のSWRで自分の研究発表をしたり、他校の人の研究発表を実際に見て学ぶことがたくさんありました。100秒間ショートプレゼンコンクールでは優勝した人は、ただ発表するだけではなく、実物を持ってきて実演しつつも立派な発表をしていました。そのため初めて聞く内容でもとても分かりやすかったです。次にこのような発表の機会を得たならば、今回の研究発表で学んだことを活かして色々な工夫をして発表につなげていきたいと思いました。