第14回全国物理コンテスト

物理チャレンジ2018

優良賞2名 奨励賞1名

特定非営利活動法人 物理オリンピック日本委員会(Japan Physics Olympiad : JPhO)は、2018年8月19日(日曜日)〜22日(水曜日)の3泊4日で、東京都国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて第14回全国物理コンテスト「物理チャレンジ2018」の第2チャレンジを実施しました。そこでは、理論問題及び実験問題コンテスト(各5時間)や交流イベント、研究施設見学など行い、金賞及び各賞の受賞者を選出致しました。そこでは、JPhO理事長賞(2名)、つくば科学万博記念財団理事長賞(1名)、金賞(6名)、銀賞(12名)、銅賞(12名)及び優良賞(18名)が選ばれました。

本校からは、高等部3年生の生徒2名 と 高等部2年生の生徒1名 の 合計3名が第2チャレンジに選抜されました

第2チャレンジの結果、高等部3年生の生徒2名が 優良賞 、高等部2年生の生徒1名が 奨励賞 を受賞しました。

高等部39期生3年7組(普通科理系コース) A.M.くん (左側)

高等部39期生3年3組(東大コース)   S.S.くん (中央)

高等部40期生2年3組(東大コース)   N.S.くん (右側)

第1チャレンジ

参加申込者数 : 1,699名

実験課題レポートの提出 : ====通 

『輪ゴムと引く力と伸びの関係を調べてみよう』 提出締切日 2018年6月15日(金曜日) 消印有効

理論問題コンテスト(90分) への参加者合計数 : ====名   2018年7月8日(日曜日)実施

第2チャレンジ

第1チャレンジの成績によって選抜された選手 100名 が進出しました。

第14回 全国物理コンテスト 物理チャレンジ2018 第2チャレンジ参加者名簿
http://www.jpho.jp/2018/2018-2nd-chall-participants.pdf

会 期 : 2018年8月19日(日曜日)〜22日(水曜日)

開催地 : 東京オリンピック記念青少年総合センター

理論コンテスト (5時間)

http://www.jpho.jp/2018/2018-2nd-chall-group-photo.jpg

特定非営利活動法人 物理オリンピック日本委員会(Japan Physics Olympiad : JPhO)から頂いた賞状です。

高等部39期生3年3組 S.S.くん
高等部39期生3年7組 A.M.くん
高等部40期生2年3組 N.S.くん

表彰の結果

http://www.jpho.jp/2018/2018-2nd-chall-awards.pdf


生徒の感想

高等部39期生3年3組 S.S.くん

高等部に進学してから物理チャレンジに挑戦し3年間連続して第2チャレンジに選抜される機会を得ることができました。第2チャレンジでは、日本全国の優秀な学校からやってきた生徒と話をすることがとても貴重な体験となりました。特に、今年は高等部3年生となり大学入試のための勉強もしなくてはならない状況で、得意な物理だけに時間を当てることができませんでした。むしろ化学を主に勉強していました。中等部3年生の時から一人で物理の学習をするようになりました。そして、高等部1年生・2年生の時は物理チャレンジ対策の問題集を自力で解くようにしました。授業で用いていた問題集の他にも多くの問題集を解くことで、様々な問題に対応できる力を養ってきました。また、物理チャレンジの問題は大学受験のレベルよりも難しく、自然現象の本質を突いてくる問題が多かったので勉強していて面白かったです。


高等部39期生3年7組 A.M.くん

今年は化学グランプリ2018の二次選考会にも選抜されたのですが、物理学と化学の両立はそんなに難しくなかったと思います。物理チャレンジでも化学グランプリでも、大学入試の問題とは異なり、初めて見るような問題を解かなければなりません。そのような時こそ、今まで学習してきた基礎・基本を大切にして理論的に正しく読み解くことで対応することができました。色々な経験ができて本当に良かったと思います。


高等部40期生2年3組 N.S.くん

今年初めての挑戦で、非常に難しく感じました。課題であった『輪ゴムと引く力と伸びの関係を調べてみよう』のレポートの評価が良かったので嬉しかったです。問題を解くことは、普段の問題レベルよりも難しかったのですが、非常に楽しかったです。どの問題も本質的で、解いていて興味深い問題でした。高等部2年生なので学習内容が限定されているので、力学の分野が、今は得意だと思います。是非とも次年度も挑戦したいと思います。