茨城大学教育学部 養護教諭養成課程 准教授 石原研治 先生より、調査研究に当っての依頼があり、それを受けて本校の高等部1年生と2年生が参加しました。
高校生がiPS細胞や再生医療に関してどのような知識を有しているのか、そして研究機関から発表される成果が新聞報道等を通して高校生にどのように届いているのかを調査し、研究成果が正確に国民に届くための情報発信の在り方を検討するための資料のためのアンケートに回答しました。
山中伸弥教授が所長を務める 京都大学iPS細胞研究所 の国際広報室 和田濱裕之 博士とともに、石原研治先生は「高校生の再生医療理解促進を目指したプレスリリースの在り方」を研究されています。
その研究の一環として、本校の生徒が放課後に協力させて頂きました。
尚、アンケートはすべて匿名で実施し、調査結果の個人のプライバシーに関しては絶対に公表されません。
本校は、「平成28年度私立学校世界に羽ばたく人材育成推進事業」の 私立版未来の科学者育成プロジェクト推進事業 に採択されています。
その実施方法の一つが、「再生医療社会における問題点の検討」となっています。
今年度は、高等部の医科コース生を中心として様々な授業・実験を計画しております。
茨城大学教育学部養護教諭養成課程 准教授 石原研治先生による講義を本校のオーディトリアムで今後行う計画です。
第1回 | 9月20日(火曜日) | 「20年後のある日 家族の病気発覚 〜佐倉 正 の日記〜」を読んで、3つの課題を行います。 @真奈美はどのような思いで父親に進路変更の話しを伝えたのか? A正の立場になったとき、再生医療による治療を受けますか、受けませんか。 B主治医の立場なら、再生医療による治療を必要としたり検討したりする患者に対して、どのようなことを考えて接すべきだと思いますか。 |
第2回 | 10月18日(火曜日) | 再生医療が普及するであろう20年後の未来社会にむけて、私たちは何をどうしていくべきなのか。 それぞれの立場で提案する。 患者・主治医・家族・国(行政)・・・ |