蘭亭序

 

王 羲之

 王羲之は今から約1700年の昔、中国の西晋時代から東晋時代に活躍した政治家であり、能書家です。字は逸少、官名により右軍ともいいます。永和7年(351年)に右軍将軍、会稽内史となり山陰県(浙江省紹興)へ赴任した。幼少の頃から書をよく学び後生にその影響を大きく残しました。唐代になり羲之の書法的価値は一段と高まりました。

蘭亭序

 羲之が353年に友人たちを集めて曲水の宴を開いたときの序文であり、当日の日時、天候、周りの景色等が書かれています。流麗な筆致は古来より行書の入門書として現在に伝わっているものです。

 

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