第12回道徳を終えて


1組 

僕は自分のことが嫌いではありません。でも自分の嫌いな欠点はたくさんあると思います。たとえば、勉強ができなかったり、自分に甘かったり、いろいろあります。でも、この欠点は正そうと思えば、正せるものであるし、かつ自分のことを嫌いでないのであれば、欠点があってもむしろいいと思いました。授業で、この世で一番幸せにしてあげるべき人は誰かという質問に、僕は家族だと思いました。でもそれ以前に自分が幸せになっていなければ、自分以外の人を幸せにすることはできないと思いました。「私は私を愛している、誰よりも、いつまでも、臆することなく、恥じることなく、そう認めることで、『本当の自分』を全肯定してあげられる」ので、これから心が折れてしまいそうになったときは、そのことを思い出して過ごしたいです。「自分がだめなのに応援なんてできない」と思うかもしれませんが、だからこそ自分が自分の一番の「応援団」になってあげなければいけないと思いました。誰も自分のことを応援してくれなくても、自分だけは自分のことを応援し続けたいです。もしも落ち込んだときは、僕は運動したり、サンドバックでストレスを発散したり、ペットに癒してもらったり、カラオケで大きい声で歌ったり、お笑い番組を観たりして、自分のことを励ましたいです。自分をよく見つめることが自己肯定感を高めることの第一歩なので、これからは自分のことをよく見つめたいと思います。「他人の期待にこたえられなくてもよい、しかし、自分だけは絶対に失望させるな」という言葉を聞くと、とても勇気が出てくるので、落ち込んだときは、先に書いた5つのことのほかに、この言葉を思いだして自分を勇気付けられるようにしたいです。これからはより、自分のことを好きになろうと思います。

    

             


2組 

今回はグローバル化について考え、これから世界に視野を広げていく中で大切なことを学べました。一体化と多様化を両立させるためには、自分が教わり慣れ親しんだ文化を相手に伝えることが大事だということです。私自身もあまり人に意見を言わず、問われたときにどちらでも良いと答えることが多いです。だから、今回を機に自分の考えを相手にしっかりと伝えようと思いました。また、相手に伝えるために日本文化の知識をさらに増やしたいです。最近では、副校長先生の講話から日本文化について考える機会があり、このような一つ一つの講話から知識を得ようと思いました。さらにグローバル化のメリットを考えたとき、私は将来医師になりたいので日本よりも最先端で発展した医療技術が共有できるのは良いと考えました。しかし、例でもあがった渋谷ハロウィンのように自分も訪れた国では、その国に悪影響を及ぼすことがないようにしようと思いました。そして、グローバル化が進む上で必要になってくるのは英語なので、今から英語はしっかりと学習し、英文法だけではなく、英会話もできるようにしたいです。現在、アフタースクールでオンラインスピーキングを受講しており、外国人の先生方と英語で会話をしています。英語の授業ではスピーチコンテストをしています。私は、今までに行った国で学べたことやそこできた貴重な体験などを英語で話しました。このようにまた、チャンスがあれればどんどんチャレンジしていきたいです。そして日本文化を知ってもらうことで日本の魅力をたくさん理解していってほしいとも思いました。近年、外国人観光客も増えていて、来年には東京オリンピックもあるので実際に日本に足を運び日本独自の良さをわかってもらうのも良いのではないかと思いました。今後も今回の道徳のディスカッションで話し合ったこと、自分で事前プリントや感想を書く際に考えたことを学校生活や将来の夢、海外に渡るときになどにいかしていきたいです。また、世界に視野を広げ、世界で活躍できるような人材になれるように日々勉強と運動を両立し、文武両道を目指しながら、同じ意志をもつ友達と切磋琢磨し頑張っていこうと思いました。

                          

  


3組 

今回の道徳の授業を受けて、「ルールを守る」ことは色々な今までの道徳、講話の内容につながると思いました。例えば、「公共心・公徳心」や「SNSの使い方」、「家族」、「いじめのない社会」…などです。ルールは自分をしばるものではなく、他者と同じ社会の中の一人として、社会で快適に過ごすために必要なものだと改めて感じました。また、「存在意義のないルールはない」と聞いて、「そうかな」と最初は思ってしまいましたが、校則でそれを考えてみると、存在意義のないものはやはりありませんでした。多少自分が「何だこのルール」と思っても、存在意義を考え、「このためにあるんだ」と再確認して、きちんとルールを守ろうと思いました。そして、ルール・マナーを守れない理由は自分の利益を他人の利益より大きく考えてしまう、つまりは自己中心的な考えを持っているからです。これを無くすためにはグループディスカッションの発表の時に出た「納得する」ことが必要だと思います。そのルールの存在意義が分かっていないと破ろうとしてしまいがちです。ルールだけでなくマナーやモラル(不文律)も守るべきです。私は電車の中で二席を独り占めしている人を見かけたことがあります。その人は周りからも迷惑がられますし、座りたい人の邪魔にもなります。私は独り占めをしないと心に決めています。しかし、私も公共の場で全てのルールを完璧に守れていたわけではないと思います。横一列になって集団で帰ってしまったことを思い出しました。「人は良い所より悪い所の方が目立ってしまう」と習ってから、そういったことはしないように心掛けています。今回のお話がなぜあったかを考え、一日の始まりの挨拶から細かい部分の気配りなど、日頃から常に周りを見渡していきたいと思います。また、他の人がルール・マナーを破っても、その人の行動に左右されず、「駄目だよ」と声を掛けて、自分で考えて行動、判断することが大切だと思いました。そして、「尊重したいから守る」へと意識を変えたいです。

                       


4組 

今回の講話をお聴きして、「福祉社会」とはどのような社会のことなのかを、今まで全然知らなかったと思い知らされました。今回の講話のまとめで、先生は「自己の意識改革」と題し、「知っていることを増やすこと」「無意識の差別をなくすこと」を課題として挙げていらっしゃいました。私が「福祉社会」を理解するための課題はまさしくこの二つだと思います。なぜなら、私は「無意識の差別」を過去にしてしまったと、今自覚しているからです。私は今年の夏休みに、友達と原宿の竹下通りを歩いたことがありました。このとき私たちの二メートルほど前を、友達と談笑して歩く若い女の人がいました。その女性の足元を見ると、アキレス腱が、履いている靴のふちから浮いていることに気づきました。このとき私は、物珍しさからその部分を観察してしまいました。さらに友達に耳打ちし、そして、義足なのに普通の人のように歩けてすごいなと思ってしまいました。今その女性の立場に立って考えると、友達と買い物をしていただけなのに、「義足なのに」と、下に見られるような感じに思われていたと知ったら、悲しくなると思います。今回の道徳で、「自分は無意識の差別をしていた」ということを自覚ができました。これからは、このような障がいを持つ人に無意識の差別をしてしまうようなことが、絶対にないようにしていきたいと思います。また、今回義足の人を見て、その部分が気になり、観察までしてしまったのは、義足について知ることが少なく、珍しさを強く感じてしまったからだと考えています。私がもしこの女性を見かける前に、義足について日常的に見るメガネやコンタクトレンズのように知識があったら、無意識の差別はしていなかったと思います。これを機に、障がい者の方が使う義足や義手などについて調べ、「福祉社会」を本当の意味で理解していけるようになりたいと思います。

  

        


5組 

私は今回の道徳で、今までの自分の言動や行動を振り返ってみたり、これから自分はどのように振る舞えば良いのかについて改めて深く考えたりすることができました。特に驚いたことは法律でいじめが禁止されているということと、衆人環境の実験の内容についてです。私は、いじめはしてはいけないことだと知っていて、学校でもそう教わりました。しかし、六年近くも前から法律で禁止されているとは全く知りませんでした。おそらく私以外にも今回知った人が多くいると思います。私は、ついつい人に対して強く言ってしまったり、嫌なことを面と向かって「嫌」と言えなかったりしています。しかし、それが嫌だと思うことを別の人に話し、それを批判すると、悪口になります。また、自分が得意でない人のことを誰かが悪く言っていると、同調したくなってしまいますが、自分が同調することでその悪口が広まると思います。ですので、いじめは法律でも禁止されている悪いこと、同調圧力に押されて悪口を言ってはいけないことを常に心に留めておきたいと思いました。そして、私が今回の道徳で驚いたもう一つの内容、衆人環境の実験にはとても共感しました。たしかに自分一人の時や自分と考えが似ている友達といるときは、自分の気持ちに従うことができると思います。反対に、知らない人やわざと無関心を装う人といるときは相手の気持ちも考えてしまうので助けられないのだと思いました。しかし、これから私は、どんな人と一緒にいても、自分の好きなものや好きなことは好きと言い、本心に従いたいです。相手の気持ちを考えることも大切だと思いますが、人に合わせたり、人の顔色ばかりを気にしたりして過ごすのは自分の気持ちではないので、自分の人生と言えないと思うからです。また、いじめはわざと無関心を装っている人の数に相関すると授業でも学んだので、自分自身が見て見ぬ振りをする人にもならないようにも気をつけたいです。岡室先生がおっしゃっていたように、少しの心の乱れがクラス内の空気を悪くするのだと思います。「まぁいいか」で終わらせるのではなく、「どうしよう」と考え、行動することが大事だと思いました。今回の道徳では自分の何気ない一言や行動が相手の心に見えない傷をつくってしまうことを知りました。誰かを否定することで結束する集団は誰も望みません。集団生活が多いからこそ、行動に気をつけて生活したいです。

  
                     

    



6組 

今日、僕は遠藤先生から家族の大切さについて学びました。このことから僕は家族に対する価値観がすごく変わりました。最初に家族に対する利他の心を持つということを学びました。僕は今まで家族から一切認められたことがないと思っていました。僕は、そのことが悔しくて必死に勉強しても、結局ケアレスミスのせいであまり順位が上がらないことが多く、しだいに家族と顔を合わせるのが辛くなってきました。しかし、夜遅くに目を覚まして水を飲みに行こうとしたら、父が初めて僕を褒める話をしていて、僕はそのとき、自分こそ家族のことを認めていないなと気がつきました。このことから初めて僕は家族とはかけがいのない存在なのだなと思いました。その次に誕生日になったらおめでとうと言わせるのではなくて、おめでとうと母親に伝えるのだと学びました。自分の母親が産んでくれたから自分という存在があり、貧困の少ない日本で私立に通わせてあげられる家に産んでくれたことに僕は、本当に感謝したいと思いました。最後に自分を産んでくれた両親に感謝して誇りを持ち、恩返しする大切さを学びました。今の頃から勉強をして、大人になったら親からの手紙の内容の中にあるように人の役に立ちたい仕事に就職して親にしっかりとした恩返しをしたいと思います。親からさずかった一つの命を大切にして前向きにくじけずに生きて行こうと思います。

                  



7組

私は今回の道徳で、改めて学ぶということを大事にしようと思いました。世界には勉強ができない環境があり、授業を受けられない子供たちがたくさんいるからです。その世界の中で勉強ができ、授業も受けられる私たちは本当に恵まれていると思います。数学や英語などの教科は将来的に役に立つようなものがほとんどで、また体育や音楽、家庭科では普段生活している中で活かせる知識が学べます。そして道徳や総合の時間でテーマとして調べているSDGsからは、思いやりや世界のことを考えられます。私は小学校にいたとき、あまり勉強が好きではなく、運動面ばかり気にしていました。定期テストの点数も高学年の時は決していい点数とは言えませんでした。特に数学に関しては一番苦手であり、小テストは毎回9割以上取れていても、定期テストでは7割以下になることも多かったです。その時は自分の好きな教科が英語か国語か社会でした。理系は元から嫌いということもありましたが、ほとんどあきらめていました。しかし、小学校の時とは違い、今は勉強するようになっています。英語や国語の成績は上がっていると実感していますが、他科目はまだまだです。演習が足りていなかったり、復習が十分ではなかったりと原因は様々です。最初のころは全教科において自分を超えることができていましたが、最近は徐々に下がってきているように思うので、苦手だからとあきらめずに頑張ろうと思います。これからは自分の将来の夢に向けて、英語を重視してきたいです。英検もあるので、高校生になるまでに準1級を取りたいと思います。勉強が楽しいと思えるような工夫を自分で考えて行い、効率のいい学習ができるようになりたいです。

 



8組

私は今回の「働くことの意義」というテーマで様々なことを学ぶことができました。その一つが授業の最後の方に教わった日本理化学工業の大山会長の「人間の究極の幸せは人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人に必要とされること、働くことによってこの四つを得ることができる。」という言葉です。私はなぜ働くのかと聞かれれば、「お金を得て生活するため」としか思いませんでしたが、この言葉を聞いて働くということがこんなに様々なことと結びつくことが分かりました。私の周囲には親や先生、近所の方、通学の途中に目にする大人など、沢山の働いている人がいます。こんなにも大人と関わりを持っているのに働いている意義を知りませんでした。私は今回の道徳の「十四の労働価値」という中の一、能力の活用という項目が一番大切だと思いました。私は、将来は今自分が頑張ってしていることや一生懸命努力していることを活かしたいと思っています。なので、私は「能力の活用」という項目が一番大切だと思います。また、授業中で学んだ「福沢諭吉七訓」という中の「世の中で一番楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事をもつことです」「世の中で一番さびしいことは、する仕事のないことです」の二つで仕事は人間の一生のほぼ全てであり、大切なことであるということを学びました。また、働くとはという問いに対して、私は人の為に尽くすということだと思います。仕事を自分のため、家のため、お金のためと思ってしている人も多いと思いますが、それは一生を仕事にささげ人のために生きるということだと思いました。私にははっきりとした夢はありませんが、将来は誇りを持てる、一生を捧げることのできる仕事に就きたいと思いました。