第9回道徳を終えて


1組 

私は今回、山田先生に教えていただいたことをもとに、バリアフリーについて詳しく調べてみました。私が今までの経験の中で、知っていたバリアフリーは「車椅子の人たち(体が不自由な人たち)専用のトイレ」や「足でも押せるエレベーターのボタン」、「段差をなくして、スロープを取り入れている飲食店」などです。インターネットで調べてみると、駅のホームでよく見かける「誘導用ブロック」や転落防止のための「ホームドア」や「ホーム柵」など、さまざまなバリアフリーについて知ることができました。その中でも特に私の心に残ったものは、「誘導用ブロック」です。このブロックは目が見えない視覚障害のかたのためのバリアフリーです。私は以前、電車に乗る機会がありましたが、ブロックの上で騒いだり、歩いている人を何度か見かけたことがあります。また、慌てているのか、走っている人も見かけたことがあります。ブロックは盲目の人のために設置されているにもかかわらず、盲目でない人がその上を走ったりして邪魔をすることは、ともに支えあっていく人間としてはあってはならないことだと私は思います。電車の車両内でもバリアフリーをよく目にします。優先席や車椅子スペースも、その中のひとつです。小学校のころに、「電車内でのマナー」についての講座を受け、その知識を蓄えました。私は登下校の際には電車を利用しませんが、私生活の中で使う機会のために、よりバリアフリーに対する意識を一層高めたいです。また、私はコンタクトレンズの使用者です。眼鏡も普段よく使います。これは、先生がおっしゃったように、手や足を道具で、補う義手や義足と同じ位置づけです。私はあまり義手・義足の人を見かけませんが、たまに目にすると、「私生活の中で、大変なことはたくさんあるのだろう」と自分で勝手に認識してしまいます。自分では意識していないけれど、心が勝手に同情の意を示してしまうのです。まさにそれは先生が教えてくださった、「無意識の差別」であり、私たちはこれからそれをなくしていかなければなりません。「障がい者」という目では見ずに、自然とそのような方とコミュニケーションを取り、支えあっていけたらと考えています。

    


2組 

 僕は今回の授業で福祉社会であることがどれだけ大切かを知ることができました。僕は、今の日本は福祉社会であると思っていました。しかし、福祉社会とは、障がいの有無や年齢に関係なく、全ての人が人間らしい快適な生活ができる社会だとわかりました。確かに日本はトイレや通路・施設など老若男女を問わず生活でしやすいものがありますが、それは障がい者への知識が十分ではありません。知識があればハンデを負った人達を社会の中に隔離することなく、皆共に生きていくことのできる社会にすることができると思います。そのためには知識を増やすことが大切であることがわかりました。だから僕は、授業で習ったものの他に身近な福祉を探してみようと思いました。まず、授業で習ったユニバーサルデザインというものです。僕が持っている教材の裏表紙にも「この教科書はユニバーサルデザインです」と示してある教材がたくさんありました。ユニバーサルデザインの教材はとてもみやすく使いやすかったです。他には、エレベーターも福祉であると思います。エレベーターのボタンには健常者用や車いすの人用のボタンがあり、そこには点字もあるのでおそらくエレベーターで不便に思うことはないと思います。よくエレベーターのドアの前には車いすが描いてある、障がい者のための国際シンボルマークがよくあります。これは全ての人のためのものであるということなのだと思います。また、ショッピングモールなどでは多目的トイレがあります。僕は使ったことがある記憶はありませんがとても中が広かったのをみたことがあります。だから、車いすの人も使いやすいし、ベビーカーを使っている人も使いやすいと思います。また混雑しているときは健常者の人も使えますし、多目的トイレは誰にとっても使いやすいバリアフリーになっていると思います。これらの福祉は差別的なものがなくなっているといえます。現代のオリンピックは昔よりも注目されていいる知り、とても驚きました。パラリンピックはテレビでたまにみる程度ですが、最近のニュースで特集されたり、CMなどでパラリンピックの競技や選手について取り上げられたりしているのでパラリンピックがダンダン盛り上げられていくだろうと思います。僕はあまり、パラリンピックの競技や選手について知らなかったので障がい者へ知識がなかったといえると思います。そのような人は増えてきてしまうと将来、今よりも、より障がい者と健常者での無差別の差別が広がってしまうかもしれません。だから、今のうちから障がい者に対する知識を増やしたり世の中にある様々なマークについても調べたり、身近にある福祉の設備についても探してみたいと思います。



3組 

 今回の道徳の授業を受けて、ルールについてのイメージが前より固まりました。「守らなきゃいけないもの。他人に対して守らなきゃいけないもの。」いずれにせよ、反則が許されないものです。それをしっかりと意識した上で今後生活していきたいです。又、江戸川学園取手中学校の生徒として恥じないように生きていきたいです。このようなルールは社会のルールとしてではなく、スポーツのルールとしてもあります。スポーツのルールは双方のチームが公平な条件で競技が出来るようにしたり競技者や、観客が安心して楽しめるように工夫したものの事です。これが無いときっと今のスポーツとして成立しないでしょう。それを成立させるためにそのようなルールはめんどくさいでしょうが、なくてはならない物なのでしょう。このように社会のルールも両方とも「なくてはならない」物なのだと思います。このような事のためにもルールを守ることが必要なのだと思います。社会のルールには、大きく分けて2つあります。1つは「成文律」、2つ目は、「不文律」です。まず成文律には、憲法のような国の憲高法や法律、条例、条約、などや国会、地方や国と国どうしのルールがあります。次に不文律ですが、これはモラルやマナーのことを言います。モラルは道徳や論理のことで、マナーは態度や行儀作法のことを言います。成文律は人間として、不文律は人生のマナーとして自分は学んでいく必要があるなと思いました。授業では、学校、身近な学校について学ぶ事にしました。そのときにルールを何故破るのかというものがありました。人によって違う意見があり、これが学校なのだなと思いました。僕の小学校では、自分でほとんど答えを言うか、そのヒントを言う時しかありませんでした。この学校に入って、自分以外の人の意見を聞くことを学べました。これが、江戸川学園取手中学校の雰囲気なんだなと思いました。この空気に乗って自分ももっと成績や発言が良くなるように自分から努力したいです。ルールとは、社会や集団に属する人たちが気持ちよく生活する為に互いに辛抱し合う為の物であり、存在意義のないルールはないです。そして何より、ルールは守る事が大切と言う事を今回の道徳の授業で学びました。僕は、このようなルールを守ってその後、友と成長や絆を感じたいなと思いました。今回の道徳のの授業本当にありがとうございました。これらの学んだことを活かして今後の人生を歩んでいきたいと思っています。

   




4組 

 私は今回の道徳で大切にしなければならないものについて改めて考えさせられました。私にとって家族とは、いつもそばにいてくれて、かけがえのない存在です。そんな家族がもしいなくなってしまったらなんて、全然考えられませんし、考えたくもありません。家に帰ってから、母の日テストの答え合わせをしました。自分の母親のはずなのに、知らないこともたくさんありました。私は普段から親孝行をしたり、「ありがとう」と感謝を伝えています。私にとっての一番の親孝行は、よい成績をとることだと思っていて、そのために努力しています。受験の時に、江戸取に合格できる確率が低かったにも関わらず、私を信じて、両親は江戸取を受けさせてくれました。入学したならば、両親を裏切ることを絶対にしてはいけない、よい成績をとらなければと思いました。だから、私は、毎日勉強して両親を喜ばせたいと思っています。期末試験が終わって、勉強した分の力が出し切れて、本当に良かったと思いました。
 「ゆりちかへ〜ママからの伝言〜」のお話をお聴きした時には、涙が止まらなくて、生きる希望というもののすごさを感じました。私も両親にとって「生きる希望」になっていたらいいなと思いました。将来、自分がどのようになっているかはわかりませんが、最高に素晴らしい人生を送りたいと思っています。できれば、母のように優しく、父のように厳しく、両親のようにたくましく、仕事熱心だけど子供思いな親になりたいです。「
Do your best!」という両親の教えを心の中にしまって、自分の子供にも伝えていきたいと思います。自律しようとしている今こそ親との時間を大切にして、親孝行ができる親との時間を大切にしていきたいです。時間の流れに逆らうことはできませんが、Do your best!で、これからの時間を大切かつ最高のものにしたいです。

  



5組 

 今回の千葉先生の道徳では、日本の文化の種類を知ることができました。「文化」と「文明」の違いについても知りました。話を聴く前は、2つとも似たようなものかと思っていましたが、「文化」は精神的、「文明」は物質的という意味で全く違うということがわかりました。文化の種類については、衣・食・住の3つがあります。衣は服飾文化で着物があります。着物は現在では着ることが少なくなっていて私も七五三のときぐらいしか着たことがなく、次に着るのは成人式だと思います。和服の文化がなくならないで欲しいと思いました。食は和食文化です。和食には正月料理、花見弁当などがあります。私の家では、正月におせちを作って食べます。黒豆や田作り、えびなどです。おせちには一つ一つの食べ物に願いが込められています。黒豆はまめに働けるように、えびは背中が曲がるまで元気に生きられるように、です。来年の正月ではおせちに込められた願いを感じながら食べようと思います。食文化には皿・箸・椀などの食器があります。皿の置き方、箸の持ち方など日本だけの文化を大切にしようと思います。また、日本の和食の食文化は「ユネスコ無形文化遺産」に登録されています。最近、海外では寿司などの日本食が流行っているので、これをきっかけに日本食が世界中に広まるといいなと思いました。住は、住居のことで木造やコンクリートでできていて、気候や地形に応じて作られてきました。例えば、岐阜の合掌造りの住居です。この住居は、屋根が急になっていて雪が落ちやすいようになっています。このように、気候によって住居の作り方を変えるのはとても大切だと思いました。衣・食・住以外の文化もあります。私が思いついた文化は方言です。方言は地域によって違います。茨城県は茨城弁があります。方言は昔からの伝統的な日本語です。自分の地域にある方言を大切にし、残していきたいと思います。今回の道徳で日本の文化について深く考えることができました。日本にはたくさんの文化があります。それらの文化を忘れずに、受け継いでいこうと思いました。


  
 

  



6組 

 私は、今回の道徳の授業を受けて、働くことへの見方などが変わりました。
 一つ目に、働くということへの認識の変化です。私は働く事というのは自分の生活を成り立たせることに加え、社会の一員として認めてもらうために行なっている事だと思っていました。しかし、今回の授業を受けて働くというのは社会に貢献して、他人のために頑張る事であるということに気づきました。
 二つ目に仕事の向こう側への意識です。私は毎月必ず一回はなぜ勉強しなければならないのかということや、勉強がめんどうくさいと思ってしまいます。しかし、この思っていることは目の前のことしか見ておらず、もっと長い目で見ると、今頑張ればこの先楽になれるということに気づきました。そして、今学んでいる道徳も必ず将来に繋がると思います。
 三つ目にドナルド・
E・スーパーさんの十四の労働価値についてです。私は、一・二・七・十一がこの中でも必要なものだと思いました。まず、一ですが一はその人の個性を取り出す事につながるので必要だと思いました。二は良い結果を出すと、その命令した人から認められて自分の中の肯定感を高めることができ、もっと行いたいと思えるからです。七は世界とは「お金」で成り立っているわけでその「お金」がなければ人間としての生活ができなくなってしまうからです。十一は私の個性かもしれませんが危険なこと・未知のことに挑戦することが好きだからです。また一般論として考えると日々の生活に刺激がないと人間生活をすることがだるくなってしまうからです。私はこれらの価値が、十四の労働価値の中で私には必要だと思います。
 まとめとして、私は今回の授業を受けた事により働くということの見方・考え方が変わり、また今行なっていることが何の為になるというのかということまで考えるようになりました。これからもこの道徳の授業のことを思い出しながら生活していこうと思いました。


 



7組

 僕はグローバル化と聞くと、世界規模の大きさで世界共通のことだと思います。定義では、社会的に地域をこえて、世界規模で結びつきが深まることだそうです。その例として交通網やマスコミの発達などが挙げられます。また、最近ではインターネットなどでも世界がつながっています。このようなグローバル化が進んでいる社会のメリットとして、いろいろな情報をすぐに得ることができるということがあります。しかし、メリットがある一方で、デメリットもあります。本当の情報かを見分けることが大変だったり、色々な文化が衝突したりすることがあげられます。この文化の衝突によって思い込みや偏見が生じてしまいます。このようなことを防ぐには、相手の文化を尊重しあうということが大事だと僕は思います。相手の文化を尊重するなかで、相手の個性や性格を理解していけば、衝突を避けることができるはずです。文化とは、ある集団の人たちが時間をかけて発達させた生活様式の全体のことを言うそうです。簡単に言えば文化は日常生活であると言えます。文化を尊重するということは日常生活を尊重するということです。それによって、人と人は国を超えてつながることができます。これが今回のテーマのグローバル化です。僕は今までグローバル化と聞くとあまり理解できておらず、自分には出来ることではないと思っていました。しかし今回の道徳でグローバル化について理解し、考えることができました。特に、グローバル化に必要なのが相手の文化(日常生活)を尊重することだということが分かったので、自分が相手の文化を尊重して動くことができるようになりたいと思います。

    

 



8組

 自分が今回、貝森先生の道徳を聞いて一番強く思ったことは、グローバル化が進んでいくことは、いいことばかりではなくて悪いこともあるということです。これから自分が生きていくことになる未来は、グローバル化がすごく進んだものになると言われています。グローバル化が進んでいくことは自分自身にとっては、これまで世界のいろいろな人たちと通じ合える事でとてもいいものだと思ってきました。でも貝森先生の話を聞いて改めて考えてみると、その国一つ一つにあった文化が無くなっていってしまうかもしれないという問題があるとわかりました。今の自分達も、昔からしたらなくなっているものも沢山あるのだろうけれど、多くの日本の文化が体に染みついていると思います。それでも自分は世界規模の文化を取り入れながら、体に染みついている文化は残していくことが大切だと思いました。様々な文化に触れていく中で自分が絶対に忘れてはいけないと思ったことは、間違っている文化なんて一つもないということです。あまりにも自分の常識の中では、ありえない、信じられないような文化も沢山あると思います。それでもその文化を当たり前だと思って日常生活でやっているということを考えて、おかしいなんていえる文化は一つもないのだと考えていきたいです。またグローバル化が進む上では、多様性ということも大切なことになってくると思います。もちろん多様性を考えていくと、相手の文化のことも考えて、尊重していくことも大切なことになってくるとは思いますが、世界規模の話になった時でも、自分がこれまでにもってきた文化をはっきりと主張していくことも大切なことだと自分は思います。相手のことを尊重し続けるだけが多様性ではないと考え、自分達のことについてもどんどん言っていけるになればいいと思います。自分が生まれてから、まだ13年。たった13年だけどお正月をはじめとして、日本には素晴らしい文化が沢山あると思います。しかし、その中でも世界に目を向けて、自分自身が世界に挑戦できるような人間となりたいと思いました。