平成28年度
中等部1学年 第7回 道徳感想文 9月12日実施
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【1組】 国際社会に生きる
今回の道徳で、僕は「国際社会」という言葉を学びました。今まで僕は「国際社会」という言葉を理解していたつもりになっていて、国際社会とは何かと問いかけられた時、言葉にして答えることができませんでした。よく耳にする言葉でも説明できないということがまだたくさんあるかも知れません。そのようなことが無くなるようにするために、説明できなかった時はすぐに辞書で調べようと思います。 今回の授業の話し合いで僕が国際社会に生きるために必要だと思ったことは四つあります。一つ目は英語力です。これは当たり前かも知れませんが、日本人である僕はまだまだ知らないことがたくさんあります。ですから、これからも英語の勉強をし、外国の人と話すことができるほどの英語力を身に付けたいと思っています。二つ目は協力をするということです。グローバル化するということは、様々な人と関わっていくということになります。そこで誰とも協力をしないで一人だけで生活をしていくということは、僕は不可能だと思います。しかし、たくさんの国の知恵と技術を合わせれば、今までできなかったことや、新しくできるようになることが増えると思います。また、人々が協力をすることによって相手とより良い関係を築くことができ、信頼したり信頼されたりという関係が増えると思います。三つ目は相手に自分の価値観を押しつけないということです。国が違うということは文化が違います。文化が違うと、自分の国では当たり前のことが相手の国では通じないということがあるかも知れません。そのような状態で自分の価値観を押しつけていると、相手の考えを聞くことができず、必ずどちらかの人が不利になってしまいます。そうなると両方の国の人の関係が悪くなってしまいます。四つ目は理解をしようとする心です。国が違うと言語も違います。言語が違うと、言っている内容がよく分からないということがあるかも知れません。もしその言っている内容がよく分からないことがとても大事なことで、その言葉を理解しないままでいたら、後で大変なことが起こってしまうかも知れません。しかし、常に相手の言っていることを理解しようとしていれば、大変なことなどは起こらないと思います。 同じ班の人や他の班の人は僕には思いつかなかったことを発表していて、「なるほど」と思いました。これからは誰とでも話すことができるように人と接していきたいと思います。また、江戸取で取り組んでいる「国際社会」を意識した教育活動に参加したいと思います。
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【2組】 社会の一員として
私は今年から中学生になり、電車を利用するという、小学校とは違った手段で通学するようになりました。電車内にはたくさんの人々がいて、当然そのほとんどは全く知らない人ばかりです。しかし、今まではどうしてもそのような人達が同じ電車内にいることを忘れて友達とおしゃべりをしてしまっていたことがありました。また、自分自身は静かにしていても、友達がおしゃべりをしていて、その友達のおしゃべりを止めることができなかったこともありました。そんな時に山田先生の道徳の授業を受けさせていただき、これらの行動を引き起こす原因は全て、「社会」がどのようなものかを理解せずにただ漠然と「電車の中で騒いではいけない」ということを頭の片隅に置いておいただけだったからだということが分かりました。やはり、「社会」には実にたくさんの人々がいて、その全ての人が私の行動を迷惑な行動だと考えていないということは決してありません。また、「社会」というものは一人で成立するものではなく、お互い協力し合って暮らしている集まりであるので、周りの人から迷惑だと思われてしまうような行動を取った人は、いずれ嫌われるようになって孤独になり、生きること自体が出来なくなる可能性も十分考えられます。 ですから私は社会の一員として誰とも良い関係を築けるように、多様な視点で行動していきたいと思います。 |
【3組】 ルールについて考える
私は、今回の道徳の授業を受けて、「ルール」について様々な説明を受け、話し合いをし、色々なことがわかりました。そして、今までとルールに対する考え方が少し変化しました。 |
【4組】 公共心・公徳心を養うために
今回の道徳の授業は、「公共心・公徳心を養うために」というテーマで、貝森先生がお話をして下さいました。私は授業の前から配られていたプリントに公共心という言葉を見つけてからずっと「公共心とは何か」考えていました。私は受験勉強中に、「公共の福祉」という言葉に触れたことがあったので、「公共」という言葉の意味は何となくわかっているつもりでした。でも、いざ公共心とは何かと聞かれると、説明するのにものすごく時間がかかってしまっていたので、あまり理解していないことがわかりました。公共という言葉は、何となく、市で建てられた施設などを示すのではないかと思っていました。ですが、今回の授業を聞いて、公共という言葉の意味がわかったというだけでなく、公共心という言葉と少し似ている公徳心という新たな言葉の意味もわかり、お互いの言葉の違いなどもわかることができたと思います。私も、電車やバス内などの公共の場所にいるときに、その場のことを忘れてしまって、大声で笑ってしまうなど、公共心をあまり保つことができていませんでしたが、これからは、そのようなことに気を遣って、電車やバスの中に乗っている人の迷惑にならないようにすることができたらいいなと思います。 |
【5組】 なぜ私たちは学ぶのか 今回は竹中先生が「なぜ私たちは学ぶのか」というテーマでお話をして下さいました。まず「何を学ぶのか」というのをインドと比べていきました。僕もインドのことなら教科書などである程度のことはわかっているつもりでしたが、いざとなって詳しいことを聞くと、自分が何もわかっていなかったと思い知らされました。僕は今、先生の話を聞き、黒板の字を読み、ノートに書き、こうして作文を書いていますが、世界にはそれができず今も働いて苦しんでいる子が沢山いると聞くと胸が痛みます。戦争というのはとても悲しいものです。そして、戦争でなくても国の事情ということもあり、うまく生活できないという場合もあります。「収入が少ない、教育が受けられない、生活の基礎知識が不足し、そのため安定した職業につけない」というこの悪循環、特に教育が受けられないというのも差別がまだ多く残っている証拠です。それは許せないことです。 しかし、この4つの悪循環はひとつでも変えてしまえば解決するものではないかと思います。例えば、世界の貧しい子供達が教育を受けられるようになれば、生活の基礎知識が身に付き、安定した職業につき、収入も多くもらえるようになり、次の世代にも良い教育を受けさせることができます。とは言っても、そんなに簡単なことではありません。ですが、教育を受けられている者として、何とかして変えていきたいです。それが結果的に、竹中先生がおっしゃっていた「なぜ学ぶのか」につながっていくのではないかと思います。だから僕は今学んでいることは全てが無駄ではないと思っています。今回もとても勉強になりました。次回も楽しみです。 |
【6組】 命の尊さを知る 私は、今回の道徳で遠藤先生のお話をうかがって命の大切さが改めて分かりました。私は、生まれて直ぐに呼吸不全、そしてインフルエンザにもかかり、家族など知り合いの人に心配をかけて申し訳ない気持ちがありました。私は生まれて直ぐに入院し、大変な思いばかり親にやらせてしまったので、これからは今までの分以上に恩返しをしていきたいです。先生にお話をして頂くまでは、ちょっとしたことで兄と口論してしまいがちでした。しかし、「生きたくても、生きられない人がいる」ということを聞くと、今私が生きていられるのはとてもありがたいことだと思い、これからは人を大切にしていこうと思いました。また、今はもう亡くなってしまった方々の分まで私が背負って生きていきたいと思いました。 私は、山崎直也君の生命力にとても驚きました。この子は、五歳で難病にかかり、五度の再発、四度の手術というとてもつらいことを乗り越えました。そして自分自身が一番つらいはずなのに、弟思いで自己中心的ではありませんでした。五歳の山崎君から、自分がどんなに辛い時でも相手を思う気持ちが大切であるということを教えてもらいました。 私がこれから生きていく中で、人への感謝の気持ちを忘れないことと、自分よりも相手のことを思うことを大切にして生活していこうと思いました。今までたくさんの方々に心配や苦労などをかけてきたので、その一人一人にたくさんのお礼をし、何かで恩返しできるようにしたいと思っています。
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【7組】 友人の多様性を受容する
本日、僕は「友人の多様性を受容する」というテーマについて考えました。まず武居先生は僕たちに「多様性」と「受容」の言葉の意味を聞いてきました。辞書では「多様性」はさまざまな種類があること、「受容」は受け入れることと書かれていました。そして武居先生は黒板に二つの重要なことを書きました。一つ目は「私たちは集団で生活をすることを好む一方で平均以外を偏見視する傾向がある」と書かれていました。僕は普段、クラスや家族など様々な集団の中で生活をしています。しかし、その集団の人達全員がお互いに自分や相手の性格を理解しているわけではありません。そして二つ目の「自己主張が下手で、三人以上集まると自分の意見を言えない人が多い」という状況があると、集団の中でケンカなどが起きてしまいます。また、相手が自分の性格を知らないまま生活していると、自分の意見を聞いてもらえなくなってしまったり、悪口を言われたりなど、何かしら問題が起きてしまいます。 僕はクラス全員で主観的に見た自分と客観的に見た自分を知ることが出来る、「ジョハリの窓」をやりました。するとその結果はあまりにも自分が思っていた結果とは違ったので驚きました。僕は4月から9月までの自分の生活を振り返ってみると、あまり自分の意見を言ってなかったり、あまり友達としゃべっていないなど、自己主張があまりうまくできておらず、周りの人々も自分を知る機会が少なかったと思います。だから、これから先は友人の様々な性格を受け入れ、自分の伝えたいことをきちんと相手に伝え、ケンカやもめ事が起きないように生活していきたいです。そして自分も他人も気づいていない「未知の窓」などをお互いに発見し合い、共に切磋琢磨し合いながら、時には友人として、時にはライバルとして、仲良く生活していきたいと思います。このような発見ができる機会を与えてくださり、ありがとうございました。 |
【8組】 自由と責任
自由や責任は授業でも言われたとおり、日常生活ではあまり考えないことです。日本では、自由や安全は約束されて、世界の中でも特に安全な国の一つです。そんな国で生まれ育った私たちは、安全は当たり前という思いが強いと思います。
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