1組 「自由と責任」
 今回の道徳の授業をお聴きして、深く「自由や責任」について考えることができました。 単純に自由を考えると、制限がなく自由奔放に何でもできること、という答えが出てきますが、少し深く考えると、「好きなことをする」と言う言葉の前に必ず「他人に迷惑をかけない範囲で」などの制限のある文言が付いてきます。 つまり自由ということは、他人に迷惑をかけないという自身の良心に従って行動することであると、道徳の授業を通してよく解りました。 報道番組などで自殺者について取り上げられているのを見ると、いじめや辛さから自由になりたくて自殺したというような動機が言われます。 確かに辛いことから逃げ出したくなることは自分にもありますが、自殺するということは絶対に自由になるということではないと思います。 両親からもらった命を全うすることは、私たちがこの世に生を受けた時から背負っている責任であり、一番大切にしなければならないことだと思います。 先生のお話にあったように自由は自分に問い、良心に従って行動することであり、その基となる正しい道一つでも、生き方はその人それぞれです。 また、各自の責任やその責任の捉え方もそれぞれであると思います。したがって、自己をより高めていき、良心を鍛えることで正しい責任意識をもった行動ができるようにしていきたいです。 また、私は、将来医師になりたいと思っています。医師にはとても重い言動や選択に対する責任があると思います。今まで、この道徳で学んできたことや今回の先生のお話を生かし、さらに自分自身を向上させていきたいと思います。

 

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2組 「命の尊さを知る」
 私は今までの16年間、多くの人々に支えられて生きてきました。家族や先生、友達、地域の方々。振り返ってみると自分を支えてきてくれた人々が次々と思い浮かびます。 しかし、自分が気付かないだけでこれまで、その何十倍、何百倍もの人々に支えられているのだと思います。そして、これから先もたくさんの人に支えていただきながら生きていくのだと思います。 今回のテーマである「命の尊さを知る」ことは、小学校6年生のときにも取り組んだことを覚えています。当時はこのテーマが重過ぎてなかなか自分の意見を持つことは出来ませんでした。 しかし、今は違います。医師になるという自分の志を強く持ち、命についてしっかりと自分の意見を持つことができるようになりました。今回の道徳では、両親に書いてもらった手紙を読む場面がありました。 普段、なかなか聞くことができない自分の誕生についてのことや、両親の思いを知ることができ、両親はどんなときでも私の味方となり、話を聞いてくれていることを思い出しました。 私はこれからも両親から言われたように健康に気をつけ、優しい心を持った大人になれるように、これからも頑張っていきたいと思います。 今回の授業を受け、家族や友達、先生方をはじめとして自分を支えてくれた方々への感謝の気持ちがより一層湧いてきました。この気持ちを忘れることなく、将来、心優しく、そして心の強い医師になれるように努力していきたいと思います。

 

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9組 「社会の一員として」
 社会生活の中で最も大切なものはコミュニケーションである

 私の家では「家族みんなでご飯を食べる」「必ず挨拶をする」などのルールがあります。みんなが席に着かなければ食事を始めることはありませんし、食事の前後や、起きたとき、寝るときは必ず挨拶をします。 家族という小さな社会でのルールですが、このようなことでも、社会に出たときには役立つと思います。
 私が将来、江戸取を、自信を持って母校と呼ぶことが出来るように、今やるべきことはたくさんあります。 制服を着て行動するときは、「江戸取はしっかりとした生徒が多い」と思ってもらえるように、高い意識を持って行動しなければなりません。 また、卒業して大学生になった時も、江戸取の卒業生として恥じることのないように大学生活を送らなければならないと思っています。
 社会の一員として生活するためには、集団の一人であるという自覚を持つことから始める必要があります。その中で人とうまくやっていくために一番大切なのは、コミュニケーション能力だと思います。
話し合いをするのも、自分の意志を伝えるのも、ただ自分の意見だけを伝えるのではなく、周りとコミュニケーションを取りながら伝える必要があります。 しかし、ただ、皆に合わせていくだけでは、自分を見失うことになってしまうので、これからたくさんの人たちとコミュニケーションを取っていき、社会の中でしっかりと自分というものを確立して生活していきたいと思います。
 私は江戸取生として、気を引き締めて学校生活を送っていきたいと思います。

 

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9組 「社会の一員として」
 属する社会集団で自分の役割をしっかりと果たす

 今回の道徳で、自分がどのような集団に所属しているかということについて考えることができました。僕が今所属している集団は家族、江戸取、1年9組などが主なものです。この感想で、それぞれの僕の責任、役割について考えてみたいと思います。
 家族の中での僕の役割は勉強することと、部活動を頑張り、活躍することです。高校受験に失敗して江戸取に入学した僕は、両親から「一生懸命勉強して見返してやりなさい。でもずっと続けてきた野球も出来る限りがんばりなさい。」と言われています。そのため、この2つのことを頑張り、結果を出して、恩返しをしなければならないと思っています。
 次に江戸取生としての責任と役割についてです。それは、江戸取の伝統を守り、受け継ぐこと、他校の生徒の模範となること、勉強に熱心に取り組み現役で志望校に合格することだと思います。
 1年9組では球技大会でリーダーシップを発揮して、みんなをまとめること、楽しい思い出を作ること、勉強に熱心に取り組める雰囲気を作ることです。

 江戸取は校則が厳しいと言われていますが、大学受験を目標にして勉強するためには、みな必要なことばかりです。例えば、携帯電話を持っていて、もし授業に音が鳴ったら、自分も級友も授業に集中できません。そのため、預けるというのは当たり前のことですし、それが常識です。そして、卒業してから、必ずルールがあって良かったと思うはずです。
 「勉強の悩みは勉強でしか解決出来ない」と先生はお話をされました。まさにその通りだと思います。今は思うような結果が出なくても、いつかきっと良い結果が出ると信じてコツコツと勉強していきたいと思います。



 

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10組 「自由と責任」
 今回、自由を踏まえた上での責任を考えるディスカッションがありました。授業の後でじっくり考えて結論を出しました。 自分自身の自由とは目標を決め、それに向かって努力することで、自分自身に対しての責任は、この自由と同じで目標へ向かって努力をすること。他者との間にある自由とは交友関係を持ち、お互いに楽しむことで、他者との間にある責任は相手を傷つけない、相手を裏切るような行為をしないこと。社会における自由とは今ある環境を自分が楽しむことができるということから、社会に対しての責任は自分の役割をしっかり果たすことです。
 私はよく忙しそうだと周りから言われます。理由は、部活に顔を出してから課外授業へ出るなどせわしく動いているからです。用事を複雑に重ねるとスケジュールとして大変そうだと思われてしまうようですが、私自身がしたいことをする上でのスケジュールなので私自身は大変とは思わず、むしろ楽しんでいます。そういう意味では高校という義務教育でない自由を楽しむことと、そのための責任を果たそうということはできている気がします。しかし、未熟な故に健康管理が下手なので、もっと自分を律していけるようにしていきたいです。
 責任感のない大人になってしまうとどうなるか考えてみると、まず努力をしないので職などに就くことができなくなってしまいます。また、たとえ職に就いたとしても、仕事の期日を守らず周囲に迷惑をかければ、職場を辞めなければならなくなると思います。 責任は感じようと思って感じるのではなく、自然に責任を考えられる大人になれるよう、今回考えたことを今後、意識していきたいと思います。

 

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11組 「命の尊さを知る」
 「命とは一体どのようなものなのだろうか」という質問に対して私の答えは「一度失ったらもう二度と取り返すことのできないはかないもの」と、最後が「もの」で終わってしまい、あまり明確に表すことができませんでした。 先生のお話の中に出てきた命とは「自分に与えられた時間」であるということでした。付け加えて「寿命とは、長さではなく重さ」という言葉も教えていただきました。明確に示されたこの2点は、私の中で大きく響くものがあったと同時に、この道徳の授業に真剣に臨むことができました。
 先生がご紹介くださった『がんばれば、幸せになれるよ』という本を見たときに「見たことがある」と感じました。思い返すと、家の本棚にありました。家にあるものの、普段読む本は自分で探して購入したものだけなので、これは読んだことがありませんでした。小児がんを発症した男の子。病室で他の入院している子たちが日に日にいなくなっていく中、いつ自分の死が訪れるのかという不安でいっぱいのはずの子どもが、どうして他を心配し、周りを元気にするということができるのでしょうか。
 この男の子の寿命は、誰よりも深く重いものだったのだと感じました。もし、自分がそういう立場であったら「なぜ自分だけがこんな目に……」と日々苦しんだことと思います。
 母からの手紙を開封する時間、普段から親子で手紙を渡し合うという習慣がある私の家ですが、今回はこのお話を聞いた後だったので、余計に涙がこみ上げてきました。「たくさんの候補者の中から私だけが選ばれ、長い時間をかけて大きくなるということは、決して簡単なことではない」という言葉を、私は一生忘れません。
 当たり前に明日があると思って生きている毎日ですが、今回の道徳によって、選ばれた者として、今日を全力で生き、悔いのない人生を送りたいと思うことができました。その思いは親孝行にも繋がると思います。ありがとうございました。

 

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