1組 「国際社会に生きる」 K君 |
自分は今まで「国際社会」という言葉には国と国が密接かつ複雑に関わり合い、様々な場面でそれを見ることが出来るというイメージしか持っていませんでしたが、今回の道徳の授業で少し変わりました。今までは国と国との繋がりが格差を助長すると思っていました。それはこの繋がりが政治的・経済的なものだと思っていたからです。しかし、それだけではありません。国同士の結びつきが強くなった今、どこか遠くの国で起きていることが自国に影響してきたり、思いがけないところで関係してきたりします。そのようなデメリットがある反面、世界中を自由に移動できたり、一つの問題で複数の国が協力して対応できたりするというメリットもあると思います。 |
1組 「なぜ私たちは学ぶのか」 Sさん |
私は今回の道徳の授業で、勉強する意味を再確認しました。高校に進学してから学習内容が難しくなり、勉強が嫌だと思うことがありました。そんなとき私は楽しくない、つまらないといった理由で勉強から逃げようとしてしまいます。しかし、授業で先生がおっしゃっていた「勉強すらも出来ない人が社会に出ていけるのか」といった言葉を聴き、とても心にささりました。私は将来医師になり、人のために働きたいと思っていますが、そんな人間が勉強すらも乗り越えることが出来ないというのはとても恥ずかしいと同時に、ありえないことではないかと思いました。高校までに学校で習う内容は将来の職業に直接繋がるとは言えなさそうなものもあるように感じます。しかし、勉強の内容も大切ですが、それ以上に勉強するということ自体がとても大切なことだと今回の道徳で気づくことが出来ました。この教科は必要ないからなどといいわけをして逃げ出すのではなく、勉強するという行為自体に意味があることを理解し、取り組んでいこうと思います。どんなに嫌なことであっても逃げるのではなく、きちんと向き合っていく力を勉強で身につけていこうと思います。 |
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9組 「なぜ私たちは学ぶのか」 Y君 |
100人中28人が子供の場合、20人が文字が読めないと聞き、そのことに驚くとともに、自分は文字を読むことができ、勉強をすることができていることは、とても幸せなのだと改めて感じました。自分は小学校の頃、親から「将来のために勉強をする」ということを話をされていました。その頃はあまり意識して取り組んではいなかったのですが、最近になって勉強を進めてい中で、少しずつその意味を理解することができるようになってきました。今どれだけ勉強を頑張れるかが将来の自分を大きく左右すると思うと今の時間がどれほど重要なものかどうか感じることができます。竹中先生がおっしゃっていた、勉強をすることで基礎的な学力、集中力、忍耐力など今後、社会人になる上で欠かせない力を身に付けていると自分も思いますし、勉強は自分に負けないためのものとしてとても重要であるとも思います。そのため、できるできないだけでなく、どれだけこの3年間勉強を通じて苦しめたか、考えたかが高校卒業時に自分の財産になってくるのではないかと自分は思います。また、自分が「つまらない」と思うことはそのことについて「無知」だからであるということは、全くその通りであると思います。これから自分のあまり感心のない政治や経済、また文学の方にも興味・感心を持てたら、3年後の自分の得る財産の幅が広がることと思います。 |
9組 「なぜ私たちは学ぶのか」 K君 |
今回の道徳は「なぜ私たちは学ぶのか」ということについて学びました。“なぜ私たちは勉強するのか”という質問に、子供は勉強するのが仕事である、勉強のやり方を学ぶため、将来の選択肢を増やすため、仕事に役立てるため、生きる力を身につけるため、興味関心を広げるためなどの答えがありました。勉強のやり方を学ぶためという答えの理由は、社会に出てからも勉強は続くので学校の勉強を通して勉強の仕方を身につけておくことであると言われました。これは社会に出てからは成績を取るためだけの勉強ではなく他人との付き合い方などを学ぶというようなもっと難しい勉強をしなければならないので、そのために今、勉強のやり方を見に付けるということを言っているのだと思います。仕事に役立てるためという答えの理由は、大学以降の高度な学問は、仕事をするにつれて役立つことがあるということです。仕事をしていて予想もしなかった時に、前に勉強したことが役立つことがあるのかもしれないということだと思います。生きる力を身につけるという答えの理由は、勉強をしたという苦しい経験の積み重ねが人格を向上させ、社会から求められる人材となるということだと思います。苦しい経験をしたということはそれだけみんなよりも多くの経験をしたということです。社会から求められている人材になれるように頑張りたいです。 |
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10組 「国際社会に生きる」 Kさん |
国際社会という言葉でまず私が思い浮かんだ言葉は英語でした。ですが、今回の道徳で国際社会=英語ではなく国際社会は思いやりだということがわかりました。考えてみれば確かに英語が話せても思いやりがなければ相手とのコミュニケーションはとれないし、それは日本でも同じことだと思います。そして、先進国だから、発展途上国だからということや人種などで差別をしてはいけないと思います。国や人種が違ったとしても同じ人間ですから、自分の国の人と同じように接するべきだと思いました。国際社会における問題は一人一人がしっかりと考えていく必要があると思います。そうしてみんなで考えていけば解決できると思うからです。国際問題において自分の国の問題ではないから関係ないと思うのではなく、他国の問題であってもしっかりと考えていけば、国同士の仲がもっと深まり、今よりももっと協力し合えてどの国も住みやすいような世界になっていくと思います。世界がもっと協力するようになれば、今個々の国で行っている地球温暖化の対策も世界規模でできるようになり、温暖化を食い止めやすくなると思います。今世界には国によって優劣や偏見があります。もちろん世界の中心となるリーダーのような国は必要ですが、そういった優劣や偏見を取り除いていくことがとても大切なことだと思いました。 |
10組 「国際社会に生きる」 Mさん |
お話の中で強く印象に残ったものは「ホンダ」と「リーマンショック」です。「リーマンショック」についてはたった一つの会社の倒産が及ぼす影響がそこまであるとは思いませんでした。まさに国と国との相互関係こそ国際社会の基本であるということだと思います。「ホンダ」については本田宗一郎さんスゴイ!という思いがまずありました。一代で大会社をつくったのもそうですが、学歴より人間性という考え方が本当に素晴らしい考えだと思います。お金がかかってでも人格や人間性を選ぶのはよい会社をつくる上で大切なことだと思います。何より、ただ英語が話せる人間より話せなくても「心」で相手に伝える人間の方が、国際社会において通用する人間であると思いました。その中で私は英語も話せるし、「心」でも相手にわかってもらえるような人間性を持った人間になりたいと思いました。私は将来、宇宙に関する学者になりたいです。宇宙を調べるというのは日本にとどまらず全世界の協力体制が必要です。つまり、さまざまな国・文化の人々と関わります。たった一つの小惑星を調べるのも先進国の技術協力だけでなく、例えば「はやぶさ」で言うカプセルの回収は広大な土地を持つ国々の協力を得ています。私は、そんな世界で様々な人間と関わり、新しいことを知りたい。だからこそ今の私には勉強することが、その夢につながります。私は相手との深い意思疎通のために学びたいです。 |
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