第21期生 卒業式挙行される。(2001年3月24日)

第21期生の卒業式が3月24日(土)に行われました。今春BEARSを卒業する部員は10名(男子部員8名・女子部員2名)です。今週の卒業生はまさに岡室先生にバトンタッチした年の選手でもあり、それを強く印象付けるような進学率の高さでした。今春の卒業生は学習面との両立を立派に果たし、新しい進路に向かって巣立って行きました。卒業生諸君の大学での活躍を期待します。(しっかし、江戸取も本当にすごくなったな〜と思いました。下記表は2002年11月現在)
Pos 卒業生氏名 進学先 コメント
LB 原 洋介君 筑波大学 後期で見事合格!エクスキャリバーズ入部希望!
QB 堀田 翼君 東北大学 東北大で新たなる人生のスタート!活躍を期待します。
OL 山下 和宏君 慶應義塾大学 一浪後、見事に慶応大学に合格。
WR 神田 幸秀君 上智大学 見事上智大学に合格!お兄さんのうらやましそうな顔が目に浮かぶ。
RB 武田 剛君 上智大学 神田君と友に上智復活の鍵を握ることが出来るか?
OL 山本 大吾君 法政大学 セレクションで法政大学に見事合格。甲子園に一番近い男。
DB 前島 誓君 早稲田大学 現役続行は不可能だけど、後輩のためにも岡室先生の右腕に。
LB 山崎 甲太君 学習院大学 腰が悪く、現役は難しそう。大学生活でもっと腰に悪いことを・・・?
MG 稲光 英理さん 立教大学 まず健康に留意すること。これからはすべて自己管理。
MG 小沼 利依さん 成城大学 もう立派な大人・・!?日本舞踊の師匠になれるよう頑張って!

2001年 春季大会日程

2001年度 春季埼玉・千葉・茨城地区大会

日   時 試合順 Kickoff NO ホームチーム vs ビジターチーム 会  場
4月15日(日) 1回戦 第1試合  9:30 @ 聖望学園高校  0 vs 22 江戸川学園取手高校 埼玉栄G
8分正式
第2試合 11:20 A 千葉日大一高校 vs 川越東高校
4月22日(日) 2回戦 第1試合  9:30 B 埼玉栄高校 12 vs 川越東高校
第2試合 11:20 C 花咲徳栄高校 14 vs 14 江戸川学園取手高校
第3試合 13:10 D 浦和学院高校 32 vs 埼玉平成高校
第4試合 15:00 E 立教新座高校 42 vs 狭山ヶ丘高校
4月29日(日) 準決勝 第1試合 10:30 F 浦和学院高校 vs 59 花咲徳栄高校 立教新座G
10分正式
12分正式
(決勝のみ)
第2試合 13:00 G 立教新座高校 14 vs 15 埼玉栄高校
5月 5日(土) 三 決 第1試合 10:30 立教新座高校 浦学棄権 浦和学院高校
決 勝 第2試合 13:00 埼玉栄高校 15 vs 花咲徳栄高校

 4月1日(日)

春季 オープン戦 対 立教高校 (立教大学富士見グランド pm1:30 Kick Off)
Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
RUSHERS 16
BEARS 14 23
今シーズンオープン戦はスクリメージを入れてこれで2試合目と聞いています。(間違いないかな?)さて、今シーズンよりビデオでナイスプレーを紹介することが出来るようになりました。しかし、ご存知のようにアメリカンフットボールはその1プレーだけですべてを評価することは出来ませんので、あくまでも編集できたプレーという価値観でご覧になっていただければと思います。(すでに前回のVTRをご覧の方はようやっとダウンロードし、すげ〜え時間がかかった事と思います。)この問題は、中島君(おっと、もうNTTではなかったですね・・・。)じゃなかった、日本が定額制にならなければ解決しません。(深夜に開くと早いかも・・・?でも、アダルトではありませんので、あしからず。)第1回はナイスプレーをアップしました。(あまりにも、時間が長くダウンロードが不評だったので早くも取りやめ決定!)が、第2回は、青木君や関沢君、吉田君(キング)等々が見たらなんて答えがでてくるだろうというシーンがありますので、BEARS・QB名言集にちなんだVTRを紹介します。ご覧下さい・・・。
 さて、ゲームですが一言いえることは、昨年優勝した立教高校ですが、この春の時点ではまだ未完成という感は否めません。一方、我がBEARSはというと・・・・、今シーズンのチームに関しては岡室先生より公式にゲーム後の感想をいただきました。
【岡室先生談】立教は思ったほど強くなかった。(やる気がなかったのじゃないかなあ?)でも、うちも色々とアサイメントミスもあり、問題が見つけられたゲームでした。今、QB中心に練習し直しているところです。開幕まであとわずか。QB奥村君が鍵になることは言うまでもありません。彼が今後どう向上できるかがこれからの課題です。
【QB奥村君談】言い訳して良いですか?タックルが押されてレーンがありませんでした。また、BEARSのオプションは2ウェイオプションのため、キープは決めうちです。・・・・・ナットク!

 4月15日(日)

春季大会 第1回戦 BEARS vs 聖望学園高校 (埼玉栄G)
Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
聖望学園
BEARS 22
【岡室先生談】オフェンスは自滅、ディフェンスは完封はしたけれど、要所でLBが動けなかったところが相手につかれてしまった。フットボールになっていない。まるで、フラッグの延長だった。
1Q:#11久保田君のスイープ、へなちょこ相手に個人技で一気にTD。(日頃のフラッグの成果あり?)
3Q:#11久保田君のスイープ、へなちょこ相手に個人技で一気にTD。(日頃のフラッグの成果あり?)その2
4Q:#21香月君へのパス、足首骨折後、初めてのゲーム復帰でTDパスレシーブ
だそうです。今回はゲームを見ていないので、よく分かりませんが、高校生はとにかく(怪我さえなければ)シード校より先に1試合早くやっていたほうが有利。(スカウティングされるという不利もあるけど、勢いの方が初戦は左右するので)来週に期待しましょう。でも、相変わらずQBがオプションしてるらしいのです。それもタイミング、ピッチともに全く合わなかったらしいのです。やめた方がいいよなあ、ポンコツオプションなら・・・。こう考えると、バブ(6期生)・関沢のQBキープ(9期生)・青木(11期生)・キング(17期生)のオプションは誰にも教わっていないのに、よかったねえ。来週の対徳栄戦のVTRにご期待を・・・。

 4月22日(日)

春季大会 第2回戦 BEARS vs 花咲徳栄高校 (埼玉栄G)

無念!コイントスで敗退!

Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
花咲徳栄 14
BEARS 14
バックスとしても健闘、よくやった!
午後になるに従って北風が強くなり、栄グランドでは土埃が舞う最悪なコンディションの中、2回戦が行われました。結果は14−14でドロー、コイントスの結果(顧問の先生が行う)残念ながら勝利の女神は花咲徳栄高校へと微笑んだ。しかし、このゲーム中にQB奥村君が鎖骨を骨折するアクシデントもあり、コイントスで勝利しても、準決勝は非常に厳しい状況に陥ったのは事実。そうした背景を考えれば、花咲徳栄高校が準決勝に進出したことは良かったのかも知れません。
このゲームは今までの(といってもほとんどゲームは見ていないのですが。)ゲームの中でも非常に結束力のある江戸取らしいゲームであったように思います。幸か不幸か、ずっと言い続けてきた悪評オプションを封印(?)し、得意としているパスとハンドオフからのプレーやスイープを的確に使い分け、ボールコントロールすることが出来たのは立派でした。江戸取びいき(?)の審判から言わせると、『4本ー2本ぐらいで勝っていてもおかしくないゲームだよ。』とは言われましたが、特に1Qで先取点を奪ったゴール前でのドロープレーや、3Qで罰則の施行後(10ヤード罰退)集中力を切らさず投げたQB奥村君から、WR安川君へのロングパス、そして、そのシリーズを何とかエンドゾーンまでボールを持っていこうという意欲を見せた久保田君のゴール前でのダイビング、すべてに気持ち(ハート)が乗り移っていたゲ
BEARSにトレーナー制度導入
ームであり、とても見ていてすがすがしく、何をしたいのかがよく分かったゲーム運びでした。特に、要所要所をつなぎ役に徹した安川君のキャッチングは、レシーバーとしての存在を十分アピールしただけでなく、彼がそれだけ成長したことを示しており、中学時代の彼と比較すると格段の進歩が見られとてもうれしく思いました。そして、QBが壊れて2本目QBが出て案の定ピッチミスから招いた最悪の状況を、モメンタムを失うことなくゴール前1ヤードで押さえた、ラインとLB陣の活躍はすべてに素晴らしかった。
 ここ数年の岡室先生の指導力は確実にチームに浸透してきており、短い間で実にチームを上手にまとめ上げてきました。チームのモラルも他の学校を見ていると明らかに衰退ぶりが見られる中、しっかり維持されているようです。また、今シーズンから試験的に取り組んできたトレーナー制度も有効に機能していました。OBである加藤健治君(6期生)が仕事の合間をぬって後輩のために怪我の予防とケアをしたいと申し出てくれて、今回のシーズンで積極的に取り組んでくれました。おかげさまで、ゲーム中はほとんど試合に集中することが出来たと岡室先生も喜んでいます。それでも、まだまだ怪我の問題もあり課題は山積ですが、是非とも生徒のためにも頑張って下さい。
 ・・・でも残念なのは、これで岡室先生がコイントスで3連敗であるということ。栄戦で舘先生に負け、立教戦で山内先
コイントス3連敗・・・。
生に負け、二度あることは三度あるのたとえ通り、徳栄戦で負けてしまったことです。また、スクリメージラインを突破してきた徳栄ランニングバックに対し、両足を揃え腰が引けた状態でタックルにいった(いったというより、そこに来たという感じ)DBを含めた下級生部員の志気、これは今後の練習課題だと思います。タックル出来なきゃ、フットボールは成り立たないのですから・・・。
 さて、VTR紹介ですが、今回はお見せしたいところがたくさんあります。QB奥村君の鎖骨骨折した問題のシーンや、主将久保田君のゴール前でのダイビングTDや安川君へのパスなど・・・etc。その中で、色々思案したあげく、このプレーを選びました。ご覧下さい。

さて、3年生はこれで早くもシーズン終了。これからは新2年生が秋を目指して頑張ることになります。今の新2年生の顔ぶれを見ると、実に心配です。それはキャプテンシーを発揮する人間が見あたらないからです。いずれにしても、3年生は進学に向けて全力を傾注するとともに、2年生はもう一回り人間的に成長し逆境に強い人間力を持つことを期待します。頑張りましょう。
後半完封はすばらしい。 鎖骨骨折にもめげず
ダイブに徹した増田君は敢闘賞もの
岡室先生あってのBEARSだ
ということ、忘れるべからず