試合を通じて痛感せざるを得なかったことは、1年間通じてチームの体質を変えようと試みたことが全く浸透していなかった事だと思う。これは全て指導者の力不足であり、確固たる動機付けを選手に植え付けさせ、「俺たちもやれば出来る」と信じ込ませることが出来なかったことである。しかし、これは決して無理なことではない。勝負事は本当にシビアである。勝つことが全てではないというが、我々のようなビギナー集団には、勝って得る事の方が、負けて得ることより数倍多い。『勝てればいいなあ』や『出来ることなら勝ちたい』で勝ったチームはいない。再度、勝つことに貪欲になるチーム集団を作り上げたい。来シーズンは創部30周年の年である。今一度、チームの在り方を考えたい。
得点経過
TEAM PLAY(NAME)yd PLAY種類 PAT
埼玉栄  #7      :(  7yd) RUN KICK G
埼玉栄  #81     :( 28yd) PASS KICK G
BEARS  #32 大槻 :(  7yd) RUN KICK G
埼玉栄  #24     :( 20yd) PASS KICK G
埼玉栄   #22     :( 10yd) RUN KICK G
埼玉栄  #7      :( 15yd) RUN KICK G
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《コメント》
ライン戦で負けるのは、フットボールをやっていて
一番つらいことだ・・・・、もう一度立て直したい。
昨年の5月1日、この同じグランドで立教新座高校を相手に、準決勝戦で破れシーズンを終了した。(この年は3位決定戦があり、あと1週間現役生活は伸びたが。)あれから1年の月日が流れ、勝利することへの貪欲さと気概を持とうと選手には語り続け、主将・副将間のミーティングを多く持ち、チーム内の価値基準を高めてきた。しかし、結果は残念なことに昨年とあまり変わりのない淡泊なゲーム内容であり、勝利に固執する姿勢どころか、ライン戦でズルズルとやられっぱなしで、埼玉栄高校に完敗した。もともと、運動能力の優れた選手はいないものの、例年になく人数は多く、フィールドバランスを確認しながらの練習も確立できた。
しかし、試合開始早々に栄に早々とTDを先取され、その後も自陣でディフェンスする機会が多く、ライン戦で負け続けた。前半を終わって7−21は残念ながら致命的だった。後半は3Qを何とかおさえられたが、常に自陣でのディフェンス、そしてファンブル等の自滅があり、全てにおいて栄高校に完敗した。

春季大会準決勝 vs 埼玉栄高校

栄に完敗 残念ながら3年生のシーズン終了

2012年5月6日(日) @東洋大学朝霞G
PM12:50 KICK OFF  天気:晴れ時々曇り (12分正式)

Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
埼玉栄高校 14 14 35
《コメント》
DBが成長してきたことが、今回のゲームで
唯一の明るい兆しだった。
何とか勝利できた。まさに薄氷の勝利だった。やはり、自力のなさや準備不足が大きな原因と言わざるを得ない。春が遅くずっと肌寒い気候が続いたが、試合当日は急に夏日になるような気温だったが、それは相手も同様であり、むしろ相手チームの方が人数も少ない状況だっただけに、言い訳は出来ない。何よりもオフェンスの不甲斐なさが原因だ。1Q最初のオフェンスでテンポ良くゲインし、あっさりTDをとることが出来たが、それ以降はまったくいいところがなかった。一方、狭山ヶ丘高校は人数も少ないながら、リタイアする選手も少なく頑張っていた。オフェンスの時間は我々の方が長かったとは思うが、パスが通らず、レッドゾーンでも得点できない惨憺たる結果だった。しかし、トーナメントは待ってくれない。次回までに出来ることは全て取り組み、必死の覚悟で臨みたい。
得点経過
TEAM PLAY(NAME)yd PLAY種類 PAT
BEARS  #80 信定  :( 14yd) PASS KICK G
BEARS  #18 岩渕 FG
狭山ヶ丘   #7       :( 52yd) PASS KICK G
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春季大会2回戦 vs 狭山ヶ丘高校

BEARS 狭山ヶ丘に辛勝、なんとか準決勝へ

2012年4月29日(日) @立教新座高校G
AM10:00 KICK OFF  天気:晴れ (10分正式)

Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
10
狭山ヶ丘高校
ク」の反則を何度かジャッジされた事が課題だが、この意識を維持しつつ、次戦以降は反則にならないよう練習でチェックして行きたい。
 また。課題であったライン陣も、例年になく泥臭く必死に押すオフェンスであり、華麗さ、スマートさは無いにしてもある程度いい方向に向いている。反面、QB武部のリリースの遅さ、レシーバーの競り合いの弱さは相変わらずで、早急に改善すべき点だと思う。次回、誰を使うにしても次の相手からは今回とは違うので我々の長所を伸ばし、改善点を早急に改善する必要があることには変わりない。一日でも長いシーズンを遅れるよう、オフェンスでゲームをコントロール出来るよう頑張って行きたい。
《コメント》
創部29年目のシーズン開幕
いよいよ、創部29年目の春季大会が開幕した。残念ながら、毎年校内で行われる高校1年生対象の研修旅行引率のため、私は試合に同行することができず実際の内容を確認する事が出来なかった。前回同様、オフェンスコーチの福本より、試合の談話を載せることとします。

福本コーチ談:1回戦は、8分正式計時なので時間的に厳しい事を承知で、「各Qごとに2TD」を目標に掲げて臨んだ。その結果、予定通り8TD+1セイフティーの58点を獲得できたが、相手の出来具合を考えると、もっと取れたゲーム内容だった。ただQB武部、FB日比、TB廣瀬、TE田中、RG清水というスタート外の選手を起用の中、選手全員がTD8本に対してすごく固執して取り組み、途中乱れた場面もあったが最後まで一丸となって、目標を達成するためのドライブ(特にライン)を遂行していたことは評価すべきことだし、今までにない成長だと思う。その分、「背後からの不正なブロック」・「チョップブロッ
得点経過
TEAM PLAY(NAME)yd PLAY種類 PAT
BEARS  #23 廣瀬  :(  5yd) RUN  KICK G
BEARS  #44 日比  :( 29yd) PASS KICK G 
BEARS  #44 日比  :(  3yd) RUN  KICK G 
BEARS  #10 長谷川 :( 21yd) RUN  KICK G
BEARS  Safety
BEARS  #23 廣瀬  :(  4yd) RUN  KICK G
BEARS   #32 大槻  :(  1yd) RUN  KICK G 
BEARS   #32 大槻  :( 44yd) RUN  KICK G 
4  BEARS   #24 堀口  :( 12yd) RUN  KICK G 
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春季大会1回戦 vs 栄東・武南高校合同チーム

2012年4月15日(日) @埼玉栄高校G
PM14:30 KICK OFF  天気:晴れ (8分正式)

Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
21 16 14 58
栄東・武南高等学校
倒的に試合をリードできたので悔しさが残る。逆にそれが出来ない様であれば強いチームにはなりきれない、と改めて痛感した。シーズン開幕に向けての課題はラインが、昨秋からのテーマである「押す・押す・しつこくブロック」が出来ている選手とそうでない選手の格差が激しい。仮にDLにかわされたとしてもしつこくプレーを生かすためのアクションが必要。RBは、以前より止まらず、ラインと一緒にゴリゴリいけるように成長したが、まだ視野が狭い。「カットなんか切らなくていいから止まらずに突っ込み、ラインと一緒に押し込め」という指導をしてきたことには忠実だが、そろそろ次のステップに入り、LOSをスピードで突破したら視野を広く取り、その先のコース取りを考えさせたい。とにかく、ステップの種類が乏しい。WRは、ここ何戦かの中では不出来。フリーになっていてもハンドリングが悪くおぼつかない。競り合いにはめっぽう弱い。またQBとWRとのタイミングが合っていない。フェイク動作をはじめ稚拙。OPTIONのピッチにしてもぎこちなく、全体的に流れの中での動きを意識すべき。以上の課題を開幕までに必ず改善したい。
そして最後に強調して『とにかく、勝つには勝ったけど、スッキリしない勝ちの印象です。今日の相手ならもっと圧倒してほしかったし、相手がどうであれやるべき仕事をキッチリこなすという職人気質を持ってほしいですね。オフェンス・ディフェンスともに言えることですが、いい子ちゃん過ぎます。もっと闘争心をもって、常に「やらなきゃやられる」「完膚なきまでに叩きのめす」と心底思ってもらいたいものです。』と話していたのが印象的だった。
もう、開幕まで30日を切った。これからできることは限られるが、一つ一つの課題を丁寧に克服していきたい。
得点経過
TEAM PLAY(NAME)yd PLAY種類 PAT
BEARS  #32 大槻:(  1yd) RUN RUN G
横浜高校  #13    :(  4yd) RUN RUN NG
BEARS  #24 堀口:( 20yd) PASS RUN NG
BEARS  #10長谷川:(  2yd) RUN RUN NG
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《コメント》
もう間もなくシーズン開幕。
不安しかないこの時期
・・・。
この日は、審判部の春季クリニックと重なってしまったため、オフェンス担当の福本コーチより感想を聞く。

福本コーチ談:全体的な印象としては、もっともっと出来たと思う。相手チームがまだ、調整中だったので、ラインも押し負けてなかったのでRUNもコンスタントに出たし、PASSもフリースペースに入り込めていた。ただ、残念なことに、スタッフ全員の感想として徐々に相手に合わせてしまったこと。ラインも1Q前半に比べ後半くらいから押せなくなってきたし、その分、RUNも出なくなった。少なくとも6本は取りたかった。要は、相手にかかわらず自分たちのすべきことをきちんとこなしていれば圧

春季オープン戦 vs 横浜高校

2012年3月25日(日) @横浜高校G
PM13:30 KICK OFF  天気:晴れ (10分正式)

Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
20
横浜高等学校

法政大学TOMAHAWKS CLINIC

2012年2月9日(木) BEARSトレーニングセンター
PM16:00 練習開始 天候:晴れ

本校では初めて、法政大学TOMAHAWKSの選手の皆さんが来て下さり、トレーニング方法や各ポジション毎のクリニックをを開催してくれました。現在、法政大学には本校の卒業生でもある寺村選手(法学部4年:本校、平成20年度卒業生)と、今年本校を卒業後法政大学工学部に入学する廣澤選手がいます。彼らと共に合計7名の方が来てくれて、各ポジション毎にクリニックを開催してくれました。生徒達も、強豪法政大学の選手から受けたアドバイスを真剣に聞き入っていたようです。来年度(2012年度)法政大学は、前述した卒業生寺村選手が最上級生として、またQBとしてチームの柱とならなければならない地位にいます。是非とも練習を積んで、2012年度のシーズンを有終の美で飾れるよう期待しています。寺村選手や廣澤選手に負けないように、我々BEARSも今日教えて下さった内容を活かして春のシーズンに臨みたいと思います。忙しい中、本校まで来て下さった皆さん本当に有り難うございました。

 

早稲田大学米式蹴球部 高校生キャラバン

2012年2月11日(土) BEARSフィールド
PM13:00 練習開始  天候:晴れ

昨年は震災の関係で中止となってしまった恒例の高校生キャラバン。BIG BEARSの方々が、今回もわざわざ学校まで来てくれました。最近はほとんど大学(東伏見)で開催するとのことで、茨城県まで足を向けてくれることにまず感謝。それに、来てくれる人数も1年生から3年生まで、そしてトレーナーも含め約30名程度の大人数で練習を見てくれる。こんな大学はいません。また、ウチには毎年来てくれているからか、子ども達に対する接し方も上手で、高校生に対する練習方法を心得ている。練習後の大学説明会では仕事の合間をぬって朝倉監督まで来て下さり、本当に有り難うございました。
さて、全体の練習も含め、毎年こうしてグランドでの雰囲気作りから流れ、勿論パート一つ一つの注意点、個々の改善点など、多くのことを選手達は感じているはず。後は、それを自分たちものとしてどう実践していくかが課題。我々の人数とほとんど同じ数でやってきても、出る声は明らかに違う。練習と練習の間の移動も速やか。こんな誰にでも出来るような基本的な事からそれを模範として実践してほしい。
そして、なによりもこうした協力が成果となって春季大会にあらわれることを願っています。早稲田大学BIG BEARSの皆さん、本当に有り難うございました。今シーズンの活躍を心から期待しています。

2012 Jr BEARS ROSTER
NO. 氏  名 Pos 出身小学校
阿部 友哉 3年 QB/LB  草加市立稲荷小学校
漆原 陸 3年 WR/LB  越谷市立越谷小学校
沖 勇志 3年 OL/LB  流山市立東小学校
高橋 拓椰 3年 OL/DL  川口市立舟戸小学校
安原 直希 3年 OL/DL  足立区立梅島小学校
五木田 諒 3年 WR/DB  水海道市立水海道小学校
祐本 晃太郎 3年 RB/DB  松戸市立幸谷小学校
山下 真司 3年 TE/DB  足立区立梅島小学校
大熊 大 3年
10 高橋 佳成 3年
11 桂木 脩 2年 WR/DB  松戸市立稔台小学校
12 須崎 航平 2年 OL/DL  鎌ヶ谷市立東部小学校
13 市本 真太 2年 OL/DL  柏市立冨勢小学校
14 大塚 廉 2年  鎌ヶ谷市立東部小学校
15 杉山 主帆 2年  習志野市立谷津小学校
2012 BEARS ROSTER
NO. U/N 氏  名 Pos 出身中学校
武部 聖斗 2年 QB/DB  江戸川学園取手中学校
18 岩渕 陸大 2年 WR/DB  船橋市立法田中学校
20 大沢 匠 1年 RB/LB  江戸川学園取手中学校
23 廣瀬 誠二 2年 RB/LB  松戸市立小金北中学校
24 堀口 裕平 3年 WR/DB  江戸川学園取手中学校
25 渡邉 尚貴 2年 WR/DB  江戸川学園取手中学校
32 大槻 竜平 3年 RB/LB  江戸川学園取手中学校
33 藤田 恵佑 1年 WR/DB  江戸川学園取手中学校
34 大塚 星渡 1年 WR/DB  江戸川学園取手中学校
10 36 田中 誉樹 3年 TE/LB  江戸川学園取手中学校
11 44 日比 悠仁 2年 RB/LB  つくば市立高山中学校
12 50 森 健太 3年 OL/LB  江戸川学園取手中学校
13 57 小南 佑介 1年 OL/DL  江戸川学園取手中学校
14 58 小林 鐘 2年 OL/DL  江戸川学園取手中学校
15 60 清水 岳彦 2年 OL/DL  江戸川学園取手中学校
16 63 山本 昴亮 3年 OL/LB  江戸川学園取手中学校
17 66 照井 光樹 3年 OL/DL  江戸川学園取手中学校
18 68 尾林 宏祐 2年 OL/DL  松戸市立小金南中学校
19 76 須藤 達也 2年 OL/DL  柏市立中原中学校
20 80 信定 征樹 3年 TE/LB  江戸川学園取手中学校
21 政木 峻介 1年  江戸川学園取手中学校
22 馬渕 佑一 1年  江戸川学園取手中学校
* MG 小峰 美沙子 Jr3年 -  江戸川学園取手中学校
 
2012年 SPRING BEARS CHAMPIONROAD(2月1日〜4月30日)
2月 3月 4月
 1日(水)  1日(木)  学年末試験  1日(日)
 2日(木)  2日(金)  学年末試験 16:30 G  2日(月)
 3日(金)  3日(土)  授業日 14:00 G  3日(火)
 4日(土)  中等部入学試験  4日(日)    4日(水)
 5日(日)  5日(月)  16:30 G  5日(木)
 6日(月)  6日(火)  16:30 G  6日(金)  始業式
 7日(火)  7日(水)  16:30 G  7日(土)  入学式事前指導
 8日(水)  校内模試  8日(木)  16:30 G  8日(日)  入学式
 9日(木)  HOSEI Univ Clinic  9日(金)  16:30 G  9日(月)  授業開始
10日(金) 10日(土)  授業日 14:00 G 10日(火)  代休(8日分)
11日(土)  WASEDA Univ Clinic 11日(日) 11日(水)
12日(日)  vs 佼成学園 @佼成G 12日(月)  進級判定会議 16:30 G 12日(木)
13日(月)   13日(火)  16:30 G 13日(金)
14日(火)  16:00 G 14日(水)  16:30 G 14日(土)  高等部1年生研修旅行(16日迄)
15日(水)  16:00 G 15日(木)  卒業式予行 16:30 G 15日(日)  vs 武南・栄東合同 @埼玉栄
16日(木) 16日(金)  中等部 卒業式 16日(月)
17日(金) 17日(土)  高等部 卒業式 17日(火)
18日(土)  球技大会(中等部) 15:00 G 18日(日) 18日(水)
19日(日) 19日(月)  終業式 14:00 G 19日(木)
20日(月) 20日(火)  新入生登校日 20日(金)
21日(火)  16:00 G 21日(水)  9:30 G 21日(土)
22日(水)  OFF 22日(木)  9:30 G  22日(日)  スカウティング @埼玉栄
23日(木)  OFF 23日(金)  9:30 G 23日(月)
24日(金)  OFF 24日(土)  9:30 G 24日(火)
25日(土)  球技大会(高等部)       25日(日)  vs 横浜高校 @未定 25日(水)
26日(日)  OFF 26日(月)  9:30 G 26日(木)
27日(月)  OFF 27日(火)  9:30 G 27日(金)
28日(火)  OFF 28日(水)  9:30 G 28日(土)
29日(水)  学年末試験 29日(木)  9:30 G 29日(日)  vs 狭山ヶ丘高校 @立教新座
30日(金)  9:30 G 30日(月)
31日(土)  9:30 G
※尚、練習開始時間は変更する場合があります。

 2012年度春季大会展望(創部30周年にむけて)

Winning isn't everything, but wanting to win is.
ちょっと昔の話しになりますが、1982年に当時の部員5名(本校5期生)が集まって、アメリカンフットボール同好会が誕生し、その翌年、新入生(6期生)が加わり11名以上となって公式戦に参加出来るようになったことをきっかけに、その年の西暦1983年5月を創部として(実際は、まだ同好会でしたが。)誕生したBEARS。初めて秋季大会に参加した結果は、当時予選リーグを経て決勝トーナメントに進む試合方式の中、予選リーグ2勝2敗でシーズンを終えました。(浦和学院高校や花咲徳栄高校も同じ年の参加でした。)あれから気がつくと長い年月が流れました。(過去の記録の一部が掲載されてます。ここをクリック。是非ご覧下さい。)
そして、今年2012年は満29歳の年。いよいよ来年は創部30周年の年となります。それだけの年月を重ねてきた、我々江戸川学園取手高校BEARSも、ようやくチームとしては一人前になった様な気がします。しかし、実際のチームの実力や組織力といった面では、まだまだ高校の特別活動の一部であり、大きな影響力を持っているかはまだまだ未知数です。しかし、この間に多くの卒業生を出し、その中には大学や社会人でもプレーを続け、甲子園ボウル・ライスボウルに出場した選手も多くいます。こうした伝統や誇りを今一度再確認して、いよいよ春季大会が始まります。

今年はアスリート不在のチームですが、チームの結束を第一と考え、キャプテン・バイスだけで多くのミーティングを経験させ、生徒達の目からチームを客観視出来るように進めて来ました。その理由はここ数年、有資格捕球者(バックス)にアスリートがいたため、どこかでスタッフもそれに頼り切っている面があり、チーム内の価値基準や思いが同じ方向を向かない事から、シーズン終了後に後味の悪い無念さが残り続けました。「たら」・「れば」は競技者にとって禁句ですが、その反省を、アスリートを失うことで今一度見つめ直すことが出来たように思います。アメリカンフットボールという競技特性の基本に立ち返り、一つのプレーを動かすために、チーム全員が全力を傾注することで、少しでも成果が出たらいいと思っています。そして何よりも「勝つ」ことにもっと執着心をもつことを今シーズンの目標としてチーム全員で努力していきます。保護者の皆様は勿論のこと、OB諸君、今年も試合会場にに足を運び後輩達に熱いメッセージを送って下さい。よろしくお願いします。