キャリア甲子園2018決勝大会出場報告

  2019年3月17日(日)ニコファーレで開催されたキャリア甲子園2018決勝大会において、資生堂代表として出場しました。
 入賞することはできませんでしたが、書類審査、動画審査、準決勝を勝ち抜き
全国の高校生が903チームエントリーした中で、決勝代表の8チームに選ばれ、360度LEDモニターがある独特の会場で、アイデアをしっかりとプレゼンテーションすることができました。大会後の懇親会では審査員の方々からも直接、評価を聞く機会もあり高く評価して下さった審査員の方にお褒めの言葉を頂くこともできました。

 産総研で研究員の方にお話を聞いたり、決勝後にはテーマ企業として選んだ資生堂さんのCM撮影を見学させて頂いたり、本社の国際部の見学をするという貴重な機会を得ることができました。また、大会を通して、他校の生徒とも切磋琢磨し友情を深めることもできました。大会を通して得た貴重な経験をこれからも活かして欲しいと思います。

 本校のFLASHチームを応援して頂きありがとうございました。

 Sさん
 昨年9月からの約7ヶ月間、キャリア甲子園のことばかり考えて生活してきました。今回、参加出来たことはとても良い経験になりました。朝や放課後など一緒にいて、助けてくれた先生や発表の練習を見てくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、本当にありがとうございました。そして今回、ここまで頑張ってこられたのはMさんと一緒のチームとして活動出来たからです。
 決勝戦は各企業の代表たちによる、熾烈な戦いでした。どのチームも発表がとても上手で、とにかく圧倒されました。ただ、私たちもこれ以上ないくらい準備して、ギリギリではありましたが自分たちにとって完璧な発表を整えることができました。だから、優勝する自信がありました。本番は原稿が飛んでしまって、しり切れとんぼな終わり方になってしまいましたが、それ以外にやれることはやり尽くしたので達成感でいっぱいです。
 決勝後の懇談会では資生堂の方が私たち以上に悔やんでいらっしゃって、私たちを本気で応援してくれていたことが伝わってきました。私はキャリア甲子園に出場して、自分の限界を超えた準備をすることによって今まで感じたことかなかった達成感を味わえたり、コミュニケーション力を養うことができました。キャリア甲子園に出場して良かったです。残念ながら優勝は出来なかったので、悔いがないと言ったら嘘になります。また出場して、今度こそは優勝します。そのために、今は勉強を頑張ります。人間的にも、学力的にもさらに成長して決勝の舞台へ帰ってきます。
 アンケート調査に協力してくれた本校生を含めた、キャリア甲子園に関わってくれたすべての人に感謝の気持ちで一杯です。準備が辛くて人間を失いかけていた時にそばで見守ってくれた家族や大切な友だちにも感謝しています。
 Mさん
 私はキャリア甲子園2018決勝に資生堂代表として参加してきました。パートナーのSさんに誘われ、去年の7月から活動し、校内選考、書類審査、動画審査、準決勝を経てこの場に立たせていただきました。私達が資生堂さんのテーマで提案したのが「貼って剥がせる日焼け止め」でした。準備期間は本当に辛く大変な日々だと感じる一方で毎日がとても充実していました。
 決勝会場に入った時は全く緊張しなかったのですが、次が自分たちの番ということになると急に緊張し始めてしまいました。しかし、いざプレゼンが始まるとあっという間に終わってしまいました。また、他のファイナリストのプレゼンを聞いて、どうすれば聴衆に内容が伝わるか、何処まで具体的にすればよいのか、といったプレゼン方法を学ぶことができました。結果として、優勝できませんでしたが、優勝校のインタビュー中、何故か彼らへのコメントでは無く「FLASHの日焼け止めは需要がある」「あの日焼け止めは切実に使いたい」「資生堂さん商品化お願いします!」などのコメントが多数あり、私達の考えた商品が実際に求められていることに嬉しく思いました。
 しかしやはり、優勝出来なかったのは悔しいので、またこのような機会に巡り会えたら再び挑戦したいと思います。栄光を勝ち得られなかったとしても、得るものは十分大きい。それが私達FLASHのキャリア甲子園2018でした。
 

決勝大会の様子(2019.3.17 ニコファーレ)
控え室での様子 リハーサル 
 リハーサル 懇親会  会場入場口で記念写真 

決勝大会の様子は動画でご覧頂けます。
詳しくはキャリア甲子園2018大会総括をご覧下さい。
 
決勝大会に向けて 産総研訪問(2019.2.22 探求活動日)

 
 研究員の方から発表で引用する論文の研究を直接うかがうことができました

 資生堂訪問(2019.4.3)
 会社内を案内していただき、その後、ディスカッションを行いました。