第2回オンライン高校生模擬裁判選手権4位!  MVP賞2名受賞!

  2021年12月19日(土)に第2回オンライン高校生模擬裁判選手権が開催されました。

 全国14校が参加する中、総合成績で4位を受賞しました。午前の試合では弁護側、午後の大会では検察側として大会に挑み、各試合でMVPが1名選出されますが午前の大会では主尋問・反対質問・論告を担当したSさんが、午後の大会では被告人を担当したI君がそれぞれMVPに選出されました。

 大会では芥川龍之介の短編小説「藪の中」を題材とし検察側・弁護側それぞれの立場に立って、立証・弁護活動を行いました。

 学校だけでなくオンライン上で話し合いを重ね、チーム戦でありながら、それぞれが自宅から参加する未経験のオンラインという大会方法の中、すばらしいチームワークで試合に臨むことができました。試合後の審査員の先生方からの講評ではフェアな戦い方とチームワークの良さをお褒め頂きました。
 大会前には、様々な講師の先生方から計11回のオンライン授業をして頂き元裁判官、元検察官、弁護士、大学の先生方だけでなく冤罪被害者の方からの講義を受講する貴重な機会を得ることができました。
 
 
試合の様子
高2 H君
 人と一緒に共同で何かを行えたことがとても良い経験になりました。高名な先生方の講義をお聞きすることもでき、学生の間しか味わえない貴重な経験をさせていただきました。休日は塾などでなかなか講義を生で聞くことが叶いませんでしたが、オンラインでの個別講義の中では原稿などの内容見ていただき最終的には良い原稿が出来上がったと思っています。全体を通してとても楽しく取り組むことができました。ありがとうございました。

高2 Kさん
 模擬裁判で学んだ法律的な考え方は、日常生活でも応用出来ると思います。尋問や反対質問、論告などを書くときに様々なルールがありましたが、どのルールも結局は、裁判官にわかりやすく事件を伝える為のものだとわかりました。模擬裁判によって、意見が違う他者を説得する方法を学ぶことができたと思います。

高2 S君
 途中で何度もやめたくなったけど、最後までやり通せて悔いのない結果を残せました。ありがとうございました。

高2 T君
 裁判の知識だけではなく、文章の書き方や質問の仕方、ロールプレイを学ぶ良い機会となりました。これを機に裁判の傍聴に行きましたが、普段は絶対に行くことはないと思うので良い体験となりました。

高2 Sさん
 今まで自分とはあまり関わりがないと思っていた法律について様々な視点から考えることができた。とても有意義な経験だった。

高2 Yさん
 相手校がどのように出てくるか分からない中その場その場で考えることがいかに難しいことかが分かりました。また、ディベートみたいだなと思いましたが、どちらの立場にも守ろうとしている人がいるわけで、単なるディベートでは無いのだなと思いました。

高2 I君
 大会に出場する前に議論し合うことでベストを尽くせたと思います。議論することをこれから大切にしていきたいです。裁判におけるさまざまなことを教えてくださった先生方、本当にありがとうございました。