第1回高等部生徒会活動報告会実施される





   令和元年7月23日(火)1校時、および10月1日(火)始業式後に第1回高等部生徒会活動報告会を実施しました。7月20日(土)に実施予定でしたが、野球部応援により延期されました。
 この報告会は、生徒会活動の主体性を高めるために実施されています。




団長・女団長挨拶 体育祭総括 各委員会からの報告
生徒会役員からの活動報告 後記





各色応援団団長・女団長からのあいさつと後輩へのメッセージ



 赤組応援団団長

 こんにちは、赤組応援団団長です。体育祭応援団長・女団長から全体に挨拶する機会が今まで無かったので、このような場を設けました。僕たちが実際に団長・女団長に取り組んでみて、皆に注意してもらいたい事や上手く出来なかったことを伝えて、その経験を生かして、来年からの体育祭をもっと良いものしてほしいと思います。
 僕からは団長について話します。団長はとてもやりがいがあります。僕も取り組んでいてとても楽しかったです。団長を来年再来年やってみたい後輩の生徒もいると思います。
団長にはリーダーシップ、皆からの信頼、そしてなによりも責任感が必要です。団長は投票で選ばれます。投票する人はこの人なら任せられるという人を選ぶべきだし、団長をやる人は、その団の責任者になる自覚を持って体育祭をよりよいものにするよう頑張るべきだと思います。体育祭の応援は団長を筆頭に、来年度以降より良いものにして欲しいと思います。




 赤組女団長

 私からは女団長について話をしたいと思います。女団長には裏方の仕事がたくさんあります。例えば名簿作り、Tシャツ作り、材料の買い出し、応援練習の日時の連絡・調整などなどです。だから
女団長は、応援団に関することをほとんど全て把握するようになります。そこで大切になるのは副団長・ダンスリーダーとのコミュニケーションを積極的に取ることです。特に応援団にとってダンリの存在ってすごく大きいと思います。女団長は、全てを把握している立場です。だから女団長を今後努める人には、応援団をうまくまとめ、全員が納得する方向へ誘導してもらいたいと思います。
 女団長を目指している人がこの中にいると思います。
女団長は皆の声を聞ける人、自分の意見をきちんと持っている人、計画を立てられる人、予定通りに進まない時計画を修正できる人、応援団の全てのことを把握できる人に積極的に立候補してほしいです。団長・女団長に限らず応援団の中心となる人は想像以上に大変でもの凄く忙しいです。休み時間なんてほとんどありませんでした。だけど、想像以上に得られるものがありたくさんあり、最高の思い出になります。
 来年はきっと6学年そろっての体育祭になると思うので、女団長をやりたい人は立候補して、女団長になって、責任持って最後までやり遂げて欲しいと思います!




 白組応援団団長

 白組の応援団については、本当に1つ1つ深い思い出があり、壇上から見ていても本当に気持ち良いです。
白組応援団は、元気すぎる生徒が集まりました。練習中もつい他のことに取り組んでしまったり、練習開始時間直前でやっと集まったりで、慌てる事がたくさんあったのですが、本当に皆最高のメンバーでした。応援団の仲間には何度も救われました。ありがとうございました。
 僕からは応援団の高2の取り組み方について伝えたいと思います。正直僕自身も高2のときは体育祭よりもカナダ修学旅行の方が楽しみでした。今年の白組では、カナダ修学旅行後応援団を辞めたために、もう一度隊列を作り直して大変でした。
今の高1が来年応援団に取り組むときは、しっかりとやりきって欲しいです。来年再来年応援団の運営にかかわる人は、意識しておいてください。白組団長で本当に良かったです。




 白組女団長
 
 私達2人についてきてくれた白組応援団約150名の皆さん、本当にありがとうございました。本当に助かりました。
白組団長の指示に付いていくのが結構大変でしたが、お互い考えていることを正しく理解し合うまで何回も話し合いを重ねてきたので、本番ではとても良い応援披露が出来たし、白組全体の雰囲気が良くなったと思います。この中で団長・女団長をやりたいと思っている人は、コミュニケーションをとることが本当に大事であることを覚えておいてください。体育祭準備は楽しいことばかりでなく、結構大変なのですけれど、お互い協力して、終わったときに楽しかったと思える体育祭になるよう頑張ってください。白組で女団長をやらせてもらい本当に嬉しかったし、良い思い出になりました。ありがとうございました。




 青組応援団団長

 青組の皆さんには大変お世話になりました。僕からは高校3年生が体育祭にかける思いについて話したいと思います。来年以降参考になるかもしれないので、話を聞いてください。
 高校生活最後の大イベントが体育祭です。そのため体育祭にかける思いは高1高2とは全く違う高3生も多いと思います。高3生で応援団の幹部を務めた人たちは、格別な思いで取り組んだと思います。
 自分は高2の時も応援団に参加していましたが、部活動やカナダ修学旅行などのため、積極的には応援の練習に取り組まず、先輩たちに声をかけられて練習に参加していました。体育祭を終えて達成感がありました。高校3年生でも応援団に絶対なろうと決めていました。4月から応援練習を開始しました。色々と悩んだのですが、高1高2の後輩たちに参加してもらうのは難しかったです。
 
高1高2の皆さん、高校3年生になると気持ちが分かると思います。練習にできるだけ参加してください。部活動や勉強のある人も昼休みの練習や自宅での練習に取り組んでください。振り付けをしっかり覚えてください。隊形練習が最も難しかったです。練習できる時間がとても限られているのに、練習を休む人がいると、位置関係がつかめず本当に大変です。高1高2の皆さんは早めに隊形練習に取り組み、本番前ギリギリで慌てることの無いようにしてください。応援団をまとめるのは大変です。だからみんな協力してください。




 青組女団長

 私からは応援隊形について伝えたいと思います。団長からもありましたように、GW中の練習にこられなかったりすると、ダンスの振り付けが分からなくなっていき、更にカナダ修学旅行から帰ってきた頃には応援練習についていけない状態になってしまいます。高校2年生が突然脱退する問題がありました。ダンスリーダーによって隊列は決められており、高1高3は隊列移動の練習にまでとりかかっているので、途中で応援団を抜けてしまうことは、かなり隊列を狂わせてしまうことになります。
先のことを考えて応援の隊列を組んでいるダンスリーダーの存在を忘れないでください。
 体育祭本番が近付くにつれて、グランドで練習できる時間が貴重になってきます。いつも練習している中庭やミニグランドでは出来ない本番を意識した練習であることをわかって欲しいです。
全員揃わないと出来ない練習であり、1人で覚え、家で練習できるダンスとは違います。一人でも欠けるとグランド練習は成功しないことを分かってください。きつい言葉になってしまいましたが、来年応援団に参加する全員がこの同じ意識を持っていればきっと良い応援団になると思います。




 黄色組応援団団長

 団長の僕から皆さんにお伝えしたいのは、仲間の大切さについてです。まず、私たちのことを最後まで支えてくれた応援団幹部や高3を初めとする応援団のみんなに、感謝の言葉を伝えたいと思います。皆の助けが無かったら黄色組は成り立っていなかったと思います。また、応援に必要な小道具作成をたくさんの高3生にも手伝ってもらいました。おかげで期限に間に合うことが出来ました。
 
団長が何をやればよいのか分からず、応援の準備を何もできずにいましたが、時間が経つにつれやらなければならないことが明確になり、団長の仕事をこなせるようになりました。時には批判されることもあるけれど、そこで負けずに頑張り続けることが大事です。色々な人と関われて楽しいことを経験し、辛いことも共に乗り越えられたことは僕にとってとても貴重な体験でした。




  黄色組女団長

 
女団長の私が伝えたいことは、後輩を大事にすることです。応援団の練習をする上で、練習に来ない後輩や、振り付けを覚えていない後輩もいましたが、そのような後輩がいてこその応援団かなとも思います。面倒くさくて練習に行きたくない日もあったと思います。そこで後輩を見捨てるのではなく、後輩の教室まで足を運び、練習に参加するようコミュニケーションをとることが大切だと思います。
 最後になりますが、黄色組は他の色に比べると応援の練習開始が遅くて、ダンス部の生徒にたくさん助けてもらいました。この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。
 そして、最後に8人を代表して言わせて頂きます。全国高校野球茨城県地区予選3回戦の応援をまとめる大役をやらせていただきました。かなりバタバタしていましたが、野球部部員、そして応援に参加してくれたみんなのおかげでやりきることが出来ました。ありがとうございました。来年以降も、このような取り組みが続いていき、江戸取の伝統になれば良いと思います。




  






代表生徒による体育祭の総括




 今年の体育祭は赤組が総合優勝と応援賞の2冠を獲得して幕を下ろしました。応援では各色とも団長中心に1つにまとまり、それぞれが個性を活かした発表が出来ていたと思います。本年度は中高別開催により、1人1人の競技時間が増えました。新しい競技も増えて、より楽しい体育祭になったと思います。
 
当日は5月下旬としては非常に厳しい暑さの中実施されました。熱中症対策の為一部の競技が実施されなかったことは残念に思いました。来年は今年よりも涼しい環境で実施され、江戸取生が全力でプレーできることを願っています。
 話は変わりますが、茨城県の地区予選1回戦から4回戦の各試合において、応援に参加してくださった皆さん、その皆さんの声援がとても力になりました。硬式野球部を代表し、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。





  






各委員会から活動内容の報告



 整美・衛生委員会

 整美・衛生委員は合同で活動することが多いので、整美・衛生2つの委員会の活動内容を合わせて報告します。
 1学期の活動内容は全部で3つあります。まず1つ目は5月に衛生委員会が独自で行った体育祭での清掃活動です。
 2つ目は7月末に行った学校の校門からバス停までの通り道の掃除です。この通り道の掃除のとき、硬式野球部練習場の裏にある木々の落ち葉の量が多いことに気付いたので、業者に頼んで枝を剪定してもらいました。
 3つ目は8月末から9月の初旬にかけて清掃業者の方々とO-103集団感染対応時のトイレ点検に携わりました。これらの活動の中で、体育祭におけるトイレ清掃の際にはトイレを利用していた保護者の方から、O-103集団感染対応の際のトイレ点検の際には一緒に清掃をしてくださった業者の方から、学校のトイレが汚いという苦情・指摘を受けてしまいました。これを受けまして、衛生委員会では日頃の活動をもっと徹底しておくべきだったと反省しております。とはいえ僕たちだけの活動では限界があるので、皆さんには日頃の学校の施設の清潔な利用をお願いしたいです。
 先日行われた委員会委員長と生徒会役員のミーティングでは地域交流がテーマとなっていました。
学校の施設がきれいであるか否かによって来校者に与える印象も変わると思うので、清掃活動の取り組みは地域交流の促進にも関わってくると思います。だからこそ皆さんには先ほど伝えましたように学校の施設の清潔な利用と、クラスごとに割り当てられた特別清掃区域の清掃徹底をお願いしたいと思います。




 図書委員会

 
図書委員の主な活動は、図書室の清掃、カウンターにおける貸出返却の受付業務などです。
 紫峰祭では図書委員でビブリオバトルを行います。ビブリオバトルとは本を紹介し合い、誰が紹介した本が一番読みたくなったかを決めるゲームです。1人5分間本を紹介する時間があり、その後2分間の質問時間があります。これを参加者全員実施して、最後に投票で誰の本が一番読みたくなったかを決めます。
 
ビブリオバトルはたくさんの人が見に来てくれると盛り上がりますので、是非とも図書館に足を運んでください。またビブリオバトル以外にも紫峰祭では企画を用意しています。




 校外委員会

 校外委員会では主にバス停での整列乗車を促す活動に取り組んでいます。本年度の活動目標はバスが混雑している時間帯を減らすことです。
 9月までに行った活動としては、今伝えましたように、バス停での整列乗車を促す活動に取り組んでいます。また体育祭では通用門で保護者など来校された方に、タグやパンフレットを渡す活動に取り組みました。
 
今後の活動予定としては、バス停の当番活動を行っていくのですが、混雑状況を集計して、バスが空いている時間の利用を促していきたいと思います。バスの混雑を軽減するためには多くの方の協力が必要です。ご協力お願いします。




 緑化委員会

 緑化委員会の活動内容は主に2つです。1つ目は校内緑化活動です。中等部1階、中央下足室前、管理棟からオーディトリアムへあがる階段に置いてある植物を、一週間交代で管理しています。
 2つ目は学校花壇の手入れです。活動場所は通用門側の花壇と、ロータリー前の花壇です。主に水やり、植え替え、雑草抜きなどを行っています。7月上旬に行われたオープンスクールの前にも雑草を取り除く活動に取り組みました。
 2019年度の活動目標は、この緑あふれる環境の中でより四季を感じ、快適な環境の中で学園生活を送れるようにすることです。
今後も引き続き校内緑化活動や、花壇の花の植え替えや、紫峰祭など学校行事前の花壇の手入れに取り組む予定です。
 
皆さんへのお願いです。緑化委員会は花があることで校舎に明るさや活気がもたらされると良いと考えて活動しています。是非校舎や花壇の花に関心を持ってほしいです。




 ICT委員会

 まずは簡単に委員会の紹介をします。活動内容は、ICTという委員会の名前の通り、ICT機器の管理と利用の促進を目指すのに加えて、一昨年まで存在した放送委員会の業務を引き継いでいます。
 次に4月からの活動としては、取手市内のAEDマップの作成を保健室や筑波記念病院の方々と協力して制作しています。また体育祭の放送管理、アナウンスを実施しました。この活動により、体育祭の成功に少しは貢献できたと考えています。BGM希望のアンケートに答えてくれた皆さん、協力ありがとうございました。
 
今後の活動予定として、高等部では紫峰祭での放送業務に加え、1、2号棟各教室に順次導入予定のICT機器の管理に取り組みます。中等部では既に設置された機器の管理の継続と、先ほども伝えましたAEDマップの作成を継続していく予定です。
 私たちは身近に便利なツールをたくさん持っています。学校の中に限らず、それらをうまく使うことで、誰もが楽しく多くのことを学べる可能性があります。先生方にはこのような様々なICT機器を使いこなして頂き、生徒の皆さんも正しく使いこなして頂きたいと思います。





  






生徒会役員からの活動報告



  生徒会役員の主な活動は各行事の運営です。体育祭や紫峰祭での前日準備や当日の運営をはじめとして、各行事を成功させるための活動に取り組んでいます。
 4月にはあいさつ運動を実施し、あいさつが盛んになる学校を目指して活動しています。大きな災害が発生した時には募金活動を行い被災地への支援にも取り組んでいます。また、とりで産業まつりに参加し、地域交流やSDGsを広める活動をしています。
 
生徒会は、壇上で発表している役員の生徒だけでなく、学校の生徒であれば全員生徒会に所属していることになります。生徒会役員は生徒会の代表であり、より良い学校にしていくため役立ちたいと考えている生徒が集まっています。普段から生徒会役員に、学校を良くしていくための意見や質問をしてもらえると嬉しいです。




  次に紫峰祭についてお話をしたいと思います。11日後には高校1年生2年生には待ちに待った紫峰祭です。今年は生徒の食品販売が中止になってしまいましたが、今まで以上に最高に盛り上がる紫峰祭にしていきたいと考えています。そのためにクラスごとに悔いの残らないようしっかりと準備し、最高の紫峰祭にしていただきたいと思います。紫峰祭は生徒会役員だけで作るものではありません。ここにいる1年生2年生全員が一丸となって作り上げていくものだと考えています。
 
各クラスから紫峰祭ボランティアを募集します。活動内容は、装飾・バザー品の販売・受付です。紫峰祭成功のために活動したいと思う生徒が自ら参加することが、より良い学校にしていくことにつながるのではないでしょうか。ボランティアの参加をお待ちしています。




 既に気付いていると思いますが、本年度はコンタクトレンズの空ケースの回収活動に取り組んでいます。コンタクトレンズの空ケース回収に取り組むことで、SDGsに貢献していきたいと考えています。空ケースについているアルミについてはしっかりとはがすようにお願いします。この活動に対するご協力もお願いします。





  






後記




一部修正しましたが、当日の発言内容をもとに上記文章を作成しました。
質疑応答に対する時間が十分にとれなかったことが今回の反省点です。次回はこの点を改善して実施したいと思います。
意見や提案のある生徒は、積極的に各委員会、生徒会役員へ提案しましょう。
生徒1人1人が主体的に学校の生活に取り組むことを期待します。