MONO-COTO INNOVATION2019 決勝大会で本校生を含むチームが第1位! 
   
 2019年12月27日にMONO-COTO INNOVATION2019 決勝大会が慶応義塾大学 日吉キャンパス 藤原洋記念ホールで開催されました。

 予選を勝ち抜いた計5チームが、様々な企業から出題されるテーマに対して創造力と実践力を動員し、今までにない革新的なアイデア・プロトタイプを創りあげました。

 本校生K君と他校生2名で結成された計3名のチームは、
テーマカテゴリ「医」FINALISTとしてLIONから出されたテーマの中高生の日常の中に「予防医療」を溶け込ませるモノというテーマに対し、「Chiron」を提案し、見事決勝大会で第1位となりました。

 応援、ありがとうございました。
 「Chiron」の説明
 説明 現代の中高生は昔と違い、「睡眠時間」「運動時間」が減ってきています。その原因となるのが「スマホ」なのではないかと考えました。スマホからなぜこれほどまでに離れられないのかというのを考えたところ、「LINE」などのハードウェアを通したリアルタイムのコミュニケーションが原因と考えました。インサイトとしては、「友達から未読スルーだと誤解され嫌われたくないので、スマホから離れられないが、自分の今やりたい•やるべきことに集中したい」ということになりました。そこで、自動返信機能という機能を兼ね備えたスマホをロックするものが必要なのではないかと考えました。 また、沢山のアイデアを出していく中で、予防医療の概念は「予防注射などの医療に近い物」より「ランニングなどの日頃からの運動や、ストレス軽減のために、時間を有効的に使う」といった、簡単で身近な物なのではないかと考えました。
 中等部3学年 K君の感想

 初めてのことばかりで、悩んだり戸惑ったりすることも多くありましたが、努力が優勝という結果として認められたのがとても嬉しかったです。また、多くの壁を乗り越えられ、自分の成長に繋がったと思います。
 この大会に参加して答えのない正解を出す思考力や、課題の本質を見極める力を養うことができました。今回のプログラムでは、課題の正解がない上に課題の原因が正しいとも限りません。最初は新しい形の問題に戸惑いましたが、慣れていくと、地球温暖化などの世界規模の問題も同じように、正解のない問題であると気がつき、このような思考力は重要な力であると実感しました。そのため、これからもこういった思考力を鍛えるようなプログラムに積極的に参加して行きたいと思います。また、北海道で行った市場調査では、作り上げてきた物を会場にいる人に直接聞き、問題点を聞き解決するということをしました。そこでは、手短に、且つ分かりやすく説明し、重要な感想を聞き逃さないことが求められました。初めての経験でわからないことも多かったのですが、初対面の人であっても、緊張しないような度胸や、コミュニケーション能力を養えました。こうした一つ一つの新しい経験が成長に繋がり、成功にも繋がっていったのだと思います。
 解決すべき課題を見失いそうになってしまったり、良いアイデアが浮かばなくなってしまった時は、ステップを進むごとに、課題に沿った考えができているかと自問自答し、見返しながら進むことで解決しました。また、アイデアが浮かばなくなった時は、一度他のことを考えたり、外に出てリフレッシュしたりして頭の中をリセットしてから改めて考え直しました。
 思考力を鍛えるこういったプログラムは中高生のうちにしか出来ず、学校では学びきれないことも多くあるので、社会人になった時の自分の可能性を広げるようなプログラムにこれからも積極的に参加して行きたいと思います。
モノコトイノベーションHP  http://www.mono-coto-innovation.com/

モノコトイノベーションFacebook https://www.facebook.com/mono.coto.Innovation/
   
 
優勝インタビュー

プレゼンの様子
   
   
開発したものを説明