全国高校生マイプロジェクトアワード2019 関東サミット出場

   全国高校生マイプロジェクトアワードは、自ら気づいた課題を探究し、身の回りの誰かのために行動した高校生のための「学びの祭典」です。本校生が活動した「江戸取フードドライブ」と「えどとり服のチカラプロジェクト」が学校部門で、「移植医療〜未来のために「今」やっておきたいこと〜」が個人部門で書類審査を通過し、2020年2月9日(日)桜美林大学新宿キャンパスで開催された関東サミットに出場しました

 関東サミットでは、関東地方の1都6県に山梨県、静岡県、長野県、新潟県を加えた1都10県から選ばれた高校生達がそれぞれの思いを込めて、自ら行ったプロジェクトをプレゼンテーションしました。本校生徒も、それぞれのプロジェクトをどのような思いで始めたか、活動の中で難しかった点、学んだ点などをプレゼンしました。残念ながら全国大会には残ることはできませんでしたが、さまざまな活動を行っている高校生同士で学び合える貴重な機会となりました。

 学校内や学校外で、自らできることを考え行動している皆さん、次はあなたの番です。貴重な機会なので積極的に出場して行きましょう。
  高2Mさん 感想
 マイプロジェクトアワード関東summitに書類審査を通過して、出場しました。結果は、予選で終わりましたが、書類審査が通り、みんなの前で発表できたことがとても嬉しかったです。
 今回参加し、同じ高校生の中に、とても熱い思いで色々なことに挑戦してる人がいることを知り、自分ももっと色々なことに挑戦しようというやる気を貰えたことが一番良かったことです。また、私が実施した活動が無意味なものではないと実感することができたので、この活動を後輩にも受け継いでいき、更に、大学生になったらまた、一から一緒に活動してくれる仲間を探して子供の貧困のためにフードドライブなど、自分たちが出来ることに取り組んでいこうと思いました。フードドライブは、一人ではなく、みんなと協力したことによってうまく行ったと思います。
 多くの発表を聞く中で、みんなが自分のプロジェクトに対して、楽しみ、興味関心を持ちながらやっていることが伝わってきて、私は、活動した時に、自分がワクワクしていなかったことに気づきました。もっと、自分がした"フードドライブ"という活動について、知り、それだけでなくその活動を広めるために、小学校に行って話をしたり、他に私たちと似た活動をしてる人たちと交流したりと、どうしたらより良い活動になるか自分から積極的に考え、みんなを良い意味で巻き込んで行動できていたらよりよい結果になったと思います。
 大会中に審査員の方や、話を聞いてくれた高校生や大人の方から様々なアドバイスやアイデアを貰いました。このアイデアを、私が高校生の間に実施することは正直難しいです。今回学んだことを後輩に伝えて、後輩達がフードドライブをやろうというきっかけづくりをしていきたいです。
 高2Nさん 感想
 「江戸取フードドライブ」というプロジェクトを同じクラスのMさんと発表してきました。
 まず、私自身このような発表をすることが大の苦手で今まで避けてきました。せっかくの機会なので参加してみると周りの人のレベルに圧倒されました。関東サミットには予選、決勝とあったのですが、予選の段階でみんな自信を持って、発表しており同じ高校生とは思えませんでした。こんなにすごい高校生がいるんだなといい刺激を貰えました。
 勉強だけでなく、このような機会を経験したいと思っていたのでマイプロジェクトアワードに参加出来て良かったです。そして、自分ももっと発表が上手くなるように学校の発表で精進していこうと思います。
 高1Aさん 感想
 私たちは服のチカラプロジェクトについて発表した。あまり練習する時間を取れなかったが、元気よく発表できたと思う。予選突破はならなかったが、とにかく学ぶことがとても多くあった。サポーターや発表を聞いてくれた人からのフィードバックを受けて、ただ元気よく発表するだけでなく、聞き手に語りかけるような要素が私たちの発表に足りていなかったと思った。そして、難民の人達に対して私たち高校生ができることをもっと試していくべきだと感じた。また、他のチームの発表を聞いて感じたことが沢山ある。同じ高校生とは思えないような行動力を持つ人達が沢山いて、自分はまだまだだと思い知らされた。1番印象に残っているのは、「高校生が命を救う」という発表。町にどの時間帯でもすぐに使えるAEDがない状況を変えるために行動を起こし、「高校生に何が出来るの」という辛辣な言葉を受けながらも諦めず、結果に結びついたことがとてもすごいと思った。
 様々な人から刺激を受け、他校の高校生と交流する機会にもなり、非常に濃い一日だった。今回見えてきた改善点を踏まえて来年またリベンジしたいと思う。
 高1Nさん 感想
 えどとり服の力プロジェクトについて発表しました。
 参加するまでは、学校でアンケートを取るだけで十分だと思っていたり、市役所にまで協力をお願いするのはやり過ぎだと思っていました。しかし、他のプロジェクトの発表を見てみると、これらのことを当たり前のようにやっていて、東京都の市役所の方も高校生にどんどん協力しますとおっしゃっていたことが衝撃でした。
 来年は、服を集めるだけでなく、集める理由を子ども達にもっと分かりやすく広めたり、江戸取生以外とも活動したいという思いを抱きました。
   全国高校生マイプロジェクトアワード2019のHPはこちらです。